いざ!入札へ!!

2018年3月1日

昨日は、何だか慌ただしい一日でした。



その中でも。。



実は、とある家創りで、実施設計が完了して、

最終見積を複数社にお願していたのですが、

昨日が、入札日だったんです。



通常は、弊社へ提出となるのですが、

こちらの家創りでは、お客様のところに直接提出。



私も立ち会いのもと、内容を確認するという

珍しい流れでした。



実は、三社での入札予定だったのですが、

諸事情により、一社が辞退。



ということで、残りの二社での入札。



どちらの会社も、技術的には申し分なく、

しかも、コストコントロールもしっかりしています。



どちらがとってもおかしくない状況でした。





開封してみると、200万円近い差額。

想像していたよりも大きな差になりました。



ただし。

この段階では、パッと見ただけ。



内容をひとつひとつ精査して、

見積もり落としがないかを確認してから

最終決定となります。

(通常、精査すると、20項目以上の確認事項が出てきます)







入札といっても、単純ではありません。

片方に見積もり落としがあっては、同じ土俵での

比較になりませんからね。





見積もりを見慣れていないと、

しっかりとした精査はできません。



しかも。複数社ですからね。



ましてや、一般の方には、その精査は

とても難しいと思います。





しっかりと見積もりの見極めができる

パートナーと家創りすると安心できますね。





こちらの家創り。

当初予算内で、着地できそうです。



当たり前なようですが、

普通は、なかなか難しいんですよ。 (続きを読む)



こちらは、とある家創りの敷地です。



実は、先日まで、1か月ほどかけて、

既存の建物を解体していたんです。



解体前は、

建物が境界ギリギリまで立っていたり、

植栽が、すごく大きくなっていたので、

敷地の全貌をしっかり見ることができなかったんです。



やっと、敷地全体を見渡せることができました。



二面道路のある、南西角地。

日当たりは、抜群です。

というか、想像以上でした。



すんごい家になりそうです。



そして。

写真を見ていただくとわかりますが、

土がずいぶんと盛られています。



この盛られた土の上に家を建ててもいいのですが、

表層は解体した時に触ってならした土なので、

地盤の強度が見込めません。



そのまま進めると、盛られた土部分には、

必ず地盤補強が必要になってしまいます。



なので。

盛られた土を撤去します。

(残土処理といいます)



解体の途中経過を見ていたので、

その辺もしっかり掌握できるのでよいのですが、

先行して解体されている場合には、

その辺がわからず。。



今回は、解体から関われてよかったです。





それと。

途中で、地中埋設物がないかも、確認しているので、

その辺も安心できます。



実は、地中埋設物があったりすると、

工事のストップはもちろんですが、

処理費用が、相当高くなってしまうので

注意が必要になります。





想定外の費用って、ねん出するのが大変ですので。。





解体工事。

そんな工程ひとつとっても、

いろんなポイントがあったりします。



家創りは、よきパートナー、しかも専門家と一緒が

オススメですよ。 (続きを読む)




先日、竣工を迎えた家へお邪魔してきました。



実は、昨日、お引越しということで、

いよいよ日常生活をスタートされるということで、

その前に、設備関係の取り扱い説明がありました。



それに立ち会いをさせていただきました。



キッチンは、CUCINAさんのオーダーキッチン。

素敵な框のデザインに、白い鏡面塗装仕上げが、

とてもきれいですね。



それはさておき。。



キッチン周りですと、センサータイプの水栓、

IHコンロ、そして食器洗浄機があります。



この中でも、面白かったのは、

食器洗浄機。





こちらの家では、ミーレという海外メーカーの

食器洗浄機を導入されています。



大容量なので、収納力が、

国産メーカーとは明らかに違います。



といつもお伝えしてるのですが、

改めて、説明を聞きながら見てみると

確かに、たくさん入ります。



しかも、大きいものまでしっかりと!!







内部のトレイが、可動するので、

入れたいものに合わせれるんですよね。



それが、しっかり工夫されてるなぁと思いました。





それと。

使い方について、お客様から質問された内容と

その返答がよかったです。



「ある程度、予備あらいしてから入れた方がよいですか?」



「残ったものは捨てていただくだけで、汚れはついたままでよいです」



「??」



「機械が、汚れを感知して、それに合わせて、洗浄力を調整するんです。

予備洗いしていると、きれいだと判断してしまうので」





なるほど。納得ですよね。



さらに。

「一日分溜めておいて、まとめて一度に洗っても大丈夫ですか?」



「こまめに使っていただいてもよいのですが、まとめていただいても、大丈夫な容量と洗浄力があります。海外では、まとめて洗うことが多いそうなので」



なるほど。なるほど。







実は、なかなか、ショールームでは、こういった使い勝手まで

しっかりとイメージしながら、質問ができません。



こんな風に、実際に使うイメージを持てる時に、

リアリティのある質問が飛び出すんです。



その質問と回答が、とっても参考になるので、

この取り扱い説明は、とっても勉強になりますし、

愉しいですね。





いよいよこちらのお客様は、新生活がスタートです。



心地よく、暮らしていただけtるといいなと思います!! (続きを読む)



昨日は、朝から晩まで、家創りの打合せでした。



朝一番は、設計の打合せとしては、最終章。

未決事項を確認したり、工事金額の共有をしたり。

最終確認といった感じ。



次は、確認申請の手続きへ進んでいきます。

それが終われば、いよいよ着工です。



愉しみです。







午後一番は、これから家創りをしようとされている

御家族と初面談でした。



ホームページからお問い合わせいただきのが

きっかけとなります。



いつも初対面の場合は、家創り全体のことや

ハウスメーカーや工務店、建築家の違いなんかを

お話することが多いのですが。。



すでに買い付けを入れている土地があって

そこにどんな家が建ちそうなのか?といった

具体的な感じ。



ただ、よく伺ってみると。。

土地の取得について、少し危うい感じも。。



不動産の担当者との密なやり取りや

住宅ローンの仮審査等、早めに対応しておいた方が

よさそうなことが、結構出てきました。



ご提案をさせていただく前に、

その辺を押さえておくことを優先することを

オススメしました。



こちらのご主人がおっしゃっていたのですが、

窓口を一本化できないので、あちこちへ

いろいろ話をして調整しないといけないので、

大変なのと、なかなかわかりにくいとのこと。



確かに。納得。



普段、なるべく意識しながら、家創りさせていただいてますが、

設計という側面だけでなく、土地探しやローンのこと等、

家創り全体について、しっかりサポートしていくことが

大事だなと強く感じました。







夕方からは、基本設計段階での概算見積書の提示です。



スタートした当初からすると、いろいろ変更をされた分、

工事費がアップしていました。



何がどうなって、費用が変わったのかを

お伝えした後、減額案をご提案しました。



金額をご覧になって、ビックリされると思うのですが、

実は、こちらのプロセスのポイントは。。



家創りの中で、何にこだわっていくのか。

予算をかけてまで、実現したいことは何か。

何を大事にしているのか。



それを明らかにしていくことなんです。





限られた予算なので、

それを最大限有効に使いたいですからね。



ここからは、じっくりとご検討いただいて、

納得しながら、慎重に進めていくことになります。



一歩ずつ。しっかりと。着実に。







いろんな家創りに関わらせていただけて

ほんとありがたいです。 (続きを読む)



一年ほど前に竣工した家のワンショット。



生活をスタートされてから、家へ伺うのって、

とっても愉しいです。



お客様といろいろ話ができる上に、

その家で、どんな風に生活されているのかを

拝見できるので。



こちらの写真は、キッチン背面収納の一部ですね。



棚の前には、床から天井までの引き戸があって、

来客時には、それを閉めれば、スッキリ!

(中は多少ごちゃごちゃしてても!)



こちらの家では、可動できる棚と

固定の棚、スライドする棚を設けています。



レンジが載る棚は、動くと危ないので

しっかり固定してあります。



その脇の炊飯器やトースターは、引き出せるようになっています。

蒸気が出たり、熱を発するものなので、引き出せた方が

いいですね。



それ以外は、全て可動棚です。



こちらの奥さま。

整理上手なんですよね。



100円均一で買ってきた籠を

有効に使って、いろんなモノを分類して収納しています。



そのままモノを置くよりも、出しやすいですし、

ストックもしやすいんです。





下の方は見てください。



ゴミ置き。必要ですよね。

そして、その脇にある、スチールラックは、

お菓子なんかを入れておくそうです。






こちらは、籠だと出し入れしにくいので、

キャスター付きになっています。





お子様でも、お菓子を取りだしやすいですよね。





キッチンの背面というと、腰高収納と吊り戸を

創りつけるのが、一般的に見えますが、

可動棚に、籠やラックを組み合わせて、

自分が使いやすい感じで有効活用するのもいいですよね。



この方法の良い点は、取り換えが効くこと。

造り付けですと、汚れや破損があると

結構大変。



でも、このカタチであれば、籠の取り換えで済みますからね。



自由に高さが変えられるのも、魅力かもしれません。





ちなみに。

引き戸の仕様にもよりますが、家具として創りつけるより、

こういった形に方が、工事はお値打ちにできる場合が多いです。



割安で、自由が効いて、取りかえしやすい。



なかなか魅力的です。





収納って奥が深い。

でも、それが面白さの一つでもありますね。 (続きを読む)



昨日、とある家創りのため、

いくつかのメーカーのショールームへ行ってきました。



久しぶり(といっても数カ月ぶり)だったのですが、

展示が変わっていたりして、とても新鮮な感じでした。



こちらは、クリナップさん。



CENTROという新シリーズが出たので、

それを全面に出している感じ。



写真のセットで、定価で500万円ほど。

背面の収納は別ですよ。



結構凄い金額です。



お客様に求められるかは別として、

クリナップというメーカーが、どこまでハイスペックにできるのか

を示す意味では、とてもいい事例ですね。



セラミックの天板。

突板の面材。

ミーレの食洗機。

電動の引き出し収納。



ありそうで、意外にもなかった組み合わせかもしれません。

(オーダーのキッチンハウスさん等ではありますが)



ここまでいくには、オーダーしかなかったのですが、

主要メーカーさんで手配できると、選択肢の幅が広がって

助かりますね。





こちらは色違いです。



このシリーズを見て思ったのは

最近の潮流として、ミニマルなデザインが求められていることです。



余計な装飾もなくてシンプルというだけでなくて

意図的にラインを消す方法ですね。



塊に見えるようなデザインになっている感じです。



もちろん。全てがそうなっているということでもなくて、

そういったデザインもセレクトの一つになってきている

と言った感じですが。







面白かったのは、こちらです。

パナソニックの洗面周り。



引き出しの面材が、框になっていたり

装飾的なブラケット照明や壁紙だったり。



こちらは。ミニマルではなくて

エレガントですよね。



女性には、とても人気のあるデザイン。



よく考えてみると、こういったエレガントなデザインって

今まで製作家具以外では見たことなかったです。



こちらも、いい選択肢の一つになりそうです。



先ほどのミニマルとは逆行するのですが、

こういったエレガントなデザインも求められてるんですね。







いろんな「ショールームを見ていると、

その時代に何が求められれいるのかを

肌で感じることができます。



そういったプロセスは、大事にしていきたいです。





みなさんも、ハウジングセンターだけではなくて、

メーカーのショールームも行ってみてくださいね。



新しい発見がありますよ。 (続きを読む)



とある家創りの現場のワンショット。

ちょうど、外構工事が進んでいるところです。



張りこんでいるのは、タイルではなくて、

天然石なんです。



よくご覧いただくとわかるのですが、

ある程度の大きさは統一されていますが、

大きい石があったり、小さな石があったりします。



表側は比較的フラットですが、

厚みも均一ではありません。



タイルの場合ですと、人工物なので

厚みは均一で、直線で構成されているものが多く

張っていくのに、あまり考える必要はありません。

(もちろん、きれいに張るという意味では考えますが)



こちらの石ですと、大中小の石を意図しながら

並べて行く必要があります。



横のラインは揃えていますが、竪のラインは

どこも通っていませんよね。



目地が通らないように、石を見ながら

配置してくれているんです。



ひとつずつ、考えながらなので、

時間もかかりますよね。



一枚一枚、丁寧に張りこんでくれていることに

とても頭が下がる想いでした。



こうやって、職人の方々の手作業によって、

他にはない、素敵な床仕上げが実現しそうです。





現場は、職人の方々の力を結集して、出来あがります。



そういった、関わっていただく職人の方々にも

「この家はオレが関わったんだ!」と自慢していただける。

そんな家を形にしていきたいと思います。





家創りに関わる全ての人の豊かな未来の実現に向けて!! (続きを読む)



昨日、家創りを考えている方が、取得を検討している、

中古住宅を視察しに行ってきました。



内部もみようかなと思ったのですが、

まずは、外部と周辺環境だけとしました。



とある駅から、10分以内にある

とても利便性のいい土地柄です。



日常生活していくには、便利ですし、それ以外にも

資産価値と言う意味では、とてもいいですよね。



ただし。

中古戸建住宅の場合は、隣家との関係性が

とっても重要になります。



こちらの場合ですと、

東側に道路があるので、午前中の採光は

ある程度確保できそうです。



こちらの敷地は、結構大きくて、南側に

離隔確保できる状況ではありましたが、

実際に現地を見てみると。。。



南側に3階+ペントハウスの分譲住宅が

2棟並んで建設されていました。



2階建てであれば、十分光は取り込めますが、

3階建てともなると、冬場の採光は期待できません。



こちらも新築であれば、建て方を工夫することで

クリアできるのですが、中古となるとそうもいきません。



建て替え前提でないとすると

オススメできる物件ではありませんでした。



加えて、外壁と屋根は、塗装されて

見た目きれいに仕上がっていましたが、

ところどころ補修後が気になるところがありました。



これから長く住んでいくには、もう少し

しっかりメンテナンスされた家が良さそうでした。







周辺環境との関係や、外壁や屋根の劣化具合等は

建築の専門家でなければ、わからないと思います。



新築ならまだよいのですが、

中古の物件を取得される場合は、

専門家と一緒に探すことをオススメします。



取得してしまってからでは、遅いので。。 (続きを読む)



昨日午前中は、こちらの家創りの現場へ。



こちらで何度もご紹介していますが、

とっても素敵な洋館です。



実は、昨日、引越しの都合や外構工事の進捗等から、

建物だけ先行して引き渡しとなりました。



きれいなプロポーション。

開口部の配置、形状。

アイアン手摺のデザイン。

要所に取り入れたモールディング(装飾)。

少しクリームの入った吹き付け仕上げ。

手前の目隠し塀に採用した天然石。



とてもいいバランスになったと思います。



一番効いているのは、白く縁取りする

モールディング(装飾)ですね。



この装飾を、たくさん使えば使うほど、

ゴテゴテした雰囲気になっていきます。



ある意味、高級感にはつながりますが、

少し、くどい感じになってしまう場合があるようです。



装飾を取り入れ始めるとわかりますが、

どんどん追加していきたくなります。



それを、どこまで抑えて、とりまとめるかが

ポイントになります。



こちらの家では、多く過ぎず、少なくなりすぎなく、

上品にまとまるラインで採用できました。





とても上品なお客様らしさが、しっかりと表現された

家になったと思います。





家は引き渡しとなりましたが、まだまだ外構工事が

進んでいきます。



最後まで、しっかりと気を引き締めて監理

していきます!





午後は、解体工事が進んでいる、現場へ。



地中埋設の有無の確認と、

道路際の解体作業の立ち会いをしました。



何も問題なく、終了できて何よりでした。



間もなく解体工事が完了し、工事着工へと

準備していくことになります。



愉しみです。







いろんな家創りが進行中。



毎日愉しくさせていただいて感謝です。 (続きを読む)



面白いアングルですよね。



実は、昨日、とある家創りの竣工写真を撮影してもらったんですけど、

そのカメラマンを狙った写真なんです。



朝イチから、気合いの入ったカメラマンが登場。

ただ、外構が工事中だったので、外観写真はお預け。



事前に現地を確認してもらっていたのですが、

その際に気がついたことがあったようで、

とっても値段の高いレンズを購入して準備してくれてたそうです。



残念だったようですが、内部の撮影可能ポイントで、

しっかりと撮影していただきました。





こちらは、ナイトウ撮影分。



照明の明るさ感の確認と合わせて、

夜の姿も撮影してみました。



ほんと。

素敵ですよね。







最近は、竣工写真として、二回に分けて撮影することが多くなってきました。



竣工時点では、後で入っていけないような場所の撮影。

生活し始めると、プライベートな場所は、抵抗ありますよね。



そして、生活しはじめて、落ち着いてきた頃に、もう一度。

二回目は、ご家族にモデルとして入っていただいて、撮影していきます。



この写真って、建物はきれいにできましたと言う意味ではなくて、

できた瞬間の家族の記念になると考えていて、

竣工写真とは分けて、竣工「記念」写真といっています。



家族が主役で、家はその背景を構成するもの。

そんな気持ちで撮影しているんです。





私が提供させていただいているのは、家そのものではなく、

ご家族の豊かな未来でありたい。



そんなスタンスで家創りに関わらせていただいてます。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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  • 三角形の敷地に建つエレガントな家

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