車椅子の方が安心して暮らすために
2015年11月11日
昨年から今年にかけて、
車椅子を使われている方の
家創りに関わらせていただく機会がありました。
当時は、車椅子の通るスペースがなかったり、
トイレやキッチン、そして洗面や浴室まで、
脚に不自由を持たれている方にとっては、
とてもハードルの高い仕様でした。
それらを解消して、
車椅子でも、安心して安全に暮らしていける家がほしい
ということで設計をスタートさせました。
設計だけで1年。
実は、私は、福祉施設や病院、庁舎等の設計にも
携わったことがあって、「バリアフリー」という
考え方は、とても詳しいと「思っていた」んです。
実は、勘違いだったんですよね。
いろんな不自由を持たれてる方々を想定して、
誰でも分け隔てなく、使えるような、
最大公約数な発想が、「バリアフリー」の考え方なんです。
実は、住宅という側面から考えると、
その使う方のよって、全く違ってきます。
たとえば。
使っている車椅子の高さ、大きさ。
通常タイプではないですよね。
超低床タイプ、低床タイプ、電動なのか等、
家の中で、どんな車椅子を使うのかで、
スイッチの高さひとつとっても、違ってきます。
バリアフリーという規定では
「標準的な」高さがあります。
その高さでは、使いにくい可能性は十分あります。
実は、車椅子の方々の家創りをしていくためには、
車椅子の方の家創りを経験された方でないとわからないことが
多いんです。
福祉施設や病院とは、明らかに違う考え方ですので。
そこで、車椅子の方々が安心して暮らしていけるよう、
こういった事業を立ち上げています。
一人でも多くの、車椅子を使われている方が、
安心して、安全に、快適に暮らしていただけるために、
サポートしています!
詳しくは、下記へアクセスしてください。
http://www.kurumaisuhouse.com/
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しっかりと、じっくりと。
2015年11月11日
ここ1,2年ほど、朝30分ほどウォーキングをしているのですが、
昨日の朝は、とても珍しい光景を目にしました。
ちょっとわかりにくい写真なのですが、
実は、タヌキなんですよね。
猫じゃないですよ。
こちらを気にするわけでもなく、
その場でじっとしたまま、普通にその場にいる感じでした。
珍しいことがあるもんですね。
昨日は、とっても爽快な天気。
車での移動がほとんどなのですが、
車の中は、暑くて、汗が出てくるほど。
11月なのに、この暑さ(暖かさ)は、
とてもありがたいですね。
寒くなると、現場での打合せが大変になりますので。。
昨日の午後は、名古屋市内のいくつかの家創りについて、
法規制を確認・協議するために、名古屋市役所へ
行ってきました。
簡単な確認もあるのですが、
結構厳しい法規制の場合は、詳しく聞いておかないといけません。
こちらの設計方針を伝えて、それが解釈として問題ないのかを
確認しておきます。
名古屋市役所だけでは終わらず、愛知県庁へ。
いろんな課を回って、いろんな調査と確認をしたのですが、
気がついたら、夕方になっていました。
いつもそうなのですが、
この最初の段階は、とても重要なんです。
仮に、聞き逃しがあると、後で、計画が成立しないなんてことにも
なりかねないんですよ。
じっくりと、しっかりとが大事です。
ひと通り、全体像を把握して、
自身の考え方に問題がないことがわかったので、
よかったです。
どんな家創りにするか。
こうご期待!
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リノベーションが多くなってます!
2015年11月10日
こちらの写真は、現在工事が進んでいる
お客様の家にあった、ちゃぶ台!
猫の顔が机に掘りこんであったり、
脚がちゃんと猫足になっていたり、
しっぽがついていたり。
とってもキュートなちゃぶ台だったので、
思わず撮影してしましました。
話は変わって。
昨日は、とある家のフルリノベーション打合せからスタート。
限られた範囲の中ですが、
3世代8人家族が住まう家に創り替えるのが、ミッション。
家族みなのプライバシーを考えつつも、
充実したみんなの場所を確保できるよう
調整していきます。
廊下やホールというスペースは、
最小限にした、合理的な間取りを提案しました。
もちろん、全ての部屋が大きいというわけではありませんが、
みんな各々がベッドや机を置いたりすることは、できそうです。
気になるのは収納ですね。
部屋を多く確保すると、収納が不足してきます。
とても細かなスペースを見逃さず、収納にしていこう!
という感じの打合せとなりました。
打合せのたびに、いい形になってきています。
この調子で、少しずつマイナーチェンジしながら、
いい家創りにしていきたいです。
午後は、とある家の改修工事の現場へ。
屋根がきれいになっていました。
写真は撮り忘れてしまいましたが、
玄関のサッシも取りついて、とてもいい雰囲気になってきていました。
その他、細かなところを、
大工さんがコツコツと仕事を進めてくれています。
本格的に、寒くなる前に、外回りの工事が完了して、
正直、ほっとしています。
あとは、順次、中の工事になりますね。
お客様とは、焼き芋をいただきながら、
工事の状況報告等をざっくばらんにさせていただきました。
ほんと。
順調に工事を進めてもらえて感謝です。
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色を決めたり。現場でイメージしたり。
2015年11月9日
昨日は、とある家創りの打合せから。
こちらの家創りでは、基本設計を完了して、
詳細な設計(実施設計)を進めています。
今回は、その中で、
色についても決定していただく流れになっています。
(通常は、現場が始まってからですが)
何度か、打合せをさせていただいて、
昨日、家の外部、内部の色をひと通り決定していただきました。
写真は、その一部です。
ひとつ強烈な印象の素材もありますが、
ワンポイントで採用予定。
こちらの家創りでは、お客様の個性が
如実にあらわれているので、今から仕上がりが楽しみです。
これから、詳細な図面を進めていって、
実施設計の図面をとりまとめて、最終の見積もりへ入っていきます。
ひとつずつ進めています。
午後は、とある家創りの現場へ。
お客様と一緒に、現場の進行状況を確認してきました。
外部は、外壁が仕上がってきています。
外壁の塗装が始まっている予定でしたが、今日の天気を
見越して、来週以降になりそうです。
塗装するのであれば、一気に仕上げていきたいですからね。
次回、現場に行く時には、外部の色を含めて、
仕上がっているはず。
一緒に決定した、上品な色合いが、どんな風になるのか。
ワクワクしますね。
内部も、どんどん仕上がっています。
床のフローリングが張れていました。
ただ、汚れたり、傷付かないように、養生をしているので、
全体の雰囲気を確認するのは、お預け。
壁、天井の石膏ボードが張り終えて、内部のドア枠が
取りついていました。
2階については、仕上げ以外、ずいぶん仕上がっています。
毎回、お客様と現場の見学をご一緒しています。
少しずつではありますが、着実に出来上がってきている姿を
見ながら、ワクワクを共有します。
見ていると、嬉しくて、何だかニヤけてくるんですよね。
そう。
仕上げはまだですが、その場所で、暮らしている姿を
イメージできるようになっているからでしょうね。
ほんと。毎回が愉しみです。
次回は、現場の見学以外に、そろそろカーテン等を決めていきます。
それも愉しみの一つなんですよ。
家創りは愉しいです。
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家創りにはいろんな方法があります!
2015年11月8日
何だか、とてもいい雰囲気ですよね。
こちらは、名古屋市内にある、とあるカフェ。
ゆったりとしたソファや、少し暗めに設定された雰囲気が、
とても落ち着いた時間を過ごせます。
昨日、こちらのカフェで待ち合わせ。
といっても、デートじゃないですよ(笑)
新しく家創りを考えてらっしゃるご夫婦と、
顔合わせだったんです。
メールでのやり取りだったので、
私の方は顔を存じ上げていません。
(私のことは、サイトで確認していただいてました)
ドキドキしながらも、席で待ちます。
声をかけていただいて、初対面!
とても優しい雰囲気のご夫婦でした。
飲み物の注文をして、ご挨拶をした後、いきなり本題へ。
実は、何度かメールでやり取りさせていただいた情報をもとに、
敷地を事前に調査していました。
その調査結果の報告です。
資料をもとに説明して、気になっていることに
どれだけ費用がかかるのかを提示します。
予想以上の金額に、ビックリ。
ただ、この土地で、家創りをするのであれば、
最低限は必要な費用なんです。
ご予算を伺ってみて、なかなか難しい状況なのがわかりました。
驚かれているのもつかの間。
もっと視野を広げて、別の方法で家創りができないかを
いろいろご提案しました。
新築だけでなく、リノベーションも含めてですね。
ご予算や家に対する考え方は、人それぞれです。
今後御家族が、快適に暮らしていく。
その実現には、いろんな方法があります。
その辺を比較検討しながら、
お客様にとって、最適な方法を
一緒に考えて、実現していきたいと思います。
家創りに対する「想い」を伺ったのですが
お子様のこともあって、途中で終了。
次回、その続きを聞かせていただくことにしました。
いろんな家創りに関わらせていただいているおかげで、
私自身、広い視野で、いろんな視点から、
家創りをご提案できるようになりました。
ほんと。
そのことに感謝です。
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志を大切に。
2015年11月7日
昨日は、とある工務店の方との打合せからスタート。
初めてお会いするということもあって、
お互いが、どんな志で家創りをしているのかを
話しながら、共有しました。
その後、いろんな話が展開していって、
お客様に大満足の家創りを提供していくために、
協力していけるのではないかという話になりました。
あっという間の数時間。
とてもワクワク、愉しい、有意義な時間となりました。
お互いが、きちんとした理念を持っていたこと、
そのお互いの理念に共感できたことが大きかったと思います。
何のために、家創りをしているのか。
大事ですよね。
今後の展開に期待です!!
その後、新しい家創りのため、
敷地を視察に行ってきました。
周辺環境の確認からスタート。
近くに、大きな道路があるにも関わらず、
ちょっと中に入ったことで、とても閑静な住宅街になっています。
落ち着いた日常を過ごしていけそうです。
周りに建っている家を確認。
隣家が接近にして建っている中で、
光が入ってきそうな部分を探します。
ただし。大事なのは、
現在光が入ってきていても、将来隣家が建て替えになったら
どうなるのかを想定することが大事になります。
その辺もにらみながら、視察していきます。
道路との高低差、周辺との高低差も確認。
そして、インフラの確認ですね。
水道、電気、ガス、排水関係を確認します。
全体的には、街中ということもあって、
将来を見据えた上で、光をどう取り入れていくのかを
考えるのがポイントになりそうです。
腕の見せ所ですね!
その後、場所を移動して、
別の家創りの敷地を視察。
こちらは、道路との高低差があるようです。
その高さを確認しつつ、同じように、周辺の状況を
確認していきました。
この敷地の視察は、とっても重要です。
ただ、漠然と見てしまうのではいけません。
こんなイメージで、こんな風にしたらどうなるのかを
考えながら、見ていくことが大事になります。
特に、将来どう変化していきそうなのかを
想像することはとても重要なんです。
やはり、それには、建築家と一緒に敷地を見ることが
おすすめです。
いろんな家創りに関わることができて、
ほんと感謝ですね。
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いろんなこだわりがあります。
2015年11月6日
昨日もいい天気でした。
街中も、少しずつ紅葉し始めていました。
昨日は、とあるリノベーションの打合せからスタート。
こちらのリノベーションでは、御主人の趣味もあって、
オーディオルームを増築する予定。
そこで、お客様が長年お付き合いされている
音響に詳しい方をご紹介いただいて、打合せをしてきました。
現状の機材を見せていただいたり、
どんな流れで進めていくとよいのかを話したり。
といっても、昨日は、まずは、顔合わせといったところ。
今後、数か月かけて、音響関係の方を交えながら、
設計を進めていくことになります。
何だか、今からとっても愉しみです!
午後は、とある改修工事の現場へ。
外回りがずいぶんできあがってきています。
外部に絡む窓周り等について、大工さんが
コツコツと仕事を進めてくれていました。
新築とは違って、今あるモノを生かしてとなりますので、
いろいろ試行錯誤しながら進めていくことが必要です。
大工さんの経験を優先しながら、進めてもらっています。
順調に進んで、何よりでした。
夕方からは、家創りを考えてらっしゃるご夫婦と
初顔合わせ+ヒアリング。
どんなことにこだわりがあるのか。
どんなことをしたいのか。
どれくらいのモノをお持ちなのか。
どんな趣味をお持ちなのか。
等など。
いろんな話をさせていただきました。
あっという間に2時間が過ぎてしまい、
夕食の時間なので、タイムアップ!
もう一度、ヒアリングをさせていただくことにさせていただきました。
新しく家創りをしようと思ってらっしゃる方が語る、
家創りへの想いを伺うことは、とても刺激的で、愉しい。
いろんな制約はあるものの、せっかくの家創りですので、
より多くのことを実現したいですよね。
できるできないは後の話。
いろんな想いをぶつけていただければと思います。
どんな家創りになるのか。
今からワクワクします。
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土地探しから建築家と。
2015年11月5日
昨日は、とある家創りの現場から。
現場へは、毎週脚を運びます。
工務店の担当者や大工さんと調整や、
工程の確認、工事の進捗を確認します。
こちらの家創りは、大工さんが段取りよく
工事を進めてくれているので、
とても順調に進んでいます。
何度か、こちらで登場していますが、
大きな屋根が特徴の和モダンな家。
屋根が完全に葺き終わって、いい感じでした。
玄関の庇も、長くて、シャープな感じ。
とっても愉しみですね。
内部には、何やら、大きな鉄製のモノがありました。
あまり見かけない代物。
実は、こちらは、住宅用のエレベーターなんです。
道路と敷地に2m弱の高低差がある敷地。
ご高齢のお客様が、家にアクセスするには、
エレベーターが最適なんですね。
費用はかかりますが、想像しているほどの金額でもないんですよ。
しかし、大がかりな感じ。
こちらも、専門の業者が、二人で手分けして
取り付けをしてくれていました。
次回来た時には、設置できていそうで、愉しみです。
午後は、とある家創りの打合せへ。
こちらのお客様。
先日、息子さんをご出産されたのですが、
昨日、息子さんと奥さまと面会!!
おなかの大きな奥さまと一緒に打合せをしてきたこともあって、
奥さまと息子さんの元気な姿を拝見して、とっても嬉しかったです。
奥さまには、打合せにも参加していただきました!
昨日は、先日ご紹介した、模型を持参。
それをお見せしながら、図面ではイメージしにくかったところを
模型で確認していただきました。
お客様らしい、スッキリとした、カッコいいデザイン。
これから、じっくり見ていただければと思います。
実は、昨日は、概算見積もりの最終調整。
予算とのバランスを見ながら、減額項目を
ひとつずつチェック。
採否を確認していきました。
概ねの方向性を共有。
これから、より詳細な設計(実施設計)に入っていきます。
来月の着工に向けて、順次進めていきます。
こちらのお客様とは、土地探しの段階から
お付き合いさせていただいています。
いろいろご検討されて、今の土地にされたのですが、
改めて思うのは、ご要望にぴったりの
素晴らしい土地に出会えています。
南側道路の四角い土地だけが、
素晴らしい土地だとは思えません。
もっと広い視野で、いろんな視点から、
土地を探していくと、こちらのお客様のように
最適な土地に出会えると思います。
土地探しから、建築家と一緒に。
お薦めですよ。
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打合せというよりは、デートなんです。
2015年11月4日
昨日は、珍しく、事務所で一日デスクワークの日でした。
朝から晩まで、ずっとパソコンに向かっていたので、
何だか少し肩が凝ったような気がします。
ただし。
デスクワークといっても、マイナスなイメージは全くありません。
いつも、外出しては、いろんな打合せをしたり、
体感したり、現場へ行ったり。
なかなか、じっくりと考える時間を持ちにくい状況。
ということで、昨日は、じっくり腰を据えて、仕事をしました。
いろんな家創りの進行状況を整理して、
次回以降、どんな動きがありそうなのか。
そのために必要な資料を準備。
関係者にいろいろとメールを送ったり、
電話でやり取りしたり。
今週打合せのある家創りでの資料を準備したり。
新しいリノベーションのために、CGを作成して、
プレゼン資料を作成したり。
(ちなみに、上記の画像は、そのCGのワンショットです)
いろいろです。
ひとつひとつ、いろんな想いがあるので、
その想いを伝えるために、資料は万全に準備します。
どんな風に伝えると、きちんと受け取ってもらえるのか。
試行錯誤しながら、資料をまとめるんですよね。
でも、こういったプロセスがあるからこそ、
当日、お客様はもちろんのこと、私も愉しませていただけるんでしょうね。
準備は、ほんと大事ですね。
実は、こちらは、模型のワンショット。
昨日、お願していた、とある家創りの模型が届きました。
色はついていませんが、図面はCGでは体感できない良さが
あります。
この模型。
実は。
分解できるんですよ。
外観を愉しんだ後は、ひとつずつ分解しながら、
間取りの雰囲気や、光の入り方なんかを疑似体験できます。
こちらの家創りは、お客様らしい、スッキリとした、
カッコいい家になっています。
改めて3次元で見ると、それがよくわかるんですよ。
お客様のリアクションが愉しみです。
仕事なのだから、準備するのは当たり前。
そんな感覚で準備をしたことはありません。
お客様との打合せは、いつも新鮮でありたいし、
いつも愉しんでいただきたいんです。
もちろん。
私自身も愉しみたい。
ちょうど。
恋人とデートに行くための準備をしている感覚なんです。
打合せはデートに似てますね。
(続きを読む)
照明の計画。とっても大事ですよ!
2015年11月3日
昨日、コイズミのショールームへ行ってきました。
いろんな家創りに関わらせていただいているのですが、
各々の家創りについて、照明の計画をするのが目的です。
照明器具っていうと、部屋の中央にひとつの照明(シーリングライト)を
設置するということをイメージされる方もいらっしゃると思います。
もちろん、それも一つの方法です。
ただ、私が計画する場合のベースにしているのは、
シーリングライトではなく、ダウンライト(埋め込み)を主とします。
主な理由は、二つ。
ひとつは、掃除ですね。
埋め込んであるので、掃除の必要がほとんどありません。
シーリングですと、露出しているので、
虫が入ったりするので、大掃除の時に大変ですので。
もうひとつは、明るさ感を部屋全体にしたいからです。
中央に強い照明を配置すると中央は明るいのですが、
周囲の壁が少し暗くなります。
ダウンライトで分散すると、部屋全体に明るさ感が
広がります。
もちろん。
いずれがお好きかを伺ってから採用しますし、
部屋によって、使い分けたりもします。
夜は、基本的に照明が頼りになりますので、
照明についても、いろいろ考えておきたいですね。
というわけでは、いろいろ打合せ。
各家創りによって、コンセプトが違います。
そのコンセプトやお客様の求めることを想定しながら、
いろんな照明計画を考えていきます。
間接照明を採用してみたり。
ペンダント照明を採用してみたり。
ライン状の照明配置を考えてみたり。
夜の室内風景を考えながらなので、
愉しいんですよね。
そうそう。
ダイニングには、ペンダント照明を配置することもあります。
最初の写真は、北欧風。
少しくすんだ色合いや優しい曲線が魅力的ですよね。
こちらは、キラキラしたガラスやシャンデリアが中心で、
エレガントな雰囲気。
こちらは、スッキリとしたデザインで、
シックでモダンな雰囲気を演出してくれます。
ダウンライトが主体なので、こういったペンダント照明が目立つため、
室内の雰囲気と合わせることが大事なんです。
色やカタチ、大きさを体感しながら、セレクトしました。
わざわざショールームに行く理由。
それは、カタログではなく、実物を見ながら採否を決定したいことと、
実際の明るさ感を体感しながら、ベースのダウンライトや
間接照明を決定していくためです。
何帖だから、これでいい。
そんな決め方ではなくて、
この広さだから、こんな配置をして、
これくらいの明るさ感にしよう。
そんな決め方をしたいからです。
あとで、暗すぎた、明るすぎたでは困りますからね。
それを体感して、きちんと伝えます。
もちろん。
お客様に体感もしていただきます。
体感していただくと、いつもそうなのですが、
皆さま、ほんと感覚が違うんです。
もっと明るくしたい。
もっと暗めでいい。
理由はないんです。感覚なんですよね。
だからこそ、照明計画は大事なんです。
そういった、ひとつひとつのプロセスを大事にしながら、
家創りをしています。
家創りを考えている方は、
ぜひ、ショールームで体感しにいってみてくださいね。
愉しいですよ!
(続きを読む)
ナイトウタカシ建築設計事務所
「らしさ」を引きだして、カタチにします。
人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...