住宅に関する相談が年々、増加傾向。もしも、トラブルがおきた時は?

住宅に関する様々な電話相談を行なっている住まいダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)が2011年度、住宅相談と紛争処理の状況を発表しました。年々、相談件数は増加傾向にあることがわかりました。

相談件数の推移

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※住宅エコポイント制度に関する問い合わせを除く。

2011年度における相談件数は20,483件となり、前年度比16%増となった。
相談区分では、「新築住宅不具合等相談」は前年度比56%増、「リフォームに関する相談」は前年度比32%増となった。

不具合部位・事象

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不具合が多くみられる部位は、戸建住宅では、「外壁」、「床」、「屋根」の順であり、
共同住宅(長屋建てを含む。)では、「床」、「内壁」、「外壁」の順となっている。

瑕疵担保責任

工事にトラブルはつきものですが、建物の欠陥や不具合などの瑕疵があった場合、建て主は施工者に修理の要求や損害賠償の請求、契約の解除ができます。これが、瑕疵担保責任です。
また、住宅瑕疵担保履行法が制定されたことにより、新築住宅を販売している売り主や工事会社に保険加入が義務付けられていますので、突然、倒産して補修できないケースでも保険会社に請求することができます。

どうしても施工者が要求に応じないときは、上記の住まいダイヤルに相談してみるのも良いでしょう。
経験豊富な建築士と弁護士が、住宅に関する様々な相談に応じてくれます。

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住まいダイヤル

プロフィール

東恩納 尚縁

将来の夢は孫と一緒に暮らすこと。

孫ができた為、将来は娘夫婦と二世帯住宅の夢を持っています。
「住まい」について考えたコラムを寄稿しています。

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