世田谷の閑静な住宅街の南東角地に建つ、中庭(パティオ)型住居です。周囲の環境に左右されないイタリアの住宅のようなこの家のイメージは、御夫婦が当初から持たれていたものでした。 来客を大事にもてなしたい...
2012年10月12日
南斜面の中腹を宅地造成したこの土地は、敷地内の北と南で最大2メートルの段差がありました。そこでこの家へのアプローチとなる山手の北側道路と、建物が建つ谷側造成地との分断を自然につなぐため、1階玄関・...
2012年10月12日
3つの黒い箱が、光と風の通り道となる隙間やズレをつくりながら集まり、全体を形作っている家です。「自分の家から自分の家が見たい」という奥様の言葉がこの家のあり方を決めました。コの字型に囲まれた6m×10m...
2012年10月12日
先代からの医業継承に伴いインテリア、外部ファサード、造園の一新を求められた診療所のリフォームです。 建物は町屋の大通りから少し奥に入った下町情緒のある街並みにあり、約100㎡のまとまった庭が、界隈に緑...
2012年10月8日
2009年の1月、ペルーのリマからメールが届く。 内科医であるクライアントは、その時点で日本を出て10年。スーダン、ポーランド、ペルーと海外で働き、翌年の帰国が決まっていた。それに合わせて開院するクリニ...
2012年9月27日
「shabby」を辞書で調べると、「着古した」とか「ぼろぼろの」とある。 クライアントはこの言葉をインテリア用語として見かけたそうだ。「良いものを長く使い、自然に古びて行く物の美しさ、心地よさ」とでも...
2012年9月27日
敷地周辺には、銭湯、路地が下町情緒を残す。 この住宅の特長は、構造体である。柱が10cm角の小さな鉄骨で構成され、柱や梁のでっぱりが全くないので、より広く使える。 玄関横の格子の後ろには中庭を配...
2012年9月11日
この家は、京都の静かな住宅街にある。南北に長いの敷地は、道路から80cmほどの高さにあり、その段差を活かそうと考えた。 窓を高い位置に配置する(ハイサイドウィンドウ)ことによって、建物が道路の近く...
2012年9月11日
2008年の2月、写真スタジオの新築計画がスタートした。クライアントの想いを聞くうちに、考えるようになった。『写真は誰の為にある?』 環境 門真市は大阪と京都の中間に位置し、東には生駒山を望む。その北...
2012年9月10日
この計画はテレビ番組からの依頼で始まった。 6軒長屋が切り離され、中央部だったこの家だけが残ったが、築74年になり雨漏りが酷くなっていた。 両隣には5階建てのマンションが建ち、光も入らず過酷な環境...
2012年9月7日
日本の家屋は「尺モジュール」が一般的ですが、車椅子使用の住宅においては廊下幅と居室の開口部の寸法関係や、6帖・8帖・10帖などの居室では床面積が変わってくるので、「メーターモジュール」の採用検討も...
車椅子住宅と言っても、上肢が健常で自走される方もおられれば、介助付き車椅子や電動車椅子など種類が豊富なので、 ・住宅内の動線 ・床材の選定 ・外出用車椅子と自宅内用車椅子の使い分けの有無 ...
久しぶりのアップデートになります。 「家結び」さんへのコラムは介護福祉建築家のブログから自動リンクされていましたが、2017-18年あたりでストップしていたようで今頃気づきました。 今後は直接投稿を心...