10年ほど前、家創りをさせていただいた、お客様。



猫を飼い始めて、数年になります。

1匹が、3匹の増えていって。



かわいくて仕方ないのですが。。。



調理をしているときに、キッチンに上がってきたり、

IHだからまだいいものの、調理器具に無造作に近づく。。



キッチン周りでのイタズラは、ケガ等につながってしまうと

心配されていました。



私に、ご連絡いただいたときには、「リフォームしたいんです!」

とのことになっていました。



15年目くらいのは、外部の改修と、一部リフォームがいるかも

なんて話をしていたのですが、少し早めのリフォームに。



数か月前に、どんな内容にするのかを決めて、

先月工事をスタート。



そして、先日、ついに完成しました!



こちらの家。

すんごいモダンでスタイリッシュな家なんですよね。

ネコ対策の工事をしたからといって、

野暮な感じはご主人が受け入れがたい。。



ということで、スタイリッシュな雰囲気は残したままで、

工事をしています!





ブラックの壁に、細いスリットが並びます。



実は、横格子にしてしまうと、ネコが上まで登ってしまうため、

縦格子が必須。



縦格子は、使い方を間違えると、和風になってしまいます。



そこで。

このブラックの格子です。



正面から見ると。。

アルミのフラットバーという素材を使ったおかげで、視線を遮りません。





もともと、フルオープンの対面キッチンだったので、

その開放感をできるだけ残すため、この方法としました。



しかも。

ブラックにしたので、締まって見えて、

より一層抜け感を演出してくれています。





竣工したのを見ていたら、もともと、そんなデザインなの?

と思うほどの仕上がりになりました。





それと。

もう一つ大事な工事として、戸先の対策。



こちらの家は、すべてを引き戸にしているのですが、

ちょっとでも隙間が空いてると、ネコが戸を開けてしまいます。



なので。



戸先に、出っ張りをつけて、ネコの手が入らないようにしました。



こちらも、木で野暮ったくせず、アルミのアングルを使って、

シャープに仕上げました。







同じような悩みを持ってらっしゃる方が多いそうです。



こちらのお客様のように、

機能性だけでなく、見た目も含めて、しっかり対策できるといいですね。 (続きを読む)



昨日、これから、家創りをしようとされているご家族と

初めて面談させていただきました。



ゆっくりとした感じからスタート。

どんな想いをお持ちなのかを伺おうとしたら。。



どんな家にしたいのか。

それを、とってもきれいにまとめて来てくれていました。



だからといって、それを受け取っておしまい。

ということではありませんよ!



その書き込んだコメント、一つひとつについて、

どんな想いがあるのかを、聞かせていただきました。



いろんな想いって、文章にしたからって

すべてを伝えることは、とっても難しいと思います。



なので。

その文章で、何を伝えようとしたのかも

質問したり、イメージを見せていただいたり、

他のお客様の事例をお伝えしながら、

しっかりと伺ってきました。



夢中になって話していたら、あっという間に時間が過ぎていて、

3時間経過していました!!



家創りに対する想いって、とっても刺激的。

独特な生活スタイルがあったりしますし、

こだわりも千差万別だからだと思います。



ほんと、楽しい時間になりました!!



いいご提案ができるよう、考えてみようと思います。





こちら。

とあるマンションのフルリノベーションの現場。



仕上の工事が進んできて、

ずいぶんと仕上がってきました。



天井の木目のいい雰囲気ですし、

階段がいいアクセントになってます。



階段?

マンション?



そうなんです。

すごい立派な階段があったりするんですよね。



平面だけでなくて、立体的にも展開する

マンションなんですよ。



そして。

細かなところにも、お客様のこだわりが盛り込まれてます。





例えばこちら。

写真だとわかりにくいのですが、ブルーのガラスブロック。



ちょっとブルーがかっているのが、なんとも

きれいなんですよね。



このガラスブロックの奥には、とある部屋があるのですが、

このブロックを通して、優しい光が差し込んでいるんです。

とてもいいアイデアでしたね。



もっと。もっといろんなアイデアが満載なんですよ。



月末の竣工に向けて、これから急ピッチで仕上がっていきます。



マンションのリノベーションで、ここまでできるのか!

と思えるほど、ユニークな家になりそうです。 (続きを読む)



ちょっと見にくいんですが。。

実は、ネット上で開催されている、コンペのサイトです。



詳しくは、こちら。

→ 住宅新築ガイド https://www.netcompe-system.com/



今までに、何度か愛知県でも開催されています。

直近では、岡崎でも開催されました。



お客様の要望が掲載されて、

それに対して、地元の建築家10社ほどが、

提案書を提示して、選んでいただくような流れなんです。

(ただし、安易に応募はできないので、その辺はご注意ください)



最初のご提案の時には、直接お会いして、お話する機会が持てないので、

想像に頼ってしまう側面が多いので、難しいかもしれません。



今回も、なかなか難しいご要望だったのですが、

予算含めて、着地させたご提案で、いい結果につながりました。



嬉しいですね。





実は、提案書をお出しして、気に入っていただくと、

面談する機会が持てます。



その面談の時に、お客様がおっしゃっていたことで、

ビックリしたのですが。。



予算をオーバーした提案が多かったとのこと。

私からすると、考えられないんですけどね。。



提案はいいけど、予算オーバーといった内容。

予算に限界なければ、家の規模だって違うわけですので、

それは、驚くほどの提案も可能になりますよね。



でも。

予算の範囲内でなければ、家が建ちませんよね。







なんとなくですが、こういった空気感は、

業界的にはよくあると感じています。

(いい提案が大事でしょうという)



家創りは、その瞬間のことだけ考えれば

よいのではありません。

その後の人生も含めて考えたいです。



なので。

予算を超えた提案は、ほとんどしないようにしています。

返済に追われて、日常生活が楽しめなるのもどうかと思いますので。



反対に、お客様の設定する、予算組についても、

しっかりお話させていただきます。



坪単価という、目安にもならない価格設定と

ローコストビルダーの無責任な価格設定によって、

変な先入観だけができてしまっています。



実際。

広告で言われているような価格では

生活できるだけの家は建ちません。



別途工事が多くて、合計すると、

割高になったりします。





大事なのは、安くすることではなくて、

適切な価格にすることだと思っています。



何が適切なのか?

それを知っている建築家との家創りがオススメ。



ちなみに。

すべての建築家が知っているわけでもないので、

それも注意してくださいね。





家創りのパートナーは、しっかりと見極めて、

選定してくださいね。 (続きを読む)



とても素敵な空間です。



実は、昨日、カッシーナ(家具)名古屋ショールームが

リニューアルオープンということで、行ってきました。



ずいぶんとスペースを拡張したこともあって、

ゆったりとした空間の中に、上質な家具が並んでいました。



実は。

今回のリニューアルの目玉が、もう一つあるんです。



それは。

グループ会社でもある、ジーマティックのショールームも

合体していることなんです。



ジーマティックって?



と思った方も多いと思いますが、

ドイツの高級キッチンブランドなんです。



イタリアの家具とドイツのキッチン。

面白い組み合わせですよね。



両者が、同じショールーム内に入り込んでいて、

いくつかの空間(モデルルームのような)を

構成していて、それがまた上品なんです。



50代のご夫婦をモデルにした空間というだけあって

ほんと落ち着いた大人っぽかったです。





こちらも、その一つです。



天然石の天板。

メラミンの框戸。

アンバー色のハンドル。

背面の天然石の壁。

ユニークな形のレンジフード。

等々。



見どころ満載なんですよ。



しかも。

結構オーダーが効くそうなんです。

色も形も。



このクラスになったら、そういった自由度も持ってほしい

かもしれませんが。。



実は、キッチンに対して、漠然と捉えていたことが

このキッチンを見て、ハッキリしたこともありました。



こういった気づきは、とってもありがたいですね。





こちらのキッチンをご検討されているお客様がいらっしゃるので、

実際に、どういった良さがあるのか、体感していこうと思います。



たのしみです!! (続きを読む)



昨日、久しぶりに、夕日を眺めました。



とってもきれいなグラデーションでした。



美しいものは、なんとも言えない、チカラがあります。

それに触れると、とても癒されますね。



自分が創り出すものにも、そういった美しさがあると

いいなと思います!





こちらは、とある家創りの現場。



外構工事が進んでいるのですが、

昨日、やっと、植栽が植わっているのを確認しました。



こちらは、二本とも、ヤマボウシという樹種。



株立ちで、とてもやさしい立ち姿です。

まだ植えたばかりなので、今年はどうなのかわかりませんが、

紅葉すると、とってもきれいなんですよね。



手入れが大変ということで、紅葉する、落葉の樹種を

採用しようとなりにくいのですが、

とてもいい表情を見せてくれるので、

一本でもあると、家に表情が出てきますね。



植栽は、樹種によって、適切な日当たり具合等があるため、

その辺jは、しっかりと調べてから採用したいですね。



建物は、植栽によって、とてもいい表情になります。



少し手入れは必要ですが、

取り入れてみるといいですよ!





夕方からは、とある家創りで、確認検査機関と協議。



第一種貞低層住居専用地域。

第一種風致地区。

10m高度地区。



これだけみても、結構な法規制です。

ちょっと規制を見落とすと、家が建たなくなったりするほど。。



これに加えて。。

傾斜地なんですよね。

最近、傾斜地に関わる機会が増えてきてますが。



上記に加えて、傾斜地だと、

相当シビアな内容になります。



慎重に法規制をクリアしながら、計画したのですが、

解釈によっては、計画が成立しないため、

その辺を最終確認するため、協議してきました。



先方も、いろんな資料を見返しながら、

慎重に法文を読み解いていきました。



大きな懸案事項が3つあったのですが、

すべて、いい方向で進めていくことができそうです!!



一気に視界がクリアになりました!!



これから本格的に詳細を詰めていきます。







いろんな家創りが進行中。

毎日楽しませていただいてます。 (続きを読む)



工事の途中ですが。



こちらの窓。

玄関に入った正面になります。



玄関に入ると、この窓を通して、視線が抜けていきます。

その抜け感によって、玄関を広く感じらるんです。



それと。

この窓は、西に向いているのですが、

午後からは、ビックリするほど光が差し込みます。



午前だって、直接ではありませんが、

外壁に反射した間接光で、光に満たされます。



明るい玄関っていいですよね。





こちらの家では、外壁と外壁の下地が張り終えていました。



この外壁。

昨日のブログでご紹介した、フラットなサイディングです。

横の目地がアクセントになっていて、ミニマルな感じがいいです。



色は、少しクリームの入ったホワイト。



白だと汚れが気になりますが。

凹凸がないので、汚れも滞留しにくいことと、

マイクロガードという汚れの落ちやすい塗装もしっかり

されているので、そういった意味でも安心できます。



ただ。

こちらの家で採用したのは、裏側の外壁。

表面は、左官仕上げなんですよね。



また、ご紹介しますね。





こちらは別の現場。

基礎が出来上がったところです。



こちらの基礎屋さん。

鉄筋の組み方もきれいでしたが、

コンクリートの打ち方も、しっかりしてます。



実は、隣家の工事も基礎の状態なのですが、

比べてみると。。。



しっかりと工事してくれる工務店だと

安心ですよね。



こちらの家。

月末の建て方に向けて、これから準備に入っていきます。



建て方。

たのしみです!! (続きを読む)



いろんな色が並んでいます。



とってもきれいですね。

きれいなもの見てると、なんだか癒されたりします。



こちらは。

外壁に使う、セメントでできた素材です。

(窯業系サイディングといいます)



実は、窯業系サイディングは、とても多くの家で

採用されている素材なんです。



面白いのは、その表面のデザイン。

タイル風、レンガ風、天然石風、吹付風。。



模様や色を付けて、いろんなデザインをまといます。



ただ。

やはり、〇〇風は脱却できず、ある意味、

偽物感を感じてしまったり。。



そこで。そういった表面の凹凸等で表情を出すのではなく、

写真のように、フラットで、色で表情を出すタイプが

出来てきています。



最近、やっと、色のヴァリエーションが増えたんですよね。



よくご覧lください。



両脇は、ツヤがなくマットなのですが、

中央は、思いっきりツヤがあります。



ここまでツヤがあって、フラットなタイプがなかったので、

とても面白いと思います。



この色合いを確認した後、場所を移動して、

現在、外部の色を検討している家の検討をしました。





タイルとの組み合わせですよね。

グレイッシュにまとめます。



ビックリするほど、かっこよくなりそうです!





こちらは、ガルバニウム鋼板との組み合わせ。



ガルバは、真っ黒でなくて、少しくすんだようなマットなブラック。

そのくすみ具合が、いい表情になりそう。



木目は、本物みたいですが、窯業系サイディングだったりします。

こちらの木目もマットな感じなので、おそらく見分けが付かないほど。



全体的に、ちょっとくすんだ感じですが、

それはそれで、あまり見かけない外観を実現してくれそうです。





特に、外観の色決めは、

こんな風に、大き目のサンプルを見ながら、

しっかりと決めていきたいですね。



もちろん、自然光の中で。 (続きを読む)



いろんな素材のサンプルが並んでいます。



屋根に使う、ガルバニウム鋼板。

外壁に使う、タイル、サイディング、レッドシダー

目隠しルーバーなんかもありますね。



昨日、とある家創りの打合せのワンショットなんです。



こちらの家創り。

工事が着工になったところ。



上棟までの大事なこととして、

色を決めていただくプロセスがあります。



設計の段階でも、いろいろイメージを広げていただいて、

ある一定は決まっているのですが、

このプロセスが、最終決定の段階となります。



上棟までには、家のすべての色を決めていきます。



理由は。

上棟以降は、工事の流れが多くなります。

それがスムーズにいくようにするためですね。



それと大事なのは、一気に決めることです。



部分的に決めていくと、全体とのバランスが

どうなっているのかがイメージしにくくなります。

もしかすると、チグハグになったりするかもしれません。



実は、結構大事なポイントです。



このプロセスでは、外観のイメージパースを準備します。

それをもとに、イメージをしっかり共有。



そのイメージにフィットする色や素材を決めていきます。

その時に、写真のような実物のサンプルが登場します。



イメージパースだけで決めたら危険です!



素材は、日影で見る場合、日向で見る場合、曇りの場合で

見え方が全く違います。



なので。素材の実物をできる範囲で確認しておくと

よいですよ。





こちらのお客様。

事前にイメージをしっかりと持っていただいていたので、

とてもスムーズに外部の色を一通り決めていただけました。



カッコいい感じの家になりそうです。







次回は、内部に入っていきます。



これまた、楽しいんですよ。 (続きを読む)



似たような色合いが並んでますね。



昨日、とある家創りの現場でのワンショットです。



実は。

リビングの壁の採用を予定していたタイルが欠品!

輸入のタイルの場合は、こういったことも起こります。。



そこで。

いくつかのタイルメーカーをはしごして、

それに代わるタイルを探してきました。



当初のタイルが持っている要素として、

マットでプレーンな表情であること。



代替案として候補に挙げたタイルは、

マットですが、石目の表情になっていて、

プレーンではないのですが、高級感は演出できそう。



プレーンな印象ということも考慮して

お持ちしたのが、こちらの吹付や左官仕上げ。



マットで、色合いはプレーン。

なのに、仕上げ方しだいで、表情も創り出せるので、

一候補ということでご提案しました。



比較検討していただいて、結果、

こちらの仕上げの方向で進めることに決まりました。



とても上品な感じに仕上がりそうな予感がしています。



あとは、色とテクスチャを決定していくため、

いくつかサンプルを用意していきます。



当初とは違う魅力のあるリビングを実現できそうな気がします。



たのしみですね。











午後からは、とある家創りのため、お客様とショールームデート。



トイレ、洗面、お風呂と来て、最後はキッチンまで。

一通り決めていただくことができました。



ご一緒して、いろいろ話に参加させていただきながら、

いろんなことを伺って、楽しかったです。



何度もショールームへ来たことありますよね?

なんて聞かれたりもしましたが、

だからといって、退屈するようなことはありません。



少しずつ、商品が改良されていたりしますし。



それよりも。

お客様が、どういった視点で、どんなものを

直観的にセレクトされるのかを拝見するのが新鮮。



みなさん。

全く視点が違います。



いろんな視点から、ものを見ていくことができるので、

私にとっては、それがとても刺激的だったりしますので。



デート。

ほんと楽しかったです。 (続きを読む)



昨日、これから家創りを考えている敷地を

視察してきました。



実は、まだ既存の家が建っていて、2階に上がることが

できたんですよね。



写真は、その2階の窓からの眺望なんです!



手前は学校でしょうか。

なので、おそらく、長きわたって、ここに大きなビルが建つような

ことはないでしょう。



この抜け感。

すごくないですか?!



2階ですからね!



こちらの敷地は、20坪という狭小敷地なので、

おそらく3階建になります。



3階からの眺望も、すごいことになりますよ。



こちらに向かって、大きな窓を設けて、

この眺望を絵画のように切り取った家になりそうです。



想像するとニヤけてくるほど魅力的です。







ただし。。

こちらの敷地には、とても厳しい条件があります。



敷地が狭小ということじゃないですよ。

私からすれば、それは大したことではありません。





実は。

これだけの眺望があるということは、

隣地との間に、段差があったりします。



段差には、擁壁があったりしますよね。



その擁壁の扱いが、シビアなんです。





その辺は、慎重に、行政と協議を重ねて

クリアしないといけません。



特に、こういった敷地を購入する方は、

事前に、建築家に相談してくださいね。



下手すると、家が建たない可能性もあったりするので。







敷地の視察って、とても大事です。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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