災害時や緊急時に非常食・保存食にもなる食用家具シリーズ

一般的なテーブルはほぼ永久的に使えるように設計されておりますが、デザインスタジオ lanzavecchia + wai は、非常食にもなる食用家具シリーズを公開しております。

食用家具はキャンディのコーヒーテーブル、チョコレートチェア、穀物のソファー、そして乾パンテーブルの４つのコレクションで構成されており、非常時に栄養素となる炭水化物やタンパク質、糖分を含む家具シリーズです。

硬いキャンディのコーヒーテーブル

机のトップに７キロのハードキャンディ（５．６キロの砂糖） を使用しております。

チョコレートチェア

脚と背もたれにホワイトチョコレートを２４キロ使用したチョコレートチェア。

穀物のソファー

穀物のソファーには、背もたれに１９５キロのお米が使われ、ベンチには１９．５キロの乾燥豆と３キロの綿が使用されています。

乾パンテーブル

乾パンテーブルのトップには１５キロの小麦粉に、脚は非常食用コンビーフ３６缶が使用されています。

本当に必要なときに消費される家具

一般的な家具は、非常時に隠れるためのものでしか役にたちませんが、lanzavecchia + wai の食用家具シリーズは、私達が本当に必要なときに消費されるように自分自身を提供しています。

それは、まるで今の時代を反映しているかのような、本質を捉えています。私たち人間は、基本的な必需品が何であるかを再度考えなければいけません。

動画：AUSTERITY – edible furniture for times of crisis

AUSTERITY - Edible furniture for times of crisis from Lanzavecchia + Wai on Vimeo.

AUSTERITY – edible furniture for times of crisis