さよならだけが人生さ‐1263‐
2016年4月12日
さよならだけが人生さ‐1263‐
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【Events】
■セミナー:4月24日(日)14:00~16:00
(会場:大阪市住まい情報センター3階ホール、定員100名)
■「松虫の長屋」見学会:5月15日(日)14:00~16:00
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関西の桜もほぼ終わり。
先週木曜日は雨風が強く、一気に散ってしまった感があります。
唐の詩人、于武陵の五言絶句を、井伏鱒二はこう訳しました。
花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生さ
その日、 同業の友人と、梅田で飲んでいました。時々声を掛けてくれる有り難い仲間です。
店は、概ね東通り商店街のミュンヘン。
時々行くビアホールは楽しみでしたが、さよならすることにしました。
私は、酒癖が悪いほうではありません。概ね楽しい酒だと思っています。自称ですが。
しかし、上手く合わせるというのは極めて苦手です。納得できないことに「うん」と言う事はありません。
人はそれぞれとも言えますが、それを理解した上で、進歩なり、発展の方向を向き、何らかの合意を探さなければ、酒を酌み交わす理由はないと思っています。
若い頃は、我慢して(つもりで)、その席に留まっていましたが、ある時気づきました。帰れば良いのだと。
お代だけ置いておけば、我慢してまで、私に居て欲しい人など居るはずもありません。40歳になるまで、それが分からなかったのです。
その日も、どうも空気が違うなと思い、中座しようと思ったのです「まあ、そう言わんと」に、甘えたのが悪かった。
一度帰るという意思表示をしたら、必ず帰らなければなりません。そこから、空気が変わることは無いのです。
SEIUNDOのオープニングレセプションの3日前、セブン・ドリーマーズの社長、阪根がNew Officeにやってきました。
商談で来阪中でしたが、その日は、パナソニックと大和ハウスと共同出資した「セブン・ドリーマーズ・ランドロイド社」設立の報道があったばかり。
昨秋発表した、自動洗濯物折り畳み機を製作する会社です。
土佐堀川をのぞむイタリアンで遅くまで飲んでいました。
彼も間違いなく結果を出し続けている友人の一人です。勿論、誰よりも努力をしているからこその結果です。
ソチオリンピックの銀メダリスト・葛西紀明は「僕は誰より負けず嫌いだから、良いと思ったことはすぐ取り入れる。相手が若いとか、そんなこことは関係ありません」と。
40歳を過ぎ、レジェンドと呼ばれ、10代、20代のトップアスリートと互角に戦える秘訣がここあるのです。
折角働くなら最高の仕事をしたい。クライアントもそれを求めているのですから。
私達に残された時間は、間違いなく有限です。上手くやっている時間は正直ないのです。
人生には、得るものも、失うものもあって当たり前。
不愉快な思いをさせたなら、そこは詫びなけらばなりません。
しかし、 さよならだけが人生なのです。
◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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アトリエmの現場日記
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株式会社一級建築士事務所アトリエm
夢は必ず実現する、してみせる。
一級建築士 守谷 昌紀 (モリタニ マサキ) 1970年 大阪市平野区生れ 1989年 私立高槻高校卒業 1994年 近畿大学理工学部建築学科卒業 1996年 設計事務所勤務後 アトリエmを設立 2015年 株式会...