ここ最近、新しく家創りを考えているお客様の間で
共通している「こだわり」があるんです。

「快適さ」

使い勝手だって、
デザインだって
大事なんだけど、大前提で、「快適さ」がほしいようです。


ネットでいろいろ調べたり、住宅展示場へ行ってみたりして、
しっかり調査はされています。

断熱性能はどうなのか。
断熱材はなにを使っているのか。
隙間はどの程度なのか。
暖房設備は何がいいか。

いろんな人に聞けば聞くほど、
調べれば調べるほど、わからなくなってくるそうです。

実際、何がいいのか。。
よくわからない。


よく考えてみると、
それもそのはずです。

その断熱材、断熱・気密性能、冷暖房システム等は、
全てにおいて、メリットとデメリットがあります。

何をポイントに説明するのかで、
良くも見えますし、悪くも見えます。


たとえば、断熱材。

この断熱材がいい。
あの断熱材がいい。


いやいや。違います。


どの断熱材も、しっかり工事すれば、同じ断熱性能にできます。

違いは、何を大事にして、断熱材をセレクトするか。
があるだけなんです。

気密がほしいのか。
コストパフォーマンスなのか。

調湿性能なのか。
素材の精度なのか。

もう一度いいますが、
何を大事にするのかで、断熱材は決まります。


それと、もうひとつ大事なこと。
採用した経験を踏まえているのかどうか。

机上の理屈だけでなく、実際に使ってみてどうなのかを
知っていること。
採用したことのある人にか、わからないことって
あったりしますので。


以上のような視点にたつことで、初めて
家創りをしようとしている方にとって、最適なものを
セレクト・提案できるんだと思います。


「○○が、絶対いい!」
そんな言葉には、くれぐれも気を付けましょう。


「快適さ」は、人によって様々です。
なので、万人に最適なセレクトはありえません。

経験を踏まえて、アドバイスをしてくれる
パートナーと家創りできるといいですね。 (続きを読む)



何度か、ブログでもプロセスをご紹介してきた、こちらの家創り。

昨日、お客様の検査でした。
手直しが完了したら、竣工ですね。

こちらの家。
オークとアイアンブラックの組み合わせが印象的で、
とってもいい雰囲気なんですよ。

写真は階段なんですけど、
廊下の手摺は、アイアンブラック。

丸型のペンダントも、いいアクセントになってます。

階段の天井をよく見てみると
天井が斜めになってるのに気が付きましたか?

実は、こちらの家創りは、
すんごい狭小で、かつ、厳しい法規制のかかる敷地に建っているんです。




外観を見ると、わかりますよね??

最上階の左側が、斜めになってます。
ここに、先ほどの階段があるんです。

3階建てに見えますが、
地下1階+地上2階で、地下は鉄筋コンクリート造。

間口が狭い上に、道路と敷地に高低差があったり
隣家が境界ギリギリまで迫ってきていたり。。。

工事は相当大変でした。

しっかりとした技術力のある工務店で
工事をしてもらって、ほんとよかったです。




こちらは、別の家創りの現場です。

昨日、現場の担当者、そして、大工さんと、
いろんな打合せをしました。

図面で読み取れないことの確認や、
細かな部分の納まり等、
じっくりと、しっかりと打合せをしてきました。

こういった時間は、とっても大事です。

しかし。
写真からもわかりますが、
広いバルコニーは、とても使い勝手がよさそうなのと、
たくさんの光を取り入れてくれそうです。

意図した以上に、魅力的な空間になりそうで
愉しみです。 (続きを読む)



ちょっと傾いてるのは、御愛嬌(笑)

昨日、とある家のリノベーションの現場へ行ってきました。

外回りは、ずいぶんと仕上がっていて、
来週には、足場が外れそうです。

写真は、玄関周り。
木目とアイアンブラックとの組み合わせが、
とってもいい雰囲気になっていました。

さらに、外壁に採用した、ブラック木目のサイディング
との相性は、とってもよかったです。




内部はというと、フローリングが、ずいぶんと
張られてきていました。

ブラックチェリーのムラ感が、とってもよかったです。
少し白く見えますが、紫外線によって、
少しずつ赤みが増して、味のある床になりそうで愉しみです。

現場は、お客様と一緒に見学。
特に、外部の仕上がりをご覧になりながら、
ワクワク共有させていただきました。

こちらのリノベーション。
4月中ごろの竣工に向けて急ピッチで進んでいきます!!





午後は、新しく家創りを考えている御夫婦と
初めて面談させていただきました。

どんな風に、弊社を知られたのか?等の雑談をしている中で、
ご主人が、このブログを、スタート当初まで遡ってご覧になったと聞いて、
びっくりしたのと同時に、とっても嬉しかったです。

それはさておき。

こちらの御夫婦。
家創り(の設計)をスタートさせる前に、
いくつか、押さえておくべきことがありました。

通常ですと、どんな家にしたいのか?といった想いを伺ったりするのですが、
こちらの御夫婦の場合は、気になっている諸事情や諸条件を伺いながら
検討事項の共有、整理をさせていただいた感じです。

当面は、御家族で、諸条件をしっかり共有しながら、
関わる人皆が、納得できるような状況を目指して
話を進めていくことになりそうです。

御夫婦とも、お若いのですが、とってもしっかりされていたので、
なんとなくですが、スムーズに進めていけるような気がします。

焦らず、じっくりと、着実に。
いきましょう。 (続きを読む)




昨日の東海地方は、
春を感じさせる、心地いい陽気でした。

こういった風景を見ていると、
落ちついた気分になれますね。


昨日は、家創りをスタートされる、お客様の
ご両親とお会いして、お話させていただきました。

家創りを経験されたご両親は、家創りでは大先輩。

親として、先輩として、家創りで大事にしたいことがあって、
それをしっかり伺ってきました。

耐震性、雨水対策、セキュリティ、そしてデザイン。
各々の詳細まではお伝えしませんが、ご自身の経験を踏まえた内容なので、
説得力ありました。

こちらの内容を踏まえて、もちろん、お客様の意向も取り込んで、
いい家創りにつなげていこうと思います。



もう一点。
ご両親のお話で共感できたことがあります。

建築家の工事監理についてです。
こちらでも、よくお伝えするのですが。。

建築家の役割というと、デザインすることと思われがち。
でも、実は、工事の監理も大事な役割なんですよね。

設計通りに工事が進んでいるのか。
それを、施主の代理として、客観的な立場からチェックするんです。

なかなか素人ではしっかりとチェックできませんので。

通常、お客様から、工事監理についてうかがうことがなかったので、率直に嬉しかったです。 (続きを読む)



昨日は、とある家創りのため、
お客様御家族と、ショールームデートでした!

お風呂や洗面、トイレといった水周りからスタート。
やはり、実物見ながらなので、とっても愉しそうでした。

浴槽の大きさを確認するために、ご主人と娘さんで入ってみたり、
シャワーヘッドを触ってみたり、床の汚れの取れやすさを見学したり。
案内してくれる女性に、質問してみたり。

しっかりセレクトしていただきましたよ。


その後、窓を見に行きました。

窓といっても、いろいろあります。

アルミサッシ。
アルミと樹脂のサッシ。
樹脂のサッシ。

ガラスだって、
一枚ガラス。
二枚ガラス。
三枚ガラス。

それだけ見ても、何がいいのかわからないのですが、
そういった窓の断熱性を手で体感できる展示があるんですよね。
しかも、サーモグラフィーで温度分布がわかったりします。

それを見て、体感して。。
一番いいグレードのサッシに決定しました。

こちらのお客様は、快適さを大事にしているので、
とてもいいセレクトと思いますよ。




ちょっとわかりにくいのですが、
内部のドアなんです。

泡みたいなのは、小窓なんですよ。
半透明のアクリルが埋め込まれています。

こういったデザインは、あまりなかったりするので、
とっても珍しいのですが、奥さまは、こちらが気にいったようで、
一部に採用することになりました。


ショールームデートって。
ほんと愉しいんですよね。

今まで間取り等、図面やカタログでの打合せだったのが、
いきなり、製品を見ながらなので、リアリティが持てるからですかね。

お客様のワクワクが、私のも連鎖してくるんです。

これから、ショールームへいかれる方は、
ぜひ、パートナーと一緒に愉しんできてくださいね。 (続きを読む)



昨日の昼間。

こんな感じで、とってもいい天気でした。

空気は少し冷たかったですが、
春の感じるようになってきましたね。




さてさて。
昨日AMは、とある家創りの打合せへ。

こちらの家創り。
先日、家創りの大きな方向性とご予算とのバランスが取れて、
いよいよ家創りがスタートに!

とってもかわいらしい素敵な家なりそうで、愉しみです。

設計のご契約をしていただいた後、
早速、第一回目の打合せとなりました。

準備していった資料や内容は、
建物の性能、外部の仕上げ、内部の仕上げ等、
結構盛りだくさん!!

もしかしたら、時間内には難しいかなと思っていたのですが。。。

奥さまが、すごく、意思決定が早いんです。
ほとんど迷うことなく、パシパシ決めていかれます。

私の説明が追いつかないほどでした。

次回からも、この調子で進めて、梅雨までには
着工の予定で進めていきます。




午後からは、新しいチャレンジについて、打合せ。

というか、関係者が集まって、ブレストでした。

まずは、私の中にある、アイデアや情報をしっかり伝えて、
共有することが大事。

思いつくまま。自然体でいろいろ話してきました。

しっかりとすり合わせて、いいプロジェクトにしていきます!!!



夕方からは、とある家創りの打合せ。
こちらの家は、実施設計という詳細設計のプロセス。

平面図や立面図等では、なかなかイメージできないところを
展開図という壁面をみた図面をもとに、確認していきます。

建具の見え方。
棚の高さ・割り付け。
タイルと壁とのバランス等。

この図面だからわかることがいっぱいなんです。

事前のお送りして、御家族で確認していただけたようで、
とってもスムーズに打合せをさせていただけました。

GW着工に向けてまい進していきます!! (続きを読む)



何だか、TVみたいですね。(笑)

もう、春がそこまで来ているような陽気ですが、
実は、昨日、ガス暖炉について、いろいろ伺うため、
リンナイのショールームへ行ってきました。

反射して、中が見えなくなっていますが、
中には、薪を模したものと、本物の炎が見えています。

見た目は暖炉で、
中身は、ガスファンヒーター。
しかも、結構な馬力があるんです。

瞬間的に温めたい場合にはよいかもしれません。
炎は本物ですから、見ていて、何だか癒されます。

部屋の広さによっては、主暖房もよいのですが、
ある一定以上の広さの場合には、補助的に
その他の暖房も併用することがオススメです。

冬の時期は、暖房を何で行うのかを
体感したりして、決めていくとよいと思います。




午後からは、とある家創りの現場へ。

昨日は、お客様と現場を一緒に見学。
そのあと、スイッチやコンセント等の配置を、
全ての箇所を一つずつ、確認していきました。

設計の内容はもとにしているのですが、
現場を見ながらですと、少し具体的な要望がでたりします。

いろいろと動きや家具のレイアウトも考慮しながら、
しっかりとチェックしていただけました。


夕方からは、とある家創りの打合せへ。

といいつつ、先ほど書いた、現場での打合せが長くなってしまって、
遅れての到着となりました。(よほどないのですが。。。)

その間、工務店の方が、しっかりと打合せを
してくれていましたので、よかったです。

いろいろとしっかり考えていただいているようで、
家創りは、とても順調。

来月早々には、いよいよ着工となりそうです!!


いろんな家創りが進行中。

しっかりと一歩ずつ、着実に、
しかも愉しく、進めていきます! (続きを読む)



とある家創りで採用する床材です。

奥がチェリー。
手前がカバ。

両方とも、いわゆる無垢フローリングです。

いくつか並べているのですが、
自然素材ゆえに、材によって木目が違ったり。
その違いによって、表情豊かな床には仕上がります。

肌触りや風合いは、とてもよいですよ。

上記の樹種は、比較的堅めなので、
傷が付きにくいのが特徴です。




こちらは、杉という素材なのですが、
とても柔らかくて、肌触りが抜群なのですが、
傷が付きやすいんですよね。

そうそう。
その傷を。。

「傷」と思うのか
「味」と思うのか

それによって、採用できるかが違います。




こちらは、パインという素材。
こちらも採用予定です。
とっても柔らかくて、肌触りがとても優しいんですよ。

冬に素足で歩いても、ヒヤッとした感じは
ずいぶんと少なく感じるのが不思議です。


無垢フローリングを採用する
ということでしたら、一つ大事なアドバイスがあります。


フローリングの仕上げについてです。

フローリングそのままですと、何かこぼした時に
浸透してしまうため、何かは必要になります。

それに、自然由来の素材でできた、オイルがお勧め。


表面に塗膜を創るタイプとは違うので、
無垢材の風合いをしっかり感じながらも、撥水等ができますので。


もしかして。。。

ウレタン塗装という表面に膜を創るような場合には、
無垢材なのに、その良さを体感できないので、
それであれば、無垢材でなくてもよいかもしれませんね。


なぜ。
無垢材を採用するのか。

それによって、どの素材が最適なのか。
異なります。

そういった自由なセレクトができるのは、
建築家との家創りのだいご味の一つかもしれませんね。 (続きを読む)



風は強かったのですが、
空はこの青さ!

移動が多かったのですが、
ほんと気持ちよく、ドライブ気分で楽しめました。




昨日、とある法人の方々と家創りの打合せがありました。

珍しい??

そうですね。
個人のお客様がほとんどで、法人とのお付き合いは
あまりありません。

ただ、こちらの法人とは、注文住宅をはじめ、
分譲住宅でのコラボレーションもしているんです。

現在進行している、注文、分譲住宅について
いろいろ調整してきました。

分譲住宅といっても、面白みのない家ではありません。

こんな敷地なのに?!
明るくて、開放感抜群。
しかも、しっかりデザインされている。

だから、その辺では見かけない家にしてあります。

私もある意味、チャレンジできるので
愉しく参加させていただいているんですよ。

不動産のプロや工事のプロが複数参加していることもあって、
打合せのレベルも高くて、とてもいいですね。
(私は、設計のプロとして!)

いろんな知恵が集まると、
とてもユニークで、ワクワクすることができますよ。

これから、いろいろ竣工、着工していきますので、
お愉しみに!


ほんと。
そういった機会に恵まれて感謝です! (続きを読む)



昨日、とある家創りの打合せへ行ってきました。
画像は、その時のワンショット。

こちらの家創り。
ちょうど昨日、実施設計という詳細な設計の最終確認でした。

最終で決めていただきたい内容を確認した後、
いろいろ確認をさせていただきました。

内容はOKでしたので、いよいよ、工務店へ図面を渡して
最終の見積もりとなります。

着工が近づいてきているので、ワクワクします。


そうそう。
画像をよくご覧ください。
とっても細かいのってわかりますか?

いわゆる、ただの間取り図ではないんです。

窓の大きさ。
断熱材の範囲。
必要な箇所の実際の有効寸法。
棚の大きさや深さ。
等など。

よく見かける、間取り図では、
そこまで細かいところまでわかりません。

でも。。

ここまで細かくない図面をもとにして
工事が進められていくことも、よくあったりします。

じゃあ。
なぜ、こんな細かな図面書いてるの?って思いますよね。

この詳細な図面。

趣味で書いてるわけではなくて、
工事を意図した通りに、しっかりと進めてもらうため、
そして、しっかりと工事費用を出してもらうために、
必要な内容が多く含まれているんです。

たくさんの打合せを重ねてきたことを
しっかりと工事サイドに伝えたいですからね。


特に、建築家との家創りでは、
こういった詳細な図面は、しっかりと作成されることが多いです。

しっかりと、意図した家創りをしたいのであれば、
こういった実施設計は大切ですので、意識してみてくださいね。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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  • 三角形の敷地に建つエレガントな家

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