それでもやまない雨はない‐1426‐
2017年10月31日
それでもやまない雨はない‐1426‐
先週の台風21号に続いて、22号が発生。
2週続けて、大雨の週末になりました。
土曜日は「中庭のある無垢な珪藻土の家」の撮影の予定でしたが、延期せざるをえず。
緑を囲む京都のオフィス「(仮称)山本合同事務所」。
家事動線がコンパクトな「白のコートハウス」。
築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉。
木、金、土の現場回りはずっと快晴で、1日ずれていればと、歯噛みしたくなります。
昨日はJRでの移動でしたが、昼頃はかなり強い雨脚でした。
淀川も増水していましたが、直撃ではなく先週ほどの被害はなかったようです。
昼には大阪に戻り、ショールームでの打合せに。
グランフロントにあるリクシルで2時間半みっちり打合せをしました。
夕方頃には雨もあがり、神戸方向から夕日も差してきたのです。
梅田にも人足がもどり、どことなくホッとした気分になります。
例えに出して申し訳ないのですが、「やまない雨はないというけど、本当だろうかと思っていた」と元プロ野球選手・清原和博が話していた場面をみたことがあります。
FAで、西武から念願の巨人に移籍したが、思うような成績をなかなか出せず。
また、松井秀喜との主砲争いに敗れ、夜遊びばかりとメディアからバッシングを受けていた頃を指してのコメントでした。
やまない雨がないのは間違いありません。しかし、晴れがやってきたとしても、またいつか台風はやってきます。
数限りない栄光を手にしてきた彼が、本当に超えられなかったのだろうかとも思いますし、早熟の天才だったからこそ超えられなかったのかもしれません。
先週、ある計画のプレゼンテーションをした後、断りの連絡を貰いました。
私も設計したいと思っていたにも関わらず、断りがはいったのは久し振りです。
負け惜しみもありここで書いているのかもしれませんが、この経験を少しでもプラスにしなければ、同じところを行ったり来たりするだけです。
今回は良かったですが、またいつか大型の台風が直撃する機会はあります。
ならばそれを想定し、準備し、危険も含めて、生きることを楽しむしかありません。
それでもやまない雨はないのですから。
◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記
株式会社一級建築士事務所アトリエm
夢は必ず実現する、してみせる。
一級建築士 守谷 昌紀 (モリタニ マサキ) 1970年 大阪市平野区生れ 1989年 私立高槻高校卒業 1994年 近畿大学理工学部建築学科卒業 1996年 設計事務所勤務後 アトリエmを設立 2015年 株式会...