お互いを知ることって、とっても大事!
2016年3月22日
ここ数年、いろんな家創りで、
いろんなお客様と出会います。
いろんな家創りに関わらせていただく中で、
とっても大事にしていること。
それは、「お互いを知る」ことです。
当たり前だよね。
と思われた方も多いと思います。
建築家は、建築家としての経歴、経験、建築に対する考え方。
お客様は、日常の生活スタイルや要望、こだわり。
家創りをするのが目的であれば、
家に対する思いやスタンスを知って共有できれば
ある意味、スムーズに家創りは進んでいきます。
でも。
私は、家を創ることを目的にしていません。
家創りを通して、御家族の豊かな未来の実現を目指しています。
なので、家に対する思いだけではなくて、
性格から、モノの考え方や価値観まで、
いろんなことを「知ろう」とアンテナを張り巡らします。
もちろん、私自身のことについては、常にオープンにしています。
自分から心を開かないと、相手も開いてくれないという価値観を持ってるから
なんだと思いますけどね。
よく、例えるのですが、
お客様というよりは、恋人に近いですかね。
恋をすると、相手のことを知りたくなったり、
自分のことを知ってもらいたかったり、
どんなことをすると喜んでもらえるのかを一生懸命考えて、行動します。
ただ、恋をすることが目的じゃないですよね。
二人でいることで、幸せを感じることが目的。
そんな関係性を目指しているんだと思います。
なので。
お互いを「深く」知る、知ってもらうことを、とっても大事にしています。
だからこそ、竣工するころには、昔からの友人のような、
そんな関係にさせていただけるんだと思います。
お互いを深く知ること。
これからも大事にしていきます!!
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自由なセレクトは建築家との家創りならでは!
2016年3月21日
昨日は、オープンハウスの二日目。
大きな屋根と縦格子が印象的な、和モダンな家。
完全予約制にしたこともあって、
ご来場いただいた方々とじっくりお話できました。
かなり急な告知だったのですが、
ご来場いただけたことは、とてもよかったです。
写真は、玄関から和室の南側にある縁側への引き戸。
縦格子の隙間から縁側がチラッと見えてるのがポイント。
来客は、自然とこちらへ導かれていくんです。
こちらの建具。
実は、パナソニックの既製品の引き戸なんです。
最近は、既製品の戸でも、質やデザインがよいので、
使う機会も増えてきています。
和室は、縁のある畳。
しかも、表面には、イグサを採用しています。
和室は、イグサの香りで包まれています。
何だか、とても落ち着きます。
ただ、最近は、このイグサの香りを知らない方もいるそうですよ。
寝っ転がって、ゆっくりしてみたいです。
畳以外の床には、ウォルナットのフローリング。
床暖房を採用しているので、無垢のフローリングを使えないため、
複合フローリングなんですよ。
ただ、表面に2mmの厚さのウォルナットが張ってあるので、
肌さわりや風合いは、無垢材そのもの。
もちろん、経年で色が変化していく姿も愉しめます。
2mmの厚さがあるので、
何か堅いものを落としてしまっても、下地が見えることがほとんどないので
安心ですね。
通常ですと、0.6mmなので、何か落とすと削れて下地が見えてしまいます。
ちょっと値段は高いのですが、こちらのタイプがお勧めです。
家は、いろんなモノの組み合わせで構成されています。
全てを本物を採用するのが理想なのですが、
適材適所、コストバランスに合わせて、
厳選した新建材も組み合わせていくとよいと思います。
もちろん、肌に合う、合わないは、一番重要ですけどね。
いろんな種類やメーカーのある中で、
自分にとって最適な素材をセレクトできるといいですよね。
そのセレクトのサポートは、建築家ならではだと思います。
そんな自由なセレクトがお好みであれば、
ぜひぜひ建築家との家創りを考えてみてはいかがでしょうか。
愉しいですよ。
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お客様らしい空気を感じる
2016年3月20日
昨日は、とある家創りの現場へ。
現場といっても、すでに家は引き渡しが完了しているので、
生活はスタートされています。
外構が、少し残っていたので、建物引き渡しの後に工事を続けていました。
昨日は、工事が完了して、その検査の立ち会いでした。
南側の大きな窓の外には、大きなウッドデッキが連続しています。
外壁に合わせた色が、何ともいい雰囲気。
床に敷きつめた、レンガタイルの風合いや色が、とても優しい。
ここだけ、ゆっくりとした時間が流れているような感じでした。
駐車場側に設置した、立水栓です。
車を洗ったりする時に使います。
床に埋まっている散水栓ですと、使い勝手が悪いので、
こちらにしました。
さらに!
冬場にお湯が出るといいなということでしたので、
給湯も可能になってるんですよ。
いちいち中までお湯を汲みにいかなくてよいので便利です。
全てステンレスでできているので、長持ちするのもよいですし、
見た目もスッキリしていますよね。
外構の検査はひと通り完了して、問題なし。
これで、全ての工事が完了となりました!
その後、引き渡しが済んで、引越し中の家にお邪魔させていただきました。
何もなくて、がらんどうだった家ですが、
新しい家具や家電、カーテン等が入っていて、とっても素敵でした。
すでに、お客様らしい家といった空気感になっているのを拝見して、
とっても嬉しかったです。
写真は、和室の一角に採用した、プリーツスクリーン。
和紙調の素材感が、とっても上品でした!
竣工した後、暮らし始めてから
こうやってお邪魔して、その空気を感じる時って、
とっても幸せです。
家のことをいろいろお話になる時の、お客様の表情が
とっても素敵なんです。
その表情を見ていると、ほんと、嬉しいです。
そんな素敵な笑顔になっていただけるような
家創りに関わらせていただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
もっと。もっと。
いろんなお客様の笑顔のために。
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デザインも大事ですが、スケール感はもっと大事!
2016年3月19日
昨日は、とある家創りの現場へ。
こちらの写真は、そのワンショット。
娘さんの部屋に採用したドアにある、ミッキーの小窓。
ちょっとしたことなんですけど、
何だか、とてもほほえましい感じです。
夜に娘さんの部屋にいくと、
ミッキーが迎えてくれるんですからね。
こんなカチッとした和室があったりします。
玄関脇にある、来客用の和室なんです。
おもてなしする意味でも、あまりくだけた感じではなく、
キチッとしておきたいということで、
かなりしっかり創りこんであるんですよ。
昨日、こちらの現場へ行った理由は、
これから家創りを考えていらっしゃる方がいらして、
ちょうど同じくらいの床面積になる予定。
その広さの感じをつかんでいただきたかったのもあって、
昨日、ご案内しました。
「ちょうどリビングとダイニングが、こことここを足したくらい」
「主寝室は、こちらの同じ広さです」
「天井の高さは、こちらのこの部分以上あります」
そうなんです。
どうしても、図面ですと広さや高さの感覚が
つかみにくいので、こういった機会に体感していただきました。
だからといって、住宅展示場にいくわけにもいきませんし、
なかなかお伝えするのが難しいんです。
そんな時に、こういった竣工間際の家があると
いいですよね。
こちらのお客様。
ずいぶんと理解いただけたようでなによりです。
今年は、一年通して、何らか見学していただける家がありそうです。
タイミングによって、どんな家になるのかはわかりませんが。。
写真や画像、図面でイメージをふくらましていただくのは
とっても大事なのですが、こうやって、広さの感じを
実際に体感していただけると、よりいい家創りがしていけると思います。
スケール感。大事ですので。
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一つ一つのプロセスを着実に!
2016年3月18日
昨日は、いろんな家創りのことで、
法的な解釈にについて、確認サービスさんへ
事前相談に行ってきました。
建築基準法という法律があるのですが、
法文をどうとらえるかで、ずいぶんと違った解釈になったりします。
それを補足する意味で、各市町村が細かな規定を
決めているのですが、それでも、まだ曖昧なところがあったりするんです。
それを、どう扱うのかは、確認申請を審査するところに
確認するのが、一番です。
後で、大変なことになるといけないので、
必ず、不安に思ったことは、事前に相談して、解決しておくようにしています。
当たり前なのかもしれませんが、きっちりしておきたいですよね。
地面にロープが敷かれています。
これ。
実は、これから着工予定の小さなオフィスの外形なんです。
地盤調査をするために、家の外形を出しておいたんですね。
実は、地盤調査の様子を確認しようと思って、現地に行ったのですが、
時すでに遅し。
すっかり撤収していました。
でも、早くに撤収したということは、地盤が良かった証拠。
(地盤が弱いと、調査時間は長くなりますので)
明日には速報値が出てきますが、愉しみにしておきます。
といいつつ。
地盤補強の費用も仮で予算取りしてありますので、
有る程度までは、地盤補強があっても、問題はありませんが。
地盤はきっちりしておきたいですからね。
夕方からは、街中にある、住宅展示場へ。
昨日は、勉強に行ったのではなく、打合せ。
詳細な内容は別として、とある家創りの件で、
顔合わせのような感じでした。
いろいろお話できて、よかったです。
家創りには、いろんなプロセスがあります。
ひとつひとつのプロセスを、確実に、きっちりと押さえながら、
一歩ずつ進んでいくことが大事です。
その積み重ねによって、自然な流れで、
納得の家創りが実現していくんだと思います。
一歩ずつ。着実に。
もちろん。愉しくですね!
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家創りは終盤もいいのですが。。
2016年3月17日
昨日は、とある家創りの現場へ。
家は、ほぼ完成しています。
後は、外周りの工事を残すのみ。
敷地も大きいので、少しずつですかね。
内部のワンショット。
とっても広いLDK。
ウォルナットの風合いが、何とも大人っぽい印象ですね。
お客様をお招きする和室とリビングは隣接しています。
(チラッと見えていますね)
トップライトから、気持ちいい光が差し込んできます。
キッチンです。
白く爽やかなキッチン。
しかも、こちらにもトップライト!
明るいキッチンで、気持ちのいい時間を奥さまに過ごしていただきいたいですね。
実は、こちらの家。
限定ですが、オープンハウスを開催することに!!
このサイト内の別の箇所で告知していますので、そちらをご覧ください。
その後、別の家創りの現場へ。
こちらは、ちょうど駐車場の床の仕上げをしたところでした。
とてもきれいに仕上げてくれていました。
こんな風に、竣工間際は、出来上がった感じで、
好きなのですが、それ以上に、
少しずつ仕上がりながら、変化していく姿も大好きです。
その変化も含めて、お客様と一緒に愉しんでいけるような
家創りをし続けていこうと思います。
愉しく。愉しく。
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トーヨーキッチンはカッコいいだけじゃない!
2016年3月16日
昨日は、とある家創りのため、
お客様とトーヨーキッチンのショールームへご一緒してきました。
キラキラしたキッチンが、ゆったりとした空間に展開します。
メタリックで、浮遊感のあるデザインが特徴です。
メタリックにもいろいろあるのですが、
ベースは、ステンレス。
ステンレスと言っても、フラットな面状ではなくて、
凹凸があったりします。
シンクは、とっても大きくて、使いやすそう。
見た目のデザインもきちんとしてありますが、
こういった使い勝手にも、きちんと目が行き届いています。
こちらのキッチンは、キラキラしてきれいでカッコいい!という
印象が強いのですが、実はそれだけではありません。
キッチンを調理する場というだけの捉え方をしていません。
キッチンに「住む」なんて表現からわかるように、
もっと積極的な意味でとらえています。
なので、キッチン単体ではなくて、ダイニングなんかと
完全に一体化したタイプがあったりしますし、
家の真ん中にあってもおかしくないよう、四方がデザインされていたりします。
独特の世界観を持つキッチン。
いや。
キッチンというよりは、家具で、生活の中心。
そういった、素敵なキッチンがお好きな方は、
ぜひぜひ、ショールームで体感してきてみてください。
キッチンには、奥さまの個性が表れます。
奥さまが毎日使うものだからこそ、
機能はもちろん、デザインまでこだわって、
セレクトしていただきたいです。
ワクワクしますよ!
そんなベストなセレクトをサポートしていきます!!
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建築家の良さは、工事の時に最大化します!
2016年3月15日
昨日は、とある家創りの現場からスタート。
外部は、外壁が後半戦。
ブラックの外壁が、とてもいい雰囲気でした。
内部では、ちょうど床を張り始めていました。
お客様が、いろいろと見てまわって、比較検討して決めた
ウォルナットのフローリング。
その色ムラの雰囲気。とってもよかったです。
それが全面に展開する様を想像すると、ワクワクします。
天井や壁の下地がしっかり組まれています。
この時期大事なのは、下地がしっかり組まれているか。
断熱材がきちんと施工されているか。
配管が問題なく設置されているか。
その辺を重点的にチェックしてきました。
壁のボードを張ってしまうと見えなくなってしまうからこそ、
きっちりとみておくことが大事ですね。
いつも思うのですが、
こういった工事をお客様の立場からチェックするという役割は、
建築家との家創りで、もっとも重要な部分なんじゃないかと思っています。
午後は、別の家創りのため、
サンゲツのショールームへ行ってきました。
壁紙をセレクトしにいったのですが、
カーテンを検討されているお客様がいらっしゃるので、
そちらも合わせてみてきました。
少し光沢のあるグレイッシュなドレープ。
それに、少し濃い目のグレーのレース。
カーテンを主役にしてしまうのもありですが、
こちらのお客様は、全体的にシックで大人な雰囲気。
なので、こういった、落ち着いた雰囲気ながらも、
光沢のある素材で、遊び心を演出するのも良さそうです。
お客様のことを想像しながら、
いろいろセレクトするのって、ほんと幸せ。
恋人へのプレゼントを選んでいるのと同じ感覚感ですからね!!
だから、毎日愉しいです。
この愉しさをお客様と共有しながら、家創りをしていきます!
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住宅展示場って、いろいろ使えます!
2016年3月14日
昨日の午前中。
久しぶりに、住宅展示場へ行ってきました!!
日曜日の展示場は、すごい人!
何かイベントがあったみたいで、車も人もたくさんいました。
目的は、とあるハウスメーカーの展示場の見学と体感。
この時期だからこそなんですけどね。
必要な体感と情報は、早々に収集。
その後は、時間いっぱいまで、いろいろ見学してみました。
住宅展示場って、面白いですね。
いろんなタイプの家があります。
いろんな広さがあったり、
立派に見せるための工夫があったり、
最新の設備を導入していたり、
逆に、普通の家のスケールに合わせた家があったりします。
サンプルではなく、物理的に出来あがった家を
実物大で見れるっていうのは、いいですよね。
一緒に伺えるといいのですが、
さすがに、それはいけないかなと控えていますが。。
でも、一緒の展示場を見ていれば、
「あそこの●●ホームの、あの箇所。ちょうどあんな高さになったりします」
そんな会話が成立しますよね。
イメージもしやすいと思います。
家を建て始める時だけでなくて、
家のイメージを含まらせたり、設備の体感をする意味でも、
住宅展示場は、とてもいい場所なんですよ。
家創りをスタートさせている人。
ぜひそんな使い方もしていただけるといいと思います。
午後は、とある家創りの打合せ。
実施設計という細かな図面が完成。
最終の見積へ入っていく前に、最終確認をしました。
これから、いざ見積もりです。
次回お会いする時には、工事金額を提示することになります。
ドキドキしながら、お待ちいただきます。
夕方からは、とある家創りの敷地を視察へ。
候補になっている土地をいくつか連続で視察。
いろいろ気になる点もあったり、発見があったり。
実際に敷地を見ると、気がつくことっていっぱいあるんですよ。
ちなみに、写真は、視察中に見つけた花。
春が近付いているのを感じました。
これから、暖かくなっていくので、よりアクティブに、
愉しく邁進していこうと思います。
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自分と向き合うって大事ですね
2016年3月13日
昨日は、土曜日なのに、久しぶりに、
デスクワークな一日となりました。
朝起きてから、夜就寝するまで。
パソコンの前で、ほとんどの時間を過ごしました。
携帯の電源が切れてしまったことも忘れるほど集中してました!
実は、曜日に限らず、ほとんどを外出して過ごしているので、
これだけ、じっくりと集中できる時間は、とても貴重なんです。
デスクワークっていうと、
あまりアクティブでないので、いいイメージを持っていない方もいるかも
しれませんが、私にしてみたら、すんごいいい時間なんですよね。
関わらせていただいている、いろんな家創りの
現状の把握からスタートして、気になることのリストアップや
いつまでに、何をしていくことが必要なのかを確認したり。
各種申請に向けた資料の方針をきめたり。
もちろん、間取りや外観、内装のデザイン、色や素材のセレクト等も。
やることは多いんですけど、後に予定がないせいか、
心にゆとりをもって、取り組んでいけます。
そのおかげか、仕事の流れも、何だかスムーズになったりします。
新しいアイデアを閃いたりもしました。
といいつつ、新しいアイデアは、運転中によく浮かんだりします(笑)
デスクワークというよりは、
自分の仕事、さらには、自分と向き合う時間を持つという感じ。
いつも、いろんな人とコミュニケーションしながら、
いろんなことを考えたりするのですが、
そうでなくて、自分自身とのコミュニケーションって、
ほんと大事なんだなぁと痛感しました。
大先輩から聞いた言葉。。
「自分と向き合えない奴は、自分のことも、人のことが理解できない」
なるほど。
その通りですね。
これからは、もう少し、自分と向き合う時間を増やしていこうと思います。
今日は家創りっぽくない話題でした。
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ナイトウタカシ建築設計事務所
「らしさ」を引きだして、カタチにします。
人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...