廃材でつくられた2階建てのツリーハウスはどこか懐かしさを感じる

家結び
フランス人デザイナー、ジャン・ポール・レスパナールとイーサン・ヘイズ・シュートがコラボレーションでつくったのは、廃材を使った大きな2階建てのツリーハウスでした。
木材や骨董品、その他に集められたオブジェクトから構築され、屋根の真ん中を木の幹が突き抜け成長を続けています。

一見、行き当たりばったりの構造でパズルのように張り合わせたようなツリーハウスで、お世辞にも綺麗だとは言えませんが、どこか懐かしささえも感じ取ることができます。
きっと、訪問者に対して、空間を探索するという機会を提供しているのではないでしょうか。

ライフスタイルが多様化し、コミュニケーションが希薄になっている現代社会において、家族や仲間など大切な人とのコミュニケーションの機会をつくる場としてツリーハウスには大きな魅力を感じさせてくれます。

日本ではツリーハウスをつくったとしても、建築物または住居として該当しないため、固定資産税の課税対象とはならないようです。自宅の庭が広くて大きな木があれば、一度はつくってみたいものです。

家結び家結び家結び

"(Tree)House of Hyères"|Ethan Hayes-Chute

プロフィール

東恩納 尚縁

将来の夢は孫と一緒に暮らすこと。

孫ができた為、将来は娘夫婦と二世帯住宅の夢を持っています。
「住まい」について考えたコラムを寄稿しています。

東恩納 尚縁 さんの記事

関連する記事