夏目漱石生誕150周年に向け新宿区が「漱石山房」本格的記念館を整備

新宿区が、夏目漱石生誕150周年に向け初の本格的記念館を整備

東京都新宿区では、夏目漱石生誕150周年にあたる平成29年に向けて、早稲田南町7番地の夏目漱石終焉の地に、(仮称)「漱石山房」記念館を整備する取り組みを進めている。

同計画は、新宿区で生まれさまざまな名作を世に送り出した文豪・夏目漱石の生誕150周年を記念し、記念館を整備するもの。記念館では、晩年9年間を過ごしたを「漱石山房」と呼ばれる早稲田南町の家の一部を再現し、漱石が暮らし執筆した空間を可視化するほか、文学館としての基本的機能を備え、初の本格的な漱石記念館としての役割を果たすこととしている。

平成24年度は、親族、学識経験者、地域住民、公募委員等を検討委員とする「(仮称)「漱石山房」記念館整備検討会」を開催。8か月間にわたり、事業展開や施設計画など基本的な記念館のあり方を検討してきた。

また、平成25年3月に、検討会から区に対して(仮称)「漱石山房」記念館整備基本計画(案)が提出されたことを受け、区では同案をもって(仮称)「漱石山房」記念館整備基本計画を決定。今後はこれに基づき、記念館の整備に取り組んでいくとのこと。

この記事はマイナビニュースより転載しています

プロフィール

東恩納 尚縁

将来の夢は孫と一緒に暮らすこと。

孫ができた為、将来は娘夫婦と二世帯住宅の夢を持っています。
「住まい」について考えたコラムを寄稿しています。

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