目の錯覚を起こしてしまう摩訶不思議なサムライチェアと隠れ椅子

人間には錯覚という感覚器に異常がないのにもかかわらず、形・大きさ・長さ・色・方向などが実際とは異なる知覚を得てしまう現象を起こすことがあります。

ずっと見ていると画像が動く、色が本当の色とは異なって見える”だまし絵”など、これらは脳と心理的な作用が働いて目の錯覚を起こしてしまいます。

これからご紹介する椅子は、それらを上手く利用した斬新なデザインで少し遊び心のある椅子です。

サムライチェア

これは目の錯覚ではありません。
サムライチェアと名付けられた印象的な椅子は、韓国のデザイナー、ソ・ヤング・ムーン（Seo Young Moon）によって造られました。まるで、侍の鋭い刀に斬らてしまったような不思議な椅子です。

大人の女性が座ってもびくともしません。なんと１５０kgの重さにも耐えられます。

The Hidden Chairs（隠れ椅子）

フランスの地方の森林にアトリエを構えるイブリッド（Ibride）は、
２０１３年１月にThe Hidden Chairs（隠れ椅子）と名付けたアームチェアを発表しました。


椅子の肘掛と脚が絡み合っているようにも見えますが、一定の角度で観察していると新しい発見に出会えます。それは、以下の動画が証明してくれます。

The Hidden Chairs by Ibride