インテリア停滞期の乗り切りあわせ技【日本の住まいの鍛え方4】

日本には四季があり、季節季節のしつらえや、行事に合わせて住まいも飾る、それがケの日ハレの日として気分転換であり、日常を楽しく過ごす術のひとつであると思います。

しかし、日々忙しい現代、なかなかそんな余裕もなく毎日におわれている方も多いのではないでしょうか。

ダイエットや筋トレを続けていると、効果が表れない、数値に動きのない、いわゆる停滞期が必ず訪れます。インテリア的にもそんな時があります。

『飾り方がワンパターンでマンネリ気味』
『お部屋の模様替えもやりつくした』
『物ばかり多くてまずは処分と思うと気が重い』

雑誌やWEBに出てるようなおしゃれな住まい、インテリアはやっぱり家を建て直すか大がかりなリフォームじゃないとムリ~!なんて、半ばあきらめムード・・・・・・

さて、そんな時はどうしたらよいか?

そう、そういったときほど思い切りが大事です。まずはビジュアル的にガラリと変わることをやってみることです。

ペインティングと壁紙貼りをススメる理由

人間の感覚である五感。その機能分布はっていうと
  • 見る・・・87%
  • 聞く・・・7%
  • 触れる・・・3%
  • 嗅ぐ・・2%
  • 味わう・・1%

  • だそうです。そう!まずは視覚的にがらりと変えてみることが効果的なのです。そこで、大胆にできることとしてオススメは壁を塗る×壁を貼る
    そう、ペインティングと壁紙貼りにぜひトライしてみてください。

    ペインティングのポイントは
    • 塗料セレクト
    • 色選び
    • 養生をしっかりやること

    • この3つ。

      塗料セレクトは、まず扱いの楽な水性塗料がオススメ。あとは塗る面以外の養生(ペンキがつかないようにカバーする)と面積に合わせた道具があれば、以外に簡単です。

      ビジュアル勝負なので色選びがキモ。できるだけ色数の多い微妙な色の中からセレクトしてみてください。オススメはカラーワークス様。

      ウチの事務所も一面黒板仕様に塗りましたがガラリと雰囲気が変わっちゃいました!(カラーワークスさんのカケルペイント みかん色です)
      家結び
      壁紙貼りも、糊や道具、そしてこれはちょっとコツがいるので、また後日説明しますが海外のステキなデザインをちょっと入れるだけでステキなお部屋に変わりますよ。

      このとき最初はちょっとしたスペースのポイント貼。アートのようにちょこっと試してみてください。

      この二つのあわせ技で、がぜんインテリアが楽しくなるはず。

      手持ちの椅子や雑貨も生き返るから不思議。この季節、ぜひ休日は思い切ってトライしてみてくださいね。

プロフィール

松本 佳津

空間のデザインは人を活かすために

関わる方々それぞれの思いや価値観を大切にしながら「インテリアのチカラ」「デザインの愉しさ」を
様々な切り口でご提供しています。

Plan&Consulting (人を活かす、人が活きる建築空間プランの提供)
Power up (住を切り口に企画教育プロデュース)
Promotion (空間にマッチしたプロモーションの総合提案)

3つのPを柱とし、インテリアから発想することを意識しています。

具体的には住宅の新築・リフォーム・インテリア提案、クリニックのインテリアデザイン・総合プロモーション等。
お問い合わせ・ご依頼は・・・WWW.51matsu.com

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