写真として、少し暗めなのでいけませんが、

これくらいの落ち着いたトーンは、大人っぽくてよいですね。



フローリングを家具に近い色合いにして、

馴染ませています。



クラシカルなデザインの場合、モールディング等の装飾を

取り入れて、豪華に見せることもあるのですが、

あまりゴテゴテにせず、これくらいのさっぱりがよいかも。



ただ、その分、シャンデリアやカーテン類に少し

エレガントなデザインを持ってくるのもよいです。



こちらの方向性は、スタンダードな感じですが、

発想を少し切り替えてみます。





いきなり雰囲気が変わりましたね。



白を主体にして、インテリアをまとめています。

その一部に、アンティークな雰囲気の家具がアクセントで置かれてます。



ソファの布地を手掛かりに、まとめています。



天井際には、しっかりとモールディングが採用されていて、

より装飾的ですが、白で統一されているので

あまり気になりません。





正面の框戸のせいか、しっかりとクラシカルな感じです。



先ほどよりも、女性っぽい、優しく、かわらしい

インテリアに仕上げています。





もっといろんな表現はあるのですが、

お客様がお持ちの家具から連想したのは、

これらのイメージ。



どんな雰囲気がお好みなのか。



しっかりと共有しながら、素敵な家に

仕上げていきたいと思います。





インテリアは、コーディネーターに任せてる建築家も

多いと聞きますが、私は、インテリアもしっかり

サポートさせていただいています。



だって。愉しいですから。 (続きを読む)



ほんときれいですよね。

こちらは、内装に使う、モザイクタイルです。



昨日、とある家創りで、タイルをセレクトするために、

タイルメーカーをいくつか、ハシゴしてきました。



タイルは大好きな素材なので、

いろいろ見てまわるだけでも、楽しいのですが、

セレクトとするとなると、一層楽しいんですよね。



だって。

漠然と眺めるのではなくて、セレクトするという目的

があるからです。



皆さんも、家創りを始めるとお分かりになると思います。



家創りを初めて、なんとなく、ショールームに行くとします。

おそらく、なんとなく、雰囲気はつかめます。



こんな雰囲気が好きかなぁと。



でも、実はあまり記憶に残っていなかったりします。



それは、セレクトするという目的がないからです。



実際、自分のものをセレクトしにいくと、

とても真剣ですし、リアリティもあって、楽しくなります。





昨日は、私も、そのお客様の体験を疑似的にしている感じ。

愉しいはずです。





別のメーカーのタイルたち。

こちらは、少しシックな感じですよね。



全体的にはシックにみえますが、

一つ一つは、しっかりと表情があって、魅力的なんです。



お客様の好みや個性によって、

最適なタイルって違うんだと思います。



なので。

何回ショールーム行っても飽きません。



毎回、新しい発見があるからです。



ワクワクするはずですよね。



ほんとありがたいです!





そうそう。

一つ余談。。



昨日、敷地の調査をしているときに見かけて撮影。



何を撮ったかって??



隙間です。

家と家の。。



この距離感で、隣家があると、左側の家は、夏場の一時期に

2階に光が入るだけです。



1階は年中光は入ってきません。。



敷地だけ見て、周辺環境を読み取らないと、

こういった家になりがちです。



というか。

相当工夫しないと光は入りません。。



建築家の腕の見せどころなんです。





こういった敷地の時は、建築家に相談するとよいですよ。 (続きを読む)



とある家創りの現場のワンショットです。



しかし。明るい。



写真だと、内部が暗く見えていますが、

それは、外が明るすぎるから。



実際は、LDK全体がとっても明るい。



実は、正面に見えている場所は、

LDKが取り囲む光庭です。



この家は、南から見ると、ほとんど窓がありません。



でも、こうやって、光庭によって、すごく明るくできます。



ただし。



光庭でも、2階建ての家でコの字に囲うようなカタチでは

自分が創る日陰で、1階に光を入れるのは難しく、

いろいろと意図して工夫が必要になります。



単純な考え方で、光庭の採用は危ないですね。



ちなみに。

写真ですが、工事中で、この明るさであれば、

竣工した時は、すごいことになります。



というのも、工事中は、壁や天井が、

石膏ボードなので、光があまり拡散せず、

どちらかというと暗めなはず。



なので。

白い壁が仕上がってくると、すごいことになります。



こちらの家では、漆喰を採用するため、

その白さは相当なもの。



LDKだけでなく、奥の奥まで、光がしっかりと

行き届く家になりそうです。





屋根に、ガルバニウム鋼板で、立ハゼ葺はよく使います。

緩い勾配にも使えるので、モダンなデザインにはフィットするから。



水上から、水下まで、一枚の鋼板にできるのは、

雨仕舞上、とても安心できます。



横葺きになると、どうしても、水が吹き上がると

漏水のリスクが高くなります。



屋根は、できるだけシンプルにして、

雨がスムーズに流れていくようにすることって

大事ですよね。



だからといって、カッコいいデザインにすることは

十分可能ですからね。



アクロバットで奇抜なデザインもよいのですが、

雨仕舞には、しっかり注意していきたいところです。 (続きを読む)

昨日、なんだか慌ただしくて、

改めて振り返ってみると、写真を一枚も撮らず。。



珍しい一日でした。



そうそう。

昨日、とても珍しい電話がありました。



片言な感じの日本語で。

「ナイトウセンセイですか?」

からスタート。



どうやら、中国の法人からの連絡らしい。

とめどなく話していきます。



若干、聞き取りにくさもあるのですが、

その辺は補完しながら聞いてみました。



その内容は。。。



中国の何とかという場所で(発音良すぎてわからず)

とても大きな敷地に、庭園、宿泊施設等々を

建設するプロジェクトがあるそうで、日本人の建築家を

探しているそうです。



サイトへ弊社を発見して、連絡を入れているとのこと。

家創りを専門としている私に、なぜなのか理解できず、

その旨を伝えてみました。



家創りが主であることを説明してみるものの、

あまり聞き入れる感じもなく。。。



どこまでが本当なのか、本心なのか。



正直よくわからないので、資料を取り揃えて見せてください。

拝見して、それから考えますと伝えて電話は完了しました。





どんな話になるのかは、わかりませんが、

一つ思ったこととして、通訳になる方が必要だなぁ

なんて気楽に思っている自分が、面白いなと思いました。



コミュニケーションや空気感を大事にしている分、

相手が他言語のお客様ともなると、どうなっていくのか。。



そんな時代が来るかもしれませんね。 (続きを読む)



昨日は、とある家創りの現場からスタート。



ミニマルなデザインでカッコいい平屋の家。

お客様と現場監督と一緒に、現場を見学してきました。



仕上がり具合を見学した後、

お客様からの確認事項があったり、

監督からの確認事項があったり。



工事途中に、こうやって、現場で

いろいろと確認できると、間違い等を回避できるので、

とてもいい機会になります。



いろいろと確認事項等があった中で、

ちょっとショックだったのは。。

決めていただいていたタイルが欠品してるとの報告。。



お客様はもちろんですが、私も楽しみにしていたタイル。

人気なタイルなんでしょうが。。



でも、やすやすとは、あきらめません。



メーカーの方に相談しながら、キャンセル等がないかを

確認していただいて、ちょっとずつを集めて、

何とか収集できないか検討します!!



輸入のタイルは、こういったことが起こるので、

決定したら、すぐに在庫を押さえたいですね。





こちらは、建物だけ先行してお渡していた家のワンショット。



玄関に入ると、正面にこの窓!

爽快に展開する、田園風景が、絵画のように切り取られています。



しかも。

この窓がは、南向き!



暗くなりがちな玄関が多い中で、

ビックリするくらいの明るさなんですよね。



しかも。

この抜け感のおかげで、玄関は相当広く見えます。



そんな仕掛けもいいですよ。






夕方からは、これから家創りを考えているご夫婦と初面談。



建売住宅を見学しながら、家を探していたのですが、

せっかくの家創りなら、もっと自由に、我慢せず、

家を創ってみたいと思ったそうです。



そこで、建築家に相談してみようと思い立って、

私を発見。お会いすることになりました。



とても敷居が高い感じがしていて、

門前払いもあるのかなと思いながら

面談に臨んでいただいたそうですが。。



とても気さくにお話していただけたようです。



私も無理せず、自然体でお話して

そういったお言葉いただけると嬉しいです。



昨日は、

家創りへの想いや、どんな流れで進めたらいいのか、

資金はどんな風に考えればよいか等、

家創りのいろんなことをお話させていただきました。



まずは、資金計画が大事!!

ということで、次回、FPと面談して、

資金を確定することから始めることになりました。



いいカタチで進むといいなと思います。





いろんな家創りが進行中。

毎日、大好きな家創りのことを考えることができて

ありがたいです! (続きを読む)



とても落ち着いた感じのキッチン周りです。



昨日、家創りを考えているお客様と

ショールームテートをしてきました!



朝一番で、クリナップのショールームに集合。

初めて、こういったショールームへ来られたそうです。



ドキドキしているのもつかの間。。

担当をしてくれる女性スタッフとご挨拶。



この女性。ご指名なんですよ。



実は、御兄弟が家創りをされていて、

家創りをご一緒させていただいているのですが、

その際、この女性スタッフに担当してもらったんです。



とてもハキハキされていて、迷いがなく、

とても説明がうまいんです。



ショールームの方というと、なんとなくですが、

中立的な感じのスタンスの方が多いのですが、

この方は、聞くと、私ならこれ!なんてハッキリしてる。



しかも。

なぜ、それがいいのかを、主観的に伝えるんですよね。



何がいいのかって?



だって。

初めて行って、正直よくわからない。



誰かに聞いてみたい。



聞いてみたら、どっちつかずの意見。。。

では、さらに迷ってしまいます。



合ってからの期間が短いので、

お客様に最適なご提案ができるということでもないのですが、

お客様って、参考になる意見ってほしいのではないかと思います。



相性のいい方に案内していただくと、

とってもスムーズになりますよ。





昨日のお客様も、しっかりと検討していただきながら、

とてもスムーズに選定していただけました。



楽しんでいただきながら、しっかりセレクト。



家創りの楽しさの一部を感じていただけました。

次から次へと進んでいく予定です。 (続きを読む)



昨日、とある家創りの打ち合わせがありました。



ちょうど、実施設計という詳細な図面を

一通り取り揃えて、最終確認をするプロセスでした。



図面をご覧いただきながら、

実施設計に入ってからの変更事項を確認したり、

図面を書いていく中で、思いついて、変更した内容を説明したり

変更のご要望を聞いたり。



いろいろでした。



お客様とは、じっくりと一歩ずつ進めてきたので、

図面の内容もしっかりとご覧いただいています。



なので。

大きな意味での変更点はありませんでした。



昨日の変更内容を修正したら、一式図面がそろいます。



すると次は。。

入札に向けて、複数の工務店へ図面を渡します。



どちらの会社に作ってもらうのか。

ドキドキします。



ゆったりとしていて、かっこよくて、

しかも快適な家。



まだ工事前なのですが、今から楽しみです!





午後に、オスモ&エーデルのショールームへ行ってきました。



オスモ?

でピンと来た方は、おそらく、ホームセンターマニアですね(笑)



オスモは、ドイツの塗料メーカーで、

木材の保護を目的とした塗料を扱います。



しかも。

天然由来の成分にこだわっています。



体に優しい素材なのですが、

最近では、屋外で採用しても、

長持ちするタイプもあるそうで、

なかなか好きなメーカーなんですよね。



その辺を見学しつつ、

実はそこで開催されたセミナーが主目的でした。

ただ、セミナーは、参考になったような。

ならなかったような。。



それはさておき。



塗料は、F☆☆☆☆でも、結構香りがきついものが

多いです。(ツンとくる感じ)



正直、ツンとくる香りは、体に優しくないので、要注意。



オスモの塗料は、そういったのがないですよ。

特に内部で使うときは、オスモはオススメです。



せっかくの家創りなので、体に優しい素材を

より多く使えるといいですね。 (続きを読む)

昨日、名古屋で開催されている、

「建築総合展NAGOYA」に行ってきました。



いろんな企業が、新しいもの等を展示しているので、

新しい発見を期待して。






こちらは、木製の玄関ドアですね。



いろんな樹種で、いろんな張り方で、製作できます。

金物も基本的に自由。

しっかりと気密も取れています。



でも。

一番よいなと思ったのは、寸法のオーダー対応ができること。

意外にも、大きさは自由が効かなかったんですよね。



アルミ製ですと、最近の玄関ドアは2.3mほど高さがあります。

せめて、同じにはしておきたいので。



いい発見でした。



唯一の難点は、防火対応ができないこと。

名古屋市内で、防火規制のあるところでは採用できない。。



今後、それも取得していかれるそうです。





デザインの雰囲気は、正直好みではないのですが(笑)

波模様みたいですよね。



こちらは、樹脂を左官仕上げした、内装仕上げ材。

波のパターンは、職人さんの腕気によるそうです。



二色ミックスするとこんな感じです。



それと。

面白かったのは、磨き上げたような光沢があること。



ツヤのある左官仕上げが欲しい時には、採用できそうです。





こちらは、杉のリブ天井です。



格子状に組まなくても、こちらの材料を購入して

張れば、リブ天井がすぐに出来上がります。



ナチュラルな空間や、和風なデザインの時に、

取り入れると、いい雰囲気を醸し出してくれそうです。





もっとたくさんの企業が、いろいろ展示していましたが、

率直なところ、昨年とさほど変わらない感じかもしれません。



でも。

何かいい発見や出会いがあるかもしれないので、

継続的には行こうかなと思っています。 (続きを読む)



昨日、とある家創りの現場へ。



エクステリアの工事がすいぶんと遅れています。。

9月の長雨と台風の影響でしょうか。



でも。

やっと、目隠しのフェンスが設置されていました。

これで、お客様が、周囲を気にせず、落ち着いて生活できそうです。



そうそう。

目隠しのフェンスっていうと、どんなイメージですか?



敷地の境界線に、ブロックを数段積んで、

そのうえに、見通せないようなフェンスを建てる感じですかね。



それも一つの方法ですが。。



こちらの家では、敷地周辺にはフェンスがありません。

ただし。

境界線を明示するために、ブロックは数段積んでいます。



フェンスがないと、だれでも入ってこれそうなので、

境界線ではなくて、建物際に設置しているんですよ。



その高さは2m!

誰かが進入するのは、気合がいりますね。



しかも、少し隙間があって、閉じすぎず。



風通しが主目的ですが、進入されたときに、

閉じすぎると中が見えないですからね。



ちなみに。

境界線付近よりは、建物付近の方が

目隠しの効果は高くなります。



防犯も大事ですけど、

日常のことを考えると、プライバシーの確保は

同じくらい大事です。





カーテンだけに頼らず、目隠しを上手に使って、

落ち着いた日常を手に入れましょう! (続きを読む)



昨日行ってきた、とある家創りの現場です。

基礎の鉄筋が組まれているところ。



コンクリートを打つ前に、鉄筋が設計図面通りの

太さの鉄筋が、必要本数、必要なピッチで入っているのか等

を検査するプロセスでした。



私の前に、施工者の検査。

そして、第三者機関の検査。

さらに、私の検査と、トリプルチェック。



すべての箇所を確認チェックしましたが

指摘事項は全くない、完璧なしあがりでした。



私が関わらせていただく工務店は、

ある一定のレベルを超えているので

指摘はほぼないのですが、検査機関の方と話をすると

そうでもない現場があったりするそうです。



それはさておき。



写真をよくご覧いただくと、「一般的な」現場に比べて

不思議なことがあったりします。



何だと思いますか?

って、難しいですよね。。



よくみてみると、床面になる部分で

鉄筋が格子状に組まれています。



その格子。手前と奥で大きさが違いませんか??

手前の方が小さくて、奥は大きい。





構造計算をしないと、奥の大きさになります。

(鉄筋の量が少ない=強くないという意味です)



構造計算をすると、手前の範囲では、

格子を細かくしないと、構造的にアウトになります。



でも、計算がないと。。。。

わかりませんよね。





木造2階の家って、計算の必要がないので、

ともすると、構造的に厳しい家ってあったりします。

普通に。



先日こちらで説明しましたが、構造計算の有無で

基礎にだって、こんな違いが出るんですよ。



なので。しっかり計算して、決めてもらってくださいね。。





こちらは、別の現場です。

床のフローリングが張られていました。



ナチュラルな感じで、ホワイトに着色された床材なのですが、

木目の風合いが、とてもきれいなんです。



張ったそばから、傷がつかないよう養生してしまうので、

全面を見るのは、竣工までのお楽しみになります。



順次仕上がっていくのを見てると、

何だか、にやけてくる自分がいたりします(笑)



たのしみですよね。







夕方からは、これから家創りを考えている方と

凄腕のFPと私で、資金計画について打ち合わせしました。



いい土地が見つかって、買い付けまで入れているのですが、

資金が、まだまだあやふやな感じ。



それでは、土地を買ったはいいが、家が建たなくなってしまう。

ということで、昨日の打ち合わせとなりました。



すべてを開示していただいて、

資金をどう組み立てていけばよいのかを共有しました。



結果。

今にも買いそうな土地を取得するには、

ある条件をクリアしないといけないことがハッキリしました。



逆に。

それをクリアできなければ、別の敷地を探します。

ただ。その際の予算がハッキリしました。



ざっくりとした資金計画では、とても危険です。



昨日の打ち合わせも、諸経費や諸々必要な費用を

すべて洗い出していきついた感じです。



実現できそうなのか。

実現できなそうなのか。



いくらを基準に土地を探せばよいのか。



すべてに根拠は必要です。





その辺もしっかりサポートしていきます。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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