とある家創りの外観パース。
2台分のビルトインガレージのある家です。

紺色のガルバニウム鋼板に、ホワイトのサッシ。
清潔感のある、若々しい色合いです。
木目の玄関ドアがいいアクセントになっています。

シンプルでモダンなカタチ。
に見えますが、実は、奥に向かって狭くなっていく、
変形した敷地になっています。

それを感じさせない間取りやデザインを採用しました。

ガルバニウム鋼板を外壁に採用する機会は
結構多くなっています。

デザインだけでなく、定期的な塗り替えが必要にはなりますが、
とてもメンテナンス性の高い素材のひとつなので。




昨日、こちらの家へ。

家は竣工して、引き渡しは完了しているのですが、
もう少し工事があるんです。

大工さんとその打合せが目的でした。

紺色のガルバが、とても清潔感ありますよね。
パース以上に、きれいに仕上がっています。

2台分のビルトインガレージ。
羨ましいですよね。

この家。
しっかりと構造計算しています。
しかも詳細計算です。

ビルトインガレージが2台分もあるので、
壁がしっかり確保できにくいですし、
それだけスパンがとんでいるので、
しっかりとした根拠に基づいたものでないと、
地震の時に安心できません。

耐震等級はしっかり確保して、かつ
ねじれに強い家にしてあります。

ビルトインガレージを創る時には、
構造をしっかり確保してください。

しかも、
しっかりとした根拠のある内容でね。 (続きを読む)



アイアンの小物たち。

コートフックや棚受けのブラケット、
タオル掛け等、いろいろです。

しかも。
値段はさほど高くありません。

棚受け二つと、集成材を買っていけば、
家の中に、お気に入りの飾り棚ができますよ。

そういったDIYも愉しいですね。


写真は、名古屋駅の近く、笹島にできた
グローバルゲートに入っているショップなんです。

こういった雑貨を取り扱うところですと、
普通に各種メーカーで入手するより、
お値打ちに、しかも、いろんなヴァリエーションがあります。

お気に入りの雑貨屋さんを見つけるといいですよ。




話は戻りますが。

実は、昨日、グローバルゲートのショップを
視察してきたんです。
市場調査という名目で、いろいろ愉しんできました。

二枚目の写真は、インテリアショップさん。

家具はもちろんですが、
陶芸作家の作品なんかも販売している、
スタンダードな感じのショップです。

こういったショップを見ていると、
「今」の時代の空気を感じることができますね。

展示された家具の主流は、
ウォルナットのような濃い目な感じ。

あまりゴテゴテしてなくて、
スッキリとしているのですが、アクセントでデザインを
取り入れたような感じでした。


その他のショップも視察しましたが、
いろんな意味で、とても参考になりました。


時代の空気を感じるため、
こういった時間も大事にしたいと思いました。




そうそう。
おまけなのですが。。

ショップも愉しいのですが、
やはり、建物自体も興味深々。

こちらなんかは、壁にボーダーの天然石を採用しています。

大判のタイルや石ではなくて、ボーダーにしていることや、
ダウンライトを上から照らして、影を見せてるところなんかは
家創りでも、採用する方法です。

これだけ大きく天然石を使うと
迫力あります。

今度、どこかで、この天然石。
採用しようと思います!! (続きを読む)



こちらは、電気関係の設備をプロットした図面です。
ちょうど、昨日、2物件について作成しました。


照明器具がどんな配置になってるのか
どの照明器具が連動してるのか
どのスイッチで、どの照明が点灯できるのか
コンセントの配置はどうか。
インターネット、テレビ等の取り出しはどこか。
何口のコンセントが付いているのか。

実は、とっても奥が深い内容になってます。


家創りの中で、私が作成して、
それを、お客様に確認していただくプロセスがあります。

大事ですね。


コンセントが足らないとか。
こちらにあった方がよいとか。
スイッチが動線にないので、使いにくいとか。

扉の開き勝手との関係もあったりします。


このプロセスでは。

間取りを、じっくりご覧いただきながら、

冬朝起きてから出かけるまで。
日が暮れてから家に帰ってきたら。
夜中にトイレに行ってみたり。
夜冷蔵庫へ飲み物を取りに行ったり。

いろんなタイミングを想定していただきながら、
シュミレーションしてもらって、
スイッチ類の確認をしていただきます。


設計のプロセスで、しっかりと確認しておくと、
現場が始まってから確認する際に、とてもスムーズです。
(現場でも最終確認しますよ)




スイッチが集中するところには、
こういった仕掛けをすると、スッキリします。

そのためには、何のスイッチが、
どれだけ集まるのかをしっかり確認していないと
検討できませんよね。


合理的で、かつ、見た目も意識して
電気プロットは確認していきましょう! (続きを読む)



いきなり、ネコなので、ビックリですかね。

実は、昨日、過去に設計をさせていただいたお客様の
ところにお邪魔してきました。

ネコ3匹と一緒に生活を始めていました。

スタイリッシュモダンな家の中に、
ネコ仕様がいくつか採用されていて、
ある意味、優しい雰囲気になっていました(笑)




和室コーナーの一角には、キャットタワー。
通販でご購入されたそうです。

まだ1年いかないネコたちなのですが、
最上部までジャンプであがっていってしまいます。


現在、家創りが進行しているお客様の中にも、
ネコを飼われる予定の方がいらっしゃいます。

その方には、造り付けで、
ネコが挙がっていけるような棚を用意しているのですが、
このキャットタワーを拝見して、造り付けにしない方がよい
のではないか?と。

増やしていったり、変化を付けたり、
ネコの成長に合わせて、可変できるようが
いいのでは?と思いました。




ネコを飼ってらっしゃる方には、見覚えのあるツールかもしれませんが
私ははじめて拝見しました。

みなさん。
何だと思います??

家の中の引き戸が開いてしまわないように、
戸と壁に挟み込むストッパーなんですよね。

こちらのネコたちは、引き戸は、何もないと
開けてしまうので、家のあちこちの戸に
このストッパーが採用されていました。

お客様オススメは、
引き戸ではなくて、開き戸で、
かつ、レバーハンドルでなくて、握り玉とのこと。

レバーハンドルも開けてしまうんですってね。


いろんな話を伺って、
とっても参考になりました。

もっと、いろいろ伺ったのですが、
またの機会に書き込みます!

まだまだ知らないことってありますね。

日々勉強です! (続きを読む)



外壁のタイルです。

大きめの割り石のような表情。
少し色ムラのある色合い。

とても上品な質感で仕上がっています。

ボーダータイプですと、30cmくらいのシートになっているのですが、
こちらのタイルは、一枚一枚張っていくので、
とても根気が必要です。

職人さんに感謝ですよね。




こちらの家。

窓周りには、FIPONというメーカーの
モールディングを採用しています。

輸入住宅等で見かけますよね。


ちょうど、窓の上にクロスヘッドが設置されたところ。

タイルとの間に隙間があいていますが、
そこにも、フラットのモールディングを張りこむ予定なんです。

ちょっとした装飾ですが、
全体としてみると、とっても表情を生み出してくれます。

シンプルなデザインが多い中で、
こういった装飾は、あまり採用されないのですが、
取り入れ方によっては、とても優雅な印象を創りだせます。





同じような材料が、たくさんありますよね。

何だかわかりますか??


実は、吹き抜けとそれに隣接した階段の手摺なんです。

手摺というと、腰壁を立ち上げたり、
スチールのフラットバーで製作したり、
アイアンだったり。

最近は、外観同様シンプルなデザインが多いのですが、
こちらの家では、輸入建材を使った、装飾的な
手摺を採用しています。

写真に写っているのは、手摺の柱と子柱なんです!
これら柱が、横に並んで手摺を構成します。

柔らかい曲線を描いた柱が並ぶと、
とっても上品な空気感を創りだしてくれます。


本日ご紹介した家は、洋館なんです。

ただ、ゴテゴテした感じではなくて、
とてもスッキリとしていて、アクセントで
モールディングを採用しているような、
とても上質な雰囲気を目指しています。

これから、どんどんと仕上がってくるので、
愉しみです!! (続きを読む)



昨日は、お客様と一日、ショールームへ
デートに行ってきました。

まずは、コイズミ照明へ。

照明っていうと、部屋の真ん中に天井付けのシーリングライト!
というのもひとつの方法ですが、それ以外にも
いろいろあるんですよ。

照明器具の配置によって、
壁際の明るさが気になる時には、
写真のようなスタンドを配置してみるのも
オススメですよ。



部屋のバランスを見ながら、
こんな風にダウンライトを配置するのもよいですよ。

明るさ感が、ほどよく分散しますし、
埋め込んであるのであるので、昼間に
照明器具の存在が気にならなくなります。
(+掃除が必要ありません)

さらに、奥に見えているように、
壁を照らす間接照明もきれいですよね。

その壁に凹凸のあるタイルを張ったりすると
その陰影が、とても豊かな表情を見せてくれます。




そして、天井を照らすような間接照明。
とてもいい雰囲気になります。

天井が照らさせる分、実は、明るさ感はアップします。

見た目もよくて、明るさもアップ。
いうことなしです。


もう一点。
ダイニングテーブルの上に、ペンダントライトを
採用する場合もあります。

部屋全体のテイストにフィットするデザインを
セレクトするといいですよ。

いいアクセントになります。



照明っていっても、いろいろです。
奥はとっても深いんです。

プロと一緒に、しっかりと
検討して決めていくことをお勧めします! (続きを読む)



ある家創りの現場でのワンショット。

こちらの家創りでは、
住宅部分は完成して、現在、駐車場棟を建築途中です。

外壁になる部分には、
住宅と同様に、タイルをセレクトしています。

細いボーダー状の磁器質タイル。
ほどよい焼きムラが、とてもいい表情を創りだしています。

磁器質タイルで、表面に着色するのではなく、
その素地自体で色がつけてあるので、
自然な焼きムラが愉しめるんです。

実物は、想像以上によかったです。


今回のように、駐車場を、本体と同じようなデザインで
しかも、木造で建築するケースを、時々見かけます。

それを見て、いつも思うことがあるんです。

今回こちらの家では、しっかりと耐震性能を持たせるため
許容応力度計算(詳細計算)をしていますし、
そういった構造を意識させない工夫をしています。

よく見かける駐車場は、計算はもちろんですが、
構造的なことはあまり考えていないのでは?
と思うことが多いです。

せっかくなので、住宅同様、耐震性能は持たせたいですね。




こちらは、別の現場です。

大工さんの工事が順次進んできて、
工事は後半戦。

内部建具の枠が取り付いていますので。

そうそう。
こちらの家では、内部建具を天井までの
高さにしているのですが、
通常に比べると、やはり開放感がありますね。

ちょっとしたことのようですが、
全然違ったりしますよ!

背の高い方であれば、建具を高くすると窮屈な感じを
解消できるので、オススメです。


いろんな現場が進行中。
雨があまり降らないことを祈るばかりです。 (続きを読む)



何だかわかりにくい写真ですよね。きっと。

こちらの写真。
本日通りかかりで撮影したワンショットなんです。

何を狙っていいるのか。

それは、こちらをご覧いただくとわかるかもしれません。





別の建物なのですが。
お分かりになりましたか?

そうなんです。

外壁のタイルにフォーカスして撮影しています。

現在、家創りを進めていらっしゃる方で、
外壁にタイルを採用されるんです。

よく使う、磁器質タイルではなくて、
セメント系で凹凸のあるタイルも検討されています。

ショールームに行くと、大きなサンプルは見れるのですが、
凹凸があって、表情のあるタイルは、
なかなかイメージしにくいですし、
色の雰囲気もわかりにくいですよね。

ということで、
移動中は、キョロキョロと廻りを見ながら、
そういった事例があると、車を止めて、写真をとります。

参考になりますので。



世の中にある全ての素材を採用することは
当然できないので、他で採用した事例を見ながら、
見え方や質感を確認していくんです。

外壁は、とくに、小さなサンプルより
実物見れると、イメージ湧きやすいですからね。


街中には、参考になる事例が、いっぱいあります。

家創りを始めたら、意識して、
いろんな場所のいろんな家をご覧いただくといいですよ。

それって、愉しいですしね!


家創りは、ほんと愉しいです。 (続きを読む)



マットなブラックのキッチン。

背面にグレイッシュな木目を組み合わせている感じが、
とてもトレンドを感じます。

こういったミニマルなデザインは、
私自身、大好きですし、得意な感じです。

このキッチンがとてもユニークなのは、
①鏡面でなくて、マットな仕上がりであること
②調理器具だけでなく、水栓もブラックにしていること

です。

実は、同じブラックでも、鏡面にしてしまうと
全く違った雰囲気を創りだしてしまいます。





鏡面のブラックの場合、周辺とのバランスを考えないと
派手目になってしまい、周囲から浮いた感じになります。

その点、マットにすることで、
廻りの素材との相性がとてもよいです。

それと、水栓ですが、日本で探すと
そのほとんどが、シルバー(クロムメッキ)色。

ブラックの水栓は、見つけるのが大変なんです。

ただ、海外では、そういった事例も多いので、
いざとなったら探そうと思っていましたが、
取り扱いのできる窓口ができてよかったです。


細かなところまで、しっかりと統一された、
ミニマルなキッチン。

ぜひ採用してみたいですね。




そうそう。
話は変わるのですが、こちらの家へ
昨日お邪魔してきました。

狭小間口に立つ家なのですが、
全然そんな風に感じない広がりを感じることができました。

とても快適に暮らしていただいたいると
伺って、とても嬉しかったです。 (続きを読む)



ある家創りのワンショット。

内部の建具ですが、チェッカーガラスを使った
框タイプの引き戸です。

上部が、少し曲線を描いているのが、
何ともかわいらしい表情ですよね。

女性に、とても人気のある建具です。
先日ご紹介しましたが、ウッドワンというメーカー。

框のデザインが、他のメーカーにはないほど、
とてもきれいな作り方がしてあります。

輸入住宅でよく使われる、輸入建材の建具もよいのですが、
やはり、少し割高なのと、金物の自由が効かないことが多い。

でも、こちらの建具ですと、
コストも抑えつつ、輸入住宅のテイストを実現しつつ、
金物をアイアンやシルバーにすることができます。

こういったデザインがお好きな方は、
一度ウッドワンをのぞいてみてくださいね。




そうそう。

こちらのツマミ。
ピンクで、しかも陶器製。

花柄をあしらったデザインは、女子好みですよね。

白い框の戸には、とても映えます。

白でシンプルな感じで統一するのもよいのですが、
こうやって、とても細かな部分にでも、
自分の大好き!を取り入れてみるとよいですよ。

ちょっとしたことなんですけど、
全体で見ると、結構個性的になっりたりしますので。


こちらの家の奥さまは、
トイレのペーパーホルダーや、タオルリングや
タオル掛け等の金物を、ご自身でネットで探されて、購入されました。
とってもかわいらしいデザインばかりでした。

こういった小物は、探してみると、いろいろあって、
ワクワクしてきますよ!

ぜひ、いろいろ探してみてくださいね。


家創りって、ほんと愉しいですよ。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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  • 三角形の敷地に建つエレガントな家

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