「羽曳野の家〈リノベーション〉」‐5‐臨機応変
2016年4月18日
「羽曳野の家〈リノベーション〉」‐5‐臨機応変
4月24日(日)14:00から、セミナーの講師をつとめます。
日本建築家協会主催で、会場は天六の大阪市住まい情報センター。
定員は100名ですが、現在の申込は50名程。昨年の半分だそうです。
「済みません私の知名度不足で」と会場の担当者に言うと「ええ、タイトルがあまりだと思ってました」と結構ダイレクトな感想。
「住まいは幸せの形」というタイトルにしたのですが、漠然としすぎていると言うのです。
写真の露出があまり無いのでタイトルが全て。リノベーションをもっと前面に出した方が、受けが良いと言うアドバイスは聞いていました。
新築も2、3軒取り上げるつもりでしたし、タイトルは私の哲学でもあります。やはり、受けの為のタイトルはいやだなと思っていました。
しかし結果が全て。リノベーションに関しては、18年前から手掛けてきましたし、現在も3軒のプロジェクトが進行中。
内容も、リノベーションを分厚くし、臨機応変に対応したいと思います。
また、参加者の中から抽選で5月15日に「松虫の長屋」に私が案内します。
時間がある方は、大阪住まい情報センターのページから是非申し込んでください。
告知が長くなりましたが「羽曳野の家〈リノベーション〉」です。
近所に幼稚園があり、見事な藤棚がありました。
桜の後。この時期、藤の淡い紫は本当に美しい。
品、高貴、そんなことを連想させます。
この日は午後からの打合せでした。
娘さんのみ保育園で、長男君、次男君が、現場に遊びに来てくれました。
勿論、現場には危険が沢山あります。奥さんはお腹が大きいこともあり、気が気ではなさそうでした。
私は、打合せをスタッフの田辺と監督に任せて、2人をつれて出ました。藤棚のある幼稚園が園庭開放していたからです。
お子さんを見たり、危険がありそうなら叱ったり出来るのは、私だけだろうと判断しました。
私が現場に居る方が、良いのは間違いありませんが、迷いはありませんでした。
田辺のキャリアも9年目に入りました。前打合せをしていましたし、今回の内容なら解決出来ると思っていました。
何より、それがベストだと思ったのです。判断とは、常に覚悟です。
しつこいですが、場の雰囲気を見ながら、臨機応変に話をするつもりです。良ければ是非セミナーにも。
文責:守谷 昌紀
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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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株式会社一級建築士事務所アトリエm
夢は必ず実現する、してみせる。
一級建築士 守谷 昌紀 (モリタニ マサキ) 1970年 大阪市平野区生れ 1989年 私立高槻高校卒業 1994年 近畿大学理工学部建築学科卒業 1996年 設計事務所勤務後 アトリエmを設立 2015年 株式会...