着々と進行中

2013年5月17日







見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の工事が進行中です。

外部が大部進み、外断熱材、外壁下地もほぼ貼り終わり、サッシュもほぼ付きました。
2階西側の大開口部の製作物アルミサッシュ及びトップライトの製作物アル枠も取り付きました。外壁はこれから左官工事です。

屋根防水工事も始まりました。今回の防水はFRP防水です。画像を見ておわかりかとも思いますが、軒の厚みを最小限にしたかったので、水上の防水立ち上がりで40です。これをクリアーするためには、笠木部分までも塗り込むことが最低限必要です。
ということで塗布防水が必須となりますが、その中でも僕が信頼しているFRP防水としました。 (続きを読む)

今年のゴーヤ

2013年5月6日





今年も例年のようにGWにゴーヤを植えました。
ただし今年はプランターにではなく、直接地面に植えました。初挑戦です。
ちゃんドイトで鍬も買い、耕してからの植え込みです。いやー日頃やり慣れていない耕す作業はけっこう腰に来ましたね。

また、例年どうも我が家のゴーヤは派の繁茂の仕方が少なめなので、繁茂が期待できる葉っぱ主体の<グリーンシェード>というものと実が期待できる普通のゴーヤを1か所おきに混植してみました。

さあどうなるか。 (続きを読む)

現場の優れ物

2013年5月6日





<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の現場で今まで知らなかった優れ物を知りました。
この住宅は鉄骨造で2階床にデッキプレートを使っています。この床から1階の天井の下地を作るための吊材として、<デッキハンガー>なるものを使っているのです。
僕はコンクリート打設に先立ってデッキプレート底に埋めておく<デッキインサート(コンクリート用インサートと同じようなものですが)>しか知りませんでした。
この<デッキハンガー>はデッキプレートの底の溝を利用してそこにはめ込むものです。後で位置も自由になるし、デッキプレートに穴あけ作業も不要だし、いいことずくめです。
ただし、溝付きのデッキプレートでないと使えません。 (続きを読む)





<上尾のリフォーム/Egさんの家>の設計がスタートしました。

基本的なご希望は、
・外壁裏にも、1階床下にも断熱材が入っていない状況で非常に寒い現状を変えたい。
特に浴室、洗面脱衣室を改善したい
・1階のキッチンとリビング・ダイニングを一体化して使いやすくしたい
・2階の使われていない2室を1室化して使いやすくしたい
・リビング・ダイニングを明るくしたい
他にもいろいろあります。

建てられたのが三十数年前で、1981年の建築基準法改正の前ですから、温熱環境の向上は無論のこと、断熱材を壁に入れ込むと同時に構造補強をします。空間を一体化するにあたって、柱を除去したいところもあるのですが、天井裏がよくのぞき込めないこともあり、天井を剝がして、精査をしてから結論を出す部分もあります。

サッシュを交換したいところもあるのですが、外壁が、モルタル・リシン仕上げの上に、ペナペナの『パットサイデリア』が貼られてしまっていて、サッシュとの取り合いが手間がかかり過ぎてしまうようなところもあります。

いずれにせよ細部の詰めはこれからです。 (続きを読む)

敷地の桜

2013年4月18日




先日立て続けに3か所、たたき台の案を提出するために敷地検分に行ってきましたが、そのうち2か所で桜が敷地にとって重要な意味を持つものでした。
1か所は鎌倉で、ものの見事なしだれ桜が敷地内に咲き誇っていました。これは、敷地がこれから造成整備されてしまうに当たって建てぬしさんが残すように指示した樹木です。
もう1か所は八潮で、道路を隔てた正面にそれほど立派とは言えませんがソメイヨシノが咲き誇っていました。

家を計画していく上で、このような潤いをもたらすシンボル的な植物は大変重要な要素です。鎌倉はもうたたき台の案を出しましたが、八潮はこれからです。乞うご期待。 (続きを読む)

着々と進行中

2013年4月18日




<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の工事が進行中です。

大工さんが4人も入って外壁下地、屋根下地などが着々と進行しています。この住宅は鉄骨造ですが、外断熱+モルタル仕上げということがあって、鉄の軽量チャンネルにビスで留める方式だと、重い外壁を鉄の薄い1.6~2.3mmで留め付ける不安があるため、木下地とすることとしました。これはコスト等の理由がある時にも使う手法です。
メインの大工さんは建築士会の集まりで、顔を合わせたこともある角間さんでした。 (続きを読む)






<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の上棟も終わり、内部の詰めに入っていきます。
キッチンについては、実施設計過程では詰め切れなかったので、見積上アバウトなトータル金額だけ計上しておいて、仕様とデザインは現場が始まってから詰めることとしていました。

アイランドキッチンの大きさ、シンクの大きさ、コンロはガス、天井から吊るす独立型レンジフード、カウンタートップはステンレス、などの点は決めておいて、引き出しの構成や細かいところは、既製品のショールームへ行って、建てぬしさんが具体的なイメージを持つということになっていました。

建てぬしさんは<ナスラック>のショールームへ行かれ、<バゼロ>シリーズをご覧になって、基本はこのシリーズならば及第点ということでした。
確かに最近の既製品は、性能もデザインも特別なこだわりを持たなければ、相当にいい線行きます。
こちらが実施設計で考えていた、側板がつかずに、キッチンが浮いているような感じの軽みを出すことはもちろん無理ですが、カタログを見る限り、遠目の全体のクオリティーは許容範囲でした。

ということで、<バゼロ>シリーズと、製作キッチンの2本立ての方向で検討を始めることとしました。
アーキファームの恩田さんに教えてもらった<HOBBS>というキッチン屋さんと、業界では大手の<キッチンハウス>と、<ナスラック>のショールームへ赴き、打ち合わせをしました。
とりあえず、今回は建てぬしさんは同行せずに、コストとデザインの相関関係の方向性が出てから、最終的に決定するために、建てぬしさんと再度訪れようと思っています。

<ナスラック>はコストパフォーマンスは高いだけに既製品の限界があります。細かい納まりの美しさではやはり製作物には及ばないと思いますが、コストを考えれば、当然候補となります。
では製作物の方はどのくらいのコストが出てくるのか?楽しみなような、怖いような。

製作物の製品の納り上の美しさは、まあ想像の範囲内ですが、便利さの工夫の点で、なるほどと思わせられた箇所が二つ。

上の画像は、入り隅部分の開き戸につく回転棚ですが、通常はこれが半円形で、収納内部を使いきっていません。この棚はさらに隙間なく使いきろうという仕掛けなのです。因みにドイツ製です。
中の画像はシンクの排水部分のごみ受け部を浅くし、排水管を真下に落とさずに横に振って、シンク下の引き出しをなるべく大きく取る仕掛けです。これも良く考えましたね。
下の画像は<バゼロ>シリーズのスナップ画像。 (続きを読む)

強風の中の上棟

2013年3月12日




<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の上棟が10日の強風の中行われました。
ものすごい強風で、これは上棟ができるのかな、と危ぶみましたが、作業の一時中断があったものの、予定の量までは行きませんでしたが、何とか上棟しました。
建てぬしさんも、強風の中心配そうに見守られていましたが。

河岸段丘の一部の立地なので、川を挟んで対岸からもその雄姿?は望まれ、道路から目を留める人もいるのではないかと思います。

敷地が道路面より3M程上がっていて、鉄骨造で大きめの敷地なので16tクレーンで対応しました。あいにくの強風で、空も黄砂が飛んでいるのではないかというようなどんよりした空で、上棟の時の、青空を背景に柱、梁がすくっと建つすがすがしさは減じられました。

皆さま、ご苦労様でした。 (続きを読む)




長い説明になりますが、旭ガラスのサイトの中に<Glass Plaza-PRO>というページがあり、そこの<最新事例・コラム>をクリックするとリンクされるページの中に<Glass in House>という欄があります。その欄の執筆者である一ノ瀬氏(かつてはA+Uの編集にも携わっていた)から取材の申し込みがありました。
ずいぶん前に、やはり<Glass Plaza-PRO>の中の<Architects Room>という欄に『フレキシブルということ』という小文ををしたためたこともあります。

この欄は、ガラスを住宅の内部、外部に効果的に使った住宅を取り上げ、それについての解説をする欄です。今回一ノ瀬氏からリクエストがあったのは<都幾川縁りのハイブリッド・ガラスハウス/Onさんの家>です。この住宅は<Glass House>というアイテムでいくつかの海外のサイトでも取り上げられています。

この住宅は内部と外部を、透明ガラスをふんだんに使って仕切ったものです。正直に言って誰が住んでも気持ちが良いというタイプのものではありませんが、一ノ瀬氏がどのような解説をしてくれるのか楽しみです (続きを読む)



我が家の事務所部分の改造終了も終わり、装いも新たに(内部空間のみ)事務所がスタートです。今までよりはだいぶきれいになり、処々の物も片付きました。
もっともそうするために、だいぶ雑誌類は廃棄しました。学生時代から所持していた『SD』やら『A+U』やらは建築家の特集号以外はあらかた廃棄してしまいました。
カタログ類も、うちの事務所は事務所規模の割に山ほどカタログがあったので(ちょっと必要、あるいはいつか将来的に使う可能性で、いつのまにかたまってしまった)、これも半分以上廃棄しました。

皆さん、いつでもお越しください。 (続きを読む)

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