机と椅子

2012年4月18日

今度出る動画に使いたいと言われて久々に昔作った机と椅子を撮影。独立する前に製材所に務めていた事があってその時に設計したもの。小学校用のもので、子供たちの成長と共に机も椅子も高さを変えられる仕組みになっている。


両方とも完成品で提供するのではなく、キット化して入学時に子供たちと保護者とで作ってもらう様に提案した。自分で作った机と椅子を入学から卒業まで使い続けてもらって、最後は持って帰ってもらう。自分で作る事によって思い入れも出るだろうし、モノを大切にするココロなんてものも出来るんではないかなと思ってそこの社長には提案した。


まあたぶん、わかってもらえなかったんだろうな。設計と強度のテストを終え、机と椅子が販売計画に乗った時点で私はあっさりとその会社をクビになった。


昔々の話。風の話でいちおういくらかは売れたんだそうな。今でもどこかで使われているかなあ。

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ゴール?

2012年4月15日

街で見かけた不思議なバスケット。
さて、誰がゴール決めますかね〜♪

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城壁

2012年4月13日

名古屋はかつて戦火で焼かれてしまったので古い建物は少ないです。でもお城の城壁は今もしっかりと残ってます。

一つ一つはかなり大きな石です。中には岩と言える程のものも混じっていて、クレーンのない時代によくここまで持ってきて積み上げたものです。しかもそれが数百年の時を超えて残っている訳ですから。カミソリの刃一枚も入らない程ぴっちりと・・・という訳ではありませんが、今日まで持ちこたえているその姿には感動さえ覚えます。

一方でライトアップされて堂々と目立ってる名古屋城の城そのものはコンクリートで出来たレプリカだったりします。なんでそんなもの作ったのかなとたまに考えます。今あるものを大切に使ったりするのはわかるんですけど、外観を真似ただけのそれにはあまりありがたみを感じません。皆さんはどうでしょう?

そんな事を言ってる間にも二の丸御殿の復元が進んじゃってたりして。有識者とか言う人達がいろいろ言ったんだろなあ。何のために作るんでしょうね。価値観はいろいろですねえ。これも多様性なのかしら。
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ツマヨウジ

2012年4月10日

表題の通りでこれってツマヨウジです。栄の地下街の蕎麦屋で遭遇しました。何で出来てるかわかります~?


半透明だしカタイし、プラスチックのように見えるけど違うんです。


ちょっと曲がってますよねー。という事でサカナのホネと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも残念ながらそれも不正解♪



僕も店員さんに聞いてみるまではそのどちらかと思ってたんです。教えてもらって、へ?!と思いました。



トウモロコシなんだそうです。トウモロコシのデンプンを固めて作ったものだそうで、ツマヨウジに出来るくらいに硬くなるんだとか。



店員さんからは食べてもダイジョウブですよと言われ即座に実行。ふつうの柳楊枝よりずっとカタイものでしたがどうにか一本完食できました。もしかすると店員さんの言う”ダイジョウブ”は食べられるという意味ではなく食べても安全という事だったかもしれませんが。。。いずれにしてもこれで私が実直で研究熱心な人物だという事がおわかりいただけるかと思います(←もう一歩でタダのアホだけどな)。



それにしても完全に意表を突かれました。そういうものでもツマヨウジって出来るのかあ〜。ここまで硬くできるんだったら家の柱か梁にでも使えるかもしれん、と想像をタクマシクしたものです。全体が半透明の家ってなんだか面白そうじゃないですか♪誰か一緒に作りません~? (続きを読む)

動画デビュー?!

2012年4月8日

エロではありません念のため(笑)。

とある建築のサイトから依頼があって動画を撮るので協力してほしいと言われました。ワタシなんぞが出ていいのかと思いましたが、この100年に一度とも言われる美貌を(←誰が言ったんやねん?)使わない手はありません。ギャラはイラナイ、協力いたしましょうとお返事しました。

まー、実際出ちゃったらハジカシクって誰にもお知らせしないと思います(笑)。

ご期待ください!(←矛盾しておろうが!!) (続きを読む)

2012年4月3日

なんて事ないけど重要だよなあと。

太陽の光ってタダだし、自分の一生どころか人類の一生でも無くなりそうでない分、気にせずにその存在を見過ごす事も多かったような気がしてます。

建築をやってると、居室の1/7以上の窓が必要だとか、ルーバーや庇を使って日射をコントロールするとか、とかく法規や効率だけで光をデザインしがちです。それはそれで良いことだけど、何か光の本質を見失いがちなのも確かなこと。

原始のその、照らすだけの太陽のありがたみとか、ただただ降ってくるだけの光の存在そのものを建築に生かせないかなと思ってます。時代とは逆行するかもしれないけど。

さて、今日も図面書きます♪
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新日鉄名古屋製鉄所

2012年3月31日

新日鉄名古屋製鉄所を見学してきました。

建築に鉄は欠かせないもの。なのにその大本のコトを知らなかったと思って見学会に申し込みました。場所は愛知県の東海市。事務所からは1時間ぐらいで行く事の出来る場所です。そんな近くにここまで大規模な製鉄所があっただなんて今回まで知りませんでした。

行ってみれば見学コースは決まっていて自由に動いたり撮影したりは出来なかったものの、日本を支える部分はここにもあったんだという感慨に浸るに十分すぎる程の規模であり内容でした。ここには原料となる鉄鉱石と石炭、それに石灰があり、燃やし溶かして鉄を得る訳です。高炉を遠目に見学しましたがまさにそれは鉄の要塞か城の様で、ゲームの世界の何かをリアルで見たような気分にもなりました。出来た鉄を熱いうちに引き伸ばし形成してコイルにするまでの一連の流れも拝見し、その大規模なとてつもないまでの流れには感動すら覚えたものでした。

写真は使い終わった高炉です。なんだか古代の遺跡みたいですね。鉄を溶かすのに鉄の炉で大丈夫なのかと思ったらその表面はセラミックで覆われてるのだそうです。なるほどだからレンガで作った遺跡みたいに見えてしまうのかもしれません。使われなくなったという事も共通しますが、異様なまでの迫力がそこにはありました。

製鉄所の見学は申し込みすればどなたでも可能な様です。日程など詳しい事はこちらで。
http://www.nsc.co.jp/nagoya/about/visit.html
次回の個人見学は8月の予定とガイドさんが言われてました♪ (続きを読む)

松野ちり子線描画展

2012年3月29日



松野ちり子さんの線描画を見てきました。

写真のそれは会場で買ってきたポストカードです。本物は全て極細のペンで書かれていて近寄るとその密度の濃さに驚きます。ペンで書いてるから書き直しとか出来ないし、どうしてこんなコト出来るのか不思議不思議♪時間もかなりかかかっているんだろうなあ。まだご本人にお会いした事はないんですがきっと繊細な方とお見受けしています(←あんたがガサツ過ぎるんじゃないのか?)。

まあ自分の事は置いておくとして(涙)見ていると卓抜とした洞察力にも気付かされます。動物たちってたいてい動きまわってるからイイ表情をとらえるのは至難のワザのはず。でもそれぞれは何か自分の存在を訴えるような眼差しを持ってそこに留められています。本人の目と手を通して再現されているそれらは確実な描写でありながら独自の世界観を作り出しています。一つ一つは小さな線なのに組み合わさってかたちになる不思議。強い引力のある不思議な絵たちです。

松野さんのこの線描画の展示は金山のANAホテル2階のオーキッドガーデンで3月末まで。どうかお早めに♪
http://www.creatorsmarket.com/topics/detail.php?no=1188 (続きを読む)

骨董カメラ

2012年3月26日

タイルの次はコレ、って訳じゃないんですけど♪

とある骨董カメラの会に出席してきました。カメラそのものについては全く詳しくないです私。今回ご縁あっていろいろな古いカメラを手に取らせていただきました。

カメラってただの箱だよとどなたかがおっしゃいました。レンズがついただけのただの箱。そこに印画紙を入れて光をあてるとあら不思議。目の前の情景がそこに焼き付く訳で。

日焼けと同じものだよとも言われてました。原理は単純ですね。そこに人々は連綿といろいろな知恵と技術を入れこんで今日にまで至っている訳で。

語っておられる皆さんは熱いもので、様々な固有名詞が飛び交ってました。知識のない私は聞きながらそれを手にするのみ。ファインダーらしき所を覗くとそこには少し黄身を帯びたやわらかな光が広がってました。このカメラだとどんな世界が撮れるんでしょうね。まだ動くのかな?使えるフィルムはあるのかな?今ある世界が違って見えたら面白いですね♪

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建築模型士?!

2012年3月23日

こういう資格ってあったんだ???

詳しく調べてないので詳細はわかりません。でも新聞広告を見て多少の驚きを覚えました。普段から模型は作っているので自分なら簡単になれそうな気もします。その一方で建築模型というのはそれを本業とするプロの世界があって自分のそれとは比較にならない程高いレベルの仕事をされています。細かく緻密な作業の連続でかつおよそ全ては一度限りの単品生産。図面を読み解く能力も要求されます。簡単にマネできるもんじゃありません。

どうなんかなあ。まあいいか。


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竹中設計事務所アシュ

プロフィール

竹中設計事務所アシュ

名古屋のローコスト住宅を得意とする事務所

名古屋近辺で坪単価50〜60万円台の住宅を得意とします。ハウスメーカーで納得されない方はぜひ一度ご相談ください。よろしくおねがいします!

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