解体された姿。ワクワクしますよ!
2016年4月1日
昨日は、とある家のリノベーションの現場からスタート!
ずいぶんと解体が進んでいました。
ちょうど、1階の床が解体されて、床の下地があらわに。
全てを一気に壊してしまうのであればよいのですが、
今回は、生かせる部分は残して、下地として
使っていく方針なので、解体するのも一苦労です。
大工さんが、とても丁寧に進めてくれていて、
よかったです。
2階は、ほとんど解体が完了していて、床下地が張られたり、
材料置き場になっていました。
しかし。
小屋には、最近では見かけないほど立派な梁が掛かっています。
ナチュラルなテイストの家であれば、
こういった梁を魅せるようなリノベーションでも面白いでしょうね。
一部、柱を抜いたりするところがあるのですが、
その辺は、大工さんと相談しながら、補強もしつつ、
進めていくことになります。
しかし。
解体している姿を見ると、とってもワクワクしてきます。
今までそこにあった雰囲気が一気になくなって、
次に生まれ変わる時には、全然違った空気感の家になるんですからね。
解体されてる姿を見ながら、それをイメージしているから
ワクワクするのかもしれませんね。
今から竣工が愉しみです!
夕方からは、LIXILのショールームへ。
昨日は、お客様に同行ではなく、単身です(笑)
カタログではわからない部分を、実物で確認することと、
以前作成してもらった資料の訂正依頼です。
用事はすぐに終わったので、
いろんな展示を見て触れて、イメージを膨らませてきました。
しかし。
平日なのに、待ちがあるほど、大混雑でした。
今週末には、桜が満開になりそう。
桜を見に行く時間はもてなそうですが、
運転中にチラッと見たりしているので、
それで済ませようと思っています。
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みなが力を発揮することが大事!
2016年3月31日
昨日は、設計を進めてきた、
小さなオフィスの地鎮祭に参加してきました。
とってもいい陽気で、何よりでした。
神主さんの張りのある大きな声が、
周辺に響き渡って、縁起のいい感じ。
最近、めったにやることのない、
地鎮行事を、一年ぶりに行いました。
写真を撮り忘れてしまったのですが。。
施主、私(設計者)、施工者が、それぞれ、
カマやクワ等をもって、
「エイ!エイ!エイ!」という掛け声とともに
動作をします。
久しぶりに体験してみて、
こういったこともやると、お客様にとっては、
とてもいい想い出になるんだろうなと思いました。
今度からは、ぜひ執り行うようにしていきたいです。
いよいよ明日から、正式に着工です。
ワクワクしますね。
午後は、とある家創りのため、大手企業さんの会社へ。
家創りの前に、既存建物の解体とか、敷地の造成が必要なんです。
その工事を行うために、各業種の専門家が集まって、
全体で調整・確認の会議だったんです。
不足していることはないか。
どんな流れになるのか。
スムーズに進めていくのに必要なことは何か。
真剣ながらも、和やかな雰囲気の中で
進めていきました。
実は私が最初にお伝えしたんです。
「堅苦しく考えず、ざっくばらんに、ストレートに意見交換しましょう」と。
変な駆け引きや遠慮はなし。
共通の目的を実現するためですので。
とてもいい情報交換をすることができて、よかったです。
家創りには、いろんな方々が関わります。
その方々が持ってる力を最大限発揮していただければ、
自他ともに素晴らしいと思える家が出来上がっていくと思います。
そういった雰囲気を創りだしていけるよう、
しっかり関わっていきたいと思います。
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プレカットって?大事なの?
2016年3月30日
昨日、移動途中の道路で見かけた桜の並木。
日当たりはよいのですが、まだ咲き始めといったところ。
このあたりは、今週末になると、桜が満開になりそうです。
何だか見慣れない感じの図面ですよね。
こちらの図面。
プレカット図面といいます。
設計図面の中にある、構造図をもとに、
プレカットをするために図面を書くんです。
プレカット?
と思われた方もいますよね。
昔は、棟梁が材料を一本ずつ加工しながら、
家の骨組みを組み立てていったのですが、
最近は、工場で事前に加工(プレカット)してきて、
ほとんと一日で建て方をしていくんですよ。
こちらで入力した図面内容で、実際に材料(木材)が
加工されていくので、とっても大事な図面なんです。
ここで図面との整合性や設計ではうまくいっていたのですが、
実際加工しようとすると、うまくいかなそうな部分を
洗い出したり、材料等の確認もしていきました。
問題なく、プレカットに入っていけそうです。
午後は、とある家のリノベーションの打合せ。
じっくりと時間をかけて、打合せをしてきたのですが、
いよいよ最終局面。
図面をもとに、
どこまでの工事をやるのか、
想定している仕様は問題ないか、
リノベーション故の工事上支障がないか等など
を順次確認していきました。
簡単なリフォームとは違って、
内部をすべて撤去(スケルトン)して、
一から作り直すので、しっかりと打合せが必要です。
お客様から、
「間取りができたら、すぐに工事に取り掛かれると思った」
と言われたのですが、
表面をきれいにするだけの工事ではないので、
新築の場合と同じくらいの密度が必要なことをお伝えしました。
あとで、
「ここをこうすればよかった」
その一言を伺わなくてよいように、
きちんと打合せして、確認していきたいです。
こちらのリノベーション。
いよいよ工務店による見積もりに入っていきます。
予算とのバランスがどうなっているのか。
ドキドキします。
私にしてみたら、
新築でも、リノベーションでも、家創りには変わらないです。
なので、関わる密度も同じ。
愉しくも、しっかりと、じっくりと進めていきます!
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敷地の法チェックはきっちりと!
2016年3月29日
昨日は、とある家創りのため、
市役所からスタート。
こちらは、新しい庁舎のワンショットなのですが、
庁舎の真ん中にある、吹き抜け+トップライト。
ガラス張りのエレベーターから見える感じは圧巻です。
ただ。。
別の市で建設された新しい庁舎と全く同じ。。
もう少し工夫があってもいいのかなと思ったりしました。
それはさておき。
役所に行ったのは、敷地の法規制を調査するためです。
最近は、インターネットで調べたりもできるのですが、
やはり、全てをきちんと確認するためには、
担当課にいって、調べてもらうのが一番です。
窓口で対応した人の名前も聞いてメモしておくのもポイント。
何かあった時に、いつ誰と協議したのかが大事ですからね。
いろんな課をまわって、いろんな法規制を確認。
ほとんど想定内だったのですが、
最後の最後で、少し気になる規制がありました。
これ。
出向かなければ、わからなかったかもしれません。
ほんと。行ってよかったです!
その後、敷地を調査。
広さ、長さ、高さを測量します。
気になっていたところが、クリアになってよかったです。
写真は、ちかくの風景。
この川は、これからの時期、桜ですごいことになるんですよね。
こんなところに住めるのって。
羨ましい限りです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
実は、昨日の夕方、久しぶりに、虹を見ました。
とってもきれいでしたよ。
きれいなものを見ると、心がいやされますね。
いろんな家創りが進んでいます。
どの家創りも、個性があって、ワクワクします。
そんな家創りに関わらせていただけることに感謝ですね。
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土地探しが大詰めへ
2016年3月28日
昨日は、とってもいい天気でした。
きもちいい陽気の中、とある家創りの打合せでした。
一昨日に続いて、屋外での打合せ!
この時期は、外で打合せするのも、なかなかよいですね。
ただし、日差しの強さに注意が必要ですよね。
この二日間で、すっかり顔が焼けてしまいました。。
こちらの打合せでは、
前回プレゼンした内容から、予算の減額があったため、
それに合わせた縮小案を提示させていただきました。
こだわりのいくつかは、機能同等ながらも、
コンパクトにしてご提案。
22坪の平屋に、4人が住まう家なんです。
計画してみて、思っていたよりきちんと住めそうでした。
ご両親との調整等、いろいろと検討が必要になりますので、
こちらのプランをもとに、いろいろとお話していただいて、
また、改めて家創りをすることになりそうです。
午後からは、土地探しからご一緒している
お客様と候補になっている敷地を一緒に視察。
既存建物の解体が済んでいたので、ずいぶんと様子がわかりました。
日当たりは申し分なく、ご要望の間取りも入りそう。
ただし、現状ですと、造成等が必要になる箇所があるため、
その分、土地の価格を下げてもらうような交渉が必要。
ということで、仲介している不動産屋さんへ。
状況を説明して、購入に向けて、前向きに進めている旨を
伝達してきました。
土地をずっと探されてきたお客様。
いろんな意味で、とてもいい条件の土地になります。
ただし、価格は、全体予算を圧迫しないようにしたいところ。
これから交渉しながら、進めていきます。
少しずつですが、前に進んでいます。
もう少しで、家創りがスタートなので、愉しみですね!
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オープンハウス会場で打合せ!
2016年3月27日
昨日は、江南市にある「きごころホーム」さんの
オープンハウスへお邪魔してきました。
自然素材をふんだんに使った、
優しい風合いの家でした。
写真は、書斎コーナー。
ほどよい高さにある細長い窓から、光が差し込んでくるので、
心地よく、自分の時間を過ごせそうです。
玄関の近くにある、お子さんの収納コーナー。
学校から帰ってきたら、ランドセルを置いたりする場所。
壁に設置したライン状の木部は、写真を飾ったりもできるし、
ここにS字フックを設置すれば、いろいろモノをぶら下げておけるんです。
とってもいいアイデアでした。
キッチンには、奥さまがインターネットで探されたという
かわいらしいペンダント照明がぶら下がっています。
照明器具自体も素敵なのですが、
その照明が造り出す陰影が、とてもきれいでした。
独特なセンスで、いろんなアイデアがいっぱいの
愉しく、ワクワクできる家に仕上がっていました。
明日も開催しているようですので、
近くの方は、見学してみてくださいね。
実は。
オープンハウスも目的だったのですが、
主目的は、お客様との打合せだったんです。
こういったオープンハウスの場で打合せできると、
とってもいいんです。
たとえば。
いいアイデアは、取り入れたりできますし、
窓の大きさや高さ、天井の高さなんかも
設計内容と比べてどうなのかを
体感しながら、打合せできます。
そうなんです。
先日ブログで書きましたが、
体感はとっても大事なんです。
とってもいいタイミングでよかったです。
いろんな家創りの形があります。
こちらのお客様も個性的な家になりそうで、
今からワクワクします。
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リノベーションをする時の大事なポイント!
2016年3月26日
昨日、とある家のリノベーションの現場へ行ってきました。
解体がずいぶんと進んでいました。
リノベーションの場合は、解体が済んでからが
とっても大事です。
骨組みが見えるようになると、いろんなことが分かるからです。
もちろん、天井の点検口から見たりして、
設計時点でも、ある程度までは、想定するのですが。
やはり、完全に解体された方が、全体を見れますからね。
想像以上に、筋交いがしっかり入っていて、
とてもしっかりした造りなので、一安心。
土台周りも問題なし。
柱を抜こうとしていたところは、
予想通りに状況でしたので、補強をすることで、
柱を取ることができることがハッキリしました。
その他、想定していなかったところもありましたが、
大工さんといろいろ打合せして、安全側の補強をする
方針で決定してきました。
リフォームで、いくら見た目をきれいにしても、
それだけでは、家族の安全を確保できませんよね。
しかも。
建築について経験と知識がないと、こういった
補強の計画はできないんです。
パートナーの選定には、十分注意してくださいね。
キッチン周りの壁に採用されている、タイルです。
近いうちに解体してしまうのですが、
ところどころに、装飾的なタイルを使って、とてもかわいらしかったです。
ただ、こちらに住まわれるお客様は、かわいいというより
モダンで大人っぽい雰囲気がお好きなので、フィットしません。。
時代を感じるキッチン。
「TOYO」のロゴが入っていました。
トーヨーキッチンなんでしょうね、きっと。
現在のトーヨーキッチンからは想像できないデザイン。
でも、当時は人気のデザインだったかもしれませんね。
実は、こちらのキッチン。解体してしまいますが、
結構きれいに使っていたようで、まだ使えそうなくらい。
ただし、開き戸だったりと、使い勝手もよくないため、
最終的には、廃棄することになりそうです。
リノベーションは、この解体の時期が一番のポイントです。
状況によっては、追加の工事が必要になることもあります。
リノベーションをしようとされてる方は、
ぜひ、予算を少し余分に見ておいてほしいなと思います。
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法的なことは、きっちりと。
2016年3月25日
昨日は、家創りの関係で、
法的なことについて、いろいろ活動する一日でした。
朝一番で、確認検査機関へ。
今月末に竣工を迎える家で、完了検査を受けたのですが、
その検査が完了したので、その検査済証を受け取りました。
段取りよくしていたこともあって、
スムーズに受領することができました。
午後からは、とある家創りの工事着工に向けて、
近隣の方へ、計画内容の説明をしてきました。
敷地は、第一種低層住居専用地域という一番規制が厳しくて
かつ、風致地区という、より厳しい規制のあるところなんです。
その中で、3階の家を計画すると。。。
名古屋市では、上記の条件が揃うと、
近隣の方々へ、計画内容の説明をする必要があるという
条例があるんです。
条例ですので、順守は当然必要。
ということで、一件ずつまわって、説明をしてきたんです。
みなさん、「お互い様だからね」と快く受け入れていただけたので、
とてもよかったです。
条例という法的な縛りはあるものの、
近隣へ説明してみて思ったのは、きちんと最初に説明しておくと、
いろんな意味でいいんだなと感じました。
今日不在だった方もいるので、日を改めて、再度伺って説明してきます!
夕方からは、名古屋市役所へ。
上記した家創りについて、名古屋市の関係課へ書類を提出しつつ、
今後の流れや、事前に資料みてもらいながら、
いろいろ詳細を詰めてきました。
合わせて、他案件での相談もきっちりできたので、
とてもいい機会となりました。
家創りは、単純に、図面を創ればいいわけではないんです。
近隣の方々への説明がある場合や、
他の地域ではないような、厳しい規制がかかっている場合等、
その敷地によって、規制があります。
その辺は、予め、担当各課と事前に協議をすませておいて、
スムーズに事が進行するようにしておくことが大事です。
全体のスケジュールをきちんと把握しながら、
適切な時期に、適切な流れで、きっちり進めていけるといいですよね。
その辺は、当たり前と思って、きっちり進めています。
基本が大事なんですよ。
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現場での確認って大事です!
2016年3月24日
昨日、とある家創りの現場へ
お客様とご一緒してきました。
工事は順に進んできています。
外部は外壁が張られて、いい感じ。
内部では、玄関土間のタイルが張られていました。
写真ではわかりにくいのですが、
ブラックの石を思わせるタイルで、そのムラ感が何ともいい風合い。
少し「和」を感じさせる、カッコいい玄関土間になりそうです。
昨日の見学では、壁に入れる下地を確認するのがメイン。
手摺を付けたりというだけでなくて、
絵画を飾ったり、壁掛けの時計をかけたり、
カレンダーを取り付けたりするためには、
壁の中に下地を入れておかないといけません。
生活をイメージしていただきながら、
下地の場所を順次確認しました。
その中でも、壁掛けのTVの下地は悩ましいのですが、
ご主人に、しっかりと考えていただいたおかげで、
しっかりと決定することができました。
ご主人のしっかりとしたスケッチ。
とってもわかりやすかったです。
工事期間中は、施工者にお任せではありません。
図面で検討してきた内容を、きちんと現場に立ち会っていただきながら、
最終確認をしていきます。
このプロセス。
とても大事と思っています。
大事な大事な家創りですからね。
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コラボレーションショールームへ!
2016年3月23日
昨日の午後は、お客様とショールームデートでした。
つい先日、オープンしたばかりのピカピカショールーム。
ここ最近、名古屋では、各主要メーカーが、
ショールームをリニューアルしたり、
新築したりしています。
新しいショールームを見学すると、
その時代に、何が求められているのかを
発見できたりするので、とても勉強になりますね。
昨日行ってきたのは、
大名古屋ビルヂングという名古屋駅の正面にある大きなビル。
この中に、TOTO、YKKAP、DAIKENがワンフロアにまとまった
ショールームなんです。
最初はTOTO。
こちらでは、キッチンやユニットバス、洗面やトイレといった
水周りが主体。
展示の数も多いので、いろいろ見れて比較しやすくてよかったです。
その奥には、YKKAP。
窓や玄関ドアが主体です。
窓では、いろんな開き勝手を体感できるよう、
いろんなサッシが展示してあったり、
アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシの
性能の違いを体感できるような展示があったり。
お客様とご一緒すると、
体感しながら、説明しながら、方針を決定していただけそうなので、
とてもありがたいです。
玄関ドアも、たくさんの種類が展示してありました。
最後は、DAIKEN。
内部の建具や床材、内部の壁等が中心です。
部屋をイメージした展示がいくつかあるので、
とてもイメージが湧きやすいですし、
建具は、実物の数がとても多いので、
ご一緒すると、リアル感を持ってみていただけるのは、
とてもよいと思いました。
今まで、バラバラの場所に、点在していたショールームが
ひとつの場所に集まることで、
家のいろんな部分を、一気に見学できるようになっているのは
お客様にとって、とてもメリットになると思います。
ショールームデートは、設計している中で、
リアリティを持っていただける大事なプロセスなので、
点在せず、集約してもらえると、助かりますね。
今、名駅付近から、目が離せません!
興味のある方は、ぜひ、見学に行ってみてくださいね。
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ナイトウタカシ建築設計事務所
「らしさ」を引きだして、カタチにします。
人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...