とっても優しい色あいのインテリア。

壁のニュートラルななブルーグレー色も印象的ですが、
実は、もっと違うところがポイントなんです。

さて。
どこだと思いますか?




昨日、こんな建材を手に取りながら、
打合せをしてきました。

積み木!
確かに。合ってるようにも見えますが、違います。

これ。
床と壁の取り合いに使う巾木や
壁と天井の取り合いに使う廻縁なんです。

最初の画像に戻ってみてください。

床と壁、壁と天井の間に、白いラインが入ってますよね。
これです!

実は、このラインが、ずいぶんと効いているんです。
白く縁取りされることで、壁がとっても引き立っているんです。

額縁のない絵画と、ある絵画のような感じです。

最近は、、壁と天井に取り付く、廻縁は最近見かけなくなりました。
スッキリと見せることが目的。
装飾的ではなく、シンプルなイメージを目指しているんですね。

あまり装飾的なのは、好みではありませんが、
使い方によっては、とてもいい雰囲気を創りだしてくれます。

その種類といったら。。。
サプライズなほどあります。

ある程度、プロに相談しながら、
決めていくと愉しいと思いますよ!

こういったのって、輸入住宅に限定されそうですが、
実は、モダンなデザインの中でも使えます。

ただし。使い方にはご注意を!




外部に使う場合は、こんな感じ。
輸入住宅でよく見かけますよね。

モールディングっていうんですけど、
これのあるなしで、ほんと違って見えます。

もちろん、いきなり、和風なデザインには使えないので、
その辺は注意がいりますよ。

不思議なもので、こういったデザインは、
最先端でもないのですが、古びていきません。

流行に影響を受けないデザイン。

家族が一生を過ごしていく家ですので、
いつまでも、新鮮なデザインであってほしいですよね。 (続きを読む)



ずらりと並んでいるのは。
そうなんです。タイルなんです。

いろんなタイルを見ていると、
ほんとワクワクしてきます。


昨日、そして一昨日と連続で
タイルを見に、ショールームへ行きました。
もちろん。
見学ではなくて、セレクトするのが目的ですよ。

タイルっていっても、その種類は、
ビックリするほど、たくさんあります。

たとえば。
写真のタイル群。

床に使うタイルなんです。
色や柄が違うのはもちろんですが、
大きさも違ったりします。

使う床の大きさに合わせて、
サイズをセレクトしないと、細かすぎたり、
おおざっぱ過ぎたりして、ちぐはぐに。。
スケールのバランス感覚が大事ですよ。

色柄が気に入っても、
そのスケール感がフィットしないとセレクトできません。

使う場所にも制限があります。
玄関なのか、リビングなのか、お風呂なのか。

なので。
どこに、どんな大きさで使う目的で、
色や柄は、こんなイメージがいい!というイメージを
持って、セレクトするのがお勧めですよ。



さらに、決まっている床材や壁の素材や色を
持参していけば、こんな風に合わせながら
決めていけますよね。

タイルは、とってもいいアクセントになるのですが、
その周囲との関係性がとっても大事なので、
こういった確認は、とっても大事です。



ちなみに。

外壁に使うタイルの場合は、
似たようなタイルを持ちだしてきて、
色柄はもちろんですが、その凹凸感や素材感を
確認するといいですよ。

特に。
陰影がほしい場合は、凹凸感を大事に。
フラットに見せたいのであれば、そういった類のタイルを
セレクトしましょう。

そして。
外壁なので、少し離れた位置から眺めるのも忘れずに!


タイルは、きれいなので、ワクワクしますが、
セレクトが目的で行くときは、しっかりとイメージをつくってから
行くのが、お勧めです。

タイル選びは愉しい。
でも、準備を忘れずに! (続きを読む)

照明器具の選び方

2016年9月20日



昨日、とある家創りで、お客様が急きょ、
照明の確認をするため、ショールームへ伺うことになったので、
少しショールームへ寄ってきました。

いつもですと、ショールームへご一緒して
ワイワイと体感するのですが、
残念ながら、昨日はお預け。。

30分ほどショールームで
担当者と話をしたり、体感をしました。

昨日気になったのは、こちらのブラケット照明。
シェードが、黒と白の布素材なので、
光り方が、とっても優しいんですよね。

こういったシェードのあるものって、
その形や素材によって、いろんな見え方がするんですよ。



たとえば、こちら。
素材はアクリル。
ですが、それを、折り紙のようにきれいに折り込んで
豊かな陰影を創っています。

布やガラスでは、なかなかうまくいきません。



こちらは、ペンダントライトです。
しかも、和風コーナー。

掘り込みのある、いかにも和風!というデザインだけでなく、
和紙を使ったり、生成りの布だったり、
繊維をカゴのように組み合わせたものだったり
その素材やカタチは、いろいろあります。

もちろん。
それぞれで、明るさ感や、風合いは違いますよね。

どれがいいということではなくて、
どれが好きかが大事なポイントになりそうです。

何気なくセレクトしている照明。
ちょっと視野を広げてみると、ビックリするほど
いろんな種類があります。

ショールームに行って実物を見るもよし。
サイトでカタログを見るもよし。

いろいろ試してみてくださいね。

ワクワクできますよ。 (続きを読む)



今年に入ってから、特に、お客様の中で、
いろんなアレルギーをお持ちの方が増えてきました。

花粉症はもちろんですが、アトピー性皮膚炎や
シックハウス症候群まで、様々です。

「アレルギー」というと、ずいぶん広い範囲になってしまうのですが、
特に上記した症状をお持ちの方の家創りをサポートしています。

「すくわくハウス」というチームでの活動です。
他の自然派住宅と、何が違うんですか?と聞かれることがあります。

実は、明らかに違うんです。

漆喰、無垢フローリングといった自然素材。
確かにすばらしい素材だと思いますし、
採用すること「も」あります。

あえて、「も」と書いたことに意味があります。

某自然派住宅(無○加住宅等)では、とてもこだわった家創りをしています。
この素材がいいので、それを組み合わせて、こんな家なんですと。

逆に伺います。
その素材は、自然素材だからといって、万人によいと言いきれるのか?

たとえば
杉の香り。とってもいい香りを感じる方もいらっしゃれば、
その香りがダメは方もいらっしゃいます。

香りに過敏な方には、自然素材の中でも
体に合わない素材はいっぱいあります。

体に優しい家というのは、人それぞれで異なります。
これが万人にいい!ということではないんです。

住まう方にとって、最適な素材や設備を一緒になって発見しながら、
その方だけの、たった一つの体に優しい家を創り上げることが
大事なんだと思っています。

アレルギーをお持ちの方が、
安心して、快適に、暮らしていけるよう、
サポートしていきます!! (続きを読む)



昨日は、とある家創りの契約からスタート!

1か月ほど前にプレゼンさせていただいたお客様。
しっかりとご検討いただいた上で、
昨日、設計監理のご契約をしていただきました。

次回から正式に家創りがスタートになります!
2台のビルトインガレージのある家。
何だか、ワクワクします!

こちらのお客様。
実は、計画案は気にいっていただいてたようなのですが。。

資金計画に対して、漠然とした不安があるようでしたので、
FPをご紹介して、いろいろと相談にのってもらいました。

その結果を受けて、家創りをスタートさせよう!と
思っていただけたようです。


家創りは、基本的に初めての方が多いこともあって、
何を、どう始めていいのかがわからないとよく聞きます。

いろいろ大事なことはあるのですが、
資金が準備できないと、スタートできません。

なので、どこまで家創りにお金を使ってよいのかを
ハッキリさせておくことって大事です。

そんな時には、FPに相談するとよいですよ。
ライフプランを提案してくれて、いろいろアドバイスをくれます。
そうすると、家創りに使える資金がハッキリします。

借り入れできる金額ではなく、
無理なく返済できる金額の把握をお勧めします。

家創りした後の生活の方が大事ですからね! (続きを読む)



昨日、とある家創りのため、
CUCINAのショールームへ行ってきました。

CUCINAは、キッチンの取り扱いが多いのですが、
結構、家具も取り扱いがあったりするんです。

しかも、その家具。
モダンなデザインのものが多くて、
モノの割には、値段も高くありません。

モダンな家具をお探しの方は、
一見の価値があると思いますよ。



昨日、CUCINAへ寄ったのは、もちろんキッチンの
打合せのため。

現在想定しているキッチンの面材を確認。

この三つ。
ポイントは、手掛けです。

面材を掘り込んで手掛けを創ってあるので、
キッチンからはみ出さずに、とても使い勝手がいい。

しかも。
見た目は、シルバーのラインが出ず、
スッキリ見えます。

真ん中のタイプですと、埃も溜まりにくくていいですよね。

この辺の細かな差や使い勝手の違いを
体感してきました。



その後、現在想定の面材に組み合わせて、
人工大理石をセレクトしてみます。

ただ、私の好みというよりは、
お客様がお好みになりそうな色。

とっても生活感のあるキッチンになりそうですね。

お客様とご一緒することもあるのですが、
こうやって、一人で行く機会もあったりします。

当然ですが、お客様をイメージしながらですよ。


こういったことの積み重ねが、
よりいい家創りのご提案につながっていくと信じています。

全ては、いい家創りのため。 (続きを読む)



昨日、とある家創りの現場へ行ってきました。

こちらの家。
街中にある、狭小敷地の家なんです。

周囲を建物で囲まれていて、しかも間口が狭くて
奥に長い敷地。

北側道路なので、光をどう取り入れるのかがポイント
でした。

まずは、ハイサイド窓。
唯一、抜けのある方位にめがけて、ハイサイド窓を設置。
東を向いているので、午前中は、びっくりするほど、光が入ってきます。
天井付近にあるのがポイント。
高い窓は、より奥まで光を届けてくれるんですよ。




関係者が写っていますが、
こちらは、リビングの吹き抜け付近。

そうなんです。
吹き抜けの上に大きな窓を設置しています。

直接光だけでなくて、壁に反射した間接光で、
結構明るくなっています。

写真では明暗がはっきりしていますが、実際は、もう少し
柔らかく明るい感じになっています。



こちら。
3階建ての1階にある寝室なのですが。。

この明るさです。

天窓のおかげで、寝室全体が明るくなっています。
照明を消し忘れたと思うほどなんです。

天窓の凄さを改めて確認できた次第です。


南側に庭を創って大きな窓。
敷地によっては、この考え方では、うまく家に
光を導くことはできませんよ。

厳しい条件だったとしても、
きちんと敷地を見極めて、光の道に
窓を設置すれば、こんな風に明るい家が実現できるんです。

明るくて、開放的な家。
いいですよね。 (続きを読む)



これから家創りをスタートしようとしている
お客様にお会いして、いろいろお話させていただく時、
よくお伝えすることがあるんです。

①気にいった家があったら、写真撮影!
②いろいろ本をみて気になったら購入してフセン!
③ネットでお気に入りの画像があったら保存!


ある意味、当たり前かもしれませんね。

でも。
敢えてお伝えしたりしています。

このプロセスを通して、お客様が、どんな家を
創りたいと思っているのかを、早くに共有させていただけるからです。

言葉では、難しいですよね。
言いつくせないことをヴィジュアルのイメージを借りて
表現していただくんですよ。

最初の写真。
全て、お客様が発見されて、私に見せてくださった本なんです。

みんなバラバラですよね。
モダン、ナチュラル、スタイル、快適等など。

面白いのは、お客様によって、
気になる書籍が全然違ったりすること。

仮に同じ本でも、フセンを張る箇所は、
全く違います。

なので。
家創りをすれば、自然と、たった一つの家創りになるんです。

ただし。
それには、創り手側がフラットなとらえ方をしないといけません。
せっかくの個性をなくしてしまうことになりますからね。

私は、常に、先入観を持たないよう心がけて、
フラットな視点から、お客様の目指す姿を共有するようにしています。

無理せず。
自然体で。
ワクワクしながら。

そんなリラックスしながら家創りをすると、
素晴らしい家が実現すると思いますよ! (続きを読む)



昨日、とある家創りのランドスケープについての
打合せに参加してきました。

家の設計がずいぶんと進んできて、
いよいよランドスケープのデザインの段階まできました。

ちょっとした庭であれば、家の一緒に、
デザインしてしまうのですが、
今回は、ずいぶんと大きな敷地になるため、
専門の方にご協力いただくことに。

考え方や価値観が、とてもフィットしている
田中造園の田中さんです。

京都で修業されているので、和風の提案もできますし、
リゾートをイメージしたバリ風の庭園も提案できます。
お客様の要望に合わせて、フィットしたランドスケープを
提案されています。

今回は、家が上品な洋館。
そのデザインに合わせて、どんなランドスケープになるのか。

お客様が、庭に対する想いをぶつけます。

「ヨーロッパ風」「石畳み」

というキーワード!!



フラット過ぎず、少々凹凸があって、表情のある感じかも。

キーワードに対する感じ方は、三者三様だと思うのですが、
とてもワクワクしてくる言葉でした!!

次回、提案をしていただけることになっています。
とっても愉しみです。

家創りは、家だけではありません。
ランドスケープを含め、
いろんなことが関係してきます。

いろんな方の感性を取り入れながら、
お客様にとって、たった一つの家創りを実現していきます! (続きを読む)

狭小・変形再び!

2016年9月13日



昨日、とある家創りのため、敷地を視察してきました。

写真だと、ちょっとわかりにくいのですが、
敷地の中に直角のない、変形地なんです。

しっかりとした道路に面していますが、
交通量が結構あるので、駐車場も大変かも。

南西側が抜けてる!と思ったのですが、
街中のこういった空地は、いつ埋まってしまうかわからないため、
そこに向かって開放するのは、厳禁です!

ただ、道路側からの採光は期待できそうです。

敷地を視察すると、いろいろ気付くことがあります。
最近では、Googleのストリートビューで見れたりしますが、
やはり、現地を生で見た方が圧倒的に情報量が多いですね。

なので、必ず、敷地はしっかり時間かけて視察します。
実は視察した時に、直感で、おおよその方針が
決まるケースが多いんですよ。

狭小、変形地の家創りは、ほんと経験がものを言います。
そういった感覚を持てていることに感謝ですね。



こちら。
実は、狭小敷地の工事現場なんです。

ちょうど地下部分の土留めと掘削が完了したところ。
写真ではわかりにくいのですが、両側の家が接近してます。。

間口も狭くて、前面道路も狭いのですが、
しっかりと丁寧に、しかも安全な状況を創っていただけて
ほんとよかったです。

ただ。
早く、地下のRC造が出来てほしいです。

厳しい条件でも、適切な方法で、きちんと
工事してくれる工務店との関係性は、
ほんとありがたいです。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

ナイトウタカシ建築設計事務所の事例

  • K-House

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  • Hi-House_M

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  • 三角形の敷地に建つエレガントな家

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  • 上品な色合いが印象的な、心地よい家

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  • 狭小敷地に建つ、光溢れる家

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