日本の住まいの鍛え方 プロローグ 家はカラダと同じ

はじめまして!『人を活かす・人が活きる』インテリアデザイン&コーディネートの名古屋の松本佳津(かずママ)です。
「インテリアのチカラ」「デザインの愉しさ」を、実務とともにガールズ・リノベ塾やイベントセミナー、コラムなど様々な切り口でご提供しています。

日本の住まいの鍛え方

さてさて本日より連載開始の
『日本の住まいの鍛え方』

今日は始める前にちょっといきさつをお伝えしようと思います。

今の会社を始めるにあたり、お客様に対して健康で元気でいることが第一と思い、まずは体づくりを、と思い立ち筋トレをはじめました。
7年前のことです。

それまで、肩こり、冷え性、疲労感・・・・40代の女性にありがちな体の状態をすべて抱えており、それでもそれが当たり前だから仕方がないと思っていました。
特に肩こりはひどく、まるで固い石が入っているようで、頭痛も併発、時々起き上がれず、ひたすら眠ることもありました。

筋トレをはじめ、3ヶ月ほどでかなり体がラクになりました。その後ウォーキング、ランニングが加わり、さらに体の調子が良くなりました。昨年には夢だったフルマラソンを完走も果たしました。

しかし、その後、卵巣の病気が発覚し、子宮卵巣共に全摘出するという大手術をすることになりました。
女性にとって全摘出というのはホルモンのバランスの乱れからくる不調等心配でしたが、あまりの大きさに待ったなし、急遽手術となりました。

筋トレとランニングのおかげで術後の経過、快復力共に先生や看護師さんも驚くほどでした。心配だったホルモンの乱れもまったくありません。これも体を鍛えていたおかげだと思います。

私の持論に
『家はカラダと同じ』ということがあります。
顔は玄関であり
外観はプロポーション、
血液の流れは、水や空気の流れ、
キッチンは食、エネルギーのもと・・・・

今までインテリアを切り口に家や住まいに対し様々なご提案をしてきましたが家も生きており、毎日の経過と共に変わっていくもので何も施さないと、結構おおごと大事になる。

リフォームするにもお金がかなりかかったり、もう取り壊して新築しないとダメ、といったこともよくあります。

もっと打つ手があったのではないか、普段からメンテナンスだけではなく何か出来なかったのではないか。

介護予防研究会

2年前、在宅介護を見据えて在宅介護研究会を立ち上げました。
その時も介護が必要になってからではなかなか打つ手も後手後手に廻り、もっと早くからの啓蒙が必要だと感じ、介護予防研究会 と、名前を変えました。

今まさに住まいにも『予防』が必要です。
その予防にあたり、ちょっとアグレッシブに鍛えるぐらいが必要です。
鍛えるっていってもマッチョなことでもなく、毎日無理なく愉しく続けられる、そんなことで十分。
大事な事は続けること。

そこで家族の要はママでもある女性、女性の視点からの予防策、家を長持ちさせる施策をお伝えするためにコラムを連載することにしました。

住まいも鍛えないとね!

私がこの業界に入りもう20数年。今までに500件以上の住まいと関わりました。
その中からレモンのようにぎゅっと絞ってフレッシュな切り口のものを厳選してお伝えいたしますね♪
お楽しみに!

プロフィール

松本 佳津

空間のデザインは人を活かすために

関わる方々それぞれの思いや価値観を大切にしながら「インテリアのチカラ」「デザインの愉しさ」を
様々な切り口でご提供しています。

Plan&Consulting (人を活かす、人が活きる建築空間プランの提供)
Power up (住を切り口に企画教育プロデュース)
Promotion (空間にマッチしたプロモーションの総合提案)

3つのPを柱とし、インテリアから発想することを意識しています。

具体的には住宅の新築・リフォーム・インテリア提案、クリニックのインテリアデザイン・総合プロモーション等。
お問い合わせ・ご依頼は・・・WWW.51matsu.com

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