古ビル解体スケルトン
2014年3月24日
上本町のオフィスリノベ。解体工事が完了しました。工事前には分からなかった壁の中や床下・天井裏の謎が解ける瞬間です。現場の詳しい状況を測って図面に反映させ、精度を上げて行きます。南向きの気持ち良いオフィスになりそうです。
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間伐材フローリングで無垢&ローコスト
2014年3月22日
ローコスト住宅で検討中の間伐材を利用したフローリングです。
上:杉間伐材フローリング
下:桧間伐材フローリング
なにしろ間伐材ですから、節だらけです。でも立派な無垢材ですし、ちゃんと杉・桧の香りもします。無垢フローリングの心地よさを活かしつつローコスト化。さらに間伐材の有効利用でエコにも貢献してしまおう、という狙いです。
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古店舗の現場調査
2014年3月21日
大和高田駅前の商店街で現場調査。築年数不明の古店舗。
元は中華料理屋だった様子ですねえ。ボロボロです。何か出そうな雰囲気です。
地下室に貼ってあった新聞紙。昭和36年・・・竣工時のものじゃない様子だし、一体どのぐらい古い建物なんだか・・・。ちなみに大和タイムスは今の奈良新聞らしいです。
山本嘉寛建蓄設計事務所
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掘削完了
2014年3月20日
狭小住宅の現場。基礎と地下部分の掘削が完了しました。これから鉄筋を組んでいきます。
間口3.4M。お隣と境界ぎりぎりいっぱいで掘っています。基礎も、外壁も、外側から施工できないのですべて内側から施工できる工法を選んで進めます。
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三角公園の家
2014年3月15日
計画中の新しい住宅をホームページにUPしました。三角の敷地につくる三角の家です。
http://yyaa.jp/02works/h11sankaku/index.htm
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ハコ型住宅のエスキス
2014年3月13日
ご相談頂いている住宅のかんたん初期プラン。30坪程度の長方形敷地+ローコストの場合は、変に凸凹させずに素直なハコ型で計画する事が第一歩です。方位と、1階LDKなのか2階LDKなのかで考え方が変わりますが、スタンダードなプランはLDK+水回り階と、寝室+子供部屋の組み合わせ。あとはご希望に応じてテラスとするか、吹抜とするか、収納とするか、といったバリエーションです。最初の段階ではこれだけのシンプルな設計ですが、ここに施主様のご要望や考え方が乗っかってくることによって、プランは思わぬ方向へと展開します。それが家を1から創ることの醍醐味かもしれません。
山本嘉寛建蓄設計事務所
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遣り方
2014年3月8日
旭区の住宅現場。遣り方(やりかた)を行っています。現場と図面を照合して、どの位置を基準に建物をつくっていくのかを確認します。基準点は周辺にある簡単に移動しない固定物を用います。住宅の場合は、東西南北は境界杭や地先ブロック、高さ方向は近くにあるマンホールの蓋の高さを基準にすることが多いです。特に高さ方向は、敷地に降った雨水をどのように会所に放流するか、微妙な地面の勾配を考えながら設定する必要があるので、現場との調整が欠かせません。
昔は全て手作業で行っていた遣り方も、今ではレーザーであっという間。作業はずいぶん簡単になりましたが、その重要性は今も変わりません。
山本嘉寛建蓄設計事務所
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市街化調整区域の計画
2014年2月27日
快晴なのに太陽を直視できるほどのPM2.5の中、奈良県内で計画中の住宅について役所各課を回りました。
地方では市町村のホームページが充実していないため、基本的に直接出向いて情報を仕入れますが、地方であればあるほど役場、土木事務所、水道局・・・と様々な協議先が数十km離れてバラバラに点在しているため、なかなか厄介です。道路や河川については、国・都道府県・市町村と、管轄している官庁によって協議先が変わる上、年代を追って管轄先が変更になることも多いため、まずは最新の情報を集めるところからスタートします。
今回は事務所設立以来2ケースめの市街化調整区域内。通常は建物を建ててはいけない区域ですが、逆に許可が下りればほとんど規制を受けない、というミステリーゾーンです(奈良県内には結構存在します)。せっかくなので普通の市街地では不可能な仕上も検討してみたいと思います。
山本嘉寛建蓄設計事務所
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アレルギーを減らす住まい
2014年2月26日
先日、住宅のアレルギー対策について文章の依頼を頂きました。シックハウスやハウスダストといった言葉は一般的にも浸透しており、住環境が体に何らかの影響を与えるということもここ20年ほどですっかり常識となりました。
ただ、(特に大人の)アレルギー疾患はたくさんの要因が複合的に関係して起こります。住宅に使う建材も要因の1つですが、揮発性有機化合物(VOC)を含まない建材のみで住宅を作ったからといって、その日からアレルギーが無くなる訳では決してありません。建材でアレルギーが解決するというのは単なる神話であり、マスコミや建材メーカーの妄言です。
建材のVOC含有量には法的な基準値がありますが、そこに置く家具や什器については特に基準がありません。既に過敏な方なら、電化製品から発散される微量の化学物質からでも影響を受ける可能性は十分あり、現代では完全にVOCを払拭した生活を実現することはほとんど不可能です(有機栽培の食品といっても、100%化学物質を含まない食品を望めば、土壌や水、果ては空気まで拘る必要があるのと同じです)。従って、どのレベルまで許容するのか・制限するのか、という線引きが必要になりますが、お困りの方が「VOCが原因でアレルギーになっている」と固く思い込んでいれば、(もし実際に影響が微量でも)それがストレッサーとなり、アレルギーを誘引します。
住まいのアレルギー対策としてはVOC含有量に目を向けると同時に、生活習慣をいかに改善するか、という視点も必要です。自律神経の働きがアレルギーに大きな影響を及ぼすことはよく知られていますが、日の当たらない部屋の中で一日中篭った生活を送っていると自律神経の働きに狂いが生じ、アレルギーや不眠症の要因となります。寝室やダイニングに自然光、特に朝日を十分に取り入れることができる設計を行い自立神経の調整を助けることも、見落としがちですが我々が手助けできる重要なアレルギー対策の一つです。
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旧柳生藩家老屋敷
2014年2月25日
月ヶ瀬まで行ったついでに柳生に寄りました。奈良市内とはいえ、山奥深くてなかなか足を運ぶことができないところです。伝説的な史跡が多く、あまり見学できる古い建築物は残っていないのですが、ここ家老屋敷は1850年頃築、県内に残る唯一の武家屋敷ということです。
内外吹きさらしの縁側。気持ち良い。しかし寒い。
建物全体的にかなり痛んでいますが、書院の意匠が素敵でした。
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山本嘉寛建築設計事務所 YYAA
素材を活かした設計を心がけています
奈良・大阪・京都を中心に新築一戸建て注文住宅、町家リノベーション、古民家改修、古ビル再生など、用途や規模に関わらず建築にまつわるデザインを行う建築家/一級建築士事務所です。無理・無駄のないシンプル...