パースとアニメとラーメンの話。

家結び

こんな感じでどうでしょうか?と、打ち合わせをするわけです。

ご予算、テイスト、使い勝手・・・などを検討していただきながら
お客様からのご要望が出てきます。

すると、変更や修正をいたしまして
じゃぁ、こんな感じでどうでしょう?とまた、打ち合わせをするわけです。

家結び

その繰り返しを経て「確定プラン」が出来上がります。

難航する場合もありますし、
拍子抜けしちゃうぐらいにすぐに決まってしまう場合もあります。
それはまぁ、いろいろです。

私のパースはヘタくその部類に属しているのですが、少しは役に立ちます。

さて。
そんなわけで。

アニメ「黒子のバスケ」にはまって影響をうけ、
休日は近所の公園でバスケのシュート練習ばかりしていた息子ですが

家結び

あっというまにブームが去り、次、「ハイキュー」。
夫も一緒になってアニメを見るので
調子づいて試合球なんぞをすーぐ買ってきたりなんかするもんで、
今はバレーボールをやたらとしたがるのですが

家結び
えっと・・・息子・・・・自分テニス部なんだよね?
テニスの練習をしろと。

息子ネタ立て続けにもう一つ。

留守番をしていた休日。
小学生の妹のため、お昼ご飯にラーメンを作ってくれた様子。
冷蔵庫にある食材で肉野菜炒めを作りそれをラーメンの具にしたというので
あら、なかなかやるじゃないとほめる私。

「ちなみにどういう順番で炒めたの?」と聞く。

「えっと、まず、ニンジンやった。んで、ピーマン。
シメジとか残ってたやつもぶっこんで・・・最後、豚肉」

「え。お肉は最初に炒めて火を通すんだよ、普通は~」

「うん、知ってた。
俺は、常識を超えた順番でラーメンを作りたかったからいいの。常識は越えないとダメでしょ」


何言ってんだか、ってかんじの、中学2年生であります。

プロフィール

三宅 利佳(ジェイブルー)

インテリアコーディネート事務所 ジェイブルー

●インテリアコーディネーター  980877A
●2級建築士
●AFT色彩検定 1級

美しく暮らすにはそれなりの努力が必要です。
例えば掃除、整理整頓、時々の模様替えや花を活けなおしたり・・・。

どうせすぐ使うから
どうせすぐ汚すから

そう言ってやりっぱなし出しっぱなし汚しっぱなしの生活は
確かに面倒がなくて便利ですが
便利ばかりを追求していてはあっというまに雑多な空間になります。

美しい部屋、居心地の良い部屋というのは
日々手をかけ続ける面倒臭さを内包しています。
でも、そのことを放棄しないでください。

部屋は人の心を表すと思いませんか。

インテリアコーディネーターがお手伝いできるのはほんの最初の舞台づくりだけ。

「こうありたい理想の自分」を思い描いて
ぜひ素敵な住空間を維持してください。
それが、生き方にもつながるのだろうと思います。

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