福岡相互銀行大分支店…。





観に行った当時は、
福岡シティ銀行大分支店という名前でした…。

ごっつい量塊が、4本の柱で、
御神輿みたいに、持ち上げられているような感じ…。

頭でっかちの塔が、
メインストリートの交差点で、
かなりの異彩を放っていました…。

話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/704617136264164 (続きを読む)

写真の中の建築

2014年5月14日

これを観たのは、
もう20年以上前の、学生時代のこと…。

大分県医師会館…。





建築家、磯崎新さんの、
実質的な、デビュー作なのだそうです…。

ごっつい、コンクリートのシリンダーを、
宙に浮かべたような姿…。

話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/704203102972234 (続きを読む)

宙に浮かぶ建築

2014年5月13日

徳雲寺納骨堂…。





地面から切り離されて、
まるで、宙に浮かんでいるように見えます…。

真ん中にある、2枚の壁柱によって、
屋根が支えられていて、
その屋根の両側から、
壁が、
地面に着かないように、吊り下げられています…。

お寺の納骨堂ということで、
このように地面から切り離すことで、
ここが、この世とは違う場所である、
ということが、
表現されているのだろうと思います…。

話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/703652403027304 (続きを読む)

夢のかけら

2014年5月12日

1886年(明治19年)、
時の外務大臣、井上馨は、
欧米列強と肩を並べ、
不平等条約を改正するために、
鹿鳴館をつくり、連日夜会を催し、
西洋式の生活様式を奨励するなどの、
いわゆる欧化政策をとっていました…。

そして、
その総仕上げとでも言うべき、
国会議事堂、裁判所などを含む、
諸官庁建設計画にとりかかります…。

内閣直属の臨時建築局を発足させ、
井上馨自らが、初代総裁に就任します…。

そして、その建築家として、
ドイツで共同の建築事務所を開いていた、
ヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマンの、
エンデ&ベックマンを招聘し、
計画の作成を依頼します…。

この時に出来た計画案は、
パリやウィーンなど、
先進諸国の実例を踏まえた上での、
当時の最先端をいく計画だったと言われています…。

ベックマンの日記には、
「おそらく完成までに100年を要するであろう。
 しかしそれが重要なのだ」、とあります…。

そして、この計画は、
鹿鳴館で、政府高官に披露され、
ベックマンの日記によると、
「計画は承認され」、
天皇の御前での説明もなされたと言います…。

その後、
様々な変更が加えられながらも、
計画は、実際に、進んでいきます…。

しかし、
1887年(明治20年)、
不平等条約の改正交渉が不調となると、
事態は急変します…。

話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/703129586412919


(続きを読む)

学んだもの

2014年5月10日

この人の影響を受けていない建築家、
というのは存在するのだろうか…?
と思ってしまうぐらいに、
建築の歴史に、巨大な爪跡をのこした、
巨匠、ル・コルビュジェ…。

既存のルールを破壊しながら、
常に前進し続けた人だったわけですが、
それは自分がつくったルールでも、
例外ではなかったようです…。

世界中の建築家が、
巨匠の影響を受け、
彼がつくり出したルールを厳格に守って、
大して面白くもない建築を量産しているのを尻目に、
そのルールをつくった本人は、晩年になると、
真っ先にそのルールを破壊して、
次の時代の扉を開く、
新しい、自由な境地に到達してしまいます…。

全く、身勝手極まる、
まさに、これぞ天才って感じ…。

そんな感じで、
その影響を受けている建築家は、
世界中にたくさんいるのですが、
その教えを直に受けた、
いわゆる直弟子は、というと、
そんなにたくさんはいません…。

日本人の直弟子は、3人しかいません…。

話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/702092906516587


(続きを読む)

正福寺地蔵堂…。





仕事場の近所にあるのですが、
実は、これ、
東京都内では唯一の、
国宝建造物になるのだそうです…。

説明によると、
室町時代、
1407年の建立と推測されるのだそうで、
およそ600年、建ち続けていることになります…。

この地蔵堂は、
年に一回、ご開帳されて、
中を観ることが出来る日があって、
近所なので、
毎年のように観に行っています…。

反り返った屋根が、軽快で、
とてもカッコいいのですが、
外壁は割と質素な感じ…。

ただ、よくよく観ると、
かなり緻密で、繊細なつくりになっています…。

話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/701594576566420 (続きを読む)

機械のような建築

2014年5月8日

新宿歌舞伎町の、雑然とした雰囲気の中に、
超然とした感じで建つ建築…。

林原第5ビル…。





かつて、
「ハイテク派」なんて呼ばれたりしていた、
建築家、リチャード・ロジャースの、
日本で最初の建築…。

ヨットのマストの技術を応用したという、
精密機械のように、複雑で、繊細な構造美…。


「機械のよう」と言えば、
近代建築の巨匠、ル・コルビュジェの、
1920年代の有名な言葉…。

「住宅は住むための機械である」…。


20世紀のはじめに出現した近代建築は、元々、
無駄を極限まで排除した、
機能的で、合理的な、
まるで、
「機械のような建築」を夢見ていました…。


そんなこともあって...。

話は、以下に続きます...。

https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/701176143274930 (続きを読む)

最先端の横浜

2014年5月7日

日本で最初の、
全鉄筋コンクリート造の建築は、
横浜に現存しています…。

1911年(明治44年)に完成した、
遠藤於莵(えんどうおと)設計の、
三井物産横浜ビルです…。





開国当時、
東京の表玄関として栄えた横浜は、
その頃の、いわば、
「最先端」の地域でした…。

そして、
鉄筋コンクリート造の先駆者、遠藤於莵は、
神奈川県技師、横浜正金銀行の技師を経て、
独立した後も、
横浜に設計事務所を開き、
主に横浜で活躍した、という、
まさに、「横浜の建築家」でした…。

この三井物産横浜ビルは、
最初の、
全鉄筋コンクリート造であると同時に、
装飾を徹底的に省いた、
当時としては、極めて特異なデザイン、
さらに、
貸ビル形式のオフィスビルとしては、
最も早い時期のものでもあるそうで、
「最先端」の地域、横浜にふさわしい、
二重三重の意味で、「最先端」の建築でした…。

話は、以下に続きます...。

https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/700664349992776 (続きを読む)

フランク・ロイド・ライトが、
「MY SON(私の息子)」と呼び、
絶大な信頼を寄せた、建築家、遠藤新…。

元々、ライトの作品を、
海外の出版物で見て、憧れていた彼は、
そのライトが、期せずして、
帝国ホテル建設のために来日し、
日本人のスタッフを探している、ということを聞きつけ、
願ってもないチャンスと、駆けつけた、といいます…。

はじめて憧れのライトに会った時の気持ちを、
後に、こんな風に書いています…。

「げにも天才は不思議。
 それが現在生きていることは更に不思議。
 そしてその天才と親しみに浸り思慕の情を傾ける立場にいることは
 更に身にとっての不思議」…。

その後、
帝国ホテルの工事は、困難を極めます…。

工期の遅れや、大幅な予算オーバー等、
様々なトラブル…。

結局、
一部オープンを見届けて、
ライトは事実上解任されることになり、
残りの仕事を遠藤新に託して、帰国します…。

自らのスタッフを率いて、
帝国ホテルを完成まで導いたのは、
遠藤新でした…。

話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/700219230037288


(続きを読む)

ルーテル学院大学(日本ルーテル神学大学)…。





さすが、巨匠、村野藤吾による設計…。
大地から生え出たような、独特の造形の建築群が、
有機的に結びつけられていて、
とてもカッコよかった…。

ただ、
外壁の仕上げは、これでいいのかな…。

話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/699329280126283 (続きを読む)

仲摩邦彦建築設計事務所

プロフィール

仲摩邦彦建築設計事務所

ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。

建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...

仲摩邦彦建築設計事務所の事例

  • YK-House

    YK-House

  • MS-House

    MS-House

  • OT-House

    OT-House

  • 酒楽和華 清乃

    酒楽和華 清乃

  • 惣菜かぼす

    惣菜かぼす