ヨーロッパで進化を遂げる芝刈り機は、まるで芝の上の自動ロボット掃除機

お庭や公園の芝生は、見た目も美しく、夏の暑さ対策としても効果があります。また、子供が遊んでいても怪我の心配も少ないので、安心して柔らかい芝生の上で遊ばせておくことができますね。

芝生は草むしりや水やりなど、管理が大変そうというイメージを持つ方も多いと思います。しかし、最近では自動散水装置や芝刈り機など独自の進化を遂げており、従来のイメージを覆すようなマシーンも発表されています。

ロボット化する芝刈り機

芝の文化が長い欧州や欧米の方では、日本と比べ様々な芝刈り機が存在します。手動型の芝刈り機は、海外ドラマや映画などでよく登場しますが、次世代と呼ばれている芝刈り機には、バッテリー型で自走式化が進んでおり、まるで、自動ロボット掃除機のような芝刈り機が勢いを増してきております。

例えば、イタリアで開発された芝刈り機「ローンボット（LawnBott）」は、障害物を感知して回避したり、バッテリー残量が少なくなると、自動で充電機まで戻って充電を行います。プログラムをセットすれば、ジグザグ走行とサークル走行を使い分け、効果的に刈り取るという優れものです。

LB3210｜LawnBott

さらに、進化系がこちらの「Grass Printer」です。あらかじめ、プログラムを入力しておけば、芝生を思い通りにデザインすることができるのです。


こちらの「Grass Printer」は、まだ企画段階で製品化はされていないというこですが、イベント会場やスタジアムなどで活躍してくれそうなマシーンですね。