世界的デザイナー、クラウディオ・コルッチの国内過去最大規模の展覧会

東京、パリ、ジュネーブ、北京、上海を拠点に、世界的に活躍するデザイナー、クラウディオ・コルッチが、東日本大震災から２年を迎えようとする３月５日(火)〜３月１０日(日)に、代官山ヒルサイドフォーラム＆ギャラリーで、自身では国内過去最大規模となる展覧会を開催する。

pourjours のデザイン

昨年末、東京の表参道にオシャレなショコラトリー「pour jours(プールジュール)」がオープンしましたが、クラウディオ・コルッチは、アートディレクターとして内装設計、家具、パッケージ及びショコラ、ロゴデザインまでトータルで手掛けている。

新ショコラトリーpourjours

内装のデザインコンセプトは、『古典様式と現代的なスタイルが融合する、パリのサロン』。
フランス・パリの伝統的な建築様式に見られるアーチを、ファサードとインテリアの双方に取り入れ、内と外の繋がりを持たせている。 基調としたグレーが新しいエレガントさを出し、ポップでカラフルな色はより広い客層に対して明るい印象を与え、店内への間口を広げている。真っ白の人工大理石を使ったユニークなオリジナル家具が、空間のアクセントとなっている。

展覧会のタイトルはCOLOURISTIC!

そんな世界で活躍するデザイナー、クラウディオ・コルッチの展覧会のタイトルは『COLOURISTIC!』。
クラウディオ・コルッチにとって、「色」は人の「感情、意志」を表すものでもあり、「生きること・暮らすこと」とリンクしている。“ 豊かに「生きること 」は、すなわち人ひとりひとりが「色をもつこと」「あらゆる色とまず向き合うこと」” と考えている。

カラフルで斬新な近年のオリジナル家具作品に加え、光が織り成す幻想的なインスタレーションを展示し、「色」と「素材」と「デザイン」の可能性をこれからの日本の衣・食・住環境へ向けて問いかける。

日本に暮らし、デザイン活動を始めて17年という歳月が経つクラウディオ・コルッチ。
２０１１年の東日本大震災以降、「これまでお世話 になった日本に、もっと元気になってもらいたい」という想いが湧きあがってきたという。

展覧会では、色の可能性を最大限に引き出したデザインを使い、「もっと自分を表現しながら、これからを生き抜いてほしい・楽しく暮らしてほしい」という日本の人々への願いが込められている。

展示会名	クラウディオ・コルッチ展『COLOURISTIC!』
会場	ヒルサイドフォーラム& ギャラリー
住所	東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF 棟
入場	無料
備考	2013 年3 月5 日（火）～3 月10 日（日） 11:00 – 21:00 オープニングレセプション：３月５日（火） 18:00 – 21:00 プレスプレビュー：３月５日（火）13:00 – 17:00 ※会期中クラウディオ・コルッチと親交のあるゲストによるデザイナートークも開催予定。