神戸三ノ宮駅前のピラティススタジオ「Skywalk」。本日が仕事収めということで、お時間をお借りして竣工写真を撮影しました。さっそくホームページにUPしておりますので宜しければご覧ください。


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見積大詰め

2013年12月25日



大阪市旭区のスキップフロア狭小住宅。やっと見積調整の出口が見えてきました。


当事務所では見積が合わない場合にはガッサリとプランを入れ替えて他の案を考え直してしまうことが多いのですが、今回は大変ありがたいことにお施主さまがプランをとても気に入って頂いていることと、現実的に制限が厳しすぎて初期案以外でより良いプランが組めないため、あまり形をさわらずにGO!ということになりました。


最近のにわか景気のおかげで 減額案を検討する時間がかかればかかるほど、どんどん資材の価格が上昇していく悪循環。おまけに消費税UPの魔の手が・・。まさかここまで苦戦するとは思いませんでした。


景気が良くなるのは好ましいことですが、コスト高騰・職人不足は困るし・・・さあ来年はどうなるんでしょう。


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誰敢不依頼建築家。

2013年12月24日



ホームページ用に作ったグラフです。かなり単純化していますが、上の段が工務店やハウスメーカーに直接、建築を依頼する場合。下の段が設計者に依頼する場合です。 何を言いたい図かというと、我々設計者を入れれば、厳しく厳しくコストカットすることで、設計料分ぐらいの費用は下がっておつりが来ます。ということです。ほぼ毎回こういう状態になります。


建築家に頼む = デザインを付加する = 総工費が上がる+設計費がかかる。


というイメージが一般的になってしまっている現状は、偉そうぶってる建築家も悪いのです。ごくフツーの住宅であっても、設計者を入れたほうが絶対コストは下がるのです。なおかつ法規や現場のチェック、アフターメンテまで対応してくれる設計事務所に、敢えて依頼せざらんや。です。


我々は もっと分かりやすく建築設計を伝えなければなりません。そして、もっと土地から囲いこんでくる建売業者や大手メーカーと戦わなければなりません。


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色々な調整にかなり手間取っておりましたが、YYAAホームページのリニューアル工事がひととおり完成いたしました。まだ100%でない部分もありますが、ほぼほぼの出来です。


新バージョンはスライドショーの類は一切なしに変更しました。最近はスマホやタブレットで見る方も多いので、そういう機器で見る場合も想定したレイアウトです。「スライドショーなんておまけです!偉い人にはそれが分からんのです!」


・・・で、写真を出来る限り大きいサイズにして、キャプションや仕様も充実させて、建築雑誌がそのままサイトになったようなレイアウトを目指しました。また、施主さま向けのご案内テキストをかなり充実させ、普段の業務の中で出てきた問題点・改善点を踏まえてフローチャートや設計料関係の説明分も色々修正しました。


そして。下のほうに4つほど控えている隠し玉。2014年度から始めるプロジェクト群です。来年はフツーの設計事務所がやらない事・やれない事をどんどんやっていきます。ご期待くださいませ。


ホームページはこちらです。
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突然ですが、こういうユニットバスがあって良いと思うんです。


ユニットバスはマンション用では1216(内寸1200mm×1600mm)、戸建用では1616(内寸1600mm×1600mm)が基本で、あとはそのバリエーションなのですが、例えば巨大サイズの1622サイズを入れたとしても、浴槽の奥行は22ではなく16側なので、ユニットバスを使う=成人男性は足を延ばして入れない、ということが個人的には大変大変不満です。


ミストサウナ、乾燥暖房、乾きやすい床、保温性の高い浴槽、泡風呂、音楽、浴室TV・・・と我が国のユニットバス文化はバッキー=フラー先生も真っ青なガラパゴスの様相を呈しておりますが、それ以前に「足を伸ばして入浴する」という贅沢さ・快適さはかなり重要なんじゃないかと思うのです。トイレならコーナー設置タイプが存在するのに、ユニットバスに存在しないのはどう考えても変です。





参考:狭小スペース用・斜め配置便器。タンクが三角形。


浴槽を三角形に配置すれば、1616サイズでも何とか成人が足を伸ばせる寸法はきっと確保できます。洗い場が狭くなることによってシャワーの湯が浴槽に入ってしまう問題・洗い場が狭くなる問題が生じますが、スライドバータイプにして浴槽中央に取り付ければそれも解決できるはず。折戸ではバーと干渉する恐れがあるので引き戸にしましょう。


TOTO、LIXIL、Panasonic、ノーリツ、クリナップ、タカラスタンダード、トクラス、ハウステック、永大、日ポリ加工、Spiritual mode。UBメーカーの皆様。ご連絡をお待ちしております(勝手に作っちゃ嫌よ)。


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大阪市内のマンション計画。内部の平面と外部の見え方の設計を並行して進めています。どうも第一案がペタっとしてるなぁーということで、もうちょっとシュッとした感じ(最近の関西弁で洗練された、スマートな、の意)を目指して色々試行錯誤中。今回はテナント・低層住戸・中層住戸・高層住戸と間取りが変化するので、その遷り変わりをうまくファサードに反映できればいいなあというところですが、部分と全体のバランスが難しい。一時のデザイナーズマンションブームも去って、その次の時代の賃貸マンションにはどんなデザインが相応しいのか。なかなか難しい課題です。


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上本町のオフィスリノベーション。先行工事部分の解体が始まりました。天井を剥がすと古いコンクリートスラブや配管が見えてきます。


一部木材が見えていますが、これは施工ミスではなく昔コンクリートの打設時にわざと仕込んであったものです。ここに鉄の棒を打ち付けてぶら下げ、天井板を吊る仕組みです。現代では板ではなくインサートという専用金物をコンクリート打設時に仕込むので、こういう形にはなりません。


古ビルのリノベでは、なんとなく「コンクリート造だから天井は剥がしてそのままにすれば安価に格好良くなるのでは」というイメージがあるのですが、この木材が雑に入っていることが多いので、実は結構そう簡単にはいきません。


今回は元々塗装仕上げの予定ですが、なかなか昔の施工の状態も良いようです。自社オフィス部も年明けからいよいよ現場に突入。気合入れていきましょう。


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奈良県五條市のケーキ屋さんHapshuu。竣工後点検に伺いました。相変わらず大繁盛しております。だんだんカウンターやフローリング、モルタル等が錆びれてきて、いい感じに味が出てきました。金物類や建具に特に大きな問題もなく、快適に使って頂いていて安心安心。





地元の農家サンや杜氏サンとのコラボグッズがいろいろ。もちろんメニューにも反映されております。



食べるラー油、塩麹、生姜と来て、つぎは甘酒が熱いそうです。左:あまざけ、右:生姜ドリンク。単体でもメチャ美味しいのですが、特性ドレッシングにしたものを試食させて頂きました。これが濃厚かつさわやかかつヘルシーな感じで、衝撃!




金剛山系に夜の帳が下りる様がとても美しい。御所・五條・橋本へお越しの際はぜひどうぞ。


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ドイツ製リアル建築点景です。全60体入り。1/50を買いましたがその他のスケールも秀逸です。。





細かい表情までリアル!! 本来は着色して使うようですが、ミニマム模型好きの日本ではプレーンの状態で使われることが殆んどです。なんとなくこのフィギュアを置くだけで、スタイロフォーム(建築模型御用達の発泡材。本来の使い道は断熱材)が建築や家具に見えてくるから不思議・・・




コンペ案の模型に出演頂こうと思って買ったのですが、結局のところ使いませんでした。うーむ。やっぱりいろんな行動を表現するには不自由なので自分で厚紙を切り出したほうが早いようです。


ということで結局単なるジオラマ遊びに終わったのでした。



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建築の一部を利用したエクササイズはいくつかありますが、特に天井付のロープを用いたものが多いようです。上図:おうとくケアセンターのデイサービスルームに取り付けた「レッドコード(インターリハ社)」。エクササイズ+医療用なので、とても高機能。






こちらはSkywalkに取り付けた「TRX」。何でも「アメリカ海軍特殊部隊が孤島での訓練をしていた際に、体全体の筋肉を鍛える器具がないことで手元にあったパラシュートのコードを手縫いしたツールでのトレーニングを考案したことに由来」するんだそうです。。。若干TV通販的なノリですが、性能は十分プロユース 。


天井付けのエクササイズ機器は、取り付け工事がなかなか厄介。大人がどれだけ引っ張っても大丈夫なように頑丈につくる必要がありますし、あまり大がかりな補強工事になっては、「手軽にエクササイズ!」な機器のコンセプトが意味なくなってしまいます。この2つの現場も、実は見えない天井裏にいろいろな工夫があります。


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山本嘉寛建築設計事務所 YYAA

プロフィール

山本嘉寛建築設計事務所 YYAA

素材を活かした設計を心がけています

奈良・大阪・京都を中心に新築一戸建て注文住宅、町家リノベーション、古民家改修、古ビル再生など、用途や規模に関わらず建築にまつわるデザインを行う建築家/一級建築士事務所です。無理・無駄のないシンプル...

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