由紀さおり&ピンク・マルティーニの勢い止まらず。

昨年リリースされた由紀さおりとアメリカのジャズ・オーケストラ、ピンク・マルティーニのアルバム『1969』。「ブルー・ライト・ヨコハマ」「さらば夏の日」「夕月」「マシュケナダ」など、「夜明けのスキャット」で由紀がデビューした1969年のヒット曲が収録されたこのアルバムは、斬新なコラボの話題性とともに由紀の美しい日本語の歌唱と独特のアレンジが注目を集め、欧米で大ヒットを記録した。

由紀さおり&ピンク・マルティーニ

家結び

そんな由紀さおりが、ポートランド オレゴン動物園の中に常設されているステージで開催された「ピンク・マルティーニ」の野外コンサートにゲスト出演した。
由紀さおりの海外でのピンク・マルティーニとのコラボレーションは昨年12月の全米ツアー以来(ワシントンDC、ニューヨーク、ボストン、ポートランドの4都市で6公演実施)。前回の公演から8カ月を経て、『1969』が一段とリスナーに定着しての開催ということもあり、大きな盛り上がりのなかでコンサートが開催された。

両日とも満員で大盛り上がり

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コンサートは両日とも満員の観客3,500人が見守る中約1時間半に渡って開催され、由紀さおりはコンサートの中盤14曲目から登場。
「ブルー・ライト・ヨコハマ」「夜明けのスキャット」「真夜中のボサノバ」「パフ」の4曲を歌唱。途中、本人のMCで「まさか動物園でパフォーマンスをする日が来るとは思いもしなかったです。(観客席後方の)象たちも私の歌を気に入ってくれるとよいのですが」とコメント。ユーモアたっぷりに観客を沸かせていた。
このコンサートでの由紀の登場は当日までサプライズだったが、「パフ」の最後のサビでは観客も大合唱、大いに盛り上がり、動物園という初体験の会場でのピンク・マルティーニとの共演を楽しんでいた。

アンコールの最後にはピンク・マルティーニのコンサートではフィナーレでおなじみの「ブラジル」を初めて日本語で参加。大きな声援の中、コンサートはフィナーレを迎えた。

由紀さおりとピンク・マルティーニとの日本での公演「由紀さおり&ピンク・マルティーニ ジャパン・ツアー2012」は10月2日より全国21ヶ所22公演が決定している。
「由紀さおり&ピンク・マルティーニ ジャパン・ツアー2012」由紀さおりオフィシャルサイト

プロフィール

東恩納 尚縁

将来の夢は孫と一緒に暮らすこと。

孫ができた為、将来は娘夫婦と二世帯住宅の夢を持っています。
「住まい」について考えたコラムを寄稿しています。

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