猫と一緒に住む、都心の中庭のある「猫の集合住宅」
「家づくりのきっかけ・施主の要望」 猫が大好きで、猫の為の集合住宅を作りたい。しかも、住むのが楽しみになる、ワクワクする様なデザインの家はつくれますか?というご相談でした。 日当たりの凄く悪い敷地なので、暗くなってしまう。 住宅密集地で、北側道路、こんなところで快適に住めるのか心配。 猫も人も居心地の良い、明るい家にしたい。 元々ご主人が生まれ育った家の建て替えで、愛着の有る家の建て替えです。 女性にも借りてもらえる様な、集合住宅にしたい。 「見どころや工夫したところ」 北向きの暗い敷地を、快適な住まいする為に、建物の真ん中に中庭をつくり、3階から、1階まで、日の光が白い中庭の外壁に反射しながら注ぐ地上までそそぐ、明るい住まいを提案しました。 小さな敷地ですので、各階、1つだけの住戸として、1階から3階まで中庭をそれぞれが取り囲んでいます。 普通集合住宅の様に、隣の部屋が無い為、隣の人の気配を感じず、プライバシー性の高い住まいです。 猫と一緒に住む家ですので、キャットステップ、キャットウォークが有り、リビングの高い場所は、猫の住む世界にしています。 中庭を囲んだ間取りは、各部屋の扉、猫の通れる猫ドアをつけた事で、猫がグルグル1週して遊べる、猫が遊べる回遊式の住戸なっています。 回遊式の間取りは、人の動きの自由度高めて、生活しやすい間取りの特徴です。 中庭を取り囲む事で、明るさと心地良さ、生活のし易さを兼ね備えています。 中庭は外で猫遊ばせても、迷子にならない安全な遊び場になっています。 トイレには、猫のトイレを置く場所もうけて、猫トイレ用換気扇も整備しています。 玄関には、猫が飛び出してしまわない様に、格子の内扉をつけました。 女性も借りられる様、オートロックなどのセキュリティの配慮や、宅配ボックス設置しています。 何より、覗かれない、音がしない、プライバシーに配慮した設計を提案しました。 また、クローゼット・オープンクローゼット・リビングの棚・洗面所のタオル棚・洗濯機棚・トイレの猫グッズ置場・下足入れと収納たっぷりです。 調湿、吸匂するタイル、エコカラットもリビングの壁に使い、猫の匂いも消してくれます。 公式ホームページ【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】はこちらから ⇒ https://www.ogino-a.com
作品名 | 猫と一緒に住む、都心の中庭のある「猫の集合住宅」 |
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ジャンル | マンション・アパート,デザイナーズ住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都品川区 |
設計から完成迄の期間 | 2018年2月~2019年6月 |
間取り | 1LDK(3住戸) |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 下見貼り(コロニアル) |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | エコカラット等 |
床 | フローリング |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 74.63㎡ |
延床面積 | 116.7㎡ |
所在地 | 東京都品川区 |
ロケーション | 都心の住宅密集地(北側道路) |
自然素材と、太陽の熱を利用した気持ちの良い家。
土地探しから、お施主さんとご一緒して、小高い山を後ろに抱いた静かな環境のこの土地が、全員一致で気に入って決めました。 その山の緑を家の中に取り込むようにプランニングすること、どこにいても家族の気配がわかるように間仕切りの少ないプランであること、音楽と本の好きな家族のために、静かに本を読んだり、音楽を聴く場所を作ってほしい、自然素材を使った優しいインテリアと、自然エネルギーを使った暖冷房が良いといったお施主さんからの希望を取り入れて、この家が出来上がりました。 大きな吹き抜けを持つ階段の踊り場を広めにとり、ベンチと本箱を設けて、子供たちが裏山の緑を眺めながら本を読む場所を作りました。 屋根面で太陽の熱を取り込み、床下の基礎コンクリートに蓄熱するパッシブソーラーシステムを採用したことで、夏も冬も、どの部屋も一定の温度を保つ快適な家になりました。
作品名 | 逗子の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 神奈川県逗子市 |
設計から完成迄の期間 | 2011年9月~2012年10月 |
基礎 | コンクロートべた基礎 |
外壁 | サーモウッド(高耐久木材)及び塗り壁) |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ドイツ漆喰塗り |
床 | 無垢オークフローリング |
構造 | 木造在来工法2階建て |
予算帯 | 3000万円 |
敷地面積 | 203.54㎡(61.58坪) |
延床面積 | 112.05㎡(33.09坪) |
所在地 | 神奈川県逗子市 |
ロケーション | 小さな分譲地の奥、後ろに小高い山がある |
施工者 | ㈱附田工務店 |
写真の撮影者 | 小島建一 |
9.9坪の敷地に豊かな空間を作る
わずか9.9坪の広さの敷地、しかも1.8mの幅員の行き止まり道路という厳しい条件の中で、豊かな空間を作り出しました。 隣地との余裕もない中で、吹き抜けとトップライトを使って、広がりのある明るい住まいとなりました。
木造耐火構造の都市型住宅
防火地域に立つ住宅で耐火建築が要求されましたが、コストの関係から1階が鉄筋コンクリート造、2・3階が木造耐火構造の混構造としました。 趣味の豊富なご夫婦のために、鉄筋コンクリートの1階部分に、将来ご主人がジャズバーを開くスペースを、2階に奥様のステンドグラス工房を設けています。 又、高齢のお母様のために住宅用エレベーターを設置して、一番環境の良い3階ワンフロア―で生活が出来るプランとしています。 20坪ほどの敷地にほぼ目いっぱいで建っていて、庭を取る余裕がないため、屋上を緑化して、広いデッキと共にアウトドアでの生活も楽しめるようにしました。
作品名 | 江古田の家 |
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ジャンル | エコ住宅・省エネ住宅,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都練馬区 |
設計から完成迄の期間 | 2017年2月~2018年8月 |
基礎 | べた基礎+地盤改良 |
外壁 | 1階:コンクリート打ち放し、2・3階ガルバリュームスパンドレル |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ドイツ漆喰塗り |
床 | アッシュ・無垢フリーリング自然オイル塗装 |
構造 | RC+木造耐火、混構造 |
予算帯 | 4千万円台 |
敷地面積 | 68.15㎡ |
延床面積 | 147.86㎡ |
所在地 | 東京都練馬区 |
ロケーション | 町中の商業地から一歩入ったところ |
構造設計 | SE工法 |
施工者 | (株)伊藤工務店 |
写真の撮影者 | 小島建一 |
小さな庭を楽しむCafe
郊外の住宅の密集した地域にあるため、明るさの確保と開放感・潤い感の演出が テーマでした。 テラス屋根の型ガラスによる光の拡散と、窓の切り取り方で明るさを確保しまし た。 スリットのある目隠し塀と植栽で、奥行き感と潤い感を演出してみました。
田園風景の広がる里山の麓に計画の住宅です。
「外の景色と一体になれる開放的な空間」 をコンセプトに設計してみました。 建物を貫く巾4.5mの大きな視線の抜けによって 内部に居ても常に外の自然を感じられるよう意図してあります。 建物が自然の景観を壊さないように、 平屋で切り妻屋根というフォルムを選択して、 建物が里山の景色に溶け込むように配慮してあります。
コンパクトながら解放感に溢れた住宅です。
「解放感のあるコンパクトな住宅」というコンセプトのもとに5.46m×5.46mのBOXを3つ重ねてコンパクトさを追求しました。開口部を大きくとって冬の日光を沢山取り入れて、夏の日差しは「軒の深さと袖壁」によって制御できるように工夫してあります。無駄を極力省いて1800万円(税・エアコン・カーテン・地盤改良・設計料・抵当権設定・登記費用・諸費用別途)で、満足のいく仕上げが出来ました。 一般的に「開口部の大きい建物は耐震性に劣る」場合が多いですが、この住宅は「サッシの内側に筋違を入れて耐震性能を確保」してあります。その結果として「構造計算上は耐震等級3に限りなく近い耐震等級2」という結果でした。
作品名 | 3-BOX 1800万円の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,ローコスト住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | リビング+寝室+個室2部屋+納戸+書斎 |
基礎 | 鉄筋コンクリート・ベタ基礎 |
外壁 | サイディングの上ビニール系塗装+ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ビニールクロス、一部タイル貼り |
床 | 桧無垢フローリングの上アマニ油塗り |
構造 | 木造2階建て |
予算帯 | 1800万円(設計料、エアコン、外構、諸費用、税別途) |
敷地面積 | 200㎡ |
延床面積 | 90.5㎡ |
所在地 | 静岡県 |
ロケーション | 郊外 |
構造設計 | Mac工房 |
施工者 | 直営 |
写真の撮影者 | 深澤 銀二 |
STUDIO AMBITEX
東京の代々木に建つ、アパレル会社のオフィスビルです。 住宅が多く建ち並ぶ街並みということから、通りに対して“圧迫感を感じさせない事務所ビル”という雰囲気にしたいと考えました。 そこで、1階→2階→3階と、上の階にいくほど通りより奥まった形にしました。 そして、2階と3階の通り側を植栽のバルコニーとすることで、通行人からは植栽が見えるデザインとしています。 外壁は煉瓦を使い、穏やかな雰囲気にしています。 また、建物奥に吹き抜けの中庭をつくることで、事務所やテナント部分に光や風を取り込みながら、近隣の住まいに音や光が伝わりにくいようにしています。 建物内部は、1階はテナントの計画で、建設と同時並行でカフェと花屋の計画が進み、建物完成後に入居しています。 2階はオフィス、3階は撮影スタジオで、1階からのオフィスへの階段は建物の際に配置して、できる限り存在を感じさせないようにしています。 オフィス部分は、将来の使い方をフレキシブルにできるよう、間仕切りを極力つくらないプランニングになっています。内部は上履きとなっており、床はフローリングとしています。 3階は撮影の事を考えて壁面を白にして、光が回りやすくしています。 場所:東京都渋谷区 竣工年:2016年 用途:オフィス 敷地面積:116.02㎡(35.09坪) 建築面積:69.27㎡(20.95坪) 延床面積:186.37㎡(56.37坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
作品名 | STUDIO AMBITEX |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション,オフィス |
所在地 | 東京都渋谷区 |
敷地面積 | 116.02㎡(35.09坪) |
延床面積 | 186.37㎡(56.37坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎・室喜夫 |
STUDIO AMBITEX
東京の代々木に建つ、アパレル会社のオフィスビルです。 住宅が多く建ち並ぶ街並みということから、通りに対して“圧迫感を感じさせない事務所ビル”という雰囲気にしたいと考えました。 そこで、1階→2階→3階と、上の階にいくほど通りより奥まった形にしました。 そして、2階と3階の通り側を植栽のバルコニーとすることで、通行人からは植栽が見えるデザインとしています。 外壁は煉瓦を使い、穏やかな雰囲気にしています。 また、建物奥に吹き抜けの中庭をつくることで、事務所やテナント部分に光や風を取り込みながら、近隣の住まいに音や光が伝わりにくいようにしています。 建物内部は、1階はテナントの計画で、建設と同時並行でカフェと花屋の計画が進み、建物完成後に入居しています。 2階はオフィス、3階は撮影スタジオで、1階からのオフィスへの階段は建物の際に配置して、できる限り存在を感じさせないようにしています。 オフィス部分は、将来の使い方をフレキシブルにできるよう、間仕切りを極力つくらないプランニングになっています。内部は上履きとなっており、床はフローリングとしています。 3階は撮影の事を考えて壁面を白にして、光が回りやすくしています。 場所:東京都渋谷区 竣工年:2016年 用途:オフィス 敷地面積:116.02㎡(35.09坪) 建築面積:69.27㎡(20.95坪) 延床面積:186.37㎡(56.37坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
作品名 | STUDIO AMBITEX |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション,オフィス |
所在地 | 東京都渋谷区 |
敷地面積 | 116.02㎡(35.09坪) |
延床面積 | 186.37㎡(56.37坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎・室喜夫 |
STUDIO AMBITEX
東京の代々木に建つ、アパレル会社のオフィスビルです。 住宅が多く建ち並ぶ街並みということから、通りに対して“圧迫感を感じさせない事務所ビル”という雰囲気にしたいと考えました。 そこで、1階→2階→3階と、上の階にいくほど通りより奥まった形にしました。 そして、2階と3階の通り側を植栽のバルコニーとすることで、通行人からは植栽が見えるデザインとしています。 外壁は煉瓦を使い、穏やかな雰囲気にしています。 また、建物奥に吹き抜けの中庭をつくることで、事務所やテナント部分に光や風を取り込みながら、近隣の住まいに音や光が伝わりにくいようにしています。 建物内部は、1階はテナントの計画で、建設と同時並行でカフェと花屋の計画が進み、建物完成後に入居しています。 2階はオフィス、3階は撮影スタジオで、1階からのオフィスへの階段は建物の際に配置して、できる限り存在を感じさせないようにしています。 オフィス部分は、将来の使い方をフレキシブルにできるよう、間仕切りを極力つくらないプランニングになっています。内部は上履きとなっており、床はフローリングとしています。 3階は撮影の事を考えて壁面を白にして、光が回りやすくしています。 場所:東京都渋谷区 竣工年:2016年 用途:オフィス 敷地面積:116.02㎡(35.09坪) 建築面積:69.27㎡(20.95坪) 延床面積:186.37㎡(56.37坪) 階数:地上3 構造:鉄骨造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
作品名 | STUDIO AMBITEX |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション,オフィス |
所在地 | 東京都渋谷区 |
敷地面積 | 116.02㎡(35.09坪) |
延床面積 | 186.37㎡(56.37坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎・室喜夫 |
永住したい打ち放しのマンション
コンセプトは「長く住みたい」「永住したい」マンション。 自分達が暮らす空間、建物、そして、街へと愛着、プライドを持って貰えるような建物でなければ、意味がないと考えた。 一生懸命に働き、こだわりがある。違いを求めるシングル、もしくは若いカップルの幸せな暮らしを実現できる建物にしたかったのだ。 コンクリートは人がつくる石のようなものだ。よって単純な色ではないが、木の手摺壁もグレイを選択し、キーワードとした。 一般的な1LDKのマンションとは、違う次元に高めているつもりだが、以下に特徴をまとめてみる。 1. 安全 鉄筋コンクリート壁式構造は、最も頑丈な構造体の1つ。阪神・淡路大震災で一棟も倒壊していないといわれる。 2. 静か コンクリート床の厚み18cmで防音床組み。上階は更に防音フローリングを採用。 3. 心地よい 南向きのバルコニーと大きな開口があり、反対の北側洋室にも開口がある。天井高さ2.6mの空間を、南北に風が通り抜ける。3層6住戸なので全てが角部屋。 バルコニーと庇が夏の光を遮断し、冬の光は遮ぎらない。平野西公園まで徒歩1分。 4. 便利 地下鉄平野駅から3分。向かいに銭湯、駅前にはコンビニが4件、ドラッグストアもある。飲食店も多く、銀行、スーパーは駅前のマンション側。徒歩30秒にある「チャッピー」のたこ焼きはかなり美味しい。 工事費の内情を知っている私からすれば、この質のマンションがこの家賃になることはないと言い切れる。なぜなら、父から安価に土地を借りているため、この計画には土地代がほぼ入っていないからだ。 永住したいと思ってもらえるか。 その答えを私は持っていない。出来るのは、誠心誠意物創りに打ち込むこと。 不安もあるが、楽しみのほうが大きいのだ。
作品名 | R Grey -永住したい打ち放しのマンション- |
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ジャンル | コンクリート打放し,マンション・アパート,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市平野区平野西5丁目 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 1LDK |
基礎 | コンクリート打放し |
外壁 | コンクリート打放し |
屋根の形 | コンクリート打放し |
壁 | 断熱 |
床 | フローリング |
構造 | コンクリート |
永住したい打ち放しのマンション
コンセプトは「長く住みたい」「永住したい」マンション。 自分達が暮らす空間、建物、そして、街へと愛着、プライドを持って貰えるような建物でなければ、意味がないと考えた。 一生懸命に働き、こだわりがある。違いを求めるシングル、もしくは若いカップルの幸せな暮らしを実現できる建物にしたかったのだ。 コンクリートは人がつくる石のようなものだ。よって単純な色ではないが、木の手摺壁もグレイを選択し、キーワードとした。 一般的な1LDKのマンションとは、違う次元に高めているつもりだが、以下に特徴をまとめてみる。 1. 安全 鉄筋コンクリート壁式構造は、最も頑丈な構造体の1つ。阪神・淡路大震災で一棟も倒壊していないといわれる。 2. 静か コンクリート床の厚み18cmで防音床組み。上階は更に防音フローリングを採用。 3. 心地よい 南向きのバルコニーと大きな開口があり、反対の北側洋室にも開口がある。天井高さ2.6mの空間を、南北に風が通り抜ける。3層6住戸なので全てが角部屋。 バルコニーと庇が夏の光を遮断し、冬の光は遮ぎらない。平野西公園まで徒歩1分。 4. 便利 地下鉄平野駅から3分。向かいに銭湯、駅前にはコンビニが4件、ドラッグストアもある。飲食店も多く、銀行、スーパーは駅前のマンション側。徒歩30秒にある「チャッピー」のたこ焼きはかなり美味しい。 工事費の内情を知っている私からすれば、この質のマンションがこの家賃になることはないと言い切れる。なぜなら、父から安価に土地を借りているため、この計画には土地代がほぼ入っていないからだ。 永住したいと思ってもらえるか。 その答えを私は持っていない。出来るのは、誠心誠意物創りに打ち込むこと。 不安もあるが、楽しみのほうが大きいのだ。
作品名 | R Grey -永住したい打ち放しのマンション- |
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ジャンル | コンクリート打放し,マンション・アパート,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市平野区平野西5丁目 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 1LDK |
基礎 | コンクリート打放し |
外壁 | コンクリート打放し |
屋根の形 | コンクリート打放し |
壁 | 断熱 |
床 | フローリング |
構造 | コンクリート |
南田辺の家
間口3.75m、奥行き16.92mという細長い敷地に、もともとあった長屋を解体し建て替えた住宅です。 敷地の特徴を踏まえ奥行の視線を生かすよう計画した内部の構成は、分節されたフロアがスキップフロア状に地下1階地上3階と重層することで視線が様々な方向に抜けるよう工夫しています。 地下1階は多目的ルーム、1階は玄関ホール、2階はLDK、デスクスペース、3階に浴室等水回りと個室、そして屋上となります。 分節されたフロア間のあちこちに階段を配置することで上下方向の動線を複数設け、単調な移動ではなく家の中をぶらぶらと回遊するイメージを形にしてみました。 家の中のどこかで立ち止まったり、座ったりしながら、家の中の景色を眺める。外の景色を眺めにくい住宅地で、屋内を風景の一つととらえて、ただ過ごす空間をいうよりも時間を考えたいと思い計画しました。 一方、ファサードは、ステンレスチェーンのカーテンで全面を覆うことで、閉じると柔らかく視線を遮り、開けると十分な解放感が 得られるようにしています。ステンレスチェーンのカーテンは金属の硬い雰囲気と思われがちですが、建物という大きなスケールレベルにあると、風になびき、意外にも柔らかな印象を与えてくれます。このおかげで、日中は日の光を取り入れながら外部からの視線を柔らかく遮り、夜は室内の光を受けキラキラと輝く光のヴェールが現れます。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2016年 用途(家族構成):専用住宅(ご主人1名) 敷地面積:63.45㎡ (19.19坪) 建築面積:41.49㎡ (12.55坪) 延床面積:92.36㎡ (27.94坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造
作品名 | 南田辺の家 |
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ジャンル | コンクリート打放し,マンション・アパート,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
南田辺の家
間口3.75m、奥行き16.92mという細長い敷地に、もともとあった長屋を解体し建て替えた住宅です。 敷地の特徴を踏まえ奥行の視線を生かすよう計画した内部の構成は、分節されたフロアがスキップフロア状に地下1階地上3階と重層することで視線が様々な方向に抜けるよう工夫しています。 地下1階は多目的ルーム、1階は玄関ホール、2階はLDK、デスクスペース、3階に浴室等水回りと個室、そして屋上となります。 分節されたフロア間のあちこちに階段を配置することで上下方向の動線を複数設け、単調な移動ではなく家の中をぶらぶらと回遊するイメージを形にしてみました。 家の中のどこかで立ち止まったり、座ったりしながら、家の中の景色を眺める。外の景色を眺めにくい住宅地で、屋内を風景の一つととらえて、ただ過ごす空間をいうよりも時間を考えたいと思い計画しました。 一方、ファサードは、ステンレスチェーンのカーテンで全面を覆うことで、閉じると柔らかく視線を遮り、開けると十分な解放感が 得られるようにしています。ステンレスチェーンのカーテンは金属の硬い雰囲気と思われがちですが、建物という大きなスケールレベルにあると、風になびき、意外にも柔らかな印象を与えてくれます。このおかげで、日中は日の光を取り入れながら外部からの視線を柔らかく遮り、夜は室内の光を受けキラキラと輝く光のヴェールが現れます。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2016年 用途(家族構成):専用住宅(ご主人1名) 敷地面積:63.45㎡ (19.19坪) 建築面積:41.49㎡ (12.55坪) 延床面積:92.36㎡ (27.94坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造
作品名 | 南田辺の家 |
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ジャンル | コンクリート打放し,マンション・アパート,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
南田辺の家
間口3.75m、奥行き16.92mという細長い敷地に、もともとあった長屋を解体し建て替えた住宅です。 敷地の特徴を踏まえ奥行の視線を生かすよう計画した内部の構成は、分節されたフロアがスキップフロア状に地下1階地上3階と重層することで視線が様々な方向に抜けるよう工夫しています。 地下1階は多目的ルーム、1階は玄関ホール、2階はLDK、デスクスペース、3階に浴室等水回りと個室、そして屋上となります。 分節されたフロア間のあちこちに階段を配置することで上下方向の動線を複数設け、単調な移動ではなく家の中をぶらぶらと回遊するイメージを形にしてみました。 家の中のどこかで立ち止まったり、座ったりしながら、家の中の景色を眺める。外の景色を眺めにくい住宅地で、屋内を風景の一つととらえて、ただ過ごす空間をいうよりも時間を考えたいと思い計画しました。 一方、ファサードは、ステンレスチェーンのカーテンで全面を覆うことで、閉じると柔らかく視線を遮り、開けると十分な解放感が 得られるようにしています。ステンレスチェーンのカーテンは金属の硬い雰囲気と思われがちですが、建物という大きなスケールレベルにあると、風になびき、意外にも柔らかな印象を与えてくれます。このおかげで、日中は日の光を取り入れながら外部からの視線を柔らかく遮り、夜は室内の光を受けキラキラと輝く光のヴェールが現れます。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2016年 用途(家族構成):専用住宅(ご主人1名) 敷地面積:63.45㎡ (19.19坪) 建築面積:41.49㎡ (12.55坪) 延床面積:92.36㎡ (27.94坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造
作品名 | 南田辺の家 |
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ジャンル | コンクリート打放し,マンション・アパート,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
広陵町の家
生まれ育った住まいの庭に、新居を建てたいという希望で事務所に相談に来られました。 現地に行ったところ、庭が敷地の奥にあり、新築の建築が難しい状況でした。 現在敷地に建っている、ご両親のお住まいを見たところ、面積もある程度あり、お子さんも2人が既に出て行っている状態で、空き室が多くありました。 小さな住まいの設計で培った、無駄のない設計で工夫すれば、2世帯住宅が可能かもしれないと感じました。そこで、2世帯のプラン提案したところ、気に入っていただき、計画が進むことになりました。 1階は、ご両親の住まいです。最近リフォームした水回りはそのままに、キッチン、ダイニング、リビングと3つに分かれていた空間を、一つに統合しました。廊下との間仕切りを建具にして、広く使えるように。1階でありながらも、両世帯やお子さんのご家族が実家に帰ってきたときに、皆が集まれるような広い空間となっています。 2階は、一旦すべての間仕切りを取り払い、部屋割を変更しました。新たにキッチンを設置し、広いLDKを確保。2階の面積が限られている中、寝室、子供室、書斎、洗面、浴室、WCを設けています。改修の際に屋直や断熱などの性能も、向上させています。 一般的には数字上で広さを判断しがちですが、同じ広さであっても、プランの仕方によって感じ方は随分と異なります。個室の設計を工夫することで、限られた面積でありながらも、LDKに広がりを作り出すことができました。 場所:奈良県北葛城郡広陵町 竣工年:2013年用途 (家族構成):専用住宅(夫婦2人+子供1人(ピアノ教室)) 敷地面積:不明 建築面積:85.12㎡ (25.75坪) 延床面積:175.9㎡ (106坪) 階数:地上2 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎
作品名 | 広陵町の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 奈良県 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 175.9㎡ (106坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎 |
広陵町の家
生まれ育った住まいの庭に、新居を建てたいという希望で事務所に相談に来られました。 現地に行ったところ、庭が敷地の奥にあり、新築の建築が難しい状況でした。 現在敷地に建っている、ご両親のお住まいを見たところ、面積もある程度あり、お子さんも2人が既に出て行っている状態で、空き室が多くありました。 小さな住まいの設計で培った、無駄のない設計で工夫すれば、2世帯住宅が可能かもしれないと感じました。そこで、2世帯のプラン提案したところ、気に入っていただき、計画が進むことになりました。 1階は、ご両親の住まいです。最近リフォームした水回りはそのままに、キッチン、ダイニング、リビングと3つに分かれていた空間を、一つに統合しました。廊下との間仕切りを建具にして、広く使えるように。1階でありながらも、両世帯やお子さんのご家族が実家に帰ってきたときに、皆が集まれるような広い空間となっています。 2階は、一旦すべての間仕切りを取り払い、部屋割を変更しました。新たにキッチンを設置し、広いLDKを確保。2階の面積が限られている中、寝室、子供室、書斎、洗面、浴室、WCを設けています。改修の際に屋直や断熱などの性能も、向上させています。 一般的には数字上で広さを判断しがちですが、同じ広さであっても、プランの仕方によって感じ方は随分と異なります。個室の設計を工夫することで、限られた面積でありながらも、LDKに広がりを作り出すことができました。 場所:奈良県北葛城郡広陵町 竣工年:2013年用途 (家族構成):専用住宅(夫婦2人+子供1人(ピアノ教室)) 敷地面積:不明 建築面積:85.12㎡ (25.75坪) 延床面積:175.9㎡ (106坪) 階数:地上2 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎
作品名 | 広陵町の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 奈良県 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 175.9㎡ (106坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎 |
広陵町の家
生まれ育った住まいの庭に、新居を建てたいという希望で事務所に相談に来られました。 現地に行ったところ、庭が敷地の奥にあり、新築の建築が難しい状況でした。 現在敷地に建っている、ご両親のお住まいを見たところ、面積もある程度あり、お子さんも2人が既に出て行っている状態で、空き室が多くありました。 小さな住まいの設計で培った、無駄のない設計で工夫すれば、2世帯住宅が可能かもしれないと感じました。そこで、2世帯のプラン提案したところ、気に入っていただき、計画が進むことになりました。 1階は、ご両親の住まいです。最近リフォームした水回りはそのままに、キッチン、ダイニング、リビングと3つに分かれていた空間を、一つに統合しました。廊下との間仕切りを建具にして、広く使えるように。1階でありながらも、両世帯やお子さんのご家族が実家に帰ってきたときに、皆が集まれるような広い空間となっています。 2階は、一旦すべての間仕切りを取り払い、部屋割を変更しました。新たにキッチンを設置し、広いLDKを確保。2階の面積が限られている中、寝室、子供室、書斎、洗面、浴室、WCを設けています。改修の際に屋直や断熱などの性能も、向上させています。 一般的には数字上で広さを判断しがちですが、同じ広さであっても、プランの仕方によって感じ方は随分と異なります。個室の設計を工夫することで、限られた面積でありながらも、LDKに広がりを作り出すことができました。 場所:奈良県北葛城郡広陵町 竣工年:2013年用途 (家族構成):専用住宅(夫婦2人+子供1人(ピアノ教室)) 敷地面積:不明 建築面積:85.12㎡ (25.75坪) 延床面積:175.9㎡ (106坪) 階数:地上2 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎
作品名 | 広陵町の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 奈良県 |
構造 | 木造 |
延床面積 | 175.9㎡ (106坪) |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎 |
昭和町の家
長屋の一戸分(17.89m×3.94m)の、間口が狭く、奥行きのある敷地に建物はある。都心とはいえ、附近は昔から住んでいる人が多く、落ち着きのある街である。 そのような状況に対して閉じるのでは無く、前面道路方向を景色として受け入れる住宅を設計した。 計画においての大きな問題点は、狭小の長細い形状の敷地に家を建てると、内部の有効幅は3mを切る位しか取ることができないことであった。その条件を元に、前面道路も含めた空間をいかに利用して住まいに広がりを感じさせ、道路側から敷地奥側までの連続感を感じさせることができるかを、何度もスタディーしていった。 主たる解決は、断面的な空間構成であった。南に面する道路側から→“モッコクの樹” →"天井高さが5.6mあるリビング”→"吹き抜けと階段スペース”→"各部屋を地下から3階まで4層に重ねる空間構成”→"小さな外部吹抜け”を順に設けた。そして、フロアをスキップフロアとし、ずれを生じさせることで、後方の部屋からの視線が道路側まで抜け、室内の様子が外部から連続しているような、都市と繋がり感のある建物を実現することができた。 建物のディテールは、建物の長手方向に対しての連続感や透明感を高めることを検討した。階段を、建物の中心にしながらも、視線の抜けを確保した。部屋の仕切りにはガラスを使用し、床や天井にスリットを作り、外部からの連続感を出している。 都市部の狭小敷地での計画の場合、一般的には敷地いっぱいに建物を建て、建蔽率をクリアする為に中庭を設けることで、内部に広がりとプライバシーを保つ、といった方法がよく取られる。そのような計画の場合、道路側である都市側は壁が主体となり、圧迫感が感じられるのファサードとなる。 昭和町の家においては、建物前面部分から控えたところに植栽を植え、それを内部からも見えるようにする、というところから、都市側を意識することがはじまり、建物内部からファサードまでを形成している。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2008年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦) 敷地面積:70.44㎡ (21.34坪) 建築面積:42.61㎡(12.91坪) 延床面積:108.35㎡ (45.74坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造 写真撮影:矢野紀行
昭和町の家
長屋の一戸分(17.89m×3.94m)の、間口が狭く、奥行きのある敷地に建物はある。都心とはいえ、附近は昔から住んでいる人が多く、落ち着きのある街である。 そのような状況に対して閉じるのでは無く、前面道路方向を景色として受け入れる住宅を設計した。 計画においての大きな問題点は、狭小の長細い形状の敷地に家を建てると、内部の有効幅は3mを切る位しか取ることができないことであった。その条件を元に、前面道路も含めた空間をいかに利用して住まいに広がりを感じさせ、道路側から敷地奥側までの連続感を感じさせることができるかを、何度もスタディーしていった。 主たる解決は、断面的な空間構成であった。南に面する道路側から→“モッコクの樹” →"天井高さが5.6mあるリビング”→"吹き抜けと階段スペース”→"各部屋を地下から3階まで4層に重ねる空間構成”→"小さな外部吹抜け”を順に設けた。そして、フロアをスキップフロアとし、ずれを生じさせることで、後方の部屋からの視線が道路側まで抜け、室内の様子が外部から連続しているような、都市と繋がり感のある建物を実現することができた。 建物のディテールは、建物の長手方向に対しての連続感や透明感を高めることを検討した。階段を、建物の中心にしながらも、視線の抜けを確保した。部屋の仕切りにはガラスを使用し、床や天井にスリットを作り、外部からの連続感を出している。 都市部の狭小敷地での計画の場合、一般的には敷地いっぱいに建物を建て、建蔽率をクリアする為に中庭を設けることで、内部に広がりとプライバシーを保つ、といった方法がよく取られる。そのような計画の場合、道路側である都市側は壁が主体となり、圧迫感が感じられるのファサードとなる。 昭和町の家においては、建物前面部分から控えたところに植栽を植え、それを内部からも見えるようにする、というところから、都市側を意識することがはじまり、建物内部からファサードまでを形成している。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2008年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦) 敷地面積:70.44㎡ (21.34坪) 建築面積:42.61㎡(12.91坪) 延床面積:108.35㎡ (45.74坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造 写真撮影:矢野紀行
昭和町の家
長屋の一戸分(17.89m×3.94m)の、間口が狭く、奥行きのある敷地に建物はある。都心とはいえ、附近は昔から住んでいる人が多く、落ち着きのある街である。 そのような状況に対して閉じるのでは無く、前面道路方向を景色として受け入れる住宅を設計した。 計画においての大きな問題点は、狭小の長細い形状の敷地に家を建てると、内部の有効幅は3mを切る位しか取ることができないことであった。その条件を元に、前面道路も含めた空間をいかに利用して住まいに広がりを感じさせ、道路側から敷地奥側までの連続感を感じさせることができるかを、何度もスタディーしていった。 主たる解決は、断面的な空間構成であった。南に面する道路側から→“モッコクの樹” →"天井高さが5.6mあるリビング”→"吹き抜けと階段スペース”→"各部屋を地下から3階まで4層に重ねる空間構成”→"小さな外部吹抜け”を順に設けた。そして、フロアをスキップフロアとし、ずれを生じさせることで、後方の部屋からの視線が道路側まで抜け、室内の様子が外部から連続しているような、都市と繋がり感のある建物を実現することができた。 建物のディテールは、建物の長手方向に対しての連続感や透明感を高めることを検討した。階段を、建物の中心にしながらも、視線の抜けを確保した。部屋の仕切りにはガラスを使用し、床や天井にスリットを作り、外部からの連続感を出している。 都市部の狭小敷地での計画の場合、一般的には敷地いっぱいに建物を建て、建蔽率をクリアする為に中庭を設けることで、内部に広がりとプライバシーを保つ、といった方法がよく取られる。そのような計画の場合、道路側である都市側は壁が主体となり、圧迫感が感じられるのファサードとなる。 昭和町の家においては、建物前面部分から控えたところに植栽を植え、それを内部からも見えるようにする、というところから、都市側を意識することがはじまり、建物内部からファサードまでを形成している。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2008年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦) 敷地面積:70.44㎡ (21.34坪) 建築面積:42.61㎡(12.91坪) 延床面積:108.35㎡ (45.74坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造 写真撮影:矢野紀行
昭和町の家
長屋の一戸分(17.89m×3.94m)の、間口が狭く、奥行きのある敷地に建物はある。都心とはいえ、附近は昔から住んでいる人が多く、落ち着きのある街である。 そのような状況に対して閉じるのでは無く、前面道路方向を景色として受け入れる住宅を設計した。 計画においての大きな問題点は、狭小の長細い形状の敷地に家を建てると、内部の有効幅は3mを切る位しか取ることができないことであった。その条件を元に、前面道路も含めた空間をいかに利用して住まいに広がりを感じさせ、道路側から敷地奥側までの連続感を感じさせることができるかを、何度もスタディーしていった。 主たる解決は、断面的な空間構成であった。南に面する道路側から→“モッコクの樹” →"天井高さが5.6mあるリビング”→"吹き抜けと階段スペース”→"各部屋を地下から3階まで4層に重ねる空間構成”→"小さな外部吹抜け”を順に設けた。そして、フロアをスキップフロアとし、ずれを生じさせることで、後方の部屋からの視線が道路側まで抜け、室内の様子が外部から連続しているような、都市と繋がり感のある建物を実現することができた。 建物のディテールは、建物の長手方向に対しての連続感や透明感を高めることを検討した。階段を、建物の中心にしながらも、視線の抜けを確保した。部屋の仕切りにはガラスを使用し、床や天井にスリットを作り、外部からの連続感を出している。 都市部の狭小敷地での計画の場合、一般的には敷地いっぱいに建物を建て、建蔽率をクリアする為に中庭を設けることで、内部に広がりとプライバシーを保つ、といった方法がよく取られる。そのような計画の場合、道路側である都市側は壁が主体となり、圧迫感が感じられるのファサードとなる。 昭和町の家においては、建物前面部分から控えたところに植栽を植え、それを内部からも見えるようにする、というところから、都市側を意識することがはじまり、建物内部からファサードまでを形成している。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2008年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦) 敷地面積:70.44㎡ (21.34坪) 建築面積:42.61㎡(12.91坪) 延床面積:108.35㎡ (45.74坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造 写真撮影:矢野紀行
昭和町の家
長屋の一戸分(17.89m×3.94m)の、間口が狭く、奥行きのある敷地に建物はある。都心とはいえ、附近は昔から住んでいる人が多く、落ち着きのある街である。 そのような状況に対して閉じるのでは無く、前面道路方向を景色として受け入れる住宅を設計した。 計画においての大きな問題点は、狭小の長細い形状の敷地に家を建てると、内部の有効幅は3mを切る位しか取ることができないことであった。その条件を元に、前面道路も含めた空間をいかに利用して住まいに広がりを感じさせ、道路側から敷地奥側までの連続感を感じさせることができるかを、何度もスタディーしていった。 主たる解決は、断面的な空間構成であった。南に面する道路側から→“モッコクの樹” →"天井高さが5.6mあるリビング”→"吹き抜けと階段スペース”→"各部屋を地下から3階まで4層に重ねる空間構成”→"小さな外部吹抜け”を順に設けた。そして、フロアをスキップフロアとし、ずれを生じさせることで、後方の部屋からの視線が道路側まで抜け、室内の様子が外部から連続しているような、都市と繋がり感のある建物を実現することができた。 建物のディテールは、建物の長手方向に対しての連続感や透明感を高めることを検討した。階段を、建物の中心にしながらも、視線の抜けを確保した。部屋の仕切りにはガラスを使用し、床や天井にスリットを作り、外部からの連続感を出している。 都市部の狭小敷地での計画の場合、一般的には敷地いっぱいに建物を建て、建蔽率をクリアする為に中庭を設けることで、内部に広がりとプライバシーを保つ、といった方法がよく取られる。そのような計画の場合、道路側である都市側は壁が主体となり、圧迫感が感じられるのファサードとなる。 昭和町の家においては、建物前面部分から控えたところに植栽を植え、それを内部からも見えるようにする、というところから、都市側を意識することがはじまり、建物内部からファサードまでを形成している。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2008年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦) 敷地面積:70.44㎡ (21.34坪) 建築面積:42.61㎡(12.91坪) 延床面積:108.35㎡ (45.74坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造 写真撮影:矢野紀行
昭和町の家
長屋の一戸分(17.89m×3.94m)の、間口が狭く、奥行きのある敷地に建物はある。都心とはいえ、附近は昔から住んでいる人が多く、落ち着きのある街である。 そのような状況に対して閉じるのでは無く、前面道路方向を景色として受け入れる住宅を設計した。 計画においての大きな問題点は、狭小の長細い形状の敷地に家を建てると、内部の有効幅は3mを切る位しか取ることができないことであった。その条件を元に、前面道路も含めた空間をいかに利用して住まいに広がりを感じさせ、道路側から敷地奥側までの連続感を感じさせることができるかを、何度もスタディーしていった。 主たる解決は、断面的な空間構成であった。南に面する道路側から→“モッコクの樹” →"天井高さが5.6mあるリビング”→"吹き抜けと階段スペース”→"各部屋を地下から3階まで4層に重ねる空間構成”→"小さな外部吹抜け”を順に設けた。そして、フロアをスキップフロアとし、ずれを生じさせることで、後方の部屋からの視線が道路側まで抜け、室内の様子が外部から連続しているような、都市と繋がり感のある建物を実現することができた。 建物のディテールは、建物の長手方向に対しての連続感や透明感を高めることを検討した。階段を、建物の中心にしながらも、視線の抜けを確保した。部屋の仕切りにはガラスを使用し、床や天井にスリットを作り、外部からの連続感を出している。 都市部の狭小敷地での計画の場合、一般的には敷地いっぱいに建物を建て、建蔽率をクリアする為に中庭を設けることで、内部に広がりとプライバシーを保つ、といった方法がよく取られる。そのような計画の場合、道路側である都市側は壁が主体となり、圧迫感が感じられるのファサードとなる。 昭和町の家においては、建物前面部分から控えたところに植栽を植え、それを内部からも見えるようにする、というところから、都市側を意識することがはじまり、建物内部からファサードまでを形成している。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2008年 用途(家族構成):専用住宅(夫婦) 敷地面積:70.44㎡ (21.34坪) 建築面積:42.61㎡(12.91坪) 延床面積:108.35㎡ (45.74坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造 写真撮影:矢野紀行
関屋の家
中庭のある平屋の住まいです。 大きく敷地が区画された住宅地の一角に建つ平屋の住宅です。住宅に囲まれていることもあり、プライバシーを守りたいという希望から、中庭型のプランとなっています。部屋から中庭の木々などの景色を眺めるということが、中心となる住まいとしました。 中庭に面する部屋は居間、キッチン、畳の部屋、子供の部屋部分、浴室があります。これらの部屋が中庭を通してお互いに向かいあうことになるので、部屋同士の視線の関係を意識しました。子供の部屋は床が下がったり、畳の部屋の窓を小さくして地窓にしたり、また浴室は浴槽を床に沈めることで、場所場所で、庭をいろいろな角度で眺める楽しさをつくれるように考えています。アプローチにはベンチを設置し、アオダモ、ミツバツツジ、ヤマツツジを植え、街並みとのつながりをつくっています。1年を通じて、四季や光の変化を楽しめる住まいとなっています。 場所:奈良県香芝市 竣工年:2011年 用途:専用住宅 敷地面積:240.68㎡(72.8坪) 建築面積:119.56㎡(36.15坪) 延床面積:108.85㎡(32.91坪)階数:1 構造:木造 写真撮影:藤原慎太郎・室喜夫
作品名 | 関屋の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 奈良県香芝市 |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 240.68㎡(72.8坪) |
延床面積 | 108.85㎡(32.91坪) |
所在地 | 奈良県香芝市 |
写真の撮影者 | 藤原慎太郎・室喜夫 |
向日の家
建築主は、面白い家を建てたいということで、あえて扇形の敷地形状を購入したとのことでした。 住宅街の端に位置する敷地で、西には竹林、南面、東面ともに道路に面した敷地となっています。 建築主の要望は、明るい環境のなかで、家族の気配を感じつつ、一室的な空間の中で家族が住む家づくりを、希望されました。 そこで、3面が開放された敷地で、道路という条件と敷地形状を利用して、光を建物の中に導くことができないかと考えました。そこで、道路側のファサードには、大きなルーバーを設けました。奥行きのあるルーバーとすることで、道路を通過する人や車からは目線をある程度さえぎりつつも(基本的にはプライバシーはあまり気にならないとのこと)、光を家の中に導きいれる住宅設計を提案しました。ルーバーを道路に沿って段階的にずらすことで、時間の経過にあわせて、室内の表情の変化が楽しめます。 場所:京都府向日市 竣工年:2012年 用途:専用住宅 敷地面積:100.1㎡ (30坪) 建築面積:56.3㎡ (17坪) 延床面積:100.1㎡ (30坪) 階数:地上2階建 構造:木造 写真撮影:矢野紀行
向日の家
建築主は、面白い家を建てたいということで、あえて扇形の敷地形状を購入したとのことでした。 住宅街の端に位置する敷地で、西には竹林、南面、東面ともに道路に面した敷地となっています。 建築主の要望は、明るい環境のなかで、家族の気配を感じつつ、一室的な空間の中で家族が住む家づくりを、希望されました。 そこで、3面が開放された敷地で、道路という条件と敷地形状を利用して、光を建物の中に導くことができないかと考えました。そこで、道路側のファサードには、大きなルーバーを設けました。奥行きのあるルーバーとすることで、道路を通過する人や車からは目線をある程度さえぎりつつも(基本的にはプライバシーはあまり気にならないとのこと)、光を家の中に導きいれる住宅設計を提案しました。ルーバーを道路に沿って段階的にずらすことで、時間の経過にあわせて、室内の表情の変化が楽しめます。 場所:京都府向日市 竣工年:2012年 用途:専用住宅 敷地面積:100.1㎡ (30坪) 建築面積:56.3㎡ (17坪) 延床面積:100.1㎡ (30坪) 階数:地上2階建 構造:木造 写真撮影:矢野紀行
南田辺の家
間口3.75m、奥行き16.92mという細長い敷地に、もともとあった長屋を解体し建て替えた住宅です。 敷地の特徴を踏まえ奥行の視線を生かすよう計画した内部の構成は、分節されたフロアがスキップフロア状に地下1階地上3階と重層することで視線が様々な方向に抜けるよう工夫しています。 地下1階は多目的ルーム、1階は玄関ホール、2階はLDK、デスクスペース、3階に浴室等水回りと個室、そして屋上となります。 分節されたフロア間のあちこちに階段を配置することで上下方向の動線を複数設け、単調な移動ではなく家の中をぶらぶらと回遊するイメージを形にしてみました。 家の中のどこかで立ち止まったり、座ったりしながら、家の中の景色を眺める。外の景色を眺めにくい住宅地で、屋内を風景の一つととらえて、ただ過ごす空間をいうよりも時間を考えたいと思い計画しました。 一方、ファサードは、ステンレスチェーンのカーテンで全面を覆うことで、閉じると柔らかく視線を遮り、開けると十分な解放感が 得られるようにしています。ステンレスチェーンのカーテンは金属の硬い雰囲気と思われがちですが、建物という大きなスケールレベルにあると、風になびき、意外にも柔らかな印象を与えてくれます。このおかげで、日中は日の光を取り入れながら外部からの視線を柔らかく遮り、夜は室内の光を受けキラキラと輝く光のヴェールが現れます。 場所:大阪府大阪市 竣工年:2016年 用途(家族構成):専用住宅(ご主人1名) 敷地面積:63.45㎡ (19.19坪) 建築面積:41.49㎡ (12.55坪) 延床面積:92.36㎡ (27.94坪) 階数:地上3、地下1 構造:鉄骨造
中心に光と風を取込んだリノベーション
35年前に建てられた木造住宅。既存プランと生活スタイルの不整合を整理して“いま” と” これから” の暮らしにあわせてリノベーションしました。 既存住宅の問題点を整理し解決するため4つのコンセプトを設定しました。 ①中心をつくる 吹抜階段を中心とした室配置としガラス壁などを介して階段や回遊動線上の動きが互いに窺い知れる計画としています。 ②風をぬく、光を取り入れる 屋根の一部を解体し、光を取込み風をぬくハイサイドライトを導入しました。ハイサイドライトからは安定した天空光が降り注ぎ、電動開閉により上部に溜まった熱気を抜き建物全体の通風を促しています。 ③外部空間をうまく使う 物置化した和室と縁側を整理し、縁側の一部をリビングに取り込み、和室は庭に近接させました。 ④レイアウトが変えられる 取外し可能な仕切戸や一つの照明に頼らない照明配置により室レイアウトや家具レイアウトが自由となりました。 建築主様より「色々なところに相談したけど、どこも同じような間取りばかりでこんな間取りを提案してくれるところはなかった」とおっしゃっていただき、「建物がよくなったら、やっぱり庭が気になってくるね。」とそれほど関心がなかった庭にも目を向け始めておられます。
作品名 | HO邸リノベーション |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,エコ住宅・省エネ住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 広島県廿日市市 |
間取り | 5LDK→5LDK |
構造 | 木造 |
延床面積 | 140㎡程度 |
内装 | 珪藻土壁、エコクロス壁・天井、杉無垢フローリング(浮造り) |
写真の撮影者 | 野村和慎 |
その日の気分で服を着替えるように模様替えできるフレキシブルなマンションリノベーション。
3LDKのマンションでは、廊下側に洋室2つ、ベランダ側にLDK、その中間にもう1部屋という構成が一般的です。中間の1部屋は予備的な和室・洋室として設計されることが多いですが、居室として使うには採光・通風・空調の条件が悪いため、実際には季節物や捨てられない家具などを押し込んだ納戸となり、住み手の生活スタイルの変化に柔軟に対応できる間取りとならないケースが多くみられます。今回はこのような中間の1部屋をフルオープン可能な引戸でつくることで、独立した部屋として、広いLDKの一部として、また適度な位置で固定してゆるやかに空間を仕切るなど、その日の気分によって服を着替えるような感覚で簡単に模様替えできるフレキシブルな住宅としました。
設計:山本嘉寛建蓄設計事務所
http://yyaa.jp/
作品名 | 着替える家 |
---|---|
ジャンル | コンクリート打放し,マンション・アパート,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府堺市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
間取り | 2LDK <-> 3LDK |
壁 | コンクリート打ち放し / ビニルクロス貼 |
床 | パイン無垢フローリングOF / 長尺シート / Pタイル貼 |
構造 | SRC造 |
延床面積 | 80m2 |
施工者 | 株式会社 三苫工務店 |
写真の撮影者 | YFT, / 山田 圭司郎 |
その日の気分で服を着替えるように模様替えできるフレキシブルなマンションリノベーション。
3LDKのマンションでは、廊下側に洋室2つ、ベランダ側にLDK、その中間にもう1部屋という構成が一般的です。中間の1部屋は予備的な和室・洋室として設計されることが多いですが、居室として使うには採光・通風・空調の条件が悪いため、実際には季節物や捨てられない家具などを押し込んだ納戸となり、住み手の生活スタイルの変化に柔軟に対応できる間取りとならないケースが多くみられます。今回はこのような中間の1部屋をフルオープン可能な引戸でつくることで、独立した部屋として、広いLDKの一部として、また適度な位置で固定してゆるやかに空間を仕切るなど、その日の気分によって服を着替えるような感覚で簡単に模様替えできるフレキシブルな住宅としました。
設計:山本嘉寛建蓄設計事務所
http://yyaa.jp/
作品名 | 着替える家 |
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ジャンル | コンクリート打放し,マンション・アパート,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府堺市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年 |
間取り | 2LDK <-> 3LDK |
壁 | コンクリート打ち放し / ビニルクロス貼 |
床 | パイン無垢フローリングOF / 長尺シート / Pタイル貼 |
構造 | SRC造 |
延床面積 | 80m2 |
施工者 | 株式会社 三苫工務店 |
写真の撮影者 | YFT, / 山田 圭司郎 |
古城のように
大阪市内南部に敷地はある。 すぐ近くに古墳跡があり、早くから人が暮らしていたことが想像できる。少し歩けば、活気ある商店街もあり、現在においても非常に住みやすい街だ。 市内としては比較的大きな敷地で、間口は7.7m、奥行は22m。接道が北側につき、主要な空間を2階南側に集めた。南端のサンルームは床をタイル貼りとし、インナーテラスの役割をはたしている。それに続くリビング・ダイニングは吹抜を持ち、建物深くまで光が届くよう計画した。 エントランスホールは非常に大きく、大理石貼りとなっている。人を迎えるこの空間は、緩やかな曲面壁に囲まれ、それに沿うよう配置された階段が上階へ導く。階段手摺は、スチール製とし、有機的な曲線を描いている。 ファサードはタイルの曲面壁に囲まれる。北側には寝室、水廻りを集めているので、最小の開口となっている。 テーマは古城のように。いつまでも変わらぬ家になればと願う。
作品名 | サンルームと吹抜のある家 |
---|---|
ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
外壁 | 素焼きレンガ |
構造 | 木造 |
予算帯 | 4000万円台 |
敷地面積 | 165.38㎡ |
延床面積 | 194.40 ㎡ |
ロケーション | 市街地 |
主要メーカー | キッチンハウス(オーダーキッチン) |
古城のように
大阪市内南部に敷地はある。 すぐ近くに古墳跡があり、早くから人が暮らしていたことが想像できる。少し歩けば、活気ある商店街もあり、現在においても非常に住みやすい街だ。 市内としては比較的大きな敷地で、間口は7.7m、奥行は22m。接道が北側につき、主要な空間を2階南側に集めた。南端のサンルームは床をタイル貼りとし、インナーテラスの役割をはたしている。それに続くリビング・ダイニングは吹抜を持ち、建物深くまで光が届くよう計画した。 エントランスホールは非常に大きく、大理石貼りとなっている。人を迎えるこの空間は、緩やかな曲面壁に囲まれ、それに沿うよう配置された階段が上階へ導く。階段手摺は、スチール製とし、有機的な曲線を描いている。 ファサードはタイルの曲面壁に囲まれる。北側には寝室、水廻りを集めているので、最小の開口となっている。 テーマは古城のように。いつまでも変わらぬ家になればと願う。
作品名 | サンルームと吹抜のある家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
外壁 | 素焼きレンガ |
構造 | 木造 |
予算帯 | 4000万円台 |
敷地面積 | 165.38㎡ |
延床面積 | 194.40 ㎡ |
ロケーション | 市街地 |
主要メーカー | キッチンハウス(オーダーキッチン) |
Garden Gallery Hasami
敷地は陶磁器で有名な波佐見町の窯元が建ち並ぶ通りに面しています。落ち着いた和の空間、緑が大好きなクライアントのための2世帯住宅です。はなれ(将来カフェを想定)と母屋の間を「garden gallery」と名付けて近隣に開放しています。毎年陶器市の際は沢山の観光客の方々に美味しい珈琲を振る舞っていらっしゃいます。「近い将来地元の若手陶芸家や芸術家のための開かれたギャラリーのような場所になれば。。。」とはクライアントの弁。ささやかな公共性をもったこの住宅がこれからどう成長していくのかがとても楽しみです。
作品名 | 波佐見の家 |
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ジャンル | 和風建築,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,無垢・自然素材 |
所在地 | -長崎県 |
設計から完成迄の期間 | 15ヶ月 |
敷地面積 | 約200坪 |
延床面積 | 57坪(はなれ含む) |
工事中に全ての住戸が予約で埋まったサービス付き高齢者向け住宅
「わかたけの杜」神奈川県青葉区の緑豊かな保存樹林に隣接した、全66戸の戸建て風のサービス付き高齢者住宅です。工事中に全ての住戸が予約で埋まる大盛況でした。 住戸は入居者の生活の変化に応じて、可動間仕切りと可動家具を移動することで、間取りの自由な変化を可能にしています。また、町屋格子にヒントを得た細かい穴が空いた折板によるスクリーンによって、プライバシーを守りながら穏やかな気配を感じると同時に、街全体に調和をもたらしています。 センターハウスは2階住戸へ車椅子や足腰の悪い高齢者がアクセスするためのエレベーターを持ち、共用の食堂とリビングがあります。ここでは準耐火建築物でありながら、木の門型フレームが連続する天井の高い居心地の良い共空間を実現し、リゾートのラウンジような場所にしました。各住戸は2階部分で空中歩廊によって立体的に連結されることで、上下の路地の視線が交わり、入居者のコミュニケーションを誘発します。 内外に使われている材料はすべて安価な既製品を使用していますが、その組み合わせや納まりを工夫することでローコストでありながら、美しいデザインを可能にしています。 高齢者住宅におけるこれらのキメの細かい工夫は、若い人が暮らす戸建住宅や集合住宅にこそ必要なアイデアであり、ず快適に暮らせる住環境を実現するものです。 この施設は国土交通省平成24年度高齢者・障碍者・子育て世帯居住安定化推進事業による国庫補助に関東で唯一選定され、グッドデザイン賞2015金賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。
作品名 | わかたけの杜東棟(サービス付き高齢者向け住宅) |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,マンション・アパート,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県横浜市青葉区 |
設計から完成迄の期間 | 3年 |
間取り | 可変7パターン(ワンルーム〜2DK) |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | サイディング |
屋根の形 | 陸屋根 |
構造 | 木造(一部鉄骨造) |
敷地面積 | 15,617.16㎡ |
延床面積 | 3,788.48㎡ |
所在地 | 横浜市青葉区 |
ロケーション | 東京郊外住宅地 横浜市保存樹林に隣接 |
構造設計 | 株式会社MID研究所 |
施工者 | 大洋建設株式会社 |
外装 | サイディング |
内装 | クロス |
写真の撮影者 | 北嶋俊治、吉田明弘 |
自然を感じる都心のすまい
木造2階建ての2階におすまいのTさん家族はご夫婦+子供2人の4人家族。2階だけでは手狭になってきたので、小屋裏に奥様の寝室をつくり、子供達は個室でなくてもそれぞれのプライバシーを確保できるコーナーをつくることにしました。 その結果、中央に小屋裏にいく階段を設け、そのサイドにそれぞれの学習コーナーを配置し、子供二人の寝室スペースは3帖程の、吊クローゼットを設けた折戸で仕切られたコーナーをつくりました。 中央階段の廻りを回遊できる仕切りのない、吹き抜け状になっている開放感一杯のおすまいになりました。 また、自然素材にこだわる奥様のご要望で、壁はしっくい、床は杉無垢フローリング、天井も杉板貼りです。 緑多いこのエリアを満喫するために窓からは緑をのぞめるようにし、また、開放的な小屋裏にはトップライトを設けたので、日中は家のどこにいても明るいです。 子供達、のびのび育っています。
作品名 | 目黒T邸 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション,エコ住宅・省エネ住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都目黒区 |
設計から完成迄の期間 | 6ヶ月 |
壁 | しっくい |
床 | 杉無垢フローリング |
構造 | 木造在来工法 |
予算帯 | 1500万 |
施工者 | 木戸工務店 |
主要メーカー | リボス,東京ガス |
暗かったリビングが吹抜工事で大変身
親子3人でおすまいの木造3階建ての2階、3階のリノベーション工事である。娘さんの小学校入学を機に今まで親子3人でリビング、寝室を兼ねていた2階を純粋にリビングとし、3階部分に娘さんの個室をつくりました。 リビングは暗かったのですが、一部吹抜(グレーチング床あるので、実際は完全な吹抜ではない。)をつくることにより、3階からの自然光も得られ明るいリビングに大変身。 そして、ここには輻射式暖房である電気式床暖房を設置することにより、冬の吹抜の寒さを回避します。 階段も蹴上げ部分に光を通すFRPパネルとすることにより、昼間は3階階段室窓からの光を得られ、夜は階段室の照明より光が洩れ、階段室は行灯照明に変化。 小学生になられた娘さんと母親とのコミュニケーションの場となるパウダールームも、娘さんのお部屋とご夫婦の寝室中央の廊下に設けました。毎朝朝日を浴びながら娘さんの髪を結って差し上げているらしいです。 壁の輸入壁紙は設計士からの入学お祝いです♪
作品名 | 溝口F邸 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 神奈川県川崎市溝の口 |
設計から完成迄の期間 | 6ヶ月 |
間取り | 4DK |
予算帯 | 500万円 |
施工者 | 木戸工務店 |
暗かったリビングが吹抜工事で大変身
親子3人でおすまいの木造3階建ての2階、3階のリノベーション工事である。娘さんの小学校入学を機に今まで親子3人でリビング、寝室を兼ねていた2階を純粋にリビングとし、3階部分に娘さんの個室をつくりました。 リビングは暗かったのですが、一部吹抜(グレーチング床あるので、実際は完全な吹抜ではない。)をつくることにより、3階からの自然光も得られ明るいリビングに大変身。 そして、ここには輻射式暖房である電気式床暖房を設置することにより、冬の吹抜の寒さを回避します。 階段も蹴上げ部分に光を通すFRPパネルとすることにより、昼間は3階階段室窓からの光を得られ、夜は階段室の照明より光が洩れ、階段室は行灯照明に変化。 小学生になられた娘さんと母親とのコミュニケーションの場となるパウダールームも、娘さんのお部屋とご夫婦の寝室中央の廊下に設けました。毎朝朝日を浴びながら娘さんの髪を結って差し上げているらしいです。 壁の輸入壁紙は設計士からの入学お祝いです♪
作品名 | 溝口F邸 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,リフォーム・リノベーション,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 神奈川県川崎市溝の口 |
設計から完成迄の期間 | 6ヶ月 |
間取り | 4DK |
予算帯 | 500万円 |
施工者 | 木戸工務店 |
デザインしないデザイン、つくらないつくり方
お年寄りの夫婦と、若い夫婦のための、二世帯住宅。 大まかな3つの間−昼の間(居間)、夜の間(寝室)、余白の間(和室、ロフト)が、それぞれ曖昧につながり構成される
コンパクトな2世帯住宅
延べ30坪ほどの広さの二世帯住宅。限られた面積を立体的に利用することで、空間の広がりを感じられるように考えています。 屋根面を外断熱にすることで、野地板、垂木、梁などの構造部材を見せ、天井の高さを確保するようにしました。 建物を高断熱化すると共に、床下に水の入ったセルを設置し、深夜電力で温める水蓄熱式床暖房「アクアレイヤー」を採用することで、一日中室温変化の少ない快適な環境を実現しました。
作品名 | ののの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,二世帯住宅,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 2012年6月~2013年8月 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | サイディング、ウレタン塗装 |
屋根の形 | 切妻屋根+寄棟 |
壁 | ドイツ漆喰塗 |
床 | 無垢カバ材フローリング |
構造 | 木造在来工法 |
予算帯 | 2500万円 |
敷地面積 | 95.03㎡(28.75坪) |
延床面積 | 990.0㎡(30坪) |
所在地 | 千葉県市川市 |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | ㈱渡辺富工務店 |
写真の撮影者 | 小島建一 |
- 子供とロハス生活を楽しむ家 -
築36年の分譲集合住宅(元公団)を、子育て世代の若夫婦が、自分たちの長く住まえる空間に変貌したく、水回りを主体に居心地の良い空間を望まれました。
改装前は廊下から入ったところにキッチンの厨房があるという決定的に悪い間取りでした。キッチンを移動するには排水配管やダクトの計画が必要ですが、床から天井までのコンクリート間寸法は2,445mmしかなく、設備計画を綿密に行いました。雑になりやすい厨房空間をうまく仕切ることが出来て非常に喜んでいただきました。また炊事をしながら子供の様子が見られる、全て引戸で無駄な空間が無いなど、生活空間に満足していただいています。
また、子供部屋を2室3人まで計画出来るように考えてあり、それに合わせて各設備を設けています。決して広いと言えない空間ですが、将来の可変性に応えられるようにしてあり、施主様の満足度も増し、価値感も高くなっています。
なおこの作品は、『TDYリモデルコンテスト2013』 において 審査員特別賞 を受賞しています。
作品名 | 高野のすまいⅡ【子育て世代】 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,マンション・アパート,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 京都府京都市左京区高野 |
設計から完成迄の期間 | 6ヶ月 |
間取り | 改装部分:玄関、廊下、浴室、脱衣室、洗面所、トイレ、寝室、LDK、和室 |
基礎 | - |
外壁 | - |
屋根の形 | - |
壁 | 珪藻土クロス |
床 | 栗(無垢) |
構造 | 鉄筋コンクリート ラーメン構造 |
予算帯 | 800万円 |
敷地面積 | - |
延床面積 | 67.1㎡ |
所在地 | 京都市左京区高野 |
ロケーション | 30棟以上並ぶ旧公団住宅街 |
構造設計 | - |
施工者 | 大森工務店 大森茂 |
外装 | - |
内装 | 室内床は畳以外は全て栗 ベランダデッキも栗 自然素材重視 |
主要メーカー | 衛生機器:TOTO |
写真の撮影者 | 小林陽一事務所 |
- 障がいがあっても親子で住み続ける家 -
娘さんは重度の四肢麻痺で、車椅子生活がなんとか行える障がいがあり、お母様はパーキンソン病で徐々に病状が進行しています。この親子二人の最大の望みは、生涯、自分達の家で生活が出来て、満足できる生活を送る事でした……
築40年を超える自宅は、便所・洗面室・玄関・浴室の狭さや高低差は介護士が付いていても、かなり大変な介助状況でした。また工事中の借り住まいは施主の引っ越しの体力が無く、居ながらの工事を余儀なくされたため、3期に工事を分割して行いました。
障害に合わせたバリアフリー住宅となり、家じゅう無駄な空間がなくなって大変喜んでいただいています。また自然素材を使った空間は心身共にリラクゼーション効果が高まったとのことです。『バリアフリー+暖かみのあるデザイン』を行う事によって、用と美が満足できる、居心地の良い納得のいく改装となりました。
なおこの作品は、『TDYリモデルコンテスト2013』 において 優秀賞 を受賞しています。
作品名 | 鹿ヶ谷のいえ【バリアフリー住宅】 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション |
所在地 | 京都府京都市左京区鹿ヶ谷 |
設計から完成迄の期間 | 7ヶ月 |
間取り | 改装部分:玄関、廊下、サニタリー7帖、浴室・脱衣室、DK8帖、寝室、階段・階段ホール、洋室、トイレ |
基礎 | 一部補修 |
外壁 | 京都産杉板 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 強化クロス(合板下地) |
床 | 天然コルク |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 1,300万円(72万円/坪) |
敷地面積 | 78.4㎡ |
延床面積 | 76.07㎡(リホーム部分は60.07㎡) |
所在地 | 京都市左京区鹿ヶ谷 |
ロケーション | 哲学の道が近くにある閑静な住宅地 |
構造設計 | 耐震改修:一級建築士事務所 ネストデザイン |
施工者 | 大森工務店 大森茂 |
外装 | 改装部は杉、杉皮、竹など自然素材で構成 |
内装 | 天井には京都産杉を使用 壁は車椅子使用のため耐久性重視 |
主要メーカー | 衛生機器:TOTO 昇降機:中央エレベーター他 |
写真の撮影者 | 小林陽一事務所 |
- 障がいがあっても親子で住み続ける家 -
娘さんは重度の四肢麻痺で、車椅子生活がなんとか行える障がいがあり、お母様はパーキンソン病で徐々に病状が進行しています。この親子二人の最大の望みは、生涯、自分達の家で生活が出来て、満足できる生活を送る事でした……
築40年を超える自宅は、便所・洗面室・玄関・浴室の狭さや高低差は介護士が付いていても、かなり大変な介助状況でした。また工事中の借り住まいは施主の引っ越しの体力が無く、居ながらの工事を余儀なくされたため、3期に工事を分割して行いました。
障害に合わせたバリアフリー住宅となり、家じゅう無駄な空間がなくなって大変喜んでいただいています。また自然素材を使った空間は心身共にリラクゼーション効果が高まったとのことです。『バリアフリー+暖かみのあるデザイン』を行う事によって、用と美が満足できる、居心地の良い納得のいく改装となりました。
なおこの作品は、『TDYリモデルコンテスト2013』 において 優秀賞 を受賞しています。
作品名 | 鹿ヶ谷のいえ【バリアフリー住宅】 |
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ジャンル | リフォーム・リノベーション |
所在地 | 京都府京都市左京区鹿ヶ谷 |
設計から完成迄の期間 | 7ヶ月 |
間取り | 改装部分:玄関、廊下、サニタリー7帖、浴室・脱衣室、DK8帖、寝室、階段・階段ホール、洋室、トイレ |
基礎 | 一部補修 |
外壁 | 京都産杉板 |
屋根の形 | 切妻 |
壁 | 強化クロス(合板下地) |
床 | 天然コルク |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 1,300万円(72万円/坪) |
敷地面積 | 78.4㎡ |
延床面積 | 76.07㎡(リホーム部分は60.07㎡) |
所在地 | 京都市左京区鹿ヶ谷 |
ロケーション | 哲学の道が近くにある閑静な住宅地 |
構造設計 | 耐震改修:一級建築士事務所 ネストデザイン |
施工者 | 大森工務店 大森茂 |
外装 | 改装部は杉、杉皮、竹など自然素材で構成 |
内装 | 天井には京都産杉を使用 壁は車椅子使用のため耐久性重視 |
主要メーカー | 衛生機器:TOTO 昇降機:中央エレベーター他 |
写真の撮影者 | 小林陽一事務所 |
中庭と屋根まで広がる住まい
住宅街に建つ、家族4人で暮らすための住宅です。「閉鎖的で明るく広々とした家」というのが大きな要望でした。 敷地は、隣地に囲まれた38坪の旗竿敷地です。 閉鎖的で明るい住宅にするために、建物の中心に中庭を計画しました。そして、中庭のまわりにぐるりと居住空間を配置し、距離感をつくり出すと共に、建築内外に広がりを感じることのできる空間となりました。 また、屋根の上に屋根上テラスを計画し、延床面積30坪程度の小さな住宅でも、床面積に換算されない自由な空間を獲得しました。屋根の上のため、隣人からの視線を気にすることもありません。 とても豊かな空間があふれた住宅です。
作品名 | House J |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | 杉板下見板張り+塗装 |
構造 | 鉄骨増 |
予算帯 | 2000万台 |
敷地面積 | 126.61 (旗竿敷地) |
延床面積 | 114.10 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 清貞信一 |
施工者 | 株式会社住宅消費者組合 |
写真の撮影者 | 松村芳治 |
中庭と屋根まで広がる住まい
住宅街に建つ、家族4人で暮らすための住宅です。「閉鎖的で明るく広々とした家」というのが大きな要望でした。 敷地は、隣地に囲まれた38坪の旗竿敷地です。 閉鎖的で明るい住宅にするために、建物の中心に中庭を計画しました。そして、中庭のまわりにぐるりと居住空間を配置し、距離感をつくり出すと共に、建築内外に広がりを感じることのできる空間となりました。 また、屋根の上に屋根上テラスを計画し、延床面積30坪程度の小さな住宅でも、床面積に換算されない自由な空間を獲得しました。屋根の上のため、隣人からの視線を気にすることもありません。 とても豊かな空間があふれた住宅です。
作品名 | House J |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | 杉板下見板張り+塗装 |
構造 | 鉄骨増 |
予算帯 | 2000万台 |
敷地面積 | 126.61 (旗竿敷地) |
延床面積 | 114.10 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 清貞信一 |
施工者 | 株式会社住宅消費者組合 |
写真の撮影者 | 松村芳治 |
中庭と屋根まで広がる住まい
住宅街に建つ、家族4人で暮らすための住宅です。「閉鎖的で明るく広々とした家」というのが大きな要望でした。 敷地は、隣地に囲まれた38坪の旗竿敷地です。 閉鎖的で明るい住宅にするために、建物の中心に中庭を計画しました。そして、中庭のまわりにぐるりと居住空間を配置し、距離感をつくり出すと共に、建築内外に広がりを感じることのできる空間となりました。 また、屋根の上に屋根上テラスを計画し、延床面積30坪程度の小さな住宅でも、床面積に換算されない自由な空間を獲得しました。屋根の上のため、隣人からの視線を気にすることもありません。 とても豊かな空間があふれた住宅です。
作品名 | House J |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | 杉板下見板張り+塗装 |
構造 | 鉄骨増 |
予算帯 | 2000万台 |
敷地面積 | 126.61 (旗竿敷地) |
延床面積 | 114.10 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 清貞信一 |
施工者 | 株式会社住宅消費者組合 |
写真の撮影者 | 松村芳治 |
中庭と屋根まで広がる住まい
住宅街に建つ、家族4人で暮らすための住宅です。「閉鎖的で明るく広々とした家」というのが大きな要望でした。 敷地は、隣地に囲まれた38坪の旗竿敷地です。 閉鎖的で明るい住宅にするために、建物の中心に中庭を計画しました。そして、中庭のまわりにぐるりと居住空間を配置し、距離感をつくり出すと共に、建築内外に広がりを感じることのできる空間となりました。 また、屋根の上に屋根上テラスを計画し、延床面積30坪程度の小さな住宅でも、床面積に換算されない自由な空間を獲得しました。屋根の上のため、隣人からの視線を気にすることもありません。 とても豊かな空間があふれた住宅です。
作品名 | House J |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | 杉板下見板張り+塗装 |
構造 | 鉄骨増 |
予算帯 | 2000万台 |
敷地面積 | 126.61 (旗竿敷地) |
延床面積 | 114.10 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 清貞信一 |
施工者 | 株式会社住宅消費者組合 |
写真の撮影者 | 松村芳治 |
柔らかな光が溢れる住まい
山口県周南市の山間部に建つ夫婦のための住宅です。 クライアントはもともと住宅の密集した地域に住んでおり、自然豊かな住まいを希望されていました。また、時間の不規則な仕事を長年続けてきたため、太陽のリズムの中で生活をしたいと望まれていました。 開口部を設けることで光のリズムを感じることができるが、夜間はカーテンを閉めることにより外の光は遮断されます。 そこで私は朝太陽が昇ったとき、やわらかい光に包まれて目覚め、生活できる住宅を考えました。 どこにいても自然をやさしく感じることができる住宅を目指しました。
柔らかな光が溢れる住まい
山口県周南市の山間部に建つ夫婦のための住宅です。 クライアントはもともと住宅の密集した地域に住んでおり、自然豊かな住まいを希望されていました。また、時間の不規則な仕事を長年続けてきたため、太陽のリズムの中で生活をしたいと望まれていました。 開口部を設けることで光のリズムを感じることができるが、夜間はカーテンを閉めることにより外の光は遮断されます。 そこで私は朝太陽が昇ったとき、やわらかい光に包まれて目覚め、生活できる住宅を考えました。 どこにいても自然をやさしく感じることができる住宅を目指しました。
国産材を使いながらIKEAの家具を組み込んだ充実の家。
この住宅は、2人の可愛いお子さんがいる、30代夫妻の家です。場所は目白台の路地の奥で、土地を安く入手できたことから家づくりが始まりました。付近よりも土地を安く入手できたのは、車が入れない路地の奥に敷地があることが理由で、そのため工事も木材を手で運び、上棟も手で起こすような作業が必要となりました。 周囲が囲まれた環境だったため、採光は上の方からとることにした結果、「抜け」のある圧迫感のない室内を実現することが出来ました。 プランは、2階のLDKを中心に家事動線を集約し、キッチン〜洗濯〜浴室〜テラスが集約されていることで、お仕事をされている奥様の家事作業を機能的にできるようにしています。 1階は主寝室と和室、そして2室をつなげるウォークスルークローゼットで、効率よく収納できるように考えています。 3階は吹き抜けに面したワークスペースと、丸窓がアクセントになっている屋根裏部屋があります。 ワークスペースや玄関の収納はIKEAの家具を使いました。オーナー家族と友人家族、そして私たち家族が組み立て、大工さんに固定してもらいました。家具工事の予算節約だけでなく、愛着のわく家になりました。 設計から工事現場まで、楽しく進めることが出来、施主と設計者と施工者の理想的な協力関係でできた家です。また、構造材には工務店の推めで栃木県那須で生産されている「八溝杉」を使用することが出来ました。産地のわかる国産材を実際に生産者の説明を聞き、製材過程も見たうえでの家づくりは、貴重な体験になりました。
作品名 | 八溝杉の家 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,都市型住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都文京区目白台 |
設計から完成迄の期間 | 1年8ヶ月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | クロス |
床 | 無垢フローリング |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 99.13 |
延床面積 | 116.85 |
所在地 | 東京都文京区目白台 |
ロケーション | 路地の奥 |
施工者 | 角伊 |
写真の撮影者 | 45g 小島純司 |
都幾川縁りのハイブリッド・ガラスハウス
都心から50㎞圏、埼玉県北西部を流れる一級河川都幾川(ときがわ)の渓流沿い、北岸に接した約220坪の敷地(原野、田畑を含む)に建つハイブリッド構造(鉄+木+ガラス)のガラスハウスです。 還暦を挟んだ夫婦と犬2匹が都心より移り住み、終の棲家として生活の全てが円滑に行なえるよう、又、眼前を流れる都幾川の清流や、秩父山系に連なる山々を背景に自然溢れる周囲環境の四季、移ろいをたっぷりと満喫できるよう、可能な限り既成概念に囚われる事無く開放的で、且つ、安全な空間を創出する事を心掛け、例えば、2階となる居住階では、全ての動線は回遊が出来るよう工夫され、所謂クルドサックが有りません。 更に、各機能エリアは出入口の扉も、天井仕上げさえも無く、直視線制御の機能を除いて(シャワーブースとWCのみ、防湿と防臭、遮音の為に透明な素材の天井を張って有ります) 音と空気のプライバシーを犠牲にする代わり、「一つ屋根の下」での一体の温熱環境と十二分な光と気配を享受出来ます。 他に特筆すべき事は、建物外壁に開閉機能を全く有しない為、2階床から外にはねだした床部分に通風、換気機能をもたせた水平ルーバー状の開閉機構を創出し、温度差による重力換気によって屋根トップサイドに設けられた強制換気装置から排気する…換気システムを装備しています。
『家+庭』=家庭
敷地 大阪市の南東端にある平野区は、町工場が混在する住宅地である。計画地は駅が近い事もあり、周りには小売店舗も多い。私の育った街からも近く、職住が入り混じる街並みは自らの原風景でもある。隣地の銭湯が僅かながら下町の風情を残す。 要望 クライアントからの要望は内外ともRC打放しの家。長所、短所をよく話し合った結果、北側は断熱材と仕上を施し、南側の主たる空間は内部も打放しとした。“設計を楽しんでほしい”というメッセージも頂き、意気に感じて設計に取りかかった。 設計 2階は、西側の箱に寝室、東側の筒に和室、それらを結ぶ北側に水周り、動線部を配した。寝室は光を取り込みすぎないよう配慮し、反対に和室は筒の奥深くまで光が届くよう、最高部まで開口を求めた。その上で身長程の独立壁を設け、視線を遮る役割を与える。その壁が精神的な安心感と、強い影、鮮烈な光をもたらす事を期待したのである。 テーマ 庭、中庭、アプローチ等の外部と、内部の空間は、躯体のずれが生む中間領域によって結びつけられている。RC壁式構造の躯体を、美しさへ高めるのは“贅肉の無い造形”。取り除けるものは徹底的に排除する。その姿勢において妥協しない事を課した。それが品のある建築に繋がると考えての事である。