「宝塚 RC打放しの家」‐7‐やっぱり青空が良くにあう
2015年10月9日
「宝塚 RC打放しの家」‐7‐やっぱり青空が良くにあう
前回、打放しは雨もいいと書きました。
しかし、青空は尚いい。
僅かですが、上部が見えるようになりました。
10月初旬、1階ダイニング・キッチンの奥深くまで光が差し込んでいます。
左手にある階段を上ると、2階には「P室」と名づけられた、部屋につながります。
ル・コルビジェは「建築それは陽光のもとでの形態の正確かつ壮麗なるたわむれ」と言いました。
秋の陽光が、壁、天井とたわむれているのです。
2階にある「P室」は、目的が明確な部屋ではありません。
本を読んだり、光が壁に当たる様を眺めたりする部屋。いわば余白です。
余白は、更に外部の余白と深い庇でつながっています。
日本建築で言う、縁側にあたる空間なのです。
現在は足場があるので、屋根上にも上がって来ました。
梅田の高層ビル群、阿倍野のハルカス、空気が澄んでいる日は、りんくうゲートタワーまで見えるそうです。
簡単に、1時間位は経ってしまいそうな景色でした。
正面は西側ですが、階段のある東側は3mから4mの擁壁になっています。
こちらの姿も、なかなか刺激的なものになるはず。足場が取れるのは、11月中盤あたりでしょうか。
晩秋の陽光とたわむれる姿を、心待ちにしているのです。
文責:守谷 昌紀
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【Events】
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■homify(ドイツ)に8月11日、homify(ポーランド)に8月18日「加美の家」が紹介されました
https://www.homify.de/ideenbuecher/42022/beton-in-seiner-schoensten-form
■「セブンドリーマーズ・梅田ラボ」4月2日 OPEN
http://atelier-m.com/blog_mm/blog/4177
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『賢者の選択 Leaders』で紹介されました
http://kenja.jp/company/mov.php?tarC=kenja&tar=494
■『ハウジング 5月号』3月20日発売に
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http://www.atelier-m.com/w/oriono/w.html"
■webマガジン『homify』1月27日イギリス版に
「加美の家」掲載
http://www.atelier-m.com/w/kami/w.html
■『大改造!!劇的ビフォーアフター』9月20日
「住之江の元長屋」が再放送されました
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◆メディア掲載情報
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株式会社一級建築士事務所アトリエm
夢は必ず実現する、してみせる。
一級建築士 守谷 昌紀 (モリタニ マサキ) 1970年 大阪市平野区生れ 1989年 私立高槻高校卒業 1994年 近畿大学理工学部建築学科卒業 1996年 設計事務所勤務後 アトリエmを設立 2015年 株式会...