ムーミン

家結び.COM

先日、ムーミンの映画を観てきました。

ここのところ、ひそかにムーミンがマイブームでして(笑)
子供のころにはなにも思わなかったのですが
大人になって本を読んで、あらためてじんわり感じるものがあるのです。

北欧の森という環境、暗い世界、短い夏。
個々の価値観。あるべき場所。
なんだかわからないものに対しての畏怖と、受容、寛容さ。
ただ「美しい」と簡単に言ってしまうのは違うと思わせるような闇を内包した自然。
この世界は広くあんなに果てしないくせに、
自分の居場所は結局ここだったりする。
食事をし、歌を歌い、釣りに出かけ、睡眠をとり、
恋をし、見栄を張り、嫉妬をする。
喜怒哀楽は単純だ。でもそれが人間の本質だったりする。


とかとかね。
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The wish list2015(ウィッシュリスト前編はこちら)

20 やりたくないことはやらない


やりたくないことはやらないことにしようと思うようになりました。
っていうと、嫌なことから逃げる、という意味ではありません。
日々のお仕事(面倒だからやらなーい)とか
家の掃除(やりたくないからやらなーい)とか、
学校の役員(やりたくないからやりませーん)とか、

全然そういう話ではありません。

じゃなくて。
人生、残り時間が限られていると思うわけです。
心を揺さぶられないことに時間を費やすのがもったいないと思うようになったのです。
自分の中でモヤモヤとひっかかるようなことに
ただNOと言えなくてつきあっているだけなのは、嫌だぞ、と。
そういうことです。

つきあいで出席するような飲み会には行かなくなりました、とか
そーゆー話です。
うまく伝わるかわかりませんが、そーゆー話です。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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