妖美で幻想的|トーヨーキッチンが新しい試みの展覧会「妖しのインテリア」を開催

システムキッチンを中心にインテリア全体を提案するトーヨーキッチンが、Fredrerique & Morrel(フレデリック・モレ
ル)とBokja(ボクジャ)2組のデザイナーの最新作を一同に発表する新しい試みの展覧会「妖しのインテリア」を5月24日(金)から3日間開催する。

同時に別会場では、WATER DESIGNの坂井直樹氏の新作照明と食器の展示発表が開催される。

妖しのインテリア

ミニマルからデコラティブに移行しつつあるインテリアトレンド。心の内面や、外へのメッセージをストレートに表現する作家が世界で台頭してきた。常識や合議とは無縁な、デザイナー個人の魂が込められた作品は、面妖にさえ感じる美しさを放っている。

アバンギャルドでスピリチュアルな世界観。芸術作品としても世界的に高い評価を受けているFredrerique & Morrel(フレデリック・モレル)とBokja(ボクジャ)の作品から受ける鮮烈な印象と妖しげな個性は、この会場でしか感じとることができないだろう。インテリアの世界観にこの妖しさが、一つの方向性を誕生させた。

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左)FREDERIQUE MORREL(フレデリック・モレル)

フランス・パリのプロダクトメーカー、フレデリック・モレル。ニードルポイントという刺繍が施されたヴィンテージ生地をコラージュした作品には、アダムとイブ、エデンの園、失楽園、ヨハネの黙示録、ノアの方舟といった神話的でスピリチュアルな作品を発表し続けている。

右)BOKJA(ボクジャ)

地中海に面するレバノンのインテリアブランド。トルコ語で"女性が嫁ぐ際に持っていく布"を意味するBOKJA(ボクジャ)は、Hoda Baroudi(ホダ・バロウディ) と、Maria Hibri(マリア・ヒブリ)の女性デュオによるもの。

伝統的工芸である織物キリムやスザンニなどを用いて一点一点がハンドメイドによるもの。モダンで叙情的な色づかいが美しい、高い芸術性を持った作品が揃う。

会場は、東京表参道のスパイラルガーデンにて2013年5月24日~26日の3日間開催予定。

妖しのインテリア
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
開催日・時間 2013年5月24日(金)~26日(日) 11:00~20:00

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坂井直樹氏の新作発表

トーヨーキッチンスタイルの照明専門ショールーム「ルーチェ・トーヨーキッチンスタイル」では、WATER DESIGNの坂井直樹氏のディレクションによる新作照明と食器の展示発表が開催予定。
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誰もやったことがないからこそ、やる価値がある。

【 坂井直樹(さかい なおき) 】

坂井直樹(1947年、京都生まれ)ディレクション。コンセプター。

京都市立芸術大学デザイン学科入学後、渡米。サンフランシスコでTattoo Companyを設立し、TattooT-shirtを売り大ヒットする。73年帰国後、ウォータースタジオを設立。87年日産「Be-1」を世に送りだし、フュー チャーレトロブームを創出した。1988年にはこれまでのカメラの概念を覆すオリンパス「O-Product」を発表。95年、MoMAの企画展に招待出品し、その後、永久保存となる。2004年株式会社ウォーターデザインを設立。以降、数多くのプロダクトを手がける。2008年より慶應義塾大学SFC教授に就任し、デザインと通信技術やUIを研究。



LUCE TOYO KITCHEN STYLE 新製品発表
会場:ルーチェ・トーヨーキッチンスタイル
開催期間:2013年5月24日~

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