一級建築士と偽った東京・江戸川区の建築士が建築士法違反などの疑いで逮捕

東京・江戸川区の二級建築士が、1級建築士と偽り、葛飾区役所などに建築確認申請書を提出して、住宅の設計などを行ったとして、警視庁は東京都江戸川区の２級建築士・鈴木均容疑者（６３）を建築士法違反などの疑いで逮捕した。

警視庁などによると、鈴木容疑者は１級建築士の免許証をコピーして、東京都内や千葉県で住宅の設計を繰り返していたとみられ、首都圏だけでも８０件近くの建物に関与した疑いが持たれている。

鈴木容疑者は取り調べに対して、「箔をつけるためにやった」と容疑を認めているという。

全国で起きている一級建築士の偽装問題

一級建築士の偽装問題は、これまでも全国で発生しており、留まる気配がない。
家は、一生に一度の買い物なので、設計を委託する前に、しっかりと免許の有無を確認をしましょう。決して大手だから安心という訳ではありません。

これまでに起きた一級建築士免許偽装事件

一級建築士免許偽装問題、新たに神奈川県で２件判明
一級建築士免許偽装問題 積水ハウス元社員ら新たに９人が発覚
一級建築士免許偽装問題 日建設計元社員ら新たに５人 計２０人に

一級建築士登録の確認をする方法

一級建築士登録の確認をする方法はヤフー知恵袋にもあるので参考にしてみてはいかがだろうか。

a.「一級建築士名簿の閲覧」
日本建築士会連合会建築士登録部 および 各都道府県建築士会にて申請できます。
メールは不可。原則窓口にて。ただし、氏名と登録番号がわかる場合は電話にて、一級建築士かどうかの回答を得ることができます。
詳しくは：日本建築士会連合会を参照ください。

b.「建築士事務所での確認」
設計を委託する場合に限り、設計事務所（建築士事務所）にて所属建築士名簿を閲覧することができます。
（これは「建築士法 第二十四条の六 （書類の閲覧）」 にて定められ、建築士事務所には公開の義務があります。）

c.「設計者に直接、建築士免許証の提示を求める」
重要事項説明の場合を除き、建築士には提示の義務はありませんが、倫理的にも提示を断る一級建築士はいないと思います。