スマート家電とアプリを連携させた新しいサービスを提供するアプリックス

ガイアホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社アプリックスは、シンプルかつ高機能な家電製品を安く簡単に実現し、アプリ開発者がさまざまなライフスタイルやユーザーの趣味嗜好に合わせたサービスを提供できるスマート家電アプリプラットフォームを、10月2日から幕張メッセにて開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN」にて公開すると発表した。

スマートフォンのもたらすさまざまな機能を活用したアプリは既に500億本以上ダウンロードされており、巨大なマーケットとなっている。
アプリックスが提供するスマート家電アダプターを既存の家電製品の中につなぎ、家電製品とスマートフォンが連携することにより、スマートフォンに備わっているGPSや各種センサー、インターネットから提供される地図情報や各種Webサービスなど、スマートフォンのもたらすさまざまな機能を活用して生活を便利に豊かにするアプリを開発することが可能となり、スマート家電とアプリを連携させた新しいサービスを提供する巨大な市場を創り出すことができる。

しかし、従来のスマート家電では、スマートフォン用に標準で提供されているアプリはリモコンの代用にとどまっており、コスト増に見合うユーザーメリットを伝え切れていなかった。
既に優れたアプリを提供しているアプリ開発者が、スマート家電を活かすアプリを簡単に開発し、既存のアプリマーケットで提供できるようになれば、家電にスマートフォンがつながることによってもたらす真の価値を引き出すことが可能となり、スマート家電の普及を促進できるとしている。

ブースでは、先端技術を積極的に活用する機器メーカーと、アプリを提供しているデベロッパーの協力により、ネットやスマートフォンの中のバーチャルな世界とリアルな世界のさまざまな機器をつなぎ、楽しく豊かな生活を実現する新しい「リア充」を体感でき、基盤となる技術が詳細にわかる展示を行うとしている。

株式会社アプリックスについて
デジタル家電分野におけるJavaの活用にいち早く着目し、1996年、組み込みソフトウェアメーカーとして日本で初めてSun MicrosystemsよりJavaのライセンスを取得。アプリケーション実行環境「JBlend™」や「emblend™」などのソフトウェアを搭載した携帯電話やAV 機器は、世界各国の市場に既に7億台以上出荷されている。さらに、「nanoJBlend」、「picoJBlend」、「WirelessIDEA」を始めとするスマートグリッド・M2M向け製品が、米国や中国の大手電力関連半導体メーカー・大手通信事業者・通信モジュールのグローバルメーカーに採用されている。

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