はやきこと風のごとく‐1429‐
2017年11月13日
はやきこと風のごとく‐1429‐
一昨日、11月7日発売の『ESSE』という女性誌に、「松虫の長屋」の写真が掲載されました。
『快適で「楽しい!」家づくり』というテーマで3ページにわたり、8軒の家が紹介されています。
写真が1枚だったのは残念ですが、選んでもらった嬉しさもあります。
表紙は仲間由紀恵さん。もしよければ手に取ってみて下さい。
先週末の埼玉行きですが、連休の渋滞予測もあり、夜遅めに大阪に戻るイメージでした。
11月5日(日)ライン下りを終え、10時半頃に長瀞を出発。
秩父から甲府へ抜ける国道140号線は通行量の多い道路。早めの出発で、昼過ぎの甲府着を目指します。
峠では間もなく紅葉のピークといった感じでした。
甲府まで約2時間半。
駅前の駐車場に車を停めて、徒歩でウロウロします。
駅北の広場では、山梨ラーメングランプリなるイベントが開催中。
全国から味自慢のラーメン店が集まり、1杯800円で投票が行われるそうです。
凄い行列で、うちの子供達は屋台のたこ焼きと肉まんを食べていましたが。
駅前に建つ山梨文化会館は 丹下健三の設計。1966年の完成です。
何本かみえる筒状の部分には、縦動線が収まっているのでしょう。コンクリートの強さ、自由な造形を活かした建物です。
その隣に建つのは山梨県立図書館。
高さはかなり抑えられ、時代の気分を感じさせます。
明るく、開かれた図書館で、多くの市民が利用していました。
駐車場が1時間無料となっており、このあたりの配慮には好感がもてます。
2階は、受験生が多く勉強しているようでした。
入試まであと2、3ヵ月。ピリピリとした空気感が伝わってきますが、ここで勉強できる甲府っ子は幸せにみえます。
駅の南にある武田信玄像。
甲府城跡も駅南にあります。
これは豊臣が築いた城で、信玄がここで采配を振るったわけではありません。
しかし、天守閣跡から甲府盆地を見渡せば、その美しさは他に類のないものです。
盆地の向こうには富士山も見えます。
戦国最強とうたわれた武田軍は、三方ヶ原の戦いで、織田、徳川連合軍を打ち破りました。
歴史に「たられば」はありませんが、信玄がもし早世していなければ、という話はよく聞きます。
ここ甲府が日本の首都になっていた可能性も十分にあった訳です。
今回は11月4日(土)は青→草津、黄緑→諏訪、5日(日)はオレンジ→長瀞、赤→甲府、黄→大阪と1100kmの旅。
大阪に戻ったのは深夜12時でした。
土曜日は、草津で大きな虹が見えました。
ぶつぶつ言いながらも子供が着いてきてくれるうちに、少しでも沢山の景色を見せておきたいと思います。
年末は、夏休みにキャンセルした47都道府県最後の宮城への旅の予定です。
冬の東北ですが、一番好きなフェリーの旅で完結したいと思っています。
風林火山は言わずとしれた武田家の旗印。
今度は何とか出掛けられるよう、疾(はや)きこと風のごとく正しい判断を積み重ねるのみです。
◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記
株式会社一級建築士事務所アトリエm
夢は必ず実現する、してみせる。
一級建築士 守谷 昌紀 (モリタニ マサキ) 1970年 大阪市平野区生れ 1989年 私立高槻高校卒業 1994年 近畿大学理工学部建築学科卒業 1996年 設計事務所勤務後 アトリエmを設立 2015年 株式会...