イームズは、ミッドセンチュリーのなかでも別格の人気。

ハーマンミラージャパン社とOZONEさんがessential EAMESというチャールズ&レイ・イームズ夫妻の展示会をやるようですね。イームズファンの私としては、今から非常に楽しみにしております。

ミッドセンチュリー

イームズをはじめ、二十世紀の半ば(1940年~1960年代頃)に活躍した建築家、デザイナーなどの作品はミッドセンチュリーに区別されます。
工業化による大量生産、大量消費を前提に機能性を追及したデザインが特徴で、ミッドセンチュリーのなかでもイームズの作品は別格の人気を集めています。

ミッドセンチュリーを代表する名デザイナー

【 チャールズ&レイ・イームズ夫妻 】

2チャールズ・イームズ(夫)1907年、アメリカ合衆国のデザイナー、建築家、映像作家。
レイ・イームズ(妻)1912年、カリフォルニア州 サクラメント生まれ。


二人の出会いはクランブルック美術アカデミー。
1940年にチャールズとエーロ・サーリネン(チャールズ生涯の友人であり、ライバル)がMoMA オーガニッック・インテリア・デザインコンペに出場し、共同で作成した成形合板の椅子でリビングルーム用イス部門で優勝。
その時に2人をサポートしていたのがレイだったのである。
1941年にMoMAのコンペが縁となってチャールズはレイと結婚。チャールズ&レイ・イームズの誕生である。

そして、1978年にチャールズ・イームズが死去し、その10年後にレイ・イームズが亡くなった。奇しくもチャールズと同じ日付、1988年8月21日であった。

チャールズ・イームズ

デザインについて答えているチャールズ・イームズ。
Design Q&A with Charles Eames (1972)


当時活躍していたデザイナーや建築家の時代背景を知れば知るほど、より愛着が湧いてくるものです。

プロフィール

東恩納 尚縁

将来の夢は孫と一緒に暮らすこと。

孫ができた為、将来は娘夫婦と二世帯住宅の夢を持っています。
「住まい」について考えたコラムを寄稿しています。

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