映画とインテリアから見るデザイナーの生き方。マノロ・ブラニク

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寒いですね。

寒いーって思いながら現場でぼんやりしてるところを
写真撮られました、の図。


改めまして2018
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


新年は4日からお仕事スタートしています。
早速の現場。

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さて。
今日は映画の話なんぞ。

「マノロ・ブラニク トカゲに靴をつくった少年」という映画が公開されています。
シューズブランドのマノロ・ブラニク、その華麗なる手仕事に迫るファッションドキュメンタリー(89分)でして、
インタビューをおしゃれにまとめてある、なんていうか、生き方のコラージュ?みたいな映画なのですが

まぁ、これが、素敵でした。

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興味のない人には退屈な映像かもしれませんが、私はとても面白かったです。

ひとつのことに集中する、没頭する、情熱を注ぐ、それだけを極めていく、って、シンプルなことを一途にやってるだけなんです。
マノロ・ブラニクはもういい歳したおじさんですがとっても無邪気な子供のようで、チャーミングで、まぁ大人として社会人としては問題児なんだろうけど・・・靴にかけるパワー、靴を履いた女性を美しく魅せたいというただひとつの欲求にとりつかれている、デザイナーとしては一流の道を突き進んでいて

激しく刺激を受けました。
モチベーションあがりまくります。



それに。

靴は、良いものを履きたいなぁ。

とか。

美しいものに囲まれて生きたいなぁ。

とか。

単純でありきたりな感想ですみませんが(笑)この映画をみると改めて思ったりします。
(そしてちょっと自分の生活を省みたりしてしまいます・・・)



で。



それはインテリアにもつながる話。

世界のファッションデザイナーがどんな家に住んでいるか、というインテリアの本を見つけました。
マノロ・ブラニクの家。
イヴ・サンローランの家。
アルマーニの家。
ルブタンの家。
ココ・シャネルの家。

・・・・。

こういうところに住んで、
こういう空間で仕事をしているから、
こういう発想、
こういうデザインが生まれるんだな、っていうね。


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モードデザイナーの家
イヴァン・テレスチェンコ
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映画からつながって

お気に入りのインテリア本がまた1冊増えました。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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