感覚。

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以前、この画像をブログのどこかで使ったのですが
それを見た方から

「あの、本の上にレモンを載せる、梶井基次郎の世界の。
そういう感覚にピン!と来まして、三宅さんにコーディネートのご相談をさせていただこうと思いました」と、インテリアのご依頼をいただいたことがあります。

何がアンテナにひっかかるのか、わからないものです(笑)

ほんとに。

そんなわけで、
モデルハウスの設営したときの画像ひっぱりだしてきましたの巻。
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「本」ってなってるブックエンドとか。
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動物を置いたり。

(これは、このハウスメーカーのインテリアコーディネーター(社員)さんに
却下されたらしく、後日、片づけられて違うディスプレイに入れ替わっていました、っていう、ちょっぴりがっかりなことも経験済み(苦笑)←全然めげないけど)
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モデルハウスよりも、個人邸のコーディネートのほうが好きです、はい。

この世で一番興味のないもの。それは「完璧な世界」かもしれません。
矛盾している感覚なのですが。
完璧を求めながら、完璧であってはならない。

例えば完璧なウェッジウッドのカップアンドソーサーに入れた紅茶を、
7歳の子と共につくった、いびつな形のクッキーを食べる。
その、美しい世界観・・・

伝わる?

まぁ、そんなかんじの、インテリアコーディネーターの、りかです、どーも。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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