お客様の家に飾られていたトラ。



奥様のお実家の地域で有名なんだそうです。

迫力があるというよりは、何だか愛嬌がありますよね。



背面に見えているのは、モザイクタイル。

実は、2階にある洗面の脇に鎮座しています(笑)



こちらの家のお客様。

こういった、ディスプレイが、とっても上手なんです。



朝起きて、トイレ行った後、手洗いの脇に

このトラですからね。何だか気持ちが和らぎます。





この背中は。。

いつもお願いしているカメラマンさんです。



実は、昨日、こちらの家の竣工写真撮影だったんです。



お客様にモデルとして入っていただいたり、

家だけを撮影したりします。



昨日、気が付いたんですけど、

最近、カメラマンによく聞かれることがあります。



「これ、このままでいいですか?」



竣工写真というと、家具だけがきれいに配置されている。

そんなきれいな感じですよね。



でも。

私は、できるだけ、お客様の空気感を大事にします。



表面を取り繕ったような感じではなくて、

自然体で、ありのままな感じです。



配置されているオブジェやファブリック、

植栽やペンケースなんかもすべて、

お客様らしさですからね。



なので。カメラマンへの回答も、



「いいですよ。自然な感じがいいので」



ってなります。

建築関係で写真を依頼する方の中でも

珍しい部類なんでしょうね、きっと(笑)





LDKの一角にいる、金魚とウサギ。

せっかく、そこにいるんだから、ぜひぜひ入ってほしいですよね。



フローリングの上に敷いてあるビニル素材だって、

個性の一つです。







改めて考えてみると。

自然体を大事にしているのは、竣工写真だけではありません。



私自身、そして、家創り、

さらには、お客様にそうあってほしいと思っています。





家は、非日常を過ごす場所ではなくて、

日常を営む場所なので、自然体が一番ですよね。



そんなスタンスを大事にしていますね。



写真。お楽しみに! (続きを読む)



壁や天井は、あまり肌が触れる機会はありませんが、

床材って、必ず触れています。



特に。

無垢のフローリングの場合だと、

素足で触れたくなりますよ。



複合のフローリングでも、もちろんよいのですが、

肌さわり重視でしたら、無垢がオススメ。





無垢のフローリングといっても、

種類はいろいろあります。



写真は、杉です。





とても柔らかい肌触りで、ついつい寝ころびたくなります。



夏に、足の裏に汗をかいていても、

ペタペタした感じがなくて、カラッとしています。



冬は、ヒヤッとした感じが少なくて、

逆に暖かい感じすらしてきます。



優しい質感ですが、柔らかいこともあって、

傷がつきやすいのは否定できません。



でも。

杉を好んで採用される方は、傷を「味」ととらえています。

経年で劣化するのではなく、味が出てくる感じ。



とらえ方次第ですよね。





こちらは、杉と質感の似ている、パイン。



色が明るめです。

経年で、飴色になっていきます。





こちらは、ナラです。

独特な木目で、黄色い感じの色合い。



杉に比べると、ずいぶんと固いです。

固いので、傷がつきにくいのが特徴。



肌触りは、杉やパインのような優しい感じでは

ありませんが、冷たいわけでもありません。



寝ころびたくなるというよりは、

座りたくなる感じ。



しっかりと固い感じなので、安定しますので。



冬に歩いても、ヒヤッと感はありませんが、

杉のような温かみは少ない感じとなります。





フローリングって、いろいろあります。

色や見た目も大事なんですけど、

肌に直接触れる場所なので

肌触りを重要視してもうよいかなと思いますよ。



いろんな素材を比較検討しながら、

セレクトしていきましょう。 (続きを読む)



外壁向けのタイルたち。

表面の荒々しい素材感がなんともいい風合いですね。



こういったタイルをインテリアに採用する。

とてもいい表情を創り出してくれますよ。





こちらは、チャコールグレーのレンガタイルを

リビングに使っています。



ここまで大胆に使わないにしても、

ちょっとしたアクセントで取り入れるのがオススメです。



アクセントクロスも、色の使い方で

とても素敵に見せることができますが、

やはり、素材感の違いがあると

独特な風合いを出せます。



さらに、外壁で使うようなスケール感で、

凹凸のあるタイルですと、より強調されますよね。





こちらは、とある家創りでお客様がセレクトされた

タイルたちです。



玄関の床と玄関に採用するタイルです。



サンプルでみると、大きすぎるように見えますが、

そんなことはありません。



ただ、ある程度の面積は使いたいですけどね。



さらに。



上から間接照明やダウンライトを配置することで、

陰影が強調されて、深みのある玄関にしてくれそうです。





壁紙に比べるとコストはかかりますが、

取り入れたこと以上に、実現できることも多いです。









そうそう。

話は変わるのですが、昨日の打ち合わせで、

基本設計を概ね完了されたお客様がいらっしゃいます。



毎週末お会いして、設計をコツコツと進めてきました。



毎回、お会いした際に私から出される宿題を

毎週、しっかりとこなしていただけたので、

とてもスムーズに、進めてこれました。



お客様いわく。

「楽しい宿題」なので、スムーズにできるそうです。

とっても嬉しいですね。



私は、「このデザインがいい」「この素材がベスト」といった

私主導で家創りを進めてはいきません。



すべての意思決定を、お客様にしっかりしていただきます。



一緒に家創りをしていきたい。

そんな気持ちの現れなんだと思います。





そんな家創りに関わらせていただけて、感謝! (続きを読む)



昨日、とある家創りの現場へ行ってきました。



目的は、お客様と現場の進行状況を確認するためです。



建て方の時は、一気に立ち上がってくるのですが、

それからは、コツコツと進んでいきます。



前回ご一緒してからは、サッシが付いたり、

屋根の通気層が取れたり、ちょっとした変化ですが、

徐々にできあがってきてます。



ご覧いただきながら

小さいと思っていた窓が、想像していた以上に

大きかったなんておっしゃってました。(いい意味で)



出来上がっていくプロセスも、しっかりご覧いただけると

いいなと思って、工事中に、そういった機会を設けるようにしています。



昨日もお客様も楽しんでいただけたようで、

何よりでした。







こちらは、とある家の模型です。



写真では小さく見えますが、実物の1/65の大きさで、

30cmくらいはあるんですよ。



途中で横にラインが入っていますが、

ここで分解できるので、中を見たりもできるんです。



とってもユニークな形です。



しかも。

スッキリとしたモダンなデザイン。

スタイリッシュでかっこよくなりそうです。





昨日の打ち合わせでは、この模型の提示と

入札結果の報告もありました。



基本設計の段階で、しっかり予算をご検討いただいていたので

入札結果は、想定予算をずいぶんと下回りました。



弊社の場合、最終の見積もりの段階で

オーバーしてしまうことは、よほどありません。

(実は、他ではよくあることなんですけど)



いざ!これから着工!という空気の中で、

予算が合わないと大変ですよね。



できるだけ、スムーズに工事に入っていけるよう

サポートしています。





これからは、落札した工務店と力を合わせて、

しっかりとした家を作り上げていこうと思います。



楽しみです! (続きを読む)



信楽焼の手洗い器。



色合い、質感、形状。

とってもいいですよね。



昨日、とある家創りのため、

お客様と一日ショールームへデートしてきました。



その中で、お客様のお目に留まった逸品です。



こんな風に、木目のカウンターに

載っていると、より良さが引き立ちます。



素材が持っている「和」な要素が

引き出されるからでしょう。



トイレの手洗。

もちろん既製品でもよいのですが、

少し広めのスペースがあるのであれば、

こういった組み合わせもいいですよ。





こちらは、ずいぶんと大きいので、

手洗いではなくて、洗面器ですね。



サイドに波型のラインが入っていて、

独特な陰影を創り出しています。



しかも。

洗面器なのに、ブラックというのも面白い。



なんとなく、洗面っていうとホワイトをイメージしますが、

ブラックにしてみると、新鮮ですよ。





こちらは、またまた雰囲気違いますね。



少し洋館を思わせる装飾的なデザインです。



スッキリとモダンな表現が好きな方には、

フィットしませんが、エレガントな雰囲気がお好きな方には

とても魅力的に映ると思います。



洗面や手洗いって、一日に一度以上は、目にします。



それが、お気に入りのデザインだと、

それだけでも、何だかうれしくなりませんか?





自分の好きをたくさん集める。

そんな大好きな場所にしたいですね。 (続きを読む)



こちらは、ずいぶんと進んでいます。



外壁の下地ができている状態。



見えている白い紙が、防水用の紙となります。

紙といっても、濡れても大丈夫なものです。



その上に、縦に細い木材が打ち付けてあります。

これ。

結構大事な部材です。



木材の上に外壁を張っていくのですが、

木材と木材の間には、隙間ができるようになっています。



この隙間のおかげで、外壁内部に

通気が取れるんですよね。



湿気が壁の中に入ってしまうと、あまりよくありません。

その湿気をこの隙間を通して排出できるんです。



家を長持ちさせるのは、とても大事な隙間ですので、

しっかり見届けましょう。





それと。

こちらの現場では、断熱材の施工状況を確認。

隙間なく、しっかりと、適正な方法で工事されてるか。

すべての箇所を確認してきました。



断熱と気密は大事ですのでね。





こちらは別の現場です。



屋根を見上げている写真なのですが。。

屋根面に、何やら貼ってありますよね。



こちらも結構大事なパーツになんですよね。



このパーツで、屋根の下面に

隙間を創っています。



その隙間に、通気を確保するんです。



先ほどは、外壁でしたよね。



屋根にも通気が取れると、

夏の暑さを軽減できたり、

壁の同じように湿気を排出できます。



暖められた空気は、上昇するので、

この通気は、相当効果的です。



この通気を確保しない設計者もいるそうですが

私個人的には、確保することをオススメします。





こちらは、基礎が出来上がったところですね。



週末から、土台を設置したり、

床の構造用合板を張ったりして、

建て方の準備をしていきます。



そうなんです。

来週に、建て方なんです。



お客様と待ち合わせして、

建て方を一緒に見学する予定なんですよ。



毎回ですが、ほんと楽しみです。







いろんな現場が進行しています。



現場は好きなので、週に一回は行きますね。

(といっても遊びではなく、打ち合わせもしっかり。



ほんと。楽しませてもらっています。

感謝ですね。 (続きを読む)



モノトーンでパキッとしたデザインの家。



ご覧いただくとイメージしていただけるかもしれませんが、

結構な傾斜地に計画されています。



大きな擁壁をつくって、家を建てるのもよいのですが、

傾斜地をそのまま生かして、階段状に家を

積み重ねていくと、コストも抑えながら、

とってもユニークな家になります。



ずれて重なっていくのですが、

そのずれた部分に、大きなバルコニーができます。



大きな窓を通して、視線がつながるので、

床面積以上の広がりが感じられるんです。



日当たりは抜群で、ロケーションもよい。





実は、こちらの家は、数年前に計画、提案した

アンビルド(建設されなかった)の家なんです。



当時なりに、いろいろ考えた案件でした。







実は。。。



ここ最近、いろいろと考えている家。



それは、傾斜地に立つ家なんです。

家は、階段状に展開していきます。



そうなんです。



当初はアンビルドになってしまいましたが、

そのリベンジで、設計する機会をいただきました!!



しかも。。



この敷地。

当初に比べると、法規制が厳しい。



第一種低層住居専用地域。

第一種風致地区。

10m高度地区。

宅地造隻規制区域。

等々。。



マニアックな用語が並びますが、

これら、どれをとっても、ハードルの高い規制です。



平坦地でも難しいのに、

傾斜地で、この法規制とは。。



正直。燃えますね!







法的な解釈が一般論では済まないことが多いため、

昨日確認検査機関へ、その解釈が正当かを協議してきました。



大きく二つあったのですが、一つはOK

でも一つはNG。



再度計画を調整することが必要になります。



しっかりと検討して、

この敷地に、素晴らしいロケーションを生かした、

豪邸を誕生させようと思います。





気合入れていきます!! (続きを読む)



昨日は晴天で何より。

とある家創りの建て方でした!



建て方って、ほんとテンションが上がります。



今まで図面だったのが、原寸で、

3Dになる瞬間ですので!



通常ですと、10人弱の大工さんたちが

息を合わせながら進めていくのですが、

昨日は、ちょっと違いました。



足場の設置から、建て方まで一通りする

会社があって、そこがクールに進めていました。



ちょうど午前中の休憩時間に、

家の中を見学。



想像していた以上に、広がりを感じる

家になりそうでした。





こちらの家。



見た目のデザインはもちろんですが、

断熱と気密に、すごくこだわった家になっています。



太陽光もしっかり載せて、

ZEH仕様になっています。



特に。

気密については、C値を0.5を軽く切り、

もっとすごい数値を目標にしているんです。



こちらの工務店は、その辺のノウハウをしっかり

もっているので、安心できます。



実際。

この段階で、見学しながら、解説してもらいましたが、

普段では見かけない工夫や配慮があったりしました。





こういった、気密についても、しっかりこだわっていきたいですね。





ちなみに。

断熱がしっかりしていて、気密が取れると。。

熱の出入りが少ないので、エアコンがよく効きます。

快適ですよね。





カッコいいのに、機能的。

しかも高性能。



そんな家も関わらせていただいています。 (続きを読む)



曲線を描いた階段です。



円ではなくて、楕円に近くて、

でも、楕円でもありません。



設計者の感覚的な曲線が

そのまま階段として立ち上がっている感じ。



こちらの階段。

とある美容院の中心に

鎮座する階段なんです!!



しかも。

昭和55年に完成です。

10坪ほどの狭小地に建つ美容院で、

その中心にあるのですから、存在感がすごい。





実は。

こちらの美容院を取得された方に

声をかけていただいて、現場調査に行ってきたんです。



取り壊さずに、リノベーションして使う。

そんなスタンスです。



この階段を、インテリアの中心として

取り込めるかどうかを確認してきたんです。





もちろん。

せっかくのこのデザインですから、

ぜひ、残して、おきたいところ。



曲線は生かしながら、手すりを

少し工夫すれば、サプライズな感じで

生まれ変わると思います。



想像するだけで、わくわくします!!





外観はこんな感じ。



これだけ見ると、昭和を感じる方も

いらっしゃると思いますが。。。



レンガタイルの外壁。

ブラックガラスのフロント。

スチールの目隠しルーバー。

アクセントでR型の窓。



実は、概ねのベースをそのままにしながら、

少しだけアレンジすると。。



ヴィンテージ感のある、

カッコいいデザインにできる素地があるんです。



たぶん。

リノベーションした姿を見たら、

ビックリすると思います。







想像を超える姿に変身する。

それが、リノベーションの醍醐味ですね。



そういったリノベーションに

関わらせていただけて感謝です。 (続きを読む)



何だかわかりますか??



これ。

そうなんです。シーサーです。



写真だとうまく伝わらないかもしれませんが、

すごく威圧感があります。



実は、現在、沖縄出身のご夫婦の家創りに

関わらせていただいています。



といっても、沖縄に建てるわけではなくて、

愛知県内ですよ(笑)



先日、沖縄へ帰る機会があったので、

その際に、いろいろ見て回って、

こちらのシーサーに出会ったそうです。



一目ぼれだそうで、すぐに購入。

作家の方にもお会いして、いろいろ話を聞いてきたそうです。



シーサーといっても、いろいろで、

大きさはもちろんですが、

ポーズ(姿勢)や、顔の表情、色も模様も様々。



外構の打ち合わせをさせていただいてるときに、

敷地の道路側両端に、シーサー置き場がほしいんです!

とおっしゃっていて、大きさは仮で決めていました。



が。。

想定していたより、大きなシーサーになったので、

急遽、、シーサーに合わせて、門柱を変更することになりました。



家の敷地の両角に、このシーサーが鎮座する。

確かに、しっかりと魔除けしてくれそうです。



沖縄の方の家創りに関わらないと経験できないので、

出会いには、ほんと感謝です。





午後は、お客様とショールームデートへ。



日曜とあって、すんごい混み合っていましたが、

スタッフの方が、流れよく案内してくれたので、

とてもスムーズに決めていただけました。



ご夫婦だけでも、もちろんセレクトはしていただけるのですが、

私もできるだけご一緒させていただいています。



もちろん。

ただ、楽しむだけではありませんよ(笑)



インテリアのイメージにフィットするのか。

予算とのバランスは大丈夫か。



そういった部分をしっかり押さえて、

アドバイスはさせていただいています。







いろんな家創りに関わらせていただいて、

感謝!! (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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