内外一体のステップフロアの家
建設地は、江津湖周辺の住宅密集地にあります。土地形状は、細長い台形のような変形敷地。湖が近いことより水に関わる問題解決を軸に計画がスタートしました。結果、「船」がヒントになった家です。
作品名 | Shipな家(in江津) |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 平成22年6月~平成23年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~3000万円 |
敷地面積 | 約38坪 |
延床面積 | 約44坪 |
所在地 | 熊本市 |
写真の撮影者 | 岩瀬隆広 |
内外一体のステップフロアの家
建設地は、江津湖周辺の住宅密集地にあります。土地形状は、細長い台形のような変形敷地。湖が近いことより水に関わる問題解決を軸に計画がスタートしました。結果、「船」がヒントになった家です。
作品名 | Shipな家(in江津) |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 熊本県熊本市 |
設計から完成迄の期間 | 平成22年6月~平成23年7月 |
間取り | 3LDK |
構造 | 木造軸組 |
予算帯 | 2000万円~3000万円 |
敷地面積 | 約38坪 |
延床面積 | 約44坪 |
所在地 | 熊本市 |
写真の撮影者 | 岩瀬隆広 |
将来店舗併用を想定したシックでモダンな黒の家
都内大田区に計画した木造3階建の一戸建住宅です。 近隣地で飲食店を営むお施主様から、将来自宅でもお店を構えられるようにとの要望を受け、1階部分を店舗に転用できるよう、内部に構造耐力壁をなくし、間仕切り壁を撤去可能な建築構成としました。 各階の構成として、1階に構造袖壁を利用した玄関収納のある土間スペースと寝室を配置し、ワンフロアースペースの2階には、対面式キッチンを持つリビング、ダイニングを配しました。 また最上階の3階には子供部屋と洗面、ランドリー等の水周りスペースを配置し、トップライトを持つ階段を上がって、屋上のルーフバルコニーへと出られるようにしました。 外観は黒色の外壁と、木目調のルーバーで構成された、シックでモダンな建築デザインとしました。
自然素材と、太陽の熱を利用した気持ちの良い家。
土地探しから、お施主さんとご一緒して、小高い山を後ろに抱いた静かな環境のこの土地が、全員一致で気に入って決めました。 その山の緑を家の中に取り込むようにプランニングすること、どこにいても家族の気配がわかるように間仕切りの少ないプランであること、音楽と本の好きな家族のために、静かに本を読んだり、音楽を聴く場所を作ってほしい、自然素材を使った優しいインテリアと、自然エネルギーを使った暖冷房が良いといったお施主さんからの希望を取り入れて、この家が出来上がりました。 大きな吹き抜けを持つ階段の踊り場を広めにとり、ベンチと本箱を設けて、子供たちが裏山の緑を眺めながら本を読む場所を作りました。 屋根面で太陽の熱を取り込み、床下の基礎コンクリートに蓄熱するパッシブソーラーシステムを採用したことで、夏も冬も、どの部屋も一定の温度を保つ快適な家になりました。
作品名 | 逗子の家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,エコ住宅・省エネ住宅 |
所在地 | 神奈川県逗子市 |
設計から完成迄の期間 | 2011年9月~2012年10月 |
基礎 | コンクロートべた基礎 |
外壁 | サーモウッド(高耐久木材)及び塗り壁) |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ドイツ漆喰塗り |
床 | 無垢オークフローリング |
構造 | 木造在来工法2階建て |
予算帯 | 3000万円 |
敷地面積 | 203.54㎡(61.58坪) |
延床面積 | 112.05㎡(33.09坪) |
所在地 | 神奈川県逗子市 |
ロケーション | 小さな分譲地の奥、後ろに小高い山がある |
施工者 | ㈱附田工務店 |
写真の撮影者 | 小島建一 |
木造耐火構造の都市型住宅
防火地域に立つ住宅で耐火建築が要求されましたが、コストの関係から1階が鉄筋コンクリート造、2・3階が木造耐火構造の混構造としました。 趣味の豊富なご夫婦のために、鉄筋コンクリートの1階部分に、将来ご主人がジャズバーを開くスペースを、2階に奥様のステンドグラス工房を設けています。 又、高齢のお母様のために住宅用エレベーターを設置して、一番環境の良い3階ワンフロア―で生活が出来るプランとしています。 20坪ほどの敷地にほぼ目いっぱいで建っていて、庭を取る余裕がないため、屋上を緑化して、広いデッキと共にアウトドアでの生活も楽しめるようにしました。
作品名 | 江古田の家 |
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ジャンル | エコ住宅・省エネ住宅,都市型住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 東京都練馬区 |
設計から完成迄の期間 | 2017年2月~2018年8月 |
基礎 | べた基礎+地盤改良 |
外壁 | 1階:コンクリート打ち放し、2・3階ガルバリュームスパンドレル |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | ドイツ漆喰塗り |
床 | アッシュ・無垢フリーリング自然オイル塗装 |
構造 | RC+木造耐火、混構造 |
予算帯 | 4千万円台 |
敷地面積 | 68.15㎡ |
延床面積 | 147.86㎡ |
所在地 | 東京都練馬区 |
ロケーション | 町中の商業地から一歩入ったところ |
構造設計 | SE工法 |
施工者 | (株)伊藤工務店 |
写真の撮影者 | 小島建一 |
大泉学園の家(薪ストーブを設けた吹抜けを中心とした自然素材の家)
練馬区大泉学園の住宅地に建つ家です。 南と西側が道路に面する陽当たりの良い敷地にこれまでよりもゆったりと過ごせる家が求められた住まいです。 1階はリビングダイニング、キッチン、食品庫、洗面・トイレとガレージ、 2階には人が集まるたたみの間、浴室等の水回り、主寝室、ご主人の書斎の他、バルコニーや坪庭を設けた住まいです。 「自然素材を活かした健康に優しい家」 「機能性、各種の性能が高い家」 「広い薪ストーブがあるリビング、くつろげる浴室やガレージの設置」 といったご要望を受けた住宅です。 床や造作材はタモや桧材、その他仕上材は石、タイル、漆喰、再生紙、自然塗料 といった自然素材を多く使用した家です。 他の家と同様、既製品や石油化学製品の使用を極力少なくすることで 「これからの長い月日を共に過ごすことができる味わいと暖かみのある建築」 となることを期待した住まいです。
作品名 | 大泉学園の家(薪ストーブと吹抜けのある自然素材の家) |
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ジャンル | 無垢・自然素材,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都練馬区大泉学園町 |
設計から完成迄の期間 | 17ヶ月間 |
基礎 | コンクリートべた基礎 |
外壁 | ジョリパットネオこて塗り |
屋根の形 | 片流れ屋根 |
壁 | タモ広巾フローリング(床暖用) |
床 | 漆喰(カルヌーヴォ)こて塗り |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 216.4㎡ |
延床面積 | 149.3㎡ |
ロケーション | 住宅地 |
施工者 | 山崎工務店 |
写真の撮影者 | 中川龍吾 |
賃貸用京町家のリノベーション
京都市東山区。五条坂から1本入った細い路地には戦前に建てられた古い長屋がひしめいています。昭和の古き良き路地の面影を残しながらも、空き家問題、建物の老朽化、観光客によるプライバシーの侵害、インバウンド需要に伴う民泊・ゲストハウス化など、現代的な問題にも直面しています。今回は長屋を所有する家主さまからのご依頼で、その一角を子育て世帯や高齢者向けの賃貸物件としてリノベーションすることになりました。建物は数年間放置されていたため損傷が激しいものの、ビニルクロス、アルミサッシ、システムキッチンといった継ぎはぎリフォーム部分を撤去すると、京町屋ならではの繊細な構造と雅な意匠、屋外と屋内が一体となった気持ち良い空間が蘇りました。 1階は和室だった2部屋をつなげた居間を中心に、坪庭を囲む見世の間、建具を介して向かい合うキッチンとも一体的に利用できる間取りに変更。限られたスペースの中に浴室・洗面室・洗濯機・冷蔵庫の設置場所も確保しています。床材は30mm厚の杉フローリングを用いてローコストながら断熱性を向上、壁は左官と合板にて補修、天井は劣化部分を剥がして2階床の荒板仕上げ。キッチンは業務用厨房機器を組み合わせたシンプルなつくりに。2階は間取りの変更は行わず劣化部分を修繕。天井は構面補強と断熱材を付加した上で船底天井に変更。グリッドプランを生かして、家中の建具を必要に応じて配置換えして再利用し、新たに製作する枚数を極力減らしました。 リノベーションにあたっては京都市の補助金制度を最大限活用し、イニシャルコストの低減に努めています。
作品名 | 昭和小路の長屋 |
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ジャンル | 和風建築,リフォーム・リノベーション,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 京都府東山区 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
上品な色合いが印象的な、心地よい家
夏涼しく、冬暖かい。そんな当たり前のようですが、「快適さ」を求められました。基準以上の断熱+気密性の確保と全館空調を採用することで、温度ムラのない、安定した環境を創りだしています。 奥さまの家事動線のみならず、御家族の生活スタイルを丁寧に読み取った上で、いくえにも重なる回遊動線を確保することで、使いやすい家を実現しています。 さらに、溢れがちなモノを収納するため、造り付けの家具を分散配置しています。 お客様らしい上品な色合いも、見どころの一つです。
作品名 | 上品な色合いが印象的な、心地よい家 |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,エコ住宅・省エネ住宅,郊外住宅 |
所在地 | 愛知県東海市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 4LDK |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | サイディング |
屋根の形 | 片流れ |
構造 | 2X4 |
敷地面積 | 313㎡ |
延床面積 | 171㎡ |
ロケーション | 高台 |
施工者 | 栄和興産㈱ |
3世代が絶妙な距離感で暮らす-長屋のリノベーション-
2013年の3月。「住之江の元長屋」が、大阪の「リフォーム・リノベーションコンクール」で最優秀賞を受賞した。 イベントの一環でオープンハウスを開催したのが9月。かなりの雨の中、夫妻は小さなお子さん2人を連れてみえた。ご主人のお母様も一緒で、その5人が「阿倍野の長屋」の住人である。住宅密集地に建つ、築44年の四軒長屋、その中央二棟をリノベーションして住んでおられた。 光を求め塔屋ができ、洗濯干し場が屋根上に出来る。非常に良く乾くはずだ。その洗濯干しは残しつつ、家の中を明るく、人の集まる家にしたいという相談だった。 環境を大きく変えようとするなら、屋根上部分から直接の光を取り込むしかない。2階部分を減築し、光庭をとるプランを考えた。 ご主人は「この家に、母と同居してくれないなら結婚できない」と言ったそうだ。同居する奥さんが、その距離感を「5段くらいが丁度良いのでは」と言った。友達が来ていても気を使わない。かと言って、寂しくもない距離。絶妙の距離感と愛情を感じる。 1階には水回りと各寝室。中2階に母専用のリビング。光庭に開かれたLDKは、子供室を兼ねるロフトと繋がる。また、元界壁にはボルダリングを施した。奥さんは「おもちゃがリビングに広がらないのが何より嬉しい」と言っている。 洗濯干しはお母様たっての要望だったが、半分は月見台とさせて貰った。そこから見るハルカスはなかなかのもので、都会に住むなら、空を望む価値はさらに大きい。 こだわりがある分、外壁、タイル、家具の仕上げを決める際、迷うことも多くあったが、一緒に考え、アドバイスし、答えを出して行くのが私達の仕事。無理強いはしないのが私のポリシーでもある。 ご家族は本当に明るく、現場打合せでもいつも笑いが絶えなかった。その人柄がそのまま表れた健康な家だと思う。 建築は、クライアントだけ、設計者だけで創るものではないと確信している。 ■2016年2月23日 フジテレビ『みんなのニュース』で紹介されました。 ■2016年5月 『住まいの設計7・8月号』に掲載されました。
作品名 | 阿倍野の長屋 -長屋のリノベーション- |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,二世帯住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 67.49㎡ |
延床面積 | 112.81㎡ |
ロケーション | 住宅密集地 |
3世代が絶妙な距離感で暮らす-長屋のリノベーション-
2013年の3月。「住之江の元長屋」が、大阪の「リフォーム・リノベーションコンクール」で最優秀賞を受賞した。 イベントの一環でオープンハウスを開催したのが9月。かなりの雨の中、夫妻は小さなお子さん2人を連れてみえた。ご主人のお母様も一緒で、その5人が「阿倍野の長屋」の住人である。住宅密集地に建つ、築44年の四軒長屋、その中央二棟をリノベーションして住んでおられた。 光を求め塔屋ができ、洗濯干し場が屋根上に出来る。非常に良く乾くはずだ。その洗濯干しは残しつつ、家の中を明るく、人の集まる家にしたいという相談だった。 環境を大きく変えようとするなら、屋根上部分から直接の光を取り込むしかない。2階部分を減築し、光庭をとるプランを考えた。 ご主人は「この家に、母と同居してくれないなら結婚できない」と言ったそうだ。同居する奥さんが、その距離感を「5段くらいが丁度良いのでは」と言った。友達が来ていても気を使わない。かと言って、寂しくもない距離。絶妙の距離感と愛情を感じる。 1階には水回りと各寝室。中2階に母専用のリビング。光庭に開かれたLDKは、子供室を兼ねるロフトと繋がる。また、元界壁にはボルダリングを施した。奥さんは「おもちゃがリビングに広がらないのが何より嬉しい」と言っている。 洗濯干しはお母様たっての要望だったが、半分は月見台とさせて貰った。そこから見るハルカスはなかなかのもので、都会に住むなら、空を望む価値はさらに大きい。 こだわりがある分、外壁、タイル、家具の仕上げを決める際、迷うことも多くあったが、一緒に考え、アドバイスし、答えを出して行くのが私達の仕事。無理強いはしないのが私のポリシーでもある。 ご家族は本当に明るく、現場打合せでもいつも笑いが絶えなかった。その人柄がそのまま表れた健康な家だと思う。 建築は、クライアントだけ、設計者だけで創るものではないと確信している。 ■2016年2月23日 フジテレビ『みんなのニュース』で紹介されました。 ■2016年5月 『住まいの設計7・8月号』に掲載されました。
作品名 | 阿倍野の長屋 -長屋のリノベーション- |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,二世帯住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 67.49㎡ |
延床面積 | 112.81㎡ |
ロケーション | 住宅密集地 |
3世代が絶妙な距離感で暮らす-長屋のリノベーション-
2013年の3月。「住之江の元長屋」が、大阪の「リフォーム・リノベーションコンクール」で最優秀賞を受賞した。 イベントの一環でオープンハウスを開催したのが9月。かなりの雨の中、夫妻は小さなお子さん2人を連れてみえた。ご主人のお母様も一緒で、その5人が「阿倍野の長屋」の住人である。住宅密集地に建つ、築44年の四軒長屋、その中央二棟をリノベーションして住んでおられた。 光を求め塔屋ができ、洗濯干し場が屋根上に出来る。非常に良く乾くはずだ。その洗濯干しは残しつつ、家の中を明るく、人の集まる家にしたいという相談だった。 環境を大きく変えようとするなら、屋根上部分から直接の光を取り込むしかない。2階部分を減築し、光庭をとるプランを考えた。 ご主人は「この家に、母と同居してくれないなら結婚できない」と言ったそうだ。同居する奥さんが、その距離感を「5段くらいが丁度良いのでは」と言った。友達が来ていても気を使わない。かと言って、寂しくもない距離。絶妙の距離感と愛情を感じる。 1階には水回りと各寝室。中2階に母専用のリビング。光庭に開かれたLDKは、子供室を兼ねるロフトと繋がる。また、元界壁にはボルダリングを施した。奥さんは「おもちゃがリビングに広がらないのが何より嬉しい」と言っている。 洗濯干しはお母様たっての要望だったが、半分は月見台とさせて貰った。そこから見るハルカスはなかなかのもので、都会に住むなら、空を望む価値はさらに大きい。 こだわりがある分、外壁、タイル、家具の仕上げを決める際、迷うことも多くあったが、一緒に考え、アドバイスし、答えを出して行くのが私達の仕事。無理強いはしないのが私のポリシーでもある。 ご家族は本当に明るく、現場打合せでもいつも笑いが絶えなかった。その人柄がそのまま表れた健康な家だと思う。 建築は、クライアントだけ、設計者だけで創るものではないと確信している。 ■2016年2月23日 フジテレビ『みんなのニュース』で紹介されました。 ■2016年5月 『住まいの設計7・8月号』に掲載されました。
作品名 | 阿倍野の長屋 -長屋のリノベーション- |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,二世帯住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 67.49㎡ |
延床面積 | 112.81㎡ |
ロケーション | 住宅密集地 |
3世代が絶妙な距離感で暮らす-長屋のリノベーション-
2013年の3月。「住之江の元長屋」が、大阪の「リフォーム・リノベーションコンクール」で最優秀賞を受賞した。 イベントの一環でオープンハウスを開催したのが9月。かなりの雨の中、夫妻は小さなお子さん2人を連れてみえた。ご主人のお母様も一緒で、その5人が「阿倍野の長屋」の住人である。住宅密集地に建つ、築44年の四軒長屋、その中央二棟をリノベーションして住んでおられた。 光を求め塔屋ができ、洗濯干し場が屋根上に出来る。非常に良く乾くはずだ。その洗濯干しは残しつつ、家の中を明るく、人の集まる家にしたいという相談だった。 環境を大きく変えようとするなら、屋根上部分から直接の光を取り込むしかない。2階部分を減築し、光庭をとるプランを考えた。 ご主人は「この家に、母と同居してくれないなら結婚できない」と言ったそうだ。同居する奥さんが、その距離感を「5段くらいが丁度良いのでは」と言った。友達が来ていても気を使わない。かと言って、寂しくもない距離。絶妙の距離感と愛情を感じる。 1階には水回りと各寝室。中2階に母専用のリビング。光庭に開かれたLDKは、子供室を兼ねるロフトと繋がる。また、元界壁にはボルダリングを施した。奥さんは「おもちゃがリビングに広がらないのが何より嬉しい」と言っている。 洗濯干しはお母様たっての要望だったが、半分は月見台とさせて貰った。そこから見るハルカスはなかなかのもので、都会に住むなら、空を望む価値はさらに大きい。 こだわりがある分、外壁、タイル、家具の仕上げを決める際、迷うことも多くあったが、一緒に考え、アドバイスし、答えを出して行くのが私達の仕事。無理強いはしないのが私のポリシーでもある。 ご家族は本当に明るく、現場打合せでもいつも笑いが絶えなかった。その人柄がそのまま表れた健康な家だと思う。 建築は、クライアントだけ、設計者だけで創るものではないと確信している。 ■2016年2月23日 フジテレビ『みんなのニュース』で紹介されました。 ■2016年5月 『住まいの設計7・8月号』に掲載されました。
作品名 | 阿倍野の長屋 -長屋のリノベーション- |
---|---|
ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,二世帯住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 大阪府 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 67.49㎡ |
延床面積 | 112.81㎡ |
ロケーション | 住宅密集地 |
海辺のおおらかな雰囲気を生かした外部空間に魅力が詰まった家
敷地は海岸から歩いてわずか5分。西側には披露山の小高い丘も一望できる住宅街の中にあります。海辺らしいおおらかな雰囲気が感じられ、海から水着のままで帰ってきたり、テラスで裸で日光浴をしたり、そのようなライフスタイルが似合う場所です。 したがって、室内だけではなく外部空間も最大限に活用し、海辺の開放性を生かした特徴的な空間を持つ住宅にしたいと考えました。省エネ性が重視される時代となり、外部との関わりを絶った閉じた住宅が増える中、温暖地であることの特性を生かし、「外部で過ごす」あるいは「外部とつながって過ごす」ことを積極的に捉えた住宅です。 披露山を目前に眺める開放的な屋上テラス、2階リビングと一体感のあるテラス、ルーバーによって大きく囲われた庭、デッキにつながる浴室、玄関とつながった土間等、外部空間の心地よさと楽しさが感じられる空間を随所にちりばめています。
作品名 | 逗子KD邸<屋上段々テラスのある家> |
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ジャンル | 無垢・自然素材,エコ住宅・省エネ住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 神奈川県逗子市 |
設計から完成迄の期間 | 約1年半 |
間取り | 3LDK+納戸 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | 焼杉板 |
屋根の形 | 片流れ、屋上テラス |
壁 | 塗装 |
床 | 杉板 |
構造 | 木造在来工法2階建 |
予算帯 | 約3000万円(79万円/坪) |
敷地面積 | 約188m2 ( 57坪) |
延床面積 | 約127m2 ( 38坪) |
ロケーション | 海辺の住宅地 |
構造設計 | SIGLO建築構造事務所 山口吉紀 |
施工者 | 成幸建設 |
写真の撮影者 | 設計者 |
周囲を映し出す"看板"に棲む
地方都市の多くは完全なる車社会で、幹線道路沿いには、巨大ショッピングモールを筆頭に、娯楽施設、ホームセンター、家電量販店、飲食店・・・、様々な建物が建ち並び、行き交う車にアピールすべく大きな看板を掲げています。その光景はさながらバナーがひしめくインターネット画面のようで、人はいるけど人気がない。ロードサイドを中心とした都市空間の"二次元化"が起こっています。 三重県鈴鹿市。関東に本拠を置く印刷会社の、中部・関西方面のフラッグシップの計画です。長距離運搬の中継地点となる倉庫を含む事務所と、ここで働く所員のための住宅(社宅)、そして出張員が寝泊まりするための、いわゆるゲストルームが主なプログラムです。地域に根ざすという理念と、居住空間の快適性の追求という観点から、1階に事務所を平面的に配し、2階に住居系を載せる構成としました。 地方都市のロードサイドに居住するという課題を如何に解くか。車社会のスピード感の中で見えにくくなってはいますが、実際には立体空間は存在しています。そこに価値を見出し、ロードサイドの5m上空に、快適な居住のための園を作ろうと考えました。図式的には『看板に住む』わけです。 事務所の屋根の上には小屋(住戸)が建ち並びます。各棟は周囲の看板と同じようなスケールです。前面道路に対して窓を設けず、ぶっきらぼうな表情を見せていますが、その代わりに反対面(東面)に大きな窓を並べ、居住空間に朝日を取り込んでいます。また小屋群はそれぞれ異なる反射特性を持つ金属板を身にまとっています。情報をインプットし、紙等の媒体を通じてアウトプットするという、印刷業そのものを表していますが、うつろう空や近隣環境を映し出し、また、ここで営まれる生活の"生"さを、編集しつつ増幅させて発信します。 この空中庭園は小さな"街"です。その街が今、無表情な看板によって地域に認知されつつあります。やがて地域に開放され、人が行き交うようになるでしょう。その時、その賑わいがまた新たな"看板"となります。他とのアピール合戦に参戦するのではなく、ゆっくりと時間をかけて地域のコミュニティに溶け込み、さらにはその発信地となる事を願っています。
周囲を映し出す"看板"に棲む
地方都市の多くは完全なる車社会で、幹線道路沿いには、巨大ショッピングモールを筆頭に、娯楽施設、ホームセンター、家電量販店、飲食店・・・、様々な建物が建ち並び、行き交う車にアピールすべく大きな看板を掲げています。その光景はさながらバナーがひしめくインターネット画面のようで、人はいるけど人気がない。ロードサイドを中心とした都市空間の"二次元化"が起こっています。 三重県鈴鹿市。関東に本拠を置く印刷会社の、中部・関西方面のフラッグシップの計画です。長距離運搬の中継地点となる倉庫を含む事務所と、ここで働く所員のための住宅(社宅)、そして出張員が寝泊まりするための、いわゆるゲストルームが主なプログラムです。地域に根ざすという理念と、居住空間の快適性の追求という観点から、1階に事務所を平面的に配し、2階に住居系を載せる構成としました。 地方都市のロードサイドに居住するという課題を如何に解くか。車社会のスピード感の中で見えにくくなってはいますが、実際には立体空間は存在しています。そこに価値を見出し、ロードサイドの5m上空に、快適な居住のための園を作ろうと考えました。図式的には『看板に住む』わけです。 事務所の屋根の上には小屋(住戸)が建ち並びます。各棟は周囲の看板と同じようなスケールです。前面道路に対して窓を設けず、ぶっきらぼうな表情を見せていますが、その代わりに反対面(東面)に大きな窓を並べ、居住空間に朝日を取り込んでいます。また小屋群はそれぞれ異なる反射特性を持つ金属板を身にまとっています。情報をインプットし、紙等の媒体を通じてアウトプットするという、印刷業そのものを表していますが、うつろう空や近隣環境を映し出し、また、ここで営まれる生活の"生"さを、編集しつつ増幅させて発信します。 この空中庭園は小さな"街"です。その街が今、無表情な看板によって地域に認知されつつあります。やがて地域に開放され、人が行き交うようになるでしょう。その時、その賑わいがまた新たな"看板"となります。他とのアピール合戦に参戦するのではなく、ゆっくりと時間をかけて地域のコミュニティに溶け込み、さらにはその発信地となる事を願っています。
フルサイズSUVやバイクが入るガレージハウス
40年程前に開発された住宅地に建つ住宅である。 住宅地全体がほぼ南に傾斜しており、どの住宅も日当りの良い環境になっている。 住宅地の開発当時に新築された住宅がまだ多く残っており、今回の敷地にもその当時の既存家屋が建ったままとなっていた。 既存家屋は解体したが、既存の門柱はそのまま残した。 また、開発当時の土留めは、ガレージ前は撤去し、それ以外はそのまま残すことでほぼ平坦な敷地として計画を行った。 オーナーからの要望の中で一番大きなものは、趣味のフルサイズSUVやバイクが入るガレージを屋内に設けることであったが、本敷地には下記3つの要件があったため、「ガレージをどこにどのような形で計画するか」が大きな主題となった。 ・崖条例のため、傾斜上側に位置する外壁は所定の高さまで開口の無いRC壁とする必要があり、同時に北側でもあるので高度地区の斜線制限がかかっていた。 ・西側と南側の2つの前面道路が傾斜しているため、どちらの道路も傾斜下側は道路斜線が厳しいものであった。 ・用途地域により、建蔽率・容積率共に余裕が無かった。 そこで以下の方針を立て、スタディを進めていった。 ・フルサイズSUVを入れるためには、間口もさることながら、高さも必要になるため、敷地の中で一番低い場所に当たる二面道路の角に寄せてガレージを計画する。 ・ガレージを屋内に設けることで屋内空間として確保できる空間が制限されるため、その対策として屋上レベルにテラスを設ける。 これは、建蔽率や容積率の対象とならない部分(屋上)に、さまざまな用途での利用が可能なフリースペースを設けることで、屋内空間を建蔽率・容積率の最大限度まで広げながらも、1・2階で納まるように計画しつつ、斜線制限にかからないように、高さ方向はコンパクトに階を重ねる。 以上により、ガレージ位置を基準に、前面道路の高低差に合わせて、5層の階で建築全体を構成した。 最下層のガレージレベルから、最上層の屋上テラスまで、階段を中心にぐるぐると上がって行くイメージである。 どのレベルの階段も、通常の住宅の1階分の高さに満たないので、動線としてのレベル差はそれほど感じない。 屋上テラスレベルと主室レベルとの間に、主寝室のあるレベルが一つ入ることで、屋上テラスと主室とを意識的に遠く感じさせない工夫をしている。 ガレージ前は出入口のため、既存の土留め壁を一部撤去することにした。 また、アプローチとエントランスは北側に設け、敷地の高低差をそのまま利用する計画としたため、ガレージレベルからは1m程上がっており、ガレージから屋内でエントランスに入ることができる。 1階には他に個室・洗面室・バスルーム・シューズクローク等がある。 2階に上がると、南側には光を取り込む大きな木製の開口と壁一面の本棚をもつ主室がある。 床は落ち着いた濃い茶色で、天井・壁は白を基調としている。 壁は主にクロスを使い、キッチン側の屋内壁は左官、天井は構造表しで塗装というように、同じ白でもいくつかの仕上を使い分けている。 オーナーからキッチンは開きすぎず閉じすぎずとの要望があったため、天井まで達しない壁を作り、その壁に配膳等の作業カウンターの開口を一部にあけ、 人が行き来するところは壁をアールにして演出をした。 またキッチンや主寝室は朝日が入る東側に面して配置した。 屋上テラスはこの建築の最上部にあり、一部開けた開口からは隣家の屋根越しに遠くの山や空が見渡せる。 隣地や道路側は板張りの壁で囲い、プライベート性の高いテラスになっている。 与条件の中で、ガレージと住居部分のバランスと配置を十分検討することで、趣味空間を確保しつつも居住性に配慮した住宅が出来上がった。
作品名 | 青梅のガレージハウス |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,西洋風,郊外住宅 |
所在地 | 東京都 |
ロケーション | 郊外住宅地、雛壇 |
写真の撮影者 | アダボス |
フルサイズSUVやバイクが入るガレージハウス
40年程前に開発された住宅地に建つ住宅である。 住宅地全体がほぼ南に傾斜しており、どの住宅も日当りの良い環境になっている。 住宅地の開発当時に新築された住宅がまだ多く残っており、今回の敷地にもその当時の既存家屋が建ったままとなっていた。 既存家屋は解体したが、既存の門柱はそのまま残した。 また、開発当時の土留めは、ガレージ前は撤去し、それ以外はそのまま残すことでほぼ平坦な敷地として計画を行った。 オーナーからの要望の中で一番大きなものは、趣味のフルサイズSUVやバイクが入るガレージを屋内に設けることであったが、本敷地には下記3つの要件があったため、「ガレージをどこにどのような形で計画するか」が大きな主題となった。 ・崖条例のため、傾斜上側に位置する外壁は所定の高さまで開口の無いRC壁とする必要があり、同時に北側でもあるので高度地区の斜線制限がかかっていた。 ・西側と南側の2つの前面道路が傾斜しているため、どちらの道路も傾斜下側は道路斜線が厳しいものであった。 ・用途地域により、建蔽率・容積率共に余裕が無かった。 そこで以下の方針を立て、スタディを進めていった。 ・フルサイズSUVを入れるためには、間口もさることながら、高さも必要になるため、敷地の中で一番低い場所に当たる二面道路の角に寄せてガレージを計画する。 ・ガレージを屋内に設けることで屋内空間として確保できる空間が制限されるため、その対策として屋上レベルにテラスを設ける。 これは、建蔽率や容積率の対象とならない部分(屋上)に、さまざまな用途での利用が可能なフリースペースを設けることで、屋内空間を建蔽率・容積率の最大限度まで広げながらも、1・2階で納まるように計画しつつ、斜線制限にかからないように、高さ方向はコンパクトに階を重ねる。 以上により、ガレージ位置を基準に、前面道路の高低差に合わせて、5層の階で建築全体を構成した。 最下層のガレージレベルから、最上層の屋上テラスまで、階段を中心にぐるぐると上がって行くイメージである。 どのレベルの階段も、通常の住宅の1階分の高さに満たないので、動線としてのレベル差はそれほど感じない。 屋上テラスレベルと主室レベルとの間に、主寝室のあるレベルが一つ入ることで、屋上テラスと主室とを意識的に遠く感じさせない工夫をしている。 ガレージ前は出入口のため、既存の土留め壁を一部撤去することにした。 また、アプローチとエントランスは北側に設け、敷地の高低差をそのまま利用する計画としたため、ガレージレベルからは1m程上がっており、ガレージから屋内でエントランスに入ることができる。 1階には他に個室・洗面室・バスルーム・シューズクローク等がある。 2階に上がると、南側には光を取り込む大きな木製の開口と壁一面の本棚をもつ主室がある。 床は落ち着いた濃い茶色で、天井・壁は白を基調としている。 壁は主にクロスを使い、キッチン側の屋内壁は左官、天井は構造表しで塗装というように、同じ白でもいくつかの仕上を使い分けている。 オーナーからキッチンは開きすぎず閉じすぎずとの要望があったため、天井まで達しない壁を作り、その壁に配膳等の作業カウンターの開口を一部にあけ、 人が行き来するところは壁をアールにして演出をした。 またキッチンや主寝室は朝日が入る東側に面して配置した。 屋上テラスはこの建築の最上部にあり、一部開けた開口からは隣家の屋根越しに遠くの山や空が見渡せる。 隣地や道路側は板張りの壁で囲い、プライベート性の高いテラスになっている。 与条件の中で、ガレージと住居部分のバランスと配置を十分検討することで、趣味空間を確保しつつも居住性に配慮した住宅が出来上がった。
作品名 | 青梅のガレージハウス |
---|---|
ジャンル | 現代建築・現代住宅,西洋風,郊外住宅 |
所在地 | 東京都 |
ロケーション | 郊外住宅地、雛壇 |
写真の撮影者 | アダボス |
フルサイズSUVやバイクが入るガレージハウス
40年程前に開発された住宅地に建つ住宅である。 住宅地全体がほぼ南に傾斜しており、どの住宅も日当りの良い環境になっている。 住宅地の開発当時に新築された住宅がまだ多く残っており、今回の敷地にもその当時の既存家屋が建ったままとなっていた。 既存家屋は解体したが、既存の門柱はそのまま残した。 また、開発当時の土留めは、ガレージ前は撤去し、それ以外はそのまま残すことでほぼ平坦な敷地として計画を行った。 オーナーからの要望の中で一番大きなものは、趣味のフルサイズSUVやバイクが入るガレージを屋内に設けることであったが、本敷地には下記3つの要件があったため、「ガレージをどこにどのような形で計画するか」が大きな主題となった。 ・崖条例のため、傾斜上側に位置する外壁は所定の高さまで開口の無いRC壁とする必要があり、同時に北側でもあるので高度地区の斜線制限がかかっていた。 ・西側と南側の2つの前面道路が傾斜しているため、どちらの道路も傾斜下側は道路斜線が厳しいものであった。 ・用途地域により、建蔽率・容積率共に余裕が無かった。 そこで以下の方針を立て、スタディを進めていった。 ・フルサイズSUVを入れるためには、間口もさることながら、高さも必要になるため、敷地の中で一番低い場所に当たる二面道路の角に寄せてガレージを計画する。 ・ガレージを屋内に設けることで屋内空間として確保できる空間が制限されるため、その対策として屋上レベルにテラスを設ける。 これは、建蔽率や容積率の対象とならない部分(屋上)に、さまざまな用途での利用が可能なフリースペースを設けることで、屋内空間を建蔽率・容積率の最大限度まで広げながらも、1・2階で納まるように計画しつつ、斜線制限にかからないように、高さ方向はコンパクトに階を重ねる。 以上により、ガレージ位置を基準に、前面道路の高低差に合わせて、5層の階で建築全体を構成した。 最下層のガレージレベルから、最上層の屋上テラスまで、階段を中心にぐるぐると上がって行くイメージである。 どのレベルの階段も、通常の住宅の1階分の高さに満たないので、動線としてのレベル差はそれほど感じない。 屋上テラスレベルと主室レベルとの間に、主寝室のあるレベルが一つ入ることで、屋上テラスと主室とを意識的に遠く感じさせない工夫をしている。 ガレージ前は出入口のため、既存の土留め壁を一部撤去することにした。 また、アプローチとエントランスは北側に設け、敷地の高低差をそのまま利用する計画としたため、ガレージレベルからは1m程上がっており、ガレージから屋内でエントランスに入ることができる。 1階には他に個室・洗面室・バスルーム・シューズクローク等がある。 2階に上がると、南側には光を取り込む大きな木製の開口と壁一面の本棚をもつ主室がある。 床は落ち着いた濃い茶色で、天井・壁は白を基調としている。 壁は主にクロスを使い、キッチン側の屋内壁は左官、天井は構造表しで塗装というように、同じ白でもいくつかの仕上を使い分けている。 オーナーからキッチンは開きすぎず閉じすぎずとの要望があったため、天井まで達しない壁を作り、その壁に配膳等の作業カウンターの開口を一部にあけ、 人が行き来するところは壁をアールにして演出をした。 またキッチンや主寝室は朝日が入る東側に面して配置した。 屋上テラスはこの建築の最上部にあり、一部開けた開口からは隣家の屋根越しに遠くの山や空が見渡せる。 隣地や道路側は板張りの壁で囲い、プライベート性の高いテラスになっている。 与条件の中で、ガレージと住居部分のバランスと配置を十分検討することで、趣味空間を確保しつつも居住性に配慮した住宅が出来上がった。
作品名 | 青梅のガレージハウス |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,西洋風,郊外住宅 |
所在地 | 東京都 |
ロケーション | 郊外住宅地、雛壇 |
写真の撮影者 | アダボス |
フルサイズSUVやバイクが入るガレージハウス
40年程前に開発された住宅地に建つ住宅である。 住宅地全体がほぼ南に傾斜しており、どの住宅も日当りの良い環境になっている。 住宅地の開発当時に新築された住宅がまだ多く残っており、今回の敷地にもその当時の既存家屋が建ったままとなっていた。 既存家屋は解体したが、既存の門柱はそのまま残した。 また、開発当時の土留めは、ガレージ前は撤去し、それ以外はそのまま残すことでほぼ平坦な敷地として計画を行った。 オーナーからの要望の中で一番大きなものは、趣味のフルサイズSUVやバイクが入るガレージを屋内に設けることであったが、本敷地には下記3つの要件があったため、「ガレージをどこにどのような形で計画するか」が大きな主題となった。 ・崖条例のため、傾斜上側に位置する外壁は所定の高さまで開口の無いRC壁とする必要があり、同時に北側でもあるので高度地区の斜線制限がかかっていた。 ・西側と南側の2つの前面道路が傾斜しているため、どちらの道路も傾斜下側は道路斜線が厳しいものであった。 ・用途地域により、建蔽率・容積率共に余裕が無かった。 そこで以下の方針を立て、スタディを進めていった。 ・フルサイズSUVを入れるためには、間口もさることながら、高さも必要になるため、敷地の中で一番低い場所に当たる二面道路の角に寄せてガレージを計画する。 ・ガレージを屋内に設けることで屋内空間として確保できる空間が制限されるため、その対策として屋上レベルにテラスを設ける。 これは、建蔽率や容積率の対象とならない部分(屋上)に、さまざまな用途での利用が可能なフリースペースを設けることで、屋内空間を建蔽率・容積率の最大限度まで広げながらも、1・2階で納まるように計画しつつ、斜線制限にかからないように、高さ方向はコンパクトに階を重ねる。 以上により、ガレージ位置を基準に、前面道路の高低差に合わせて、5層の階で建築全体を構成した。 最下層のガレージレベルから、最上層の屋上テラスまで、階段を中心にぐるぐると上がって行くイメージである。 どのレベルの階段も、通常の住宅の1階分の高さに満たないので、動線としてのレベル差はそれほど感じない。 屋上テラスレベルと主室レベルとの間に、主寝室のあるレベルが一つ入ることで、屋上テラスと主室とを意識的に遠く感じさせない工夫をしている。 ガレージ前は出入口のため、既存の土留め壁を一部撤去することにした。 また、アプローチとエントランスは北側に設け、敷地の高低差をそのまま利用する計画としたため、ガレージレベルからは1m程上がっており、ガレージから屋内でエントランスに入ることができる。 1階には他に個室・洗面室・バスルーム・シューズクローク等がある。 2階に上がると、南側には光を取り込む大きな木製の開口と壁一面の本棚をもつ主室がある。 床は落ち着いた濃い茶色で、天井・壁は白を基調としている。 壁は主にクロスを使い、キッチン側の屋内壁は左官、天井は構造表しで塗装というように、同じ白でもいくつかの仕上を使い分けている。 オーナーからキッチンは開きすぎず閉じすぎずとの要望があったため、天井まで達しない壁を作り、その壁に配膳等の作業カウンターの開口を一部にあけ、 人が行き来するところは壁をアールにして演出をした。 またキッチンや主寝室は朝日が入る東側に面して配置した。 屋上テラスはこの建築の最上部にあり、一部開けた開口からは隣家の屋根越しに遠くの山や空が見渡せる。 隣地や道路側は板張りの壁で囲い、プライベート性の高いテラスになっている。 与条件の中で、ガレージと住居部分のバランスと配置を十分検討することで、趣味空間を確保しつつも居住性に配慮した住宅が出来上がった。
作品名 | 青梅のガレージハウス |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,西洋風,郊外住宅 |
所在地 | 東京都 |
ロケーション | 郊外住宅地、雛壇 |
写真の撮影者 | アダボス |
都心の狭小木造3階建て住宅
この建物は、東京の住宅街に建てた木造3階建て住宅です。 敷地は、とても狭いですが、 その環境の中で、広がりがあり、ゆとりある生活空間を創造しました。 1階にはガレージと母の部屋を作り 2階にリビング、ダイニング、キッチン、浴室を作り 3階に寝室と納戸を作りました。 階段を建物の中心に配置し、廊下を無くしています。 建物は、とてもシンプルな構成です。 3階のバルコニーからは、隅田川の花火を見ることが出来ます。
デザイン+ローコスト の家。
【デザインだけじゃありません!】 設計事務所の大胆な建築デザインと細部までこだわった設計はそのままに、ローコストを実現させた住宅です。 ※坪単価:53.89万円/坪 ローコストの秘訣は下請を挟まない・ムダを省いた直発注にあります。そして、『地震に強いはあたりまえ』:最高等級3 の耐震設計 <こだわりポイント> 門扉から中庭を楽しみながら玄関に入ります。 そして、その庭を囲むようにL型に各部屋が配置され、それぞれが明るく風通しのよい部屋になりました。 屋上では、友人家族を集まりバーベキューなど楽しんでいます。 <その他物件・問い合わせ> http://www.noble-gate.com/
作品名 | i - House |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,ローコスト住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 約半年 |
間取り | 4LDK(間仕切方法により可変) |
基礎 | ベタ基礎 |
屋根の形 | フラット+鋼板傾斜屋根 |
床 | 木質フローリング |
構造 | 在来軸組工法 |
予算帯 | 坪単価:53.89万円/坪 |
敷地面積 | 326.4m² |
延床面積 | 199.97㎡ |
所在地 | 大阪府 |
構造設計 | 構造設計事務所 |
施工者 | 四ツ葉ホーム |
写真の撮影者 | 萩カメラマン |
デザイン+ローコスト の家。
【デザインだけじゃありません!】 設計事務所の大胆な建築デザインと細部までこだわった設計はそのままに、ローコストを実現させた住宅です。 ※坪単価:53.89万円/坪 ローコストの秘訣は下請を挟まない・ムダを省いた直発注にあります。そして、『地震に強いはあたりまえ』:最高等級3 の耐震設計 <こだわりポイント> 門扉から中庭を楽しみながら玄関に入ります。 そして、その庭を囲むようにL型に各部屋が配置され、それぞれが明るく風通しのよい部屋になりました。 屋上では、友人家族を集まりバーベキューなど楽しんでいます。 <その他物件・問い合わせ> http://www.noble-gate.com/
作品名 | i - House |
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ジャンル | デザイナーズ住宅,ローコスト住宅,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | - |
設計から完成迄の期間 | 約半年 |
間取り | 4LDK(間仕切方法により可変) |
基礎 | ベタ基礎 |
屋根の形 | フラット+鋼板傾斜屋根 |
床 | 木質フローリング |
構造 | 在来軸組工法 |
予算帯 | 坪単価:53.89万円/坪 |
敷地面積 | 326.4m² |
延床面積 | 199.97㎡ |
所在地 | 大阪府 |
構造設計 | 構造設計事務所 |
施工者 | 四ツ葉ホーム |
写真の撮影者 | 萩カメラマン |
賃貸のガレージハウス。スキップフロアの3連長屋。
憧れのガレージハウスを賃貸で提供しようというプロジェクト。 大人の秘密基地。
作品名 | Garage House 10.9k tokyo |
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ジャンル | コンクリート打放し,都市型住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 東京都 |
間取り | 1LDK+GARAGE |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | コンクリート打ち放し |
壁 | コンクリート打ち放し |
床 | モルタル |
構造 | 鉄筋コンクリート |
敷地面積 | 170㎡ |
延床面積 | 290㎡ |
所在地 | 東京都大田区 |
ロケーション | 住宅街 |
賃貸のガレージハウス。スキップフロアの3連長屋。
憧れのガレージハウスを賃貸で提供しようというプロジェクト。 大人の秘密基地。
作品名 | Garage House 10.9k tokyo |
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ジャンル | コンクリート打放し,都市型住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 東京都 |
間取り | 1LDK+GARAGE |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | コンクリート打ち放し |
壁 | コンクリート打ち放し |
床 | モルタル |
構造 | 鉄筋コンクリート |
敷地面積 | 170㎡ |
延床面積 | 290㎡ |
所在地 | 東京都大田区 |
ロケーション | 住宅街 |
緑豊かな吹抜けでつながる二世帯住宅
四角のボリュームの一角を穿ち外部空間を組み込むことで、 立体的な広がりを生み出す。 プライムHPで詳しくご覧になれます→【コーナーガーデンの家】
作品名 | コーナーガーデンの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,二世帯住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | -世田谷区 |
構造 | 鉄筋コンクリート造+鉄骨造 |
敷地面積 | 106.80㎡ |
延床面積 | 189.94㎡ |
施工者 | (株)梅村工務店 |
緑豊かな吹抜けでつながる二世帯住宅
四角のボリュームの一角を穿ち外部空間を組み込むことで、 立体的な広がりを生み出す。 プライムHPで詳しくご覧になれます→【コーナーガーデンの家】
作品名 | コーナーガーデンの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,二世帯住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | -世田谷区 |
構造 | 鉄筋コンクリート造+鉄骨造 |
敷地面積 | 106.80㎡ |
延床面積 | 189.94㎡ |
施工者 | (株)梅村工務店 |
緑豊かな吹抜けでつながる二世帯住宅
四角のボリュームの一角を穿ち外部空間を組み込むことで、 立体的な広がりを生み出す。 プライムHPで詳しくご覧になれます→【コーナーガーデンの家】
作品名 | コーナーガーデンの家 |
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ジャンル | 無垢・自然素材,二世帯住宅,デザイナーズ住宅 |
所在地 | -世田谷区 |
構造 | 鉄筋コンクリート造+鉄骨造 |
敷地面積 | 106.80㎡ |
延床面積 | 189.94㎡ |
施工者 | (株)梅村工務店 |
三角形敷地に配した中庭から光を採り入れる美容室併設二世帯住宅
さいたま市に計画した木造3階建の1階に親世帯住戸、2階, 3階に子世帯住戸と美容室を併設する2世帯住宅です。 周囲を隣地建物に囲まれた三角形状の変形旗竿敷地において、快適な居住性を確保するため、住宅中央部に直角三角形の光庭を配し、各階リビングに設けた掃出し窓の大開口を面することにより、十分な光と風を採り入れることを可能としました。 また階段上部トップライトや、踊り場に設けた窓等から、明るく印象的な光を室内に落とすよう計画しました。 建物全体として、敷地形状の特徴をそのまま表わした鋭角三角形状のシンプルモダンな外観デザインとしました。
作品名 | ⊿の家 |
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ジャンル | 二世帯住宅,郊外住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
設計から完成迄の期間 | 2011年12月~2013年 1月 |
間取り | 3階建2世帯住宅:1階親世帯2LDK+2,3階子世帯3LDK+2階美容室 |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | フラットサイディング貼 |
屋根の形 | 陸屋根 |
壁 | クロス貼 |
床 | フローリング |
構造 | 木造軸組工法 |
予算帯 | 2700万円 |
敷地面積 | 117.00㎡ |
延床面積 | 163.29㎡ |
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
ロケーション | 周囲を隣地建物に囲まれた三角形状の変形旗竿敷地 |
構造設計 | 昴設計 |
施工者 | 株式会社カクイホーム |
外装 | フラットサイディング貼 |
内装 | クロス貼 |
主要メーカー | 稲田金網(株)(アルミパンチング玄関庇) |
写真の撮影者 | 設計者本人 |
各住戸毎にあるデッキテラスの中庭で独立しながら繋がる3世帯住宅
都内練馬区に計画した木造2階建の3世帯住宅です。 全体の配置構成として、中央に御父様邸、その両脇西側に御兄様邸(N邸)、東側に弟様邸(K邸)を配置し、各邸の間にコの字型に囲むように、リビングの大開口の掃き出し窓が面するデッキテラスの中庭を設けることや、御父様邸屋上に共用のデッキバルコニーを設けることにより、各世帯のプライバシーが保たれながら、相互に繋がりを持った落ち着きのある、光が降り注ぎ風が通り抜ける開放的な住まいを計画しました。 各世帯の住戸共、1階にデッキテラスに面した広々としたリビング,ダイニング,キッチンを、K邸, N邸は2階に寝室,子供部屋をそれぞれ配し、各所に工夫が施された使い勝手のよい居住空間としました。 建物の外観は白のキュービックなボリュームが高さを変えながら、秩序立ったグリッドに従って配された、シンプルモダンな建築デザインとしました。
作品名 | 囲んで繋がる心地いい住まい |
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ジャンル | 二世帯住宅,デザイナーズ住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 東京都練馬区 |
設計から完成迄の期間 | 2010年 6月~2011年10月 |
間取り | 3世帯住宅:N邸3LDK+K邸3LDK+御父様邸ワンルーム |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | フラットサイディング貼 |
屋根の形 | 陸屋根+片流れ折れ屋根 |
壁 | しっくい塗り壁 |
床 | ムクフローリング |
構造 | 木造軸組工法 |
予算帯 | 4300万円 |
敷地面積 | 528.87㎡ |
延床面積 | 252.22㎡ |
所在地 | 東京都練馬区 |
ロケーション | T型旗竿形状の住宅地 |
構造設計 | 元気建設株式会社 |
施工者 | 元気建設株式会社 |
外装 | フラットサイディング貼 |
内装 | しっくい塗り壁 |
主要メーカー | 住化プラスチック(蓄熱式床暖房ルナキット) |
写真の撮影者 | 設計者本人 |
建物中央に外部吹抜けの光庭を設け、明かりを呼び込む狭小住宅
都内世田谷の狭小地に計画した木造3階建住宅です。 周囲を住宅に囲まれ、間口が狭く奥行のある敷地に充分な採光を確保するため、建物中央部に外部吹抜の光庭を設けました。光庭の両側に各部屋を配置し、スキップフロア状に階段で繋ぐことにより、光庭を通してどこにいてもお互いの様子がわかる構成としました。 また、2階の光庭には、FRPグレーチングを敷き、光や風を通しながら、外に出られるようにし、夜間は埋め込みのアッパーライトや、スポットライトによりライトアップされ、光庭を明るく照らし出すようにしました。 全体の構成としては、1階は道路側ピロティ部分を駐車スペースとし、光庭と一体となった広々とした玄関ホールから階段を上がり、レベル差を利用した床下収納のある寝室を配置し、2階には東西面にそれぞれ、充分な容量の壁面収納のあるリビング、ダイニング・キッチンを配置し、3階には上部にロフトがあり、将来2部屋に仕切れる子供部屋、勉強コーナーと、パソコンスペースや、光庭を通して外が眺められる浴室のある洗面・水廻りスペースを配置しました。 また屋上には階段を上って出られ、近くの公園の緑や、遠くの街並みまで一望できるようにしました。 構造は高い耐震性をもつ構造用集成材による接合金物工法(SE工法)を採用し、外断熱通気構法により高気密高断熱性能を確保しました。
明るい陽の光が注ぐワンルーム空間
降り注ぐ光に誘われ屋上までのぼると 湘南の景色が一望できる。
作品名 | Hリフォーム |
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ジャンル | 無垢・自然素材,シンプル・ミニマル,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 神奈川県 |
ロケーション | 海 |
つながるルーフテラス、ひろがる空間
4つのデッキを組み合わせてすべての屋上が歩いて楽しめる
つながるルーフテラス、ひろがる空間
4つのデッキを組み合わせてすべての屋上が歩いて楽しめる
つながるルーフテラス、ひろがる空間
4つのデッキを組み合わせてすべての屋上が歩いて楽しめる
つながるルーフテラス、ひろがる空間
4つのデッキを組み合わせてすべての屋上が歩いて楽しめる
縦に連続したワンルーム
6.6m四方の内に3つのフロアが吹抜けでつながった「縦に連続したワンルーム」の家。 見かけ以上に中身は大きい。晴れた日には屋上のテラスから三浦岬も見える。
田園のまんなかに建つ平屋木造のオフィス
その土地で育った檜を伐採して大断面集成材を作りました。 それを使って大きなワンルームのオフィスを造りました。 梁が作り出す凸凹の屋根と凹凸の床がさまざまな働くシーンを作り出します。 大きなデッキスペースにはカウンター式の仕事場あり、緑化された屋上にはベンチノ用になった床でコミュニケーションが図れます。 田んぼから吹く風を受け、チムニーを使って屋内にも風を起こして熱環境にも配慮されています。
5層2階建のこの家は開放的でドラマチックな空間になりました。
海から100mの敷地に建つこの家は、抜群の展望です。 1階は土間で外部と地続きに繋がり、2階は180°のパノラマビュウー、ロフトに上がると太平洋が望めます。中央の吹抜を順繰りスキップした部屋を通り、上がっていくと、やがて海が見えるという空間構成。更に、メンテ用のハッチから屋根に上がると夏の夜、満点の星をバックに花火も楽しめます。
うなぎの寝床の広がりのある狭小住宅
京都市内における、住宅の計画である。 本計画敷地は、京都においてよく見られる、間口2間(3.6m)の鰻の寝床状敷地で、両隣には建物が間近に隣接する。 間口が狭いため、通常の在来木造工法ではプランの制約が大きすぎると判断し、重量木骨造(SE構法)を採用した。 これは、木材と木材を金物で剛接合することによって、必要な耐力を得られるという特殊な工法である。 ところで、この計画では、間口3.6mという細長い空間をなるべく広く、そしてゆったりと見せることが、最大のテーマであった。 プランニングに関しては、1階にダイニングと、2階にリビングを上下に積んでレイアウトしているが、それらが「一つの大きなLDK空間」として一体感を感じられるように設計を進めた。 それらが一体的に利用されることを目指して、ダイニングとリビングの間に中2階を設け、畳コーナーとした。 また、1階~2階が一体の空間であることを、視覚的に強調するために、室内の壁の1面を、カバ桜の無垢材によって仕上げることとした。 ちなみに、3階には個室がレイアウトされているが、法令上許容される容積を最大限活用するために、3階にはロフトを設けたほか、屋上には花壇付のルーフテラスを設けた。 そのルーフテラスからは、遠くに五山の送り火を望める。
作品名 | 立体的につながる京町家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,旗竿・狭小住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 京都府京都市 |
設計から完成迄の期間 | 2012年6月竣工 |
敷地面積 | 46.19㎡ |
延床面積 | 99.46㎡ |
写真の撮影者 | 内城祐樹 |
色で遊ぶシンプルな鉄骨住宅
育ちざかりの子供たちが、のびのびと過ごすことをモットーにした、家族との触れ合いを大切に、狭いことを活かして快適に暮らせるよう、建築家ならではの発想の転換や設計力と、子育てを経験した母の視点でプランニングしました。 8.8坪の狭小敷地ながら、各階ワンルームを基本として建物全体を一つの住宅空間としてとらえる事で、回遊性と視覚的な広がりが得られて家族相互の気配を感じとり、床面積が狭くても広く感じる空間構成と、光を効果的に取り入れ、明るさと広がりをもたせた、鉄骨3階建て住宅です。 予算を抑えるため、形状はシンプルにして、外観や室内をポップなカラーコーディネートにすることで、日々の暮らしを元気に明るく演出します。
夫婦側の家
長崎市内の狭い道路に挟まれた住宅密集地に建つ鉄骨3階建ての住宅です。ギチギチの法規制の中で、明るく開放感が持てて遊びココロのある住宅を提案しました。内部は風が通りにくい密集地ということも考慮して、珪藻土を壁、天井に塗りました。
中庭のある家・コートハウス
ゆったりとした中庭のあるコートハウスです。 詳細はHPを参照ください http://okuwada.com/
作品名 | ナカニワノイエ-Ⅰ |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,シンプル・ミニマル,デザイナーズ住宅 |
所在地 | 大阪府大阪市 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
間取り | 3LDK |
基礎 | べた基礎 |
外壁 | 既調合モルタルの上 低汚染塗料 |
屋根の形 | 複合 |
壁 | 壁紙 |
床 | オーストラリア桧 |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000~3000万 |
敷地面積 | 約300㎡ |
延床面積 | 116.75㎡(35.31坪) |
所在地 | 大阪市 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 土屋設計 |
施工者 | リビング建築工房 |
写真の撮影者 | 冨田英次 |
素晴らしい景色を満喫することが出来る家
周囲にひろがる素晴らしい景色を満喫することが出来る家を目指しました。 間近に迫る山々の眺めなどを引き立て、邪魔することがないように、出来るだけシンプルな計画としました。
素晴らしい景色を満喫することが出来る家
周囲にひろがる素晴らしい景色を満喫することが出来る家を目指しました。 間近に迫る山々の眺めなどを引き立て、邪魔することがないように、出来るだけシンプルな計画としました。
悪条件を好条件にかえる
一日のうち陽があたるのが、わずか一瞬しかない敷地に建てた、2階半の狭小住宅。 建物は、建蔽率いっぱいに建て、Z方向を活かして、ランマ部分や最上階から光を取り入れた。
中庭と屋根まで広がる住まい
住宅街に建つ、家族4人で暮らすための住宅です。「閉鎖的で明るく広々とした家」というのが大きな要望でした。 敷地は、隣地に囲まれた38坪の旗竿敷地です。 閉鎖的で明るい住宅にするために、建物の中心に中庭を計画しました。そして、中庭のまわりにぐるりと居住空間を配置し、距離感をつくり出すと共に、建築内外に広がりを感じることのできる空間となりました。 また、屋根の上に屋根上テラスを計画し、延床面積30坪程度の小さな住宅でも、床面積に換算されない自由な空間を獲得しました。屋根の上のため、隣人からの視線を気にすることもありません。 とても豊かな空間があふれた住宅です。
作品名 | House J |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | 杉板下見板張り+塗装 |
構造 | 鉄骨増 |
予算帯 | 2000万台 |
敷地面積 | 126.61 (旗竿敷地) |
延床面積 | 114.10 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 清貞信一 |
施工者 | 株式会社住宅消費者組合 |
写真の撮影者 | 松村芳治 |
中庭と屋根まで広がる住まい
住宅街に建つ、家族4人で暮らすための住宅です。「閉鎖的で明るく広々とした家」というのが大きな要望でした。 敷地は、隣地に囲まれた38坪の旗竿敷地です。 閉鎖的で明るい住宅にするために、建物の中心に中庭を計画しました。そして、中庭のまわりにぐるりと居住空間を配置し、距離感をつくり出すと共に、建築内外に広がりを感じることのできる空間となりました。 また、屋根の上に屋根上テラスを計画し、延床面積30坪程度の小さな住宅でも、床面積に換算されない自由な空間を獲得しました。屋根の上のため、隣人からの視線を気にすることもありません。 とても豊かな空間があふれた住宅です。
作品名 | House J |
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ジャンル | 無垢・自然素材,中庭(パティオ)のある家|コートハウス,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | 杉板下見板張り+塗装 |
構造 | 鉄骨増 |
予算帯 | 2000万台 |
敷地面積 | 126.61 (旗竿敷地) |
延床面積 | 114.10 |
所在地 | 山口県周南市城ケ丘 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 清貞信一 |
施工者 | 株式会社住宅消費者組合 |
写真の撮影者 | 松村芳治 |
ミニマムな空間を快適に
都内の密集地に位置する住宅の耐震工事も含めた全体リフォームです。 ミニマムな空間ながら、視線や風の抜けを考え、実際の広さ以上の快適な住まいにリフォームされました。 屋根の一部を切り取ることで屋上テラスも実現しています。 また1階には外部から直接出入りのできるサロンスペースがあり近隣とのコミュニケーションの場をなっています。
作品名 | K邸リフォーム工事 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,都市型住宅,リフォーム・リノベーション |
所在地 | 東京都 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
外の楽しさを部屋の中でも、外でも室内のような快適さを
住宅地では開放的な生活は難しいと考えていませんか?少し工夫することで、自然を楽しむことができます。 敷地の南側は住宅が建ち並ぶことから、ルーバーで囲われた中庭とテラスを挟むことでクッションとし、反対に緑地が広がる北側には大きな窓を設け、室内に取り込むようにしまし た。対照的な2つのそとが季節や時間によって、そして場所の違いによって様々に変化しながら混ざり合い、日々の生活をいきいきと彩ります。 キッチンやリビング、個室など、場所に合ったかたちや位置の窓から、景色や光、風が室内に流れ込みます。使われ方にあわせて景色や光の取り入れをアレンジすることで、外と心地よくつながります。 落ち着いた中庭やテラスでは食事やお茶、読書などが楽しめ、毎日の生活が外へと広がります。プライバシーを保ちながら閉鎖的にならないよう、ルーバーの間隔や幅、素材などを工夫しています。 屋上、階テラス、中庭と変化に富んだ3つのオープンスペースがあり、そのときの用途や気分に合った場所が楽しめます。 自然と親しむ伸びやかな毎日が始まります。
作品名 | 世田谷の住宅 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,シンプル・ミニマル,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 東京都世田谷区 |
構造 | 木造 |
ロケーション | 住宅地 |
構造設計 | 柴村豊士構造設計事務所 |
施工者 | 株式会社幹建設 |
写真の撮影者 | Nacasa & Partners Inc. |
14°振ったヴォリュームが白い箱に貫通し、傾いた壁がトップライトからの光を反射する。
この住宅は、夫婦と2人の子供の為に設計された。 敷地は大阪市の市街地で、面積わずか43.21㎡(13坪)の狭小地である。敷地周辺は、小住宅や、町工場や、小さな事務所ビルが調和なく共存している地域である。この敷地に建っていた建主の以前の住宅は木造2階建てで、近隣も密集しており、住宅の中に光が入らない状況だった。建主は、柱や耐力壁のない、できるだけ広いリビング・ダイニング・キッチンを要望し、住宅の中に、とくに家族が集まるリビング・ダイニング・キッチンに自然光が入ることを望んだ。 まず、敷地面積が狭いことから、建物のヴォリュームは可能な限り敷地いっぱいとった。建主の生活スタイルから1階には夫婦の寝室・水周りを、2階にはリビング・ダイニング・キッチンを、3階には子供達の部屋を、そして屋上にはルーフテラスを配した。構造上2階の道路側には大きな窓は開けられなかった。そこで、3階のヴォリュームを建物の軸に対して14°振り、建物の外壁との間にできる隙間を吹抜けとした。その吹抜けの上部にはトップライトを設け、2階のリビング・ダイニング・キッチンに自然光を落とすことにした。 また3階の平面上14°振った2つの壁の内一方は、垂直に対しても傾かせ、階段と重なる部分は折り返され、折り紙やファセット(彫面)の様になっている。この傾いた壁は、「当たり前さ」からの逸脱により人の感覚を自由にし、と同時に、その傾きの触覚や反射する光は新しい身体の感覚を誘発する。 建物は近隣の建物とは完全に異なった白い箱である。その建物に14°振った3階の筒状のヴォリュームが貫通したような外観になっている。吹抜けには片持ちの箱形階段が浮かんでいる。
作品名 | House in Tamatsu |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,旗竿・狭小住宅,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府大阪市東成区 |
設計から完成迄の期間 | 1年5ヶ月 |
基礎 | 鉄筋コンクリートベタ基礎 |
外壁 | 窯業系サイディングの上水性ウレタン塗装 |
屋根の形 | 陸屋根 |
壁 | PB t=15 AEP塗装 |
床 | パイン無垢材フローリングt=15㎜ |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000〜3000万円 |
敷地面積 | 43.21㎡ |
延床面積 | 94.46㎡ |
所在地 | 大阪府大阪市東成区 |
ロケーション | 都市住宅地 |
構造設計 | TAPS建築構造計画事務所 田口雅一 |
施工者 | 株式会社 中西建築 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
14°振ったヴォリュームが白い箱に貫通し、傾いた壁がトップライトからの光を反射する。
この住宅は、夫婦と2人の子供の為に設計された。 敷地は大阪市の市街地で、面積わずか43.21㎡(13坪)の狭小地である。敷地周辺は、小住宅や、町工場や、小さな事務所ビルが調和なく共存している地域である。この敷地に建っていた建主の以前の住宅は木造2階建てで、近隣も密集しており、住宅の中に光が入らない状況だった。建主は、柱や耐力壁のない、できるだけ広いリビング・ダイニング・キッチンを要望し、住宅の中に、とくに家族が集まるリビング・ダイニング・キッチンに自然光が入ることを望んだ。 まず、敷地面積が狭いことから、建物のヴォリュームは可能な限り敷地いっぱいとった。建主の生活スタイルから1階には夫婦の寝室・水周りを、2階にはリビング・ダイニング・キッチンを、3階には子供達の部屋を、そして屋上にはルーフテラスを配した。構造上2階の道路側には大きな窓は開けられなかった。そこで、3階のヴォリュームを建物の軸に対して14°振り、建物の外壁との間にできる隙間を吹抜けとした。その吹抜けの上部にはトップライトを設け、2階のリビング・ダイニング・キッチンに自然光を落とすことにした。 また3階の平面上14°振った2つの壁の内一方は、垂直に対しても傾かせ、階段と重なる部分は折り返され、折り紙やファセット(彫面)の様になっている。この傾いた壁は、「当たり前さ」からの逸脱により人の感覚を自由にし、と同時に、その傾きの触覚や反射する光は新しい身体の感覚を誘発する。 建物は近隣の建物とは完全に異なった白い箱である。その建物に14°振った3階の筒状のヴォリュームが貫通したような外観になっている。吹抜けには片持ちの箱形階段が浮かんでいる。
作品名 | House in Tamatsu |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,旗竿・狭小住宅,シンプル・ミニマル |
所在地 | 大阪府大阪市東成区 |
設計から完成迄の期間 | 1年5ヶ月 |
基礎 | 鉄筋コンクリートベタ基礎 |
外壁 | 窯業系サイディングの上水性ウレタン塗装 |
屋根の形 | 陸屋根 |
壁 | PB t=15 AEP塗装 |
床 | パイン無垢材フローリングt=15㎜ |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000〜3000万円 |
敷地面積 | 43.21㎡ |
延床面積 | 94.46㎡ |
所在地 | 大阪府大阪市東成区 |
ロケーション | 都市住宅地 |
構造設計 | TAPS建築構造計画事務所 田口雅一 |
施工者 | 株式会社 中西建築 |
写真の撮影者 | 笹倉洋平 |
ペットたちと暮らす家
HIーHouseは夫婦とその母親そして愛犬、愛猫たちと共に暮らす 完全分離の2世帯住宅です。 1階は母親のエリアとキャットルーム、2階は夫婦のパブリックエリア LDK,和室、書斎、ドックハウス)3階は夫婦のプライベートエリア(寝室 ウォークインクロゼット、浴室を含む水廻り)にゾーニングしています。 夫婦の将来も考慮してオール電化です。 ボールト屋根はガルバリウム鋼板葺、外壁はモルタル下地に吹付材で 仕上げています。 内壁と天井は消臭効果のあるチャフウォール塗り、LDKの天井は角材を 長手方向に流して奥行感を出しています。 床は愛犬のために大型のタイル貼で仕上げています。
ペットたちと暮らす家
HIーHouseは夫婦とその母親そして愛犬、愛猫たちと共に暮らす 完全分離の2世帯住宅です。 1階は母親のエリアとキャットルーム、2階は夫婦のパブリックエリア LDK,和室、書斎、ドックハウス)3階は夫婦のプライベートエリア(寝室 ウォークインクロゼット、浴室を含む水廻り)にゾーニングしています。 夫婦の将来も考慮してオール電化です。 ボールト屋根はガルバリウム鋼板葺、外壁はモルタル下地に吹付材で 仕上げています。 内壁と天井は消臭効果のあるチャフウォール塗り、LDKの天井は角材を 長手方向に流して奥行感を出しています。 床は愛犬のために大型のタイル貼で仕上げています。
国産材を使いながらIKEAの家具を組み込んだ充実の家。
この住宅は、2人の可愛いお子さんがいる、30代夫妻の家です。場所は目白台の路地の奥で、土地を安く入手できたことから家づくりが始まりました。付近よりも土地を安く入手できたのは、車が入れない路地の奥に敷地があることが理由で、そのため工事も木材を手で運び、上棟も手で起こすような作業が必要となりました。 周囲が囲まれた環境だったため、採光は上の方からとることにした結果、「抜け」のある圧迫感のない室内を実現することが出来ました。 プランは、2階のLDKを中心に家事動線を集約し、キッチン〜洗濯〜浴室〜テラスが集約されていることで、お仕事をされている奥様の家事作業を機能的にできるようにしています。 1階は主寝室と和室、そして2室をつなげるウォークスルークローゼットで、効率よく収納できるように考えています。 3階は吹き抜けに面したワークスペースと、丸窓がアクセントになっている屋根裏部屋があります。 ワークスペースや玄関の収納はIKEAの家具を使いました。オーナー家族と友人家族、そして私たち家族が組み立て、大工さんに固定してもらいました。家具工事の予算節約だけでなく、愛着のわく家になりました。 設計から工事現場まで、楽しく進めることが出来、施主と設計者と施工者の理想的な協力関係でできた家です。また、構造材には工務店の推めで栃木県那須で生産されている「八溝杉」を使用することが出来ました。産地のわかる国産材を実際に生産者の説明を聞き、製材過程も見たうえでの家づくりは、貴重な体験になりました。
作品名 | 八溝杉の家 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,都市型住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都文京区目白台 |
設計から完成迄の期間 | 1年8ヶ月 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎+地盤改良 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 片流れ |
壁 | クロス |
床 | 無垢フローリング |
構造 | 木造 |
予算帯 | 2000万円台 |
敷地面積 | 99.13 |
延床面積 | 116.85 |
所在地 | 東京都文京区目白台 |
ロケーション | 路地の奥 |
施工者 | 角伊 |
写真の撮影者 | 45g 小島純司 |
オープンカーのような生活が始まります
オープンカーはとても気持ちが良いです。それでは住宅でもできるのでは? 敷地は空地に隣接していることから、方向さえうまく決めれば開放的な構成をとることが可能でした。 建物をすっと切り取ることで、室内がそのまま外になったような気持ちのよい空間が生まれます。そしてそれは建物全体へと広がるでしょう。オープンカーのような生活が始まります。 屋根を切り取られたスペースは、階段によって立体的につながります。テラスが上下につながることで使い勝手が格段に良くなり、生活が自然と外へ外へと引き出されます。 そうしたテラス一体となるように、2階にはリビングルーム、3階にはサンルームを設けます。室内と屋外の2つの階段によって、中と外とがぐるぐるとつながり、住宅地の中でも自然と一体となった毎日です。 屋外のスペースは、周りからは壁や階段、手摺、植栽などがクッションとなり、適度なプライバシーが保たれます。落ち着いたオープンな空間は、食事や読書、昼寝にぴったりです。
オープンカーのような生活が始まります
オープンカーはとても気持ちが良いです。それでは住宅でもできるのでは? 敷地は空地に隣接していることから、方向さえうまく決めれば開放的な構成をとることが可能でした。 建物をすっと切り取ることで、室内がそのまま外になったような気持ちのよい空間が生まれます。そしてそれは建物全体へと広がるでしょう。オープンカーのような生活が始まります。 屋根を切り取られたスペースは、階段によって立体的につながります。テラスが上下につながることで使い勝手が格段に良くなり、生活が自然と外へ外へと引き出されます。 そうしたテラス一体となるように、2階にはリビングルーム、3階にはサンルームを設けます。室内と屋外の2つの階段によって、中と外とがぐるぐるとつながり、住宅地の中でも自然と一体となった毎日です。 屋外のスペースは、周りからは壁や階段、手摺、植栽などがクッションとなり、適度なプライバシーが保たれます。落ち着いたオープンな空間は、食事や読書、昼寝にぴったりです。
分離発注でルーフバルコニーのある3階建
分離発注=オープンシステム方式で、フラット35S断熱区分で融資。 つなぎ融資もうけています。 準防火地域で外壁は金属サイディングを採用。 準耐火建築物です。 床材は 奈良の製材所直送の国産ひのきの無垢板を採用。
2mの段差をつなぐ家
南斜面の中腹を宅地造成したこの土地は、敷地内の北と南で最大2メートルの段差がありました。そこでこの家へのアプローチとなる山手の北側道路と、建物が建つ谷側造成地との分断を自然につなぐため、1階玄関・リビングの床レベルを高床とし、そこから各居室にゆるやかにつながっていくスキップフロアを構成しました。ダイニングの北側には、敷地中央の既存外階段を取り込んだ形で中庭を設け、リビング南の空を切り取る大窓と相まって内外の連続性と広がりを強めながら、光と風が通る気持ちの良い南北の抜けを生んでいます。好きな焼物や絵画を飾り、黒塗りの家具を並べたい、展望台で天体観測がしたい、そんな御夫婦のお住まいです。
作品名 | 平楽の家 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,郊外住宅,現代建築・現代住宅 |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | リシン吹付+ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 変形切妻 |
壁 | 珪藻土 |
床 | ナラフローリング |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 219.39㎡ |
延床面積 | 107.44㎡ |
所在地 | 神奈川県横浜市 |
ロケーション | 郊外 崖地 傾斜地 |
光回廊ギャラリーの吹き抜けから光が降り注ぐ家
敷地の南側に住宅が隣接しているため、ハイサイドライト窓から光を取り入れています。 ハイサイドライトからやわらかな光を落とした光回廊ギャラリーの吹き抜けを中心として、各部屋がゆるやかにつながっています。
作品名 | 光回廊ギャラリーの家 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,都市型住宅,エコ住宅・省エネ住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 埼玉県 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | フラット |
床 | パイン無垢フローリング |
構造 | 木造2階建て |
延床面積 | 96.36㎡ |
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
ロケーション | 住宅地 |
写真の撮影者 | 渡部信光 |
光回廊ギャラリーの吹き抜けから光が降り注ぐ家
敷地の南側に住宅が隣接しているため、ハイサイドライト窓から光を取り入れています。 ハイサイドライトからやわらかな光を落とした光回廊ギャラリーの吹き抜けを中心として、各部屋がゆるやかにつながっています。
作品名 | 光回廊ギャラリーの家 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,都市型住宅,エコ住宅・省エネ住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 埼玉県 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | フラット |
床 | パイン無垢フローリング |
構造 | 木造2階建て |
延床面積 | 96.36㎡ |
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
ロケーション | 住宅地 |
写真の撮影者 | 渡部信光 |
光回廊ギャラリーの吹き抜けから光が降り注ぐ家
敷地の南側に住宅が隣接しているため、ハイサイドライト窓から光を取り入れています。 ハイサイドライトからやわらかな光を落とした光回廊ギャラリーの吹き抜けを中心として、各部屋がゆるやかにつながっています。
作品名 | 光回廊ギャラリーの家 |
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ジャンル | シンプル・ミニマル,都市型住宅,エコ住宅・省エネ住宅,無垢・自然素材 |
所在地 | 埼玉県 |
設計から完成迄の期間 | 1年 |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | フラット |
床 | パイン無垢フローリング |
構造 | 木造2階建て |
延床面積 | 96.36㎡ |
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
ロケーション | 住宅地 |
写真の撮影者 | 渡部信光 |
屋上庭園がある、住宅です。
一階はコンクリート、二階は木造の住宅です。敷地に対して、十字形に建物を配置し、コーナーに四つの庭を設けました。その上に真中をあけるように、木造の二階を作り、屋上庭園をつくりました。
作品名 | 籠原の家 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,コンクリート打放し,郊外住宅 |
所在地 | 埼玉県籠原市 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
外壁 | ガルバリウム鋼板スパンドレル、RC打ち放し(杉板本実型枠) |
構造 | RC造+木造 |
敷地面積 | 332㎡ |
延床面積 | 228㎡ |
所在地 | 埼玉県籠原市 |
構造設計 | 山田構造設計事務所 |
施工者 | 山崎工務店 |
写真の撮影者 | 吉田誠 |
屋上庭園がある、住宅です。
一階はコンクリート、二階は木造の住宅です。敷地に対して、十字形に建物を配置し、コーナーに四つの庭を設けました。その上に真中をあけるように、木造の二階を作り、屋上庭園をつくりました。
作品名 | 籠原の家 |
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ジャンル | 中庭(パティオ)のある家|コートハウス,コンクリート打放し,郊外住宅 |
所在地 | 埼玉県籠原市 |
設計から完成迄の期間 | 2年 |
外壁 | ガルバリウム鋼板スパンドレル、RC打ち放し(杉板本実型枠) |
構造 | RC造+木造 |
敷地面積 | 332㎡ |
延床面積 | 228㎡ |
所在地 | 埼玉県籠原市 |
構造設計 | 山田構造設計事務所 |
施工者 | 山崎工務店 |
写真の撮影者 | 吉田誠 |
うなぎの寝床に建つ都市住宅
商店街の中にある棟割長屋の一角を解体して建てた住宅です。 間口4m、奥行20mの敷地。 テナント、賃貸住居、そしてクライアントご家族の住まわれる 住居をつくりました。 室内は、無垢や自然素材を多く取り入れました。
作品名 | 4×20 Small House |
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ジャンル | 無垢・自然素材,都市型住宅,旗竿・狭小住宅 |
所在地 | 東京都中野区 |
敷地面積 | 81.14㎡ |
延床面積 | 180.54㎡ |
明るく開放的な二世帯住宅
南側に山、北側に海、という素晴らしい環境の両方を取り込んだ、明るく開放的な家を目指しました。 山と海の境界線に、崖から突き出すような形で、シンプルな木の箱をそっと置くように配置しました。 シンプルな箱の中に、屋外空間も収めました。内部はゆるやかに仕切られていて、開け放てば、外部空間やその周囲の眺望をも取り込んだ広々としたスペースとなります。 1階・2階は、完全に分離された二世帯住宅となっており、シンプルでありながらも、それぞれ独自の空間となるように配慮しました。
明るく開放的な二世帯住宅
南側に山、北側に海、という素晴らしい環境の両方を取り込んだ、明るく開放的な家を目指しました。 山と海の境界線に、崖から突き出すような形で、シンプルな木の箱をそっと置くように配置しました。 シンプルな箱の中に、屋外空間も収めました。内部はゆるやかに仕切られていて、開け放てば、外部空間やその周囲の眺望をも取り込んだ広々としたスペースとなります。 1階・2階は、完全に分離された二世帯住宅となっており、シンプルでありながらも、それぞれ独自の空間となるように配慮しました。
子どもの自立を育む空間
LDK、子どもスペース、玄関、廊下が一体となった平屋のワンルームの真ん中に大きな水庭を提案。この水庭の存在が、家族それぞれが何処に居ても、離れていながら繋がっているという程良い距離感を保ち、大人だけでなく、子どもにとっても安心感を生み、その結果、自立を育む環境が創れたのではないかと実感しております。 詳しくは、 コチラ≫
作品名 | 水庭の家 |
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ジャンル | 現代建築・現代住宅,シンプル・ミニマル,中庭(パティオ)のある家|コートハウス |
所在地 | 栃木県真岡市 |
間取り | 3LDK |
基礎 | ベタ基礎 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
屋根の形 | 陸屋根 |
壁 | 漆喰 |
床 | ラワン合板 |
構造 | 木造 |
敷地面積 | 410.43㎡ |
延床面積 | 115.93㎡ |
所在地 | 栃木県真岡市 |
ロケーション | 住宅地 |