昨日、とある家創りの現場でのワンショット。

こちらの現場では、サッシが取り付き始めています。

わかりやすそうな、わかりにくそうなマークなのですが。。
窓の省エネ性能(断熱性能)を示しています。

こちらのマーク。
とっても高性能という意味です。

私は、家創りに関わらせていただく際、
「快適さ」は、とっても大事にしています。

もちろん。
住まう方のご予算や、こだわり具合にもよりますが、
こだわらない方であっても、ごく一般的なサッシよりは
断熱性能は高くさせていただいています。

壁の断熱性能について、いろいろ話題になります。
もちろんそれも大事なのですが、
それと同じくらい、窓の断熱性能は重要です。

窓の方が、熱を通しやすいですからね。


この地域では、これくらいで基準は満たせます。。。

そういった基準は、最低グレードと考えています。

写真のサッシは、かなりの高性能なんですよ。
おそらく、北海道なんかで使うサッシです。


建築家っていうと、なんとなくデザイナーというイメージ。
大きな窓でカッコいいのですが、寒々しい感じも否めず。。
(実際冬は寒いと思います)


私は、そうではなくて、しっかりと性能にこだわりながらも、
スッキリとしたデザインを心掛けているんです。

カッコよさの前に、家としての基本性能でもある
「快適さ」は、大事な、大事なことですので。 (続きを読む)



夕暮れのワンショット。
とても天気のいい一日でした。


昨日の午後は、新しく家創りを考えている御家族から
家創りに対する想いを伺ってきました。

こちらの家創り。
二世帯の御家族が、ひとつ屋根の下に暮らします。

こちらの御家族。
親と子世帯が、とっても仲がいいんです。

お互いの家創りでのこだわりを、
別々でなくて、一緒に伺ったんですけど、
聞きながら、お互いがいいな!と思ったことは
どんどん取り入れていく感じ。

「キッチンの近くに、ちょっとしたゴミコーナーがほしいんです。」
「それいいね。私もあるといいな。追加して!」

そんな感じです。

お互いのこだわりに対しても、
何か意見を伝えたりせず、各々の要望を尊重されていました。

面白いのは、
とっても仲がよいのですが、
求めてらっしゃるのは、完全分離型の二世帯住宅。

共用部分はないんですよ。

お互いの領域をしっかり保つ。
でも、ひとつ屋根の下で一緒に暮らす。

そんなつかず離れずな、距離感って
大事なんだと思いました。

親しいからって、何事も一緒っていうことでないんですね。


そうそう。

二世帯住宅のヒアリングって、
二世帯分の想いを伺えるので、
通常の一世帯住宅に比べると、愉しさが二倍になります。

最近、二世帯住宅のご依頼が増えてきています。

その御家族に最適な距離感をご提案できるよう
しっかりと考えていこうと思います。 (続きを読む)



シャワーヘッドです。

同じカタチで、色違い。

よく考えてみると、シャワーヘッドというパーツに、
色を入れるって、発想がないかもしれませんね。

「シャワーヘッドは、色がない。」

そんな固定観念を取っ払ってみると、
新しい世界が見えてきます。

実は、もっと、もっと自由に発想すると、
いろんな表現ができるんだろうなぁと思いました。

そうそう。
こちらは、GROHEのシャワーヘッド。
LIXILのユニットバスで採用できます。



昨日、とある家創りのため、お客様と
ショールームデートだったんです。

その際に、ヘッドを発見しました。

お客様が、このシャワーヘッドを気にいられて
(色ではなくて、使い勝手です)
じっくり見る機会があったんです。

何度か前を通りかかっているのですが、
今まで気がつかなくて、昨日発見した感じ。

そういうのって、ワクワクしますね。
その機会を与えていただけたことに感謝ですね。




そうそう。

外壁にタイルを採用するのですが、
その候補をじっくり見学しました。

最初は、室内の光のもとで見ていたのですが、
日の当たる場所へ持って行って、見学。

直接光の当たる場所とそうでない場所とでは、
全く、見え方が異なります。

それを、しっかり共有していただきつつ、
候補を絞り込んでいただきました。


とっても表情のあるタイル。
いずれを張っても、ユニークな外観になりそうですね!!



半日ほど、デートにご一緒していただきました。

とっても愉しい時間を共有させていただけて
ありがたい限りです! (続きを読む)



昨日の夕方以降は、事務所でデスクワークに集中。

ここ数週間の間に、いくつか家創りの計画案を
考える機会に恵まれていました。

ほんと。
声かけていただいて、ありがたいですね。


昨日、一区切りになる、最後のひとつを考案。

ここ数日考えてきていた、いくつかの計画案の中で、
やっとひとつの案に収束することができました。

ふと思い立って、直近に考案した、
その複数の計画案を並べて、見てみました。

なかなか、興味深いですね。


もちろん。
敷地も、予算も、ご要望も、十人十色なのですが、
全く違うカタチなのは、当たり前なのかもしれません。

それにしても、
求められている諸室の要件(規模以外)に
大きな違いがあるわけではないんですよね。

玄関、LDK、階段、主寝室、子供室等。

実は、その配置や関係性に強弱があったり、
優越があったりします。


どんな生活スタイル、動線で過ごしていきたいのか。
それがもとになっています。

「家事動線は大事!」

よく伺いますし、もちろん配慮して計画しています。


でも。。。

家事動線の中で、何を大事にしているのか、
どんな動きが好ましいのかは、実は違ったりするんです。

「家事動線」という言葉でも、幅があるんですよ。


そういった、微妙な生活スタイルの違いについて
いろんなお話をさせていただく中で、
感じたり、お伝えいただいたりして、
計画案に盛り込んでいくんです。


設計が進んでいく中で、
その動線が変化していくと、間取りも変化していきます。

何度も何度も、変化します。

その変化の積み重ねによって、
最適で最善な間取りを創り上げていきます。


そんな、じっくりと、しっかりとした家創り。
させていただいてます。

全ては、豊かな未来の実現のために! (続きを読む)



現在工事が進んでいる、とある家創りの現場。

玄関に吹き抜けがあるのですが、
その吹き抜けを見上げています。
とっても爽快ですね。

この骨組みは、できあがっていくと、
壁や天井の中に隠れてしまい、
見えなくなってしまうのですが、
この力強い姿に、安心感と美しさを感じるので、
とても好きです。




こちらは、ちょうど、LDK部分。

写真ですと、なかなかスケール感はわからないのですが、
幅、奥行ともに、相当は広さ。

大きな窓から大きな庭へと視線もつながっていくので、
明るく、開放的なLDKになりそうです。

しかし。
現場は、とてもスッキリ整理されていますね。

これからどうなるかはわかりませんが、
現場がきれいに整理されていると、
仕上がりもきれいなことが比較的多い気がします。
(あくまで個人的な感想ですが)

雨仕舞ができるまでは、ブルーシートも使いながら
工事が進んでいきます。




そうそう。
雨仕舞ということで、屋根はこんな感じ。

防水はすでに完了していて、
平瓦を葺くための下地造りをしていました。

現場には、すでにサッシも入ってきていたので、
雨仕舞も予定通りにできそうです。

段取りよく進んでいて何よりでした。



工事現場には、週に1回は行きます。

現場監督と待ち合わせて、
工事の進捗や設計内容への質問への回答等
いろんな打合せをしていきます。

しっかりとコミュニケーションを取りながら、
行き違いがないよう、進めています。

設計がよくても、監理がおろそかでは、
いい家創りにはつながりませんので。 (続きを読む)



珍しく、食事の写真をアップしてみました。

昨日、とても信頼している方とランチをご一緒してきました。
その時のワンショットです。

家創りの話はもちろん、
デザインのこと、大事にしていること、
最近、考えていること等、
話題は、いろんな方面にわたります。

感性が近いことと、
クレバーな方なので、
客観的な視点から、的確な意見を聞けるので、
とてもスムーズに話をすることができます。

あっという間に時間が過ぎてしまいました。

一人で、自分と向き合うことも大事なのですが、
こうやって、信頼できる方とコミュニケーションすることも
大事にしています。

頭がスッキリしました!




さてさて。

昨日は、新しく家創りを考えている方の敷地を
視察してきました。

この季節とあって、雑草がすごい!(笑)

日当たり含めて、とてもいい条件の土地でした。

最近では、Googleで見れたりするのですが、
やはり、現地でしっかり見ておきたいところ。

こちらの敷地も、現地で周辺を見て、
気がついたことがありました。

しかも、結構大事なことなんです。
体感したからこそなんですよね。


その後、その脚で、役所で敷地条件の調査へ。

ここでも。。。。
気にしていたことを聞いてみたら。。
いろいろありました。
しっかり確認と協議ができてよかったです。

それも、逃していると、計画に大きく影響する内容。
しかも、来月中に再協議しないといけません。

偶然にも、すごくいいタイミングでした。


敷地の調査や、役所の調査・協議は、
とても重要です。

さらりと聞いたり、見たりしてしまうと
気が付きません。

どんな計画をするのか、しっかりイメージしながら、
調査をするとよいですね。 (続きを読む)



狭小間口の敷地に立つ、都市型住宅です。

コンクリート打放し、ガルバニウム鋼板、塗り壁、
さらにはレッドシダーといった素材を組み合わせた外観。

こちらの家ですが、着工したということもあって、
昨日、色を決めるため、
いろいろ検討したり、サンプルの整理をしました。




アングルを変えるとこんな感じです。

左側側面は、現在駐車場になっているので、
結構見えてくるので、思い切ってレッドシダーを採用してます。

この家は、準防火地域に建設することになるため、
木造の3階ですと、準耐火建築物という建物にする
ことが必要になります。

そんな中、燃えやすそうな木材でもある、
レッドシダーを使っていいのか??
と思われますよね。

今回は、しっかりと準耐火建築物に
採用できる認定のあるものを採用するんです。




なんか特殊な感じ??

いやいや、その風合いは、全くもって、無垢材と同じです。
(ただ、若干普通と違う香りはしそうです)

外壁に、木材を採用する機会はあまりありませんので、
今回、とても愉しみなんです。

木材は、他素材に比べて、メンテナンスが必要ですので。。

実は、その辺にもしっかり配慮するため、
2階以上の部分には、採用せず、1階のメンテナンスしやすい
ところだけに採用しています。

これであれば、足場を組むことなく、塗装等のメンテナンスも
可能ですので!



木材は、自然素材ゆえに、経年でグレイッシュに変化していきます。
(もちろん着色すれば、その辺は軽減できます)
その変化を味としてとらえることができる方であれば採用は可能ですね。

仮に塗装したとしても、通常の塗装に比べると、あまり対候性がよくないため、
メンテナンスのこともしっかり考えて、採用することをオススメします。


できた時にカッコいいだけではなくて、
経年のこともしっかり考えて、採用を検討していきましょう!


年末竣工に向けて、進んでいきます!
愉しみです。 (続きを読む)



昨日、とあるお客様より、嬉しい連絡をいただきました。

こちらのお客様。
弊社のホームページよりお問い合わせいただいて、
はじめてお会いしたのは、1年数カ月前。

「カッコいい家が建てたいんです!」

そんな強い想いをお持ちだったと記憶しています。

はじめてお会いした時、奥さまのお腹の中にいた
お子様は、先日、ちょうど1歳を迎えられました。

それまでに、竣工した案件でご覧いただける家があれば、
ご覧いただいたり、情報交換をしたり。

お会いするたびに、お子様が成長されて、
それを見るのも愉しみだったりしてました。



実は、こちらのお客様。
土地探しからご一緒させていただいています。

何度か、土地を一緒に見に行ったり。
分譲住宅を見に行ったり。(笑)
不動産会社を一緒に行ったり。

条件の良さそうな土地があれば、情報収集して、
その土地で希望の家が建ちそうなのかを検討して、
アドバイスしたりしてきました。


前置きが長くなりましたが。

先日ご一緒した土地があったのですが、
いろいろとご検討された結果、
正式に取得を決定されたとのこと。

そんなことか。
と思われたかもしれませんが、

土地探しを始めて、1年半ほど。
ご一緒させていただいた私も、
率直に嬉しかったです。

ほんと。タイミングですね。


でも。
きっと、その土地。
普通でしたら、取得されないと思います。

周辺状況の読み取り方や間取りの組み込み方等、
いろんな検討を踏まえると、
一見、あまりよくなさそうな土地ですが、
このお客様には、最適な土地になるんです。

他のお客様では、フィットしない土地ですので。


そんな風に、ご自身にとって最適な土地を
探していくには、建築家のサポートがあると
とってもスムーズなんだと思いますよ。


こちらのお客様。
いよいよ本格的に家創りがスタートします。

「カッコいい家」

実現していきます!! (続きを読む)

昨日の午後は、とある家創りの打合せでした。

打合せに入る前に。。
御家族と一緒に外へ出ました。




準備してきた、外壁仕上げの見本たち。
玄関脇に一列に並べて、比較してみました。

お客様がショールームで気になっていた色をはじめ、
事務所にあった、他の色、仕上げ等
いくつかお持ちしました。

最初は、北に面する場所でご覧いただきます。
(写真はこの時のワンショット)

少し黄色の入った上品な色がお好み。
ここでご覧になった時には、やはり、ご自身が
セレクトされた色がベスト!でした。


ただし。

日が差してきたので、南の日の当たる場所へ
見本を持って移動します。

太陽の光をもとに色を見てみると。。。


実は、写真でベージュに写っている、少し濃い目の
色以外は、ほとんど真っ白でした。
(写真撮り忘れました。。)


ベージュの色くらいの強さがないと
色が飛んでしまうんです。

しかも。
色は、大きな面積に塗るほど、明るく見えます。

ですので、
この段階で、いい色でも、実際に塗ってみると、
明るく、白くなったりします。

小さな見本やサンプルで、色を決める時には、
少し濃い目を選ぶのがポイントとなります。

こちらのお客様も、もう少しトーンを抑えた感じで
探してみましょう!という流れになりました。

まだまだ設計途中なので、即決しなくてよいのですが、
しっかりと比較検討しながら、最善の色をセレクトしたいですね。


じっくりと。
しっかりと。
サポートしていきます!! (続きを読む)



昨日は、新しく家創りを考えている御家族と初面談へ。

最初に。
すでに、いくつかのハウスメーカーや設計事務所と
家創りの話を進めているとのこと。

正直にお伝えいただいた方がすっきりしますね。

最近は、こんな風にいくつかの会社と比較される場合と、
ピンポイントで御依頼いただく場合があり、
比較してみると、前者は少ない感じです。

どちらの場合でも、もちろんOKなんですが、
比較していただいた方が納得しやすいのかもと思います。

おそらく。
同じご予算、ご要望であっても、
ご提案させていただく内容は、全く違うと思うからです。

住まわれる方が、家創りに何を求めていて、
何を大事にされているのか。
私は、それを優先して、計画をするからです。

例えば。
南側に大きな窓があって、光をたくさん取り込む。
一般的ですし、当たり前に聞こえます。

でも。
それが望ましくない場合もあったりします。

そんな時、南側をしっかりと閉じた状況で、
光を取り入れる方法を考えたりするんです。

「普通」ではありえません。

比較をしていただくと、
そういったことがハッキリしますよね。

比較は大歓迎。

でも。。
比較する対象が多くなると、きっと、
わからなくなってくると思いますので、
ほどほどがよいと思います。




お渡ししたい書類があったりしたので、
少し前に竣工した家へお邪魔してきました。

相変わらず、パワフルで、愉しげな二人のお子様。
設計の時のそうでしたが、ワイワイ、ガヤガヤ
盛り上がっていました。

そういった声を聞くと、なんだか元気出てきますね。

そうそう。
写真は、その中でのワンショット。

お子様の部屋のドア。

赤くペイントされた框戸に
ブラックでアイアン風のレバーハンドル。

とってもいい風合いに仕上がってました。

こんな風にアクセントとして採用するのも
いいですよね。


もっといろいろ見どころはあるのですが、
ついつい写真を取り損ねてしまって
ご紹介できるのは、こちらくらい。

こだわりの詰まっているのですが、
とてもユニークな家になりました。

何だか嬉しかったです。





夕方には、先日建て方をした現場へ。

ここ最近、台風やゲリラ豪雨があったりして、
ちょっと心配でしたが。。

屋根の防水がしっかり工事されて
盆休みに受けて、雨仕舞を優先した対処をしてくれていました。

ここまでしてあれば、よほどよいのですが、
できれば、台風のような雨風の強い天気は、
ないことを祈っています! (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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