ウエイトロックの裾直し

社内にリソグラフ(輪転機)がありまして12年使っています。

社内の書類やチラシをずっと作っていました。

今日、カウンターをみたら2642954枚になっていました。

12年前に型落ちしたショールーム展示品を30万円で買ったもので
ほぼ新品でした。

250万枚は当店で刷りました。
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ここ数年、チラシはプリントパックでやることが多くて、社内書類ぐらいしか

印刷しませんが、それにしてもよく働いてくれています。



さて、本題です。

お客様から、クリーニング屋にレースのクリーニングを依頼したら、裾ウエイトの

部分が陥没して戻ってきたんですが、何とかなりませんかというメールがありました。
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写真は当店の店内で撮ったものです。

これは、一般的にやっているやり方で、「ウエイトロック」といいます。

洗濯のし過ぎや、太陽のよく当たるところに吊ってあるものを何年も

洗っていなくて急に洗うとこのようになる場合があります。

当店の場合は、裾は本縫いウエイト巻きロック(メーカー縫製をしている

リーズナブル品は除く)をしていますので、このようにはなりません。

当店で直したのは
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但し、後から直す場合は現状より3㎝ぐらい短くなります。

クリーニング屋は、修理費の半額を弁償してくれるというか、半額しか

弁償してくれないそうです。

縫製をしているところの動画はこちらをご覧ください。


レースの裾は本縫いウエイト巻きロックをお勧めします。

プロフィール

小嶋 徳昭

カーテン夢工房

大学を出て、株式会社サンゲツで5年間東京勤務。当時自分で何かをしたいと思って、彼女に相談したところ、「勝手にしたら」と言われたのを「カーテン屋をしたら」と聞き間違って始めたのがこの仕事。

退職して、すぐに見聞を広めるためにニューヨークへ。そこで一泊したホテルモーガンの洗面所が白黒のモノトーンに一輪の赤いバラが挿してあったことに感動。それが原点でおしゃれなインテリアをめざすもいつのまにかシャレ好きなカーテン屋になる。

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