house h

2012年7月15日


所要があって長久手のhouse hに行ってきました。建ってから4年程になります。すごくていねいに家を使われてまして、なのでどこもかしこもきれいで、久々に訪れたという気がしませんでした。周囲環境だけは少しずつ変わってきていて空き地だった南側は家が立ち並ぶ状態に。仕方ないけどそのあたりは樹木が前面をカバーするくらいに成長してくれたので助かった気がしたものでした。

もう4年になるんですねえ、そうですか娘さんは、ああ、バトン振り回すと天井の照明には当たっちゃうかもですねえ(^_^;)。お怪我なくて良かったです。僕ですか?今は守山の方で計画してるのがありますよ。あと台湾。まだ行ってるんですよおこれが何故か。それよりもこの前アラーキーに会ったんですよ。びっくりでしたよもう。なんで私の前にアラーキー???あーすいません話が脱線しちゃいました(_ _ゞ。何かお困りの事とかないですか。あ、2階のトイレですか。ちょっと見させてもらっていいですか。んーなるほどー。おそらく配管の緩みでしょうね。工務店さんに事情を話しときますよ。すぐに来てくれると思います。。。

いろいろお話させていただいたものでした。何も変わらないようでも話しているとご家族の成長とか出てきて時の流れを感じたものでした。私は成長したかな?あまりカワリバエないように思いますが、せめて退化せぬ様気をつけていきたいと思ってます〜。 (続きを読む)

ちょっと今回はPRです♪
今月16日まで名古屋の東山公園にある日本オスモの展示場で
住宅展を行なってます。
ワタシもパネルと模型の展示を行なってまして
お近くにお立ち寄りの際など
見に来ていただけたらと思ってます。
また15日の午後2時には私を含めて数人の建築家による
イベントを行います。
お時間ある方は是非いらっしゃってください!

詳細はこちらになります。
よろしくおねがいします!
http://www.hitohito.net/event/index.html
リンク先の顔写真で私だけがアホ面こいてますが
あまり気にしないでやってください(_ _)。 (続きを読む)

骨董カメラの会

2012年7月8日


久々に中部大学の骨董カメラの会に出席。今回は眠っていたカメラを取り出して実写となりました。正直なところ骨董カメラはおろか一眼レフでさえほとんどさわった事のないワタシ。そんな人物がシャッターを押しちゃっていいものかと思いましたが、押しました。

カールツァイスのレンズがついたそれはスプリング型と言われるもので、カメラの前面の閉じ蓋みたいなところがスプリング式でパカッと開くようになってます。なってるのだけどそこは実はパカっと開けてはダメで、手で蓋を押さえてゆっくりと開けるようにしないとカメラが壊れてしまうんだとか。慎重に慎重にさわらせていただいたものでした。

ファインダーをのぞきましたが4隅というものがいまひとつはっきりせず、どこまで写ってるのかなあと少々不安。絞りは教えてもらったままで、距離は目分量で見たそれにダイヤルをあわせました。フィルムは35ミリではなくそれより大きな6*9かそのくらいのやつ。一昔前の建築写真に使われていたようなサイズです。撮れる枚数は12枚。今時シャッターなんてデジカメだったら何回押しても気にならないものですが、今回のこれは一つ一つがまさに貴重品でした。なおかつカメラは骨董品。手に納まったそれは壊れやすくて危うくも存在感があり、いろいろな事を考えながら、これで良いのだろうかとも思いながらシャッターを押しました。その瞬間、パサッという枯れた音が静かに残ったものでした。こういうのは何年ぶりかな。

今後フィルムは現像に出される予定です。どんなんなってるかなあ。出席されてる皆さまにはいろいろご迷惑かけちゃた。でもとてもうれしいひとときでした♪ (続きを読む)

愛知県芸

2012年7月5日


検討している家具の部材制作の相談に県芸へ。建て替え問題のあれこれ以来しばらく足が遠のいていました。建築はさらっといくらか見ただけですが、すでに寮があった所は解体済で新築工事の真っ最中。こういう状況はまだ進むのだろうなあ。教員宿舎のあたりはまだ手付かずの様ですが、人が住まずボロボロになっている状況を考えるとこの先どうなるかわかったものではありません。使っていないのなら貸し出すとか何か考えればいいのに。ここには愛がありません残念ながら。

その一方でちゃんと使いこなそうとされる立派な先生もおられたりして感動に震えたものでした。写真のここはもとから金工室だった様ですが、近年までずっと手付かずで放置されていたとの事でした。荒れ果てた状況はこの学校のあちこちにあるものですが、とある新任の先生がここにやって来られて状況を見かね、部屋を自身で修理して使える様にしたのだそうです。今ではきれいに整備整頓された作業場となり、学生さんたちが自身の創作活動に勤しんでらっしゃいました。その先生に学生さんが質問しに行く様子などを見ていましたが、コレだよコレと思ったものです。光の下の全てが美しく見えました。建築は生きて使われてナンボのもの。今この学校の中でこの建築の事を一番よく知ってらっしゃるのはこの先生なのかもしれません。 (続きを読む)

風鈴

2012年7月1日


カミサンの友達の作家さんが作って送り届けてくれたものでした。

肉厚のガラスの透明な風鈴です。涼しげな音色を届けてくれるかと思いきや、吊り下げたその日は無風状態。それでも時折に、どうにかチリンと鳴ってくれもして暑さを忘れさせてくれたものでした。

今年の夏はどうなんかな。今日から7月ですね♪ (続きを読む)

椅子コンペ

2012年6月30日


トライデント主催の椅子コンペの審査に行ってきました。

今まで一体どれだけのコンペに参加した事でしょう私。そんな私がついに審査する側に立ったのです!いや、別に威張って言う事じゃないんですけど、はい。まあとに角、どんな風が吹いたかわからないんですが審査員として初参加して参りました~。

高校生を対象としたコンペで、蓋を開けてみれば200を越える応募がありました。テーマはお年寄りが笑顔になれる椅子というもので、なかなか難しいお題だにも関わらず集まったものです。デザインへの人気はまだまだ健在なものの様に思いました。

いやしかし、選ぶ苦労というものはあるんですねえ。今までは上記の通りで参戦するばかりだったので考えたりの締め切りに間に合わせるだのの苦労はありましたが、今回の事は実に新たな味わいでした。なかなか実際、優劣というものを決め切れず、他の委員の皆さんと共に時間延長でようやく結論に至ったものでした。

一等の発表はもう少し先になります。参加された皆さん、おつかれさまでした! (続きを読む)

最後の公園

2012年6月26日


近くの公園が閉鎖されるのに伴ってお祭があるというので行ってきました。

ちょっと前にこのブログでも書いた路面電車のある公園です。行ってみたら普段にはない人手で賑わってました。手作りのゲームなども用意されて楽しそうな雰囲気がありました。

なんでこの公園がなくなるのかな?

ぽつんと立っていた、物知りそうな人をつかまえてちょっと訳をたずねてみました。ああ、この公園の事なら知っとるよ。

もう40年以上も前かな。ここは個人の、この近くじゃなくて千種か覚王山かに住んでる人の土地でね、公園として開放してたんだわ。なんとも詳しい事まではわからんけどマンションになるらしい。

この桜の木とかねえ、貰い手はいないもんかね。その最初の頃とかに近くのスーパーから貰い受けたものなんだよ。こんなに立派になってねえ。なんだか惜しいねえ。

電車はどうなるのかな、いろいろな部品とか盗みが入って持っていかれた事もあるみたいだね。

やはりさみしいねえ、こうしてなくなっちゃうのは。

初対面の僕に話してくれたものでした。
個人の持ち物だったんだ。偉い人がいたものです。
開放された場所がなくなるのは残念。
でも今までそうして私財を公のために開放されてきたというその事を考えると
わがままは言えないような気がしたものでした。

桜の木は向ける夏に対して青々と茂っていました。かなり大きな木です。マンションか。残るだろうか。ごつごつとした幹にただ、触れてみました。

来ている人を見渡すとなんとなくだけど自分に近い年齢層の人が多かったような。昔ここで遊んだ人たちなのかな。僕にもご幼少という時があって、やはりこの公園で野球とかラジオ体操とか祭の獅子舞とかしたものでした。昔そこは公園だったんだよと、私も誰かに話す日が来るのかな。電車はどこに行くのだろう。今はただ記憶と写真の中に。ありがとうです、電車公園。 (続きを読む)


この日の天気の予想は終日雨。
おそらも朝からどんよりでした。

でもこれを見たから良かったのかな?
街中にある四柱神社で結婚式に遭遇しました。
おかげさまで(?)雨にあたる事なく一日を過ごす事が出来ました。

こっちだとお嫁さんは角隠ししないのかな?

ここは葡萄の名産地でした。
葉っぱが青々としてました。
食べられるようになるのはもうちょっと先みたい。

そして水田も青々。
これももうちょっと先ですね。

街の中で見つけた建物。
倉庫って書いてあるけど使ってるのかな。
それよりもこのフシギな三層構造。
1階2階3階それぞれで素材もデザインも違ってる。
飛雲閣を連想したのは私だけでしょうか?

近寄ってちょっとディテール。
庇支えの金物。
素敵だよなあこういうの。
いつかどこかで使ってみたい。


あちこちで見かけたつばめさん。
こちらはつばめさん。
みたところ巣立ち間近。
ケーホーキの上に作っちゃってるけど大丈夫なんかな?
まあいいか。。。

ひるごはん。
鶏の唐揚げなんだけどこれ、
山賊焼きって言うのだそうです。
揚げものなのにどうして「焼き」なの?

こういうソボクな感じのするお店にも遭遇しました。
アジとイカ天は何か違うような気が。。。 
コロッケひとつ買いました。
肉多めのとてもおいしいコロッケでした♪

そして街の中をいろいろ巡って電車で帰っていきました。
なんかこう、何でしょうね、昭和ってそんなに遠い昔ではないけど
それを大切にしてるというか。
もちろんそれより古いもの新しいものもあって
いろいろな時代が混然としているのだけど
良い感じでバランスが取れてて
素敵な街でした。
またいつか訪れたいなあと思ってます。


松本まちあるき 
おしまい♪ (続きを読む)



泊まった宿。
金宇館っていいました。
昭和のごく初期に作られた木造3階の宿です。

もともとは周囲には何もなかったところのようです。
そこに初代の方が温泉が出るものと見込んでトライすること3年で
掘り当てたようです。

出るかどうかもわからない所に。
しかも3年。
すごいですねえ。

部屋数はたぶん多くありません。
HPを見る限りおそらく10もないくらい。
後で教えていただいたんですけど
ご家族で経営なさっているそうです。
今の若旦那が4代目。

まだ100年ではないけれど
相当にこれも時間を経て今にあるわけです。
床がきしんだりとか
ちょっと隣の物音が聴こえたりとか。
泊まった部屋にトイレはあったけど
お風呂は共同。

でも宿といえば一昔前はこれが普通で当たり前だったはず。
僕がかつて設計した天草の旅館も
もともとはそんな感じの所でした。
どこか親近感の沸きました。

最新鋭の設備でもないけど今日まで続いてるわけで。
目に見えないものがここにはあるようです。


渡り廊下。
テラゾーかな?
きれいに磨き上げられてました。



本館と別館がこの廊下でつながっています。
両側は庭になっていて
それがあちこちの部屋から楽しめる仕組みです。
裏側は山になっていて
いろいろな鳥の鳴き声も聞こえてきました。
チーとかピーとかひょろひょろーとか。
お姿はわからなかった、残念。。。


こういう庭というのも、久々に見ました。
ひとことでいうと緑がきれい。
ふとことめにも緑がきれい♪
ありあまる富がここにあります。
何かが空から降ってきそう。


泊まった部屋の窓。
6月は花もなければ避暑でもないと思ってたけど
まさにここにも萌える程の緑。
サッシも木製の細いやつで
ガラスも昔々の真っ平らではないやつ。

料理がすごかった。
おいしいのと、その量と。
特に量はすごかった。
食べ終わったらカラダが曲がりませんでした〜。
アスパラ焼いたのとか馬刺しとかギュー肉とかしんじょとか
うなぎとか天ぷらとかじゅんさいとかアユとかアイスクリームとか
とかとかとか。
満足を超えてました〜♪


ロビーの光。
昭和の時の型板ガラスでしょうか。
同じものはもう作ってないでしょうね。


こういうその、ところどころの風景がまた何とも良いもので。
昔々は皆ここで顔を洗っていたんでしょうね。
見てるだけでお早うってどこからか聞こえて来る様な気がします。

一泊して名残惜しくその宿を去りました。

朝ゴハンも美味しかったなあ〜♪








3に続く (続きを読む)

ちょっと松本まで行ってきました。

去年たまたま授業の課題のために訪れて
今回は目的もなくただ歩きまわるために。

すこしばかり贅沢をしてきました。

松本城とか開智学校もあるけれど
それだけでなくて多くの古い建物が残るまちです。
それでもってそれらが大切に今でも使われていて。
さらにはまちのあちこちをきれいな水が流れてもいて。

うらやましい限りの街です。

↓何やってんですか、オレ。。。





ああ、ギャラリーがあるってか。


10センチという名前の小さなギャラリーで、やはり古い建物を改装してましたが
その施し方には目を見張るものがありました。
ギャラリーだったので中の写真はちょっと遠慮しちゃったけど。
素敵な白い空間がそこにはありました。

お茶でも飲みたいなと思ったのだけどそこには喫茶はなくて、
近くのおすすめの店を教えていただきました。

それがここ。

こういう建物があちこちにあるんですここには。
それを損なうことなく使い続けてる。
これはいつぐらいに出来たビルなんだろう。
お洒落だよなあ。



中に入ってその喫茶の窓辺。
先の細い木製サッシ。
古い窓に何かの古い置物。
ここだけ時間が止まってるみたい。




開き戸の金物はブラスで出来ていて。
ここにはどのくらいの時間が積もっているんでしょうね。



別の近くの、トタンが貼られた倉みたいなもの。
新しくカバーしてる所はたぶんガルバリウム。
なんだか惜しいけど、トタンってもう売ってないんでしょうね。




2に続きます♪ (続きを読む)

竹中設計事務所アシュ

プロフィール

竹中設計事務所アシュ

名古屋のローコスト住宅を得意とする事務所

名古屋近辺で坪単価50〜60万円台の住宅を得意とします。ハウスメーカーで納得されない方はぜひ一度ご相談ください。よろしくおねがいします!

竹中設計事務所アシュの事例

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