基本設計って??

2017年1月22日



昨日、打合せへ向かう途中のワンショット。

夜に少し雪が降ったようで、
峠付近は、雪景色。

とってもきれいでしたよ。
きれいなモノ見ると、癒されますね。




昨日は、午前、午後と、
とある家創りの打合せでした。

連続するのは、初めてかもしれませんね。

おおよそ同じ時期にスタートされて、
順調に進んできて、同じ日に基本設計完了となりました。

数カ月かけて一緒に進めてきた設計を
ひと通りまとめています。

こういった紙ファイルに、ぎっしりと資料を添付。
その内容を丁寧に説明してきました。

そもそも、基本設計って何??
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

建築家(や工務店)でその取り扱いは異なりますが、
私の場合は、家創りの骨子が確定している内容となります。

実は、工務店なんかですと、この基本設計の内容のまま
工事に着手するということも。。

あくまで、「骨子」なので、本当に細かな部分については、
きちんと共有でません。

たとえば。
クローゼットの枕棚やハンガーパイプの高さ。
大事ですよね。
使いやすい高さは、みなバラバラですから。

建築家との家創りでは、こういった詳細にまで
しっかりと打合せして、図面化されるので、
「ここが思っていたのと違った」ということが、
格段に少ないと思います。

その詳細にいく前のプロセスが、基本設計といってます。

基本設計は、おおよそ3か月ほどかけて、10回ほどお会いします。

その回ごとに、打合せのテーマが決まっていて、
そのテーマについて、情報をお伝えして、いろいろ調べていただいて、
次の時に、その方針を確認していくという流れ。

ですので、しっかりと時間をかけてでも、
納得の家創りをしたいのであれば、私のような建築家との家創りは
お薦めです。

逆に、ある程度お任せで、創ってほしい。
それには、それに相応な建築家さんや、工務店もありますよ。
みなさんスタイルが違うので、いろいろ聞いてみてくださね。




写真がぼけていますが。。
実は昨晩、お客様の食事に行ってきました。

海外赴任が決まられたそうで、その壮行会といったところです。
とっても愉しい時間を共有させていただきました。
こんな風に、きさくにご一緒していただける関係性に感謝ですね。 (続きを読む)



こちらの写真。
とある家の竣工写真の中の一枚です。

道路から玄関へのアプローチなんですけど、
床のタイルや壁の石、玄関周りのデザインのおかげで、
とても高級な雰囲気にまとまりました。

思い切って採用した色や素材が、
想像以上によくなりました。



こちらの家のLDKにある、大きな窓からの眺望。

毎晩、この夜景を眺めながら、日常生活をしていける。
そんなシーンを想像すると、とっても羨ましいですね。

竣工写真。
とっても素敵に仕上がっていました。
(もちろん家はそれ以上ですが)

またの機会に紹介していければと思っています。

お楽しみに!!




手摺の格子が影になっていますが(笑)

昨日は、工事が進んでいる、いくつかの家創りのため、
その色や仕上げの種類を決めるための準備をしました。

たくさんのサンプルや見本を準備して、
その中から、その家のコンセプトやお客様の趣向を
踏まえて、いくつかに絞り込みます。

こちらの家では、外壁に左官仕上げを採用するので、
自由に色をセレクトできます。

白といっても。。

真っ白はもちろんですが、
赤みの入った白、
グレーの入った白、
イエローの入った白
と様々です。

しかも。その濃淡もあったりするんです。

ちょっとした違いなのですが、
大きい面積にしたり、周辺の色との組み合わせによっては、
その少し混ざった色が浮き上がってくることもあります。

ですので、安易に決めず、
いろんなモノとの組み合わせを見ながら、
しかも、太陽光ももとで比較検討しました。

いくつかに絞りこめたので、
次回、お客様と一緒に眺めて、採用する色を確定します。

よく考えてみると。
このワンクッションなく、ビックリするほどたくさんの中から、
色をきめるって、大変かもしれませんね。。

でも。愉しいですけどね。 (続きを読む)



どこを目的に撮影したのか?

そうなんです。
この石積みの擁壁を撮影してるんです。

昨日、新しく家創りを考えている方が
購入を考えている土地を視察してきました。

まだハッキリ確定していないのですが、
全体予算から、土地にかけることができる費用の
範囲内で、いろいろ検討されています。

いろいろご覧になった中で、これぞ!という土地を
2箇所視察。

敷地からの眺望はよいし、土地の価格も
予算に近い。

最近は、Googleで事前に見れるのですが、
やはり、実際に見たら、いろいろ気が付きます。

その1か所にあったのが、この擁壁なんです。

この擁壁の段差は2m以上。
愛知県では、崖条例という規制があって、
2mを超える崖には、いろいろ制約があるんですよね。

この石積み擁壁が安全なのかどうかがポイント。
安全でない場合は、創り変えるか、崖から離れた場所に家を
建てることになります。

擁壁は結構な値段がしてしまいます。
予算のバランスが崩れてしまいますよね。

土地はいいのに、家が建てられない。。。
本末転倒です。

いつも思うのですが、
土地探しは、とても難しい側面があります。
ですので、早くにパートナーをきめて、
一緒に土地探しすることを、強くお勧めします。




そうそう。

午前中に、とある方と面談でした。
とっても気さくで、信頼できる方でした。

家創りに対する姿勢は、とても近いので、
とてもいいカタチで、一緒に仕事をさせていただけそうです。

そんな方。募集中なんですよ。 (続きを読む)



昨日の夜は、ナチュラルライフのセミナーへ参加してきました。
ナチュラルハーモニーの河合さんが講師。
(チラッと右に写ってますね。)

毎月一回開催されていて、
毎回テーマが異なります。

昨日は、衣食住の中でも衣類が中心でした。
衣類は、肌が直接触れるもの。
お風呂以外は、何かをまとっていることになるので、
特により皮膚に近いところは、こだわりたいですね。


オーガニックコットン。

その表示がされていると、
何だかとても良さそうですが、
オーガニックコットンが100%なのか、
オーガニックコットン入りなのかで
ずいぶんと肌触りが違います。

実際に触って比較するとよいですよ。

しかも。
驚いたのが、オーガニックのコットンだとしても、
農薬がふんだんに使われているのが現実で、
食さない分、規制も厳しくないそうで、
ある意味危険なんだなと思いました。

ただ。
だからといって、全く農薬を使わない、ピュアな
コットンにこだわりすぎるのもナンセンスかなとも思います。

バランス感覚が大切ですね。


家創りでも同じです。

自然素材だけで家を構成することに
こだわりすぎるのではなく、バランスをとりながら
最適なセレクトをしていけるといいですね。

そういったバランスのとれる
建築家との家創りがオススメです。
(いろんなことを知らないとバランスとれませんので) (続きを読む)



昨日も、この青さでした!

爽快な青空を見ると、清々しくて、
気持ちがスッキリします。




とある家創りの現場。
昨日より、地盤の補強工事がスタート。

柱状のコンクリートの杭を一本ずつ
合計、数十本打っていきます。

全てを見れませんでしたが、
数本はしっかり見てきました。

建物がいくらしっかり工事出来ていても、
地盤がしっかりしていないと、安心できません。

調査結果を踏まえて、しっかりと計算して、
今回の補強計画、そして工事をしてもらっています。

地盤補強には、おおよそ3つの種類があります。
こちらを見ると、とてもわかりやすそうです。
http://www.polaris-hs.jp/kiso_chishiki/zibankairyo.html

補強工事といっても、木造であれば、
数百万もするようなことは、おそらくありません。
(よほどの豪邸ですとありえますが)

その辺はしっかりプロに見極めてもらった方がよいですよ。




夕方には、名古屋モザイク工業のショールームへ。

工事中の床のタイルが、在庫がなくなってしまったとあって
急きょショールームへ行って、代替品をセレクトしてきました。

全体的に素材の色を生かしたインテリアなので、
コンクリートのような素材感のタイルとしました。

あまり時間がなかったのですが、
久しぶりにタイルを眺めて、とても愉しい時間でした。


朝からノンストップですが
愉しい時間の連続です。

そんな時間が持てることに感謝! (続きを読む)



とある家創りの現場写真です。
昨日、雪が降る中、進行状況を見てきました。

なんとなく大きく見えるかもしれませんが、
実は、とっても狭小の敷地に建つ家なんです。

間口が何と3.0mほど!
奥に長く、写真がその長手を撮影したので、
広く見えているようです。

しかも、3階建て。
なので、そのプロポーションといったら。。
凄いことになる予定です。

いろいろと事情があって、
クレーンを使わず、手組で建て方をしています。
建て方は、通常長くても数日なのですが、
こちらは、1か月くらいかかるかもしれません。

狭小の敷地は、設計する建築家のスキルも大事ですが、
それ以上に、現場を取り仕切る工務店のスキルが
とっても重要になります。

厳しい条件の敷地に家を建てる場合は、
経験豊富な建築家+工務店に依頼するのがお勧めです。




そして、新しく家創りをされる敷地を視察。

Googleで見て想像はしていたのですが、
実際の敷地は、とても条件がよかったです。
一番は日当たりですよね。

こちらの土地。一つの敷地を二つに分筆して売り出していたのですが、
おそらく、もうひとつの土地ですと、とっても厳しかった。。
早くに、今の土地を押さえたことは、ラッキーだったと思います。

とても快適な暮らしが実現できそうです。


夕方からは、とある家の打合せへ。
年末年始にいろいろとメールでやりとりさせていただいて、
基本設計図面を取りまとめでした。

これから、他の図面を取りそろえて、概算となります。
ドキドキしますね。


いろんな家創りが進行中。

ひとつずつ、しっかりと進めていきます! (続きを読む)




爽快な青空ですよね!!

昨日は朝起きたら、完全な雪景色。
しかも、まだ雪が降ってる状況でした。

それが、午後になったら、この天気。
空気が澄んでいるせいか、
空の青さが、とっても美しかったです。

昨日のAM、
お客様とお会いする予定をしていたのですが、
移動中に何かあってもいけないので、
来週に延期していただきました。

楽しみにしていただいていたようなので、
来週、しっかりとお話したいと思います!




昨日の午後は、
年末にプレゼンさせていただいた御家族のところへ。
提案内容を年末年始に、ご両親や御親類と
いろいろ検討していただいたようです。

結果、予算内でできれば、ぜひお願いしたい!とのこと。

今回のご提案は、ご予算というよりは、
ご希望の広さや仕様をフルスペックで盛り込んだ内容なんです。

予算内にするためには、規模を小さくすることが必要です。
その辺をしっかりとご説明させていただきました。
(プレゼンした際にもお伝えしましたが)

口頭だけではわからないので、
縮小した案も提示しながら。

「縮小」というと、何だかマイナスにとらえられる方も
いらっしゃるのですが、全く異なります。

やりたいことの本質をしっかり見据えて、
贅肉を落としていく。そんな感じです。
なので、残念な気持ちになったりしません。

もちろん、もともとの提案が持っていた魅力はそのまま
ですからね。

一度出来上がっている計画案を
客観的な視点から見直して、
何が本質なのかを見極めるのは、とても難しいと思います。

ただ。
それは、設計のプロでもある
建築家の役割なんだと思っています。

本質的な思いを見極める。
しっかりと継続していきます。 (続きを読む)



昨日、東海地方も結構雪が降りました。

朝一番で打合せがあったので、
早朝から外出したのですが、
あちこち渋滞で大変だったのと
一部路面が凍結していて大変でした。

ただ、雪が積もった木々がとてもきれい。
普段とは違う表情を見せてくれるので
とても癒されました。



この写真を見ただけで、ピンときた人。

そう。
トーヨーキッチンですね。

結構強烈なキッチンなのですが、
床のタイルや周辺のインテリアのおかげで、
とても上品な感じでまとまりました。

こちらの家を見学させてほしいという方がいらして
午後ご案内してきました。

奥さまは、キッチンハウスで考えているようですが、
トーヨーキッチンには憧れがあったようです。

見た目は大好きですが、自分が使うとしたら。。
ということだそうです。



リビングダイニング。

とっても大人っぽい色使い。
しかも、少し和を感じるインテリアにしています。

リビングに、大きなソファでなく、
敢えて、こだわりのチェアを置く。
そんなスタイルも素敵ですよね。

ちなみに。

こちらの家は、すごいロケーションなのですが、
昨日の雪景色は、とってもきれいでした。

四季折々変化する眺望を楽しめる。

そんな家も素敵ですね。 (続きを読む)



壁に落書き。
じゃないですよ。

とある家創りの現場のワンショット。

落書きに見える、ラフなラインは、
内装仕上げをする前に大事な仕事なんです。

石膏ボードと石膏ボードのつなぎ目を
しっかりと埋めておかないと、仕上げをした時に、
見えてしまいます。

そこで、そのつなぎ目をパテで埋めておくんですよね。

このパテ。
実は、職人さんでずいぶんと仕上がりが違ったりします。

特に天井は、仕上がって、照明がつくと、
ハッキリとラインが出てしまうことも。。

そんな時には、やり直しを指示することもあります。

ここ最近お付き合いしている工務店、
そして職人さんのレベルが高くなっていることもあって、
そういったことが、ほとんどなくなりました。

安いという基準だけで、工務店を選定しない方がよいかもしれませんね。




何だかとっても大きな敷地に見えます。
いや。
実際に大きい(笑)

ちょっとわかりにくいのですが、
昨日、こちらで地鎮祭が執り行われました。

いつもながら、気持ちが引き締まります。
これから、工事の安全はもちろんですが、
滞りなく、順調に工事が進むといいなと思います。


3月までは、着工が続いていきます。
お客様らしい、いろんな家創りに関わることができて
ほんと感謝です。 (続きを読む)



昨日、とある家のリノベーションの打合せへ
行ってきました。

昨年末に設計が完了して、
年末に工務店との工事の契約。
今月後半着手に向けて準備中です。

そんな中、準備の一環として、
年始早々の打合せは、色決めの一発目。

お客様から伺っていた、「好き!」な色合いのサンプルを
たくさん持参しました。

お客様も愉しみにしていた様子。

図面をもとに、
持参してきた、サンプルを組み合わせて、説明していきます。

たくさんの「好き!」があるのですが、
インパクトの強い色柄ばかり。

それを、どうバランス良く取り入れるかがポイントでした。

意識したのは、
インパクトのある色柄を引き立てつつ、落ち着けるような
色をベースとして取り入れること。

それと、全体のトーンをしっかりと揃えていくことです。

それによって、こちらの家は、
インパクトのある色柄を取り入れながらも、
ゆっくりとくつろげるような、心地よいインテリアになりそうです。

「参考になるようなイメージありますか?」
と聞かれましたが。

「ネットを探してもないと思います。オンリーワンです」
とお伝えしました。

お客様らしい、たった一つの家になりそうです。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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  • 三角形の敷地に建つエレガントな家

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