正しいマイホーム購入の流れとは?

「住まいと家計のコンシェルジュ」
スタイルワンコンサルティング代表の阿部でございます。

本日は、私が考える、失敗しないマイホーム購入の流れをお話したい。

1-5までが重要なポイントなので注釈をつけることにしよう。

1,現状分析
今現在の家計に無理・無駄はないのか?又、将来起こりうるであろうリスクを明確にすることが大事である。

2,ライフプラン・キャッシュフロー作成
人生の設計図ともいえるライフプランを作成し、人生の目標・目的を明確化する。そして人生のお金の流れを把握するためにキャッシュフロー表を作成し、将来起こりうるリスクに対し、どの時点でどれだけのお金が必要なのかを把握する。

3,ライフプラン・キャッシュフロー分析
2で作成したライフプラン・キャッシュフロー表を分析し、ライフプラン上の問題点を洗い出し、改善策を講じる。キャッシュフローを健全なものにするため、家計の見直しを行い、収支のバランスを整える。

4,購入できる適正な物件価格の算出
用意できる自己資金額を精査し、借りれる額ではなく返せる額で住宅ローンを組み、購入に掛かる費用を計算し、マイホーム購入の資金計画書を作成する。そして、ライフプラン・キャッシュフローが健全に保つことのできる、適正なマイホーム係数を基にした、購入可能価格を算出し、この価格を基に物件を探す。

5,実行プラン作成・住宅ローン選定
ライフプラン・キャッシュフローに影響を及ぼさない金利や返済期間を選択し、適正な購入可能額を基にしたライフプラン・キャシュフロー表を作成する。これが、マイホームを探す場合のバイブルとなる。

6,物件検索
7,内見
8,買付
9,住宅ローン事前審査
10,重要事項説明
11,契約
12,住宅ローン申込
13,金銭消費貸借契約
14,ローン実行 決済
15,引渡し

1-5までの流れの中で重要なポイントは、住宅ローンの借入額の算出方法である。

大事なとこなので、何度も言うが、

住宅ローンは借りれる額ではなく返せる額で借りること。これが重要なのだ!

返せる額とは、ライフプラン・キャッシュフローを考慮し、返済が家計に大きな影響を与えない借入額のこと。
つまり、余裕をもって返せる額であるということなのである。これを明確にしてないと、営業トークに踊らされ、物件の魔力引き寄せられ、身の丈にあってない物件を買いかねない。

また、今現在の家賃から逆算した借入額は返せる額と言えるのだろうか?

答えはノー。

そもそも、現在入居中の家賃が適正かどうか不確定だし、

賃貸は、諸経費(修繕積立金や固定資産税)がかからない。

なので…

今の家賃から逆算した借入額で購入した場合、マイホームに掛かる支出は同じではない。

支出は間違いなく上がるのだ。

よく不動産業者が家賃と返済額を比べて広告を出しているが、

どうか、あんなものに踊らされないでいただきたい。

売るための常套文句なので…

っとここで終わろうと思ったが、大事なことをいい忘れてた。

それは「マイホーム係数」を把握すること。

それは改めてご案内することにしよう。

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プロフィール

阿部裕二

住まいと家計のコンシェルジュ

マイホーム購入支援・新米パパママさん支援を得意とする独立系FP事務所です。
FP資格とハウスメーカー勤務経験を持つコンサルタントが、お客様目線120%でコンサルティングしてまいります。
資金面と物件面、両方向からアドバイスできるのが大きな強みです。

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